尾上松也 (2代目)

日本の歌舞伎役者 (1985-) ウィキペディアから

尾上松也 (2代目)

二代目 尾上 松也(おのえ まつや、1985年1月30日[1] - )は、日本歌舞伎役者俳優声優東京都中央区銀座7丁目で生まれ育った[1][2]屋号音羽屋家紋抱き若松歌舞伎名跡尾上松也」の当代。身長178cm[3]IMYのメンバー。

概要 屋号, 定紋 ...
にだいめ おのえ まつや
二代目 尾上 松也

2014年12月
屋号 音羽屋
定紋 抱き若松
生年月日 (1985-01-30) 1985年1月30日(40歳)
本名 井上 龍一いのうえ りゅういち
襲名歴 1. 二代目 尾上 松也
出身地 日本東京都中央区
六代目尾上松助
兄弟 春本由香(妹)
公式サイト 尾上松也公式サイト
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父は六代目尾上松助、母は元新派女優の河合盛恵[4]、祖父は新派名脇役の春本泰男、祖母は新橋芸者で『東をどり』の清元節唄方の名手だった清元延はる寿[注 1]、叔父は大谷桂三(初代尾上松也)、妹は新派女優の春本由香[7]。所属:松竹エンタテインメント

略歴

要約
視点

1990年(平成2年)5月、5歳のとき、歌舞伎座で父・尾上松助の襲名披露に併せ、二代目尾上松也として『伽羅先代萩』の鶴千代役で初舞台。父・松助の襲名披露記者会見の前日に、当時の松竹会長・永山武臣の「息子はいくつになった?出しちゃえ」という鶴の一声で初舞台が決まった[8][9]

以後、父・松助の血を受け継ぎ、数々の子役で多くの賞を受ける。

10代後半から20代前半は、「弁天娘女男白浪」の伜宗之助などの若衆役や、「人情噺文七元結」の長兵衛娘お七、「児雷也豪傑譚話」成金コギャルお辰などの女形を中心に、父・松助が所属する、七代目尾上菊五郎率いる菊五郎劇団で活動してきた。

2005年(平成17年)12月26日、20歳のとき、父・松助が死去した。父の弟子であった3人には「何もできないから他の方に弟子入りし直してくれて構わない」と話したが、全員がこのまま松也の弟子となると言ってくれたという。「父親から受け継いだ一番の財産が、この3人の弟子であると考えている」と発言している[8]

父の死去後、「これまでのようにゆったりと過ごしているわけにはいかない」と、市川猿之助 (4代目)(当時は亀治郎)の自主公演出演をきっかけに、自らも2009年から自主公演『挑む』を年1回のペースで継続して主催している。

20代後半からは、「寿曽我対面」の曽我五郎時政、「隅田川花御所染」の猿島惣太、「菅原伝授手習鑑」の舎人桜丸、武部源蔵など立役を中心に活躍。

2012年、重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となった[10]。「ボクの四谷怪談」以降、歌舞伎と並行してミュージカルにも出演している。2016年にはミュージカル『狸御殿』で、また、2018年には新感線☆RS『メタルマクベス』disc2で、主演を務めた。

2014年は、端整な容姿と涼やかなよく通る声を活かし、一気に開花する年となった。6月にはコクーン歌舞伎にて「三人吉三」のお坊吉三に抜擢され、連日立ち見が出るほどの大成功を収めた(和尚吉三 中村勘九郎、お嬢吉三 中村七之助)。 以降バラエティー番組にも多数出演し、知名度も大きく上がった。12月にはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員を務めた。

2015年1月の新春浅草歌舞伎では、中心となる花形全員が20歳代という一気に世代交代した中で、リーダー役を務め、「仮名手本忠臣蔵5.6段目」の早野勘平などを演じた。課題はあるが、実年齢に近い、絵になる勘平との評価を得た[11]。同年3月には京都南座で、1月の新春浅草歌舞伎とほぼ同じ若いメンバーで1か月の公演がなされ、松也は「鳴神」の鳴神上人、「弁天娘女男白浪」の弁天小僧菊之助などを演じた。また、9月には、新作歌舞伎「あらしのよるに」で、前月まで演じていたミュージカル「エリザベート」のルキーニ役とは180度異なる ヤギめい役を演じ(座頭はガブ役の中村獅童)好評を得、これらの実績が評価され、2016年には、第37回松尾芸能賞新人賞を受賞した。

その他、2016年9月には『九月新派特別公演』で新派初出演と妹の春本由香との共演を果たし[12]、その後も、ディズニー映画の声優や、連続テレビドラマの主演を務めるなど、ますます活躍の場を広げている。

2019年1月23日、山崎育三郎城田優とユニット『IMY(あいまい)』を結成。ユニット名は3人の名前のアルファベットの頭文字を組み合わせたものである。同年4月20日にBunkamuraオーチャードホールで旗揚げ公演が開催されることも併せて発表した[13]。また、旗揚げ公演に先駆けニッポン放送において特別番組が放送された[14]

得意の歌唱を活かし、2020年の大晦日にはももいろ歌合戦BS日テレニッポン放送AbemaTV)へ初出場。

2022年1月14日、新型コロナウイルスの濃厚接触者に該当する可能性があるとして、東京・歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」(27日まで)の第三部「岩戸の景清」の出演を取りやめることとなったことを松竹が発表する。松也が務める予定だった悪七兵衛景清役は、14日から当面の間、市川猿弥が務めることも発表された[15]

同年4月1日、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、同月3日の巨人・阪神戦(東京ドーム)で行う予定だった始球式が取りやめとなった[16]

2023年7月、新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)』で初めて演出を手がける[17]

来年の新春浅草歌舞伎PRインタビューに於いて、中止期間の2回も含め自分たちの責任公演として10年目にあたる2024年1月で自分自身は卒業し、先輩方同様に次の世代に可能性がつながるような、いい形でバトンを渡したいと語っている(2023年10月時点 [注 2])。

人物

要約
視点

本名の龍一は幕末の志士・坂本龍馬から採られたもの。2代目松也の両親が坂本龍馬が登場人物のひとりである新派の舞台『寺田屋お登勢』で出逢って結婚したという経緯もあって、息子に龍馬の名から一字をつけた。そのことを両親から聞かされた松也は「学校の授業などで龍馬の名が出ると、親戚の兄さんが出てきたような気になった」と語っている[19]

各種お稽古事は次の通り。 ①日本舞踊:尾上菊之丞三世藤間勘祖(中学入学後習い始め)②清元節の浄瑠璃。過去に長唄三味線、小鼓、大鼓、太鼓(※2010年当時)[20]

趣味は野球とフットサル。

野球は、父の影響を受けて読売ジャイアンツの大ファンである。小学生の頃は軟式の少年野球チームに属し、学校や歌舞伎座に行く際も必ず鞄にグローブとボールを入れて持ち歩いていた。現在は歌舞伎役者や大道具スタッフらの草野球チームに属しており、松本幸四郎 (10代目)(当時は7代目染五郎)率いるアダルトチームと松也が属するヤングチームで、東京ドームを借り切って対戦したこともある。その際の国歌斉唱は、松本白鸚 (2代目)(当時は9代目幸四郎)が行った[21]

フットサルでは、堀越高校時代の仲間が中心で中村七之助なども属する2009年に作ったチームのキャプテンを務めている[20][22]

若手の歌舞伎役者仲間で「歌舞伎ダーツクラブ」を作っている。リーダーは、二代目中村勘太郎(のち六代目中村勘九郎)。メンバーは、四代目中村梅枝・二代目尾上松也・四代目中村種太郎(のち四代目中村歌昇)中村壱太郎坂東新悟など(※2010年当時)[23]

市川猿之助 (4代目)(当時は2代目亀治郎)に連れられて「ライオンキング」を鑑賞したことがきっかけで、ミュージカルに興味を持つ。

カラオケ等で歌ったミュージカルソングを仲間内で誉められ、オーディションを受けるなどするうちに(ただし、この段階ではすべて落選していた)、蜷川幸雄演出の「ボクの四谷怪談」に出演する機会を得た[24]

俳優の生田斗真堀越高校時代の同級生で、高校時代は互いの家を頻繁に行き来していた仲である。中村七之助 (2代目)や嵐の松本潤は一学年上であるが、ホームルーム等が一緒だったこともあり仲が良く、今も交流がある[25]

2022年7月31日放送分の日本テレビ『ゼロイチ』に出演し、街ブラロケで宮下草薙と共演して以来、メンバーの宮下兼史鷹とはボードゲームで遊んだりするほど親交がある[26]

大の甘党でありスイーツ好きを自称する。2014年8月の自主公演『挑む』開催時では佐賀県および日本橋老舗 江戸文化研究會とコラボレーションし、オリジナルのスイーツ「松也プロデュース 『挑む』限定 有田焼風鈴(ぷりん)あんみつ」をプロデュースしている[27]。また、連続ドラマ初主演作となった『さぼリーマン甘太朗』の飴谷甘太朗役[28]や劇場アニメ『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』に登場するパティシエのジャン=ピエール・ジルベルスタイン役[29]など、スイーツにまつわる役を演じる際には、役作りを楽しんでいたという[30]

好きな耳たぶを噛みたいという重度の耳フェチ。特に好きな耳たぶは、外気に冷やされた時の耳たぶ。軟骨の少ない柔らかい耳も好きであると爆笑問題の日曜サンデーゲスト出演時に語っている。

コロナ禍2020年のステイホーム期間中にキャンドル及びおにハマり、自宅にキャンドルを100個以上収集し[31][32][33]、夜間は室内照明を使わずにキャンドルの灯りで過ごすなど、天然の「炎」から癒やしを得ている[34]。 雑誌やTV等のメディアでキャンドルの素晴らしさを熱く語るうちに趣味が高じて、2021年7月、『一般社団法人 日本キャンドル協会』の理事の1人に就任となった[35]

息子が生まれたらメジャーリーガーになってもらいたいと言っている[36]

好きな食べ物はジンギスカン。『充電させてもらえませんか?』に出演した時に質問されてそのように答え、ロケ中に実際食べる機会があった。

出演作

舞台

歌舞伎(主なもの)

  • 伽羅先代萩 - 足利鶴千代(1990年5月、歌舞伎座(初舞台))、一子千松(1991年11月、歌舞伎座)(1993年2月、歌舞伎座)
  • 源平布引滝 - 伜太郎吉(1990年9月、歌舞伎座)(1993年1月、国立劇場(国立劇場特別賞受賞))
  • 重の井子別れ - 自然生の三吉 実は 与作子与之助(1990年12月、祇園甲部歌舞練場)(1992年4月 金丸座)(1992年9月、歌舞伎座)
  • 盛綱陣屋 - 高綱一子小四郎(1991年10月、国立劇場(国立劇場特別賞受賞))(1994年11月、歌舞伎座)(1997年3月、大阪松竹座
  • 仮名手本忠臣蔵 - 大星力弥(2001年3月、新橋演舞場
  • 人情噺文七元結 - 長兵衛娘お久(2001年7月、国立劇場)(2002年2月、博多座
  • 傾城反魂香 - 土佐修理之助(2001年10月、三越劇場)(2011年11月、新橋演舞場)
  • 弁天娘女男白浪 - 伜宗之助(2003年1月、歌舞伎座)(2004年7月、大阪松竹座) - 赤星十三郎(2004年10月、三越劇場)(2006年11月、新橋演舞場)
  • 児雷也豪傑譚話 - 娘・お辰(2004年4月、御園座)(2005年3月、南座)(2005年11月、新橋演舞場)
  • 磯異人館 - 集成館警固役 岡野周三郎(2007年8月、歌舞伎座) - 薩摩藩外国掛 五代才助(2018年2月、博多座)
  • 双蝶々曲輪日記 角力場 - 山崎屋与五郎/放駒長吉(2008年4月、金丸座)、放駒長吉(2017年1月、浅草公会堂
  • 夏祭浪花鑑 - 一寸徳兵衛(2008年4月、金丸座)、- 五島磯之丞(2011年3月、博多座) - 一寸徳兵衛(2017年7月、大阪松竹座)
  • 源平布引滝 - 御台葵御前(2008年9月、新橋演舞場)
  • 三人吉三巴白浪 - 手代十三郎(2009年11月、新橋演舞場)
  • 連獅子 - 仔獅子の精(2010年3月、南座)※親獅子は中村獅童/ - 親獅子の精(2017年2月、大阪松竹座)
  • 葛の葉 - 安部保名(2011年12月、平成中村座(隅田公園)、2015年4月、金丸座)
  • 仮名手本忠臣蔵 - 顔世御前(2012年4月、新橋演舞場)
  • 寿曽我対面 - 曽我五郎時政(2013年1月、浅草公会堂)(2019年1月、浅草公会堂)
  • 極付幡随長兵衛 - 出尻清兵衛(2013年1月、浅草公会堂)
  • 隅田川花御所染 - 猿島惣太 実は 粟津七郎(2013年3月、国立劇場)
  • 太刀盗人 - すっぱの九郎兵衛(2013年5月、南座)
  • 権三と助十 - 駕籠舁助十(2013年11月、明治座)
  • 吹雪峠 - 助蔵(2014年3月、南座)(2016年12月、歌舞伎座)
  • 菅原伝授手習鑑 加茂堤・車引 - 舎人桜丸(2014年4月、金丸座)
  • 菅原伝授手習鑑 寺子屋 - 武部源蔵(2014年4月、金丸座)(2016年12月、歌舞伎座)
  • コクーン歌舞伎三人吉三」 - お坊吉三(2014年6月・7月、シアターコクーン / まつもと市民芸術館
  • 仮名手本忠臣蔵 五・六段目 - 早野勘平(2015年1月、浅草公会堂)
  • 鳴神 - 鳴神上人(2015年3月、南座)
  • 弁天娘女男白浪 - 弁天小僧菊之助(2015年3月、南座)
  • 新作歌舞伎 あらしのよるに - ヤギめい(2015年9月 南座)(2016年12月、歌舞伎座)(2018年11月、博多座)
  • 音羽嶽だんまり - 音羽夜叉五郎(2015年10月、歌舞伎座)
  • 本朝廿四孝 - 武田勝頼(2015年12月、歌舞伎座)
  • 重戀雪関扉 - 良峯少将宗貞(2015年12月、歌舞伎座)
  • 妹背山婦女庭訓 - 烏帽子折求女 実は 藤原淡海(2015年12月、歌舞伎座)(2018年6月 歌舞伎座)
  • 与話情浮名横櫛 源氏店の場 - 切られ与三郎(2016年1月、浅草公会堂)
  • 義経千本桜 川連法眼館の場 - 佐藤忠信・忠信 実は 源九郎狐(2016年1月、浅草公会堂)
  • 不知火検校 - 丹治弟玉太郎(2016年4月、歌舞伎座)
  • 幻想神空海 - 橘逸勢(2016年4月、歌舞伎座)
  • 義経千本桜 いがみの権太 - 主馬小金吾(2016年6月、歌舞伎座)
  • 義経千本桜 吉野山 - 佐藤忠信 実は 源九郎狐(2017年1月、浅草公会堂)
  • 棒しばり - 次郎冠者(2017年1月、浅草公会堂)
  • 義経千本桜 渡海屋・大物浦 - 渡海屋銀平 実は新中納言知盛(2017年2月、大坂松竹座)(2018年2月、博多座)
  • 鎌倉三代記 - 三浦之助義村(2017年6月、歌舞伎座)
  • 盟三五大切 - 若党六七八右衛門(2017年7月、大阪松竹座)
  • マハーバーラタ戦記 - 梵天阿龍樹雷王子(2017年10月、歌舞伎座)
  • 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿 - 徳川綱豊卿(2018年1月、浅草公会堂)
  • 双蝶々曲輪日記 引窓 - 濡髪長五郎(2018年1月、浅草公会堂)
  • 滝の白糸 - 村越欣弥(2018年3月、歌舞伎座)
  • 幸助餅 - 大黒屋幸助(2018年12月、歌舞伎座)
  • 義賢最期 - 木曽先生義賢(2019年1月、浅草公会堂)
  • 曽我綉侠御所染 御所五郎蔵 - 御所五郎蔵(2019年5月、歌舞伎座)
  • 寿式三番叟 - 三番叟(2019年6月、歌舞伎座)
  • 三人吉三巴白浪 - お嬢吉三(2019年10月、歌舞伎座)
  • 風の谷のナウシカ - ユパ(2019年12月、新橋演舞場)
  • 菅原伝授手習鑑 寺子屋 - 松王丸(2020年1月、浅草公会堂)
  • 仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場 - 大星由良之助(2020年1月、浅草公会堂)
  • 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿 - 富森助右衛門(2020年6月、博多座)※新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言により全公演中止
  • 与話情浮名横櫛 - 鳶頭金五郎(2020年6月、博多座)※全公演中止
  • 高坏 - 次郎冠者(2020年6月、博多座)※全公演中止
  • 彦山権現誓助剱 毛谷村 - 毛谷村六助(2020年8月 - 9月 巡業)※全公演中止
  • 二人椀久 - 椀屋久兵衛(2020年8月 - 9月 巡業)※全公演中止
  • 四変化 弥生の花浅草祭 - 神功皇后、善玉、通人、獅子の精(2020年12月、歌舞伎座)
  • 壽浅草柱建 - 曽我五郎時致(2021年1月、歌舞伎座)
  • 勧進帳 - 富樫左衛門[B日程](2021年4月、歌舞伎座)※一部公演中止
  • コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」 - 一寸徳兵衛/徳兵衛女房お辰(2021年5 - 6月、シアターコクーン / まつもと市民芸術館)
  • 天竺徳兵衛新噺 小平次外伝 - 尾形十郎(2021年10月、歌舞伎座)
  • 俄獅子 - 鳶頭(2021年10月、歌舞伎座)
  • 難有浅草開景清 岩戸の景清 - 悪七兵衛景清(2022年1月、浅草公会堂)
  • 傾城反魂香 土佐将監閑居の場 - 狩野雅楽之助(2023年1月、浅草公会堂)
  • 連獅子 - 狂言師右近後に親獅子の精(2023年1月、浅草公会堂)
  • 寿曽我対面 - 曽我五郎時致(2023年5月、歌舞伎座)
  • 新作歌舞伎 刀剣乱舞 月刀剣縁桐 - 三日月宗近(2023年7月、新橋演舞場)[37][38]※演出を担当[17]
  • 新作歌舞伎 流白浪燦星 - 石川五ェ門(2023年12月、新橋演舞場)

自主公演

  • 挑む 若き歌舞伎役者の舞(2009年11月28日、前進座劇場) - 松の羽衣、太刀盗人
  • 挑む 歌舞伎役者の華麗な舞(2010年11月29日、玉川区民会館) - 鶴亀、二人椀久、棒しばり
  • 挑む 歌舞伎役者の粋と意気(2011年8月20日・21日、前進座劇場) - 子宝三番叟、三社祭、与話情浮名横櫛-源氏店-
  • 挑む 〜外伝〜(2012年8月6日・7日、セルリアンタワー能楽堂) - 翁千歳三番叟、狂言 樋の梅、素襖落
  • 挑む 傾く者の繋ぐ技量(2013年8月22日・23日、日本橋公会堂) - 助六、三人吉三巴白浪-大川端庚申塚の場-、身替座禅
  • 挑む 熱き役者の新たな軌跡(2014年8月13日 - 15日、日本橋公会堂) - 双蝶々曲輪日記-引窓-、お祭り
  • 挑む 更なる幕へ勇みし気迫(こころ)(2015年8月8日、神奈川芸術劇場) - 操り三番叟、二人椀久、二人袴
  • 挑む 〜外伝〜(2016年7月13日 - 15日、セルリアンタワー能楽堂) - 素踊り汐汲、橋弁慶、新設武悪
  • 挑むVol.9 大阪公演(2017年8月4日-6日、ABCホール) - 三社祭、二人袴(ふたりばかま)
  • 挑むVol.9 東京公演(2017年8月22日-24日、日本橋公会堂) - 番町皿屋敷(番町青山家の場)、乗合船恵方萬歳
  • 挑むVol.10~完~(2021年8月13日-22日、本多劇場)「赤胴鈴之助」 - 赤胴鈴之助、平将門、金野鉄之助

歌舞伎、自主公演以外

映画

配信映画

テレビドラマ

テレビアニメ

劇場アニメ

吹き替え

映画(吹き替え)

アニメ

テレビ番組

バラエティ・教養

特番
  • 第65回NHK紅白歌合戦(2014年12月31日、NHK総合・ラジオ第1) - 審査員
  • 尾上松也の泣いて!笑って!元気が出る言葉(2019年3月17日、BS11)
  • ももいろ歌合戦BS日テレニッポン放送AbemaTV、2020年12月31日)
  • 忌憚ナク蔵の満足度調査(2021年2月11日、テレビ朝日)- 忌憚ナク蔵(調査員)
    • 企業満足度調査員 忖度ナシ蔵&ナンシー(2021年4月14日、テレビ朝日) - 忖度ナシ蔵(調査員)
    • 企業満足度調査員 忌憚ナク蔵&ナンシー(2021年8月11日・2022年10月15日、テレビ朝日) - 忌憚ナク蔵(調査員)
    • 企業満足度調査員 忌憚ナク蔵&ナンシー&ナシ太郎(2021年9月28日、テレビ朝日)- 忌憚ナク蔵(調査員)
    • 企業満足度調査員 忌憚ナク蔵&ナシ太郎(2023年1月7日、テレビ朝日)- 忌憚ナク蔵(調査員)
    • 企業満足度調査員 忌憚ナク蔵&ナク美(2023年5月20日、テレビ朝日)- 忌憚ナク蔵(調査員)
  • 水曜NEXT!(フジテレビ)
    • 哀愁のど自慢、泣かないで…(2022年5月12日(11日深夜)・19日(18日深夜)) - MC
    • ステキな二番煎じ!!(2023年3月8日(7日深夜)・15日(14日深夜)) - MC
  • 激録!未知の巨大生物を掘り当てろ!化石ハンター(2022年7月23日、BSテレ東)) - MC
  • 名曲マスター(2023年1月1日、テレビ朝日) - MC
  • SWITCHインタビュー 達人達「原辰徳 × 尾上松也」(2023年2月20日・27日、NHK Eテレ)
  • はじめまして!一番遠い親戚さん(2023年8月15日、日本テレビ系列)

ドキュメンタリー

ネット番組

ラジオ番組

CM

雑誌

電子雑誌

  • GOODA 11月号(2023年11月15日、株式会社ブランジスタメディア) - カバーモデル[96]

監修

受賞

  • 国立劇場特別賞(1991年) - 盛綱陣屋高綱 一子小四郎役にて受賞
  • 国立劇場特別賞(1993年) - 源平布引滝 倅太郎吉役にて受賞
  • 歌舞伎座賞(1993年) - 実録先代萩 一子千代松役にて受賞
  • 国立劇場特別賞(1996年) - 妹背山婦女庭訓 倅三作役にて受賞
  • 第11回日本映画批評家大賞(2001年) - 「シベリア超特急2」で新人賞[98]
  • ネイルクイーン2014(2014年) - メンズ部門
  • 第37回松尾芸能賞新人賞(2016年)[99]
  • 第33回浅草芸能大賞新人賞(2016年度)

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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