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日本の男性雑誌 ウィキペディアから
『GQ JAPAN』(ジーキュウジャパン)は、コンデナスト・ジャパンが発売している男性向けファッション・カルチャー雑誌である。毎月24日発売。
1931年にアメリカで創刊され、世界19か国で発行・発売されている[1]、アメリカの代表的な男性ファッション雑誌・『GQ』[2]の日本版。雑誌名はGentlemen's Quarterlyの略で、初期は季刊であったことから「男性向け季刊誌」を意味する。アメリカ版の発行部数は93万部[2]。
若手ビジネスマンをターゲットとし、主に、世界的名門ファッションブランドの新作コレクション、高級腕時計などファッション関連、政治・経済、芸能、IT、ビジネスノウハウなどのジャーナリズム、車、グルメといったカルチャー関連のテーマを幅広く取り上げる。
『GQ JAPAN』は1993年2月6日、中央公論社(現中央公論新社)より初創刊。表紙はビル・クリントンとアル・ゴア。特集は「THE ROCK'N' ROLL 40年。創刊発行人は嶋中鵬二、編集人は嶋中行雄[3]。[4]
1997年6月号より中央公論社の関連会社中央公論インターナショナルに編集業務を移管、1999年8月号より中央公論インターナショナルから嶋中書店に改名した同社からの編集発行に。 2001年 12月、コンデナスト・パブリケーションズとのライセンス契約満了により2002年1月号で休刊。
2003年6月号としてコンデナスト・パブリケーションズが100%出資するコンデナスト・ジャパン[5]が再創刊。再創刊時の編集発行人は、元マガジンハウスの斎藤和弘。再創刊号の特集は「小泉首相にアポなしで会える人!?」。また、藤原紀香の大胆なショットを掲載し話題を呼んだ。
発行部数は公称65,000部[6]。2012年5月号よりリニューアルし、ファッションに関する特集・連載を増やしたほか、綴じ側が右から左に変更された。記事の内容は本国版と似通っているが、大部分が日本固有のもので、お笑い芸人、グラビアアイドルなど日本の芸能界に関する記事も掲載される。誌面の肩に「GQ PROMOTION」と表記された特集は特定スポンサーとのタイアップ(記事広告)で、1号につき1 - 5か所に掲載されている。巻末には自社広告ページがあり、このうち4面が本誌オフィシャルサイト、iPad・iPhone・iPod touch向けアプリ、VOGUE JAPAN(2面)に割り当てられる。WIRED、VOGUE HOMMESなどの発売日に近い号では、これらの媒体にもページが割り当てられる。
日本以外の一部の国では、増刊号としてファッション関連の掲載を増やした『GQ Style』も発売されている。日本でも『VOGUE HOMMES JAPAN』休刊後、2013年5月号の別冊付録として2013年春夏号が展開され、その後2013年秋冬号からの単独創刊が予定されていた[7]が、この1号限りで中止となった。
2010年5月、紙媒体のコンテンツにムービーなどを加えたデジタルマガジンを創刊。GQ JAPANストアアプリからのダウンロード数は61,000[8]。
2006年から「GQ Men of the Year」が日本でもスタートし、各分野で活躍した男性を毎年表彰している[9][10]。
2012年には、「GQ Woman of the Year」として、草間彌生が初めて女性が受賞。
2013年には、GQ JAPANの創刊10周年を記念し、10年間活躍を続けてきた男性を称える「GQ Men of the Decade 2013」も合わせて表彰された[11]。
2015年には今後さらなる活躍が期待される人を称えるとして、特別賞「Discovery of the Year」が創設され、第1回の受賞者はBABYMETALだった[12]。
※ 肩書は表彰当時のもの。
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