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赤十字血液センター(せきじゅうじけつえきセンター)は、日本において輸血用血液の採血、製造、供給を行っている日本赤十字社の施設である。
安全で有効な輸血用血液を医療機関が必要とするだけ供給すること。この事業は、2003年7月30日施行の安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律改正法が根拠となる法律であるが、その他にも薬事法、医師法の制約も受ける。
血液製剤の安全性対策費用が逓増する一方で、特に血漿製剤を中心に製造した血液製剤の使用量が減少したことから、慢性的赤字に悩まされている。
採血、検査、製剤、供給の4部門に分かれる。GMP上では採血業、製造業、販売業に分かれる。
読売新聞は2007年7月3日付で、「日赤が輸血用血液製剤を製造する拠点を20に統合する計画を進めている」と報じた[1]。
すでに一部の赤十字血液センターにおいては、製剤業務の統廃合が実際に行われた。
全国に7つのブロック血液センターと、各都道府県に1つずつ計47か所の血液センターが設置されている。
名称 | 所在都市 | 位置 | 献血受入量 |
---|---|---|---|
日本赤十字社北海道ブロック血液センター | 北海道札幌市 | 北緯43度4分13秒 東経141度18分4.3秒 | 28万人分/年[2] |
日本赤十字社東北ブロック血液センター | 宮城県仙台市 | 北緯38度21分13.5秒 東経140度50分38.4秒 | 39万人分/年[3] |
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター | 東京都江東区 | 北緯35度38分50.3秒 東経139度48分47.8秒 | 190万人分/年[4] |
日本赤十字社東海北陸ブロック血液センター | 愛知県瀬戸市 | 北緯35度11分28.1秒 東経137度5分21秒 | 72万人分/年[5] |
日本赤十字社近畿ブロック血液センター | 大阪府茨木市 | 北緯34度51分28.2秒 東経135度31分35.5秒 | 88万人分/年[6] |
日本赤十字社中四国ブロック血液センター | 広島県広島市 | 北緯34度22分44.4秒 東経132度27分11.4秒 | 50万人分/年[7] |
日本赤十字社九州ブロック血液センター[注釈 1] | 福岡県久留米市 | 北緯33度20分5.7秒 東経130度32分12.4秒 | 60万人分/年[8] |
名称 | 所在都市 | 位置 |
---|---|---|
日本赤十字社血漿分画センター | 北海道千歳市 | 北緯42度47分40.8秒 東経141度36分58.7秒 |
日本赤十字社血液管理センター | 京都府福知山市 | 北緯35度17分10.4秒 東経135度9分15.1秒 |
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