神奈川県警察
神奈川県の警察組織 ウィキペディアから
神奈川県の警察組織 ウィキペディアから
神奈川県警察(かながわけんけいさつ、Kanagawa Prefectural Police)は、神奈川県に置かれた警察組織。神奈川県を管轄区域とし、神奈川県警と略称する。神奈川県公安委員会の管理を受ける[3]。関東管区警察局管内[4]。本部所在地は横浜市中区海岸通2丁目4番地[2]、庁舎は20階建て91.8m[5]の高層ビルである。
神奈川県警察 | |
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| |
神奈川県警察本部 | |
役職 | |
本部長 | 和田薫(警視監)[1] |
警務部長 | 堀内尚(警視監) |
組織 | |
上部組織 | 神奈川県公安委員会 |
内部組織 |
総務部 警務部 生活安全部 地域部 刑事部 組織犯罪対策本部 交通部 警備部 横浜市警察部 川崎市警察部 相模原市警察部 警察学校 相模方面本部 警察署 |
概要 | |
所在地 |
横浜市中区海岸通2丁目4番地[2] 北緯35度26分59.7秒 東経139度38分27.7秒 |
定員 | 17,074人(警察官15,359人、一般職員1,715人) |
年間予算 | 1968億3800万円(当初予算)(令和3年度) |
設置 | 1954年(昭和29年)7月1日 |
前身 | 神奈川県警察部 - 国家地方警察神奈川県本部 |
ウェブサイト | |
神奈川県警察 |
大規模警察本部であり、本部長の階級は警視監[1][注釈 1]。
以下はいずれも2024年4月現在[8]
横浜市西区所在。第一、第二方面担当
川崎市中原区(中原警察署内)所在。第三方面担当
相模原市南区所在。第四方面担当。
藤沢市(藤沢警察署内)所在。第五、第六方面担当
横浜市栄区所在。(本校)
54の警察署を有する。各署長の階級は、大規模署のうち12署(伊勢佐木・戸部・神奈川・鶴見・港北・川崎・相模原・平塚・小田原・厚木・大和・横須賀)が警視正(国家公務員)、それら以外の各署は警視の者が就く。
警察署数は10。※警察車両ナンバー地名は「横浜」。
警察署数は11。※警察車両ナンバー地名は「横浜」。
※ | 警察署名称 | 所在地 | 管轄区域 | ||
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横浜 | 戸部警察署 | 横浜市 | 西区戸部本町50-6 | 横浜市 | 西区 |
神奈川警察署 | 神奈川区神奈川二丁目15番地の3 | 神奈川区(一部を除く) | |||
鶴見警察署 | 鶴見区鶴見中央4丁目33-9 | 鶴見区(鶴見川の一部・扇島を除く) | |||
保土ケ谷警察署 | 保土ケ谷区川辺町 2-7 |
保土ケ谷区 | |||
旭警察署 | 旭区本村町33-5 | 旭区 | |||
港北警察署 | 港北区大豆戸町680-1 | 港北区 | |||
緑警察署 | 緑区中山四丁目36番13号 | 緑区 | |||
青葉警察署 | 青葉区市ケ尾町29-1 | 青葉区 | |||
都筑警察署 | 都筑区茅ケ崎中央34-1 | 都筑区 | |||
泉警察署 | 泉区和泉町5867-26 | 泉区 | |||
瀬谷警察署 | 瀬谷区二ツ橋町213-1 | 瀬谷区 |
警察署数は8。※警察車両ナンバー地名は「川崎」。
警察署数は4。※警察車両ナンバー地名は「相模」。
警察署数は10。※警察車両ナンバー地名は厚木・大和・座間・海老名署が「相模」、それ以外の警察署は「湘南」である。
※ | 地域 | 警察署名称 | 所在地 | 管轄区域 |
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湘南 | 湘南 | 平塚警察署 | 平塚市西八幡1丁目3-2 | 平塚市 |
秦野警察署 | 秦野市新町5-5 | 秦野市 | ||
伊勢原警察署 | 伊勢原市田中819 | 伊勢原市 | ||
大磯警察署 | 中郡大磯町国府本郷 207-1 |
中郡:大磯町・二宮町 | ||
西湘 | 小田原警察署 | 小田原市荻窪350-1 | 小田原市、足柄下郡:箱根町・真鶴町・湯河原町 | |
足柄上 | 松田警察署 | 足柄上郡松田町松田庶子 477-1 |
南足柄市、足柄上郡:中井町・大井町・松田町・山北町・開成町 | |
相模 | 県央 | 厚木警察署 | 厚木市水引1丁目11-10 | 厚木市、愛甲郡:愛川町・清川村 |
大和警察署 | 大和市中央5丁目15-4 | 大和市、綾瀬市 | ||
座間警察署 | 座間市入谷西 5丁目50-23 |
座間市 | ||
海老名警察署 | 海老名市中央5丁目5-1 | 海老名市 |
警察署数は11。※警察車両ナンバー地名は藤沢・藤沢北・茅ケ崎署が「湘南」、それ以外の警察署は「横浜」である。
※ | 地域 | 警察署名称 | 所在地 | 管轄区域 |
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横浜 | 三浦半島 | 横須賀警察署 | 横須賀市新港町1-10 | 横須賀市中部・西部 |
田浦警察署 | 横須賀市船越町5丁目31 | 横須賀市北部 | ||
横須賀南警察署 | 横須賀市久里浜1丁目18-1 | 横須賀市東部 | ||
三崎警察署 | 三浦市三崎町六合3 | 三浦市 | ||
葉山警察署 | 三浦郡葉山町一色2034 | 三浦郡:葉山町 | ||
逗子警察署 | 逗子市桜山4丁目8-41 | 逗子市 | ||
鎌倉警察署 | 鎌倉市由比ガ浜 2丁目11-26 |
鎌倉市南部 | ||
大船警察署 | 鎌倉市大船1709-2 | 鎌倉市北部 | ||
湘南 | 藤沢警察署 | 藤沢市本鵠沼4丁目1-8 | 藤沢市南部 | |
藤沢北警察署 | 藤沢市円行5丁目2-1 | 藤沢市北部 | ||
茅ケ崎警察署 | 茅ヶ崎市茅ヶ崎 3丁目4-16 |
茅ヶ崎市、高座郡:寒川町 |
氏名 | 在任期間 | 前職 | 後職 |
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中山好雄 | 1985年(昭和60年)8月7日 -1987年(昭和62年)6月16日 |
警察庁刑事局保安部長 | 辞職 |
菊岡平八郎 | 1987年(昭和62年)6月16日 -1989年(平成元年)4月1日 |
千葉県警察本部長 | 関東管区警察局長 |
福永英男 | 1989年(平成元年)4月1日 -1990年(平成2年)9月4日 |
静岡県警察本部長 | 辞職 |
立花昌雄 | 1990年(平成2年)9月4日 -1992年(平成4年)4月1日 |
警視庁刑事部長 | 近畿管区警察局長 |
横尾敏夫 | 1992年(平成4年)4月1日 -1993年(平成5年)3月31日 |
警察大学校副校長 | 辞職 |
杉田和博 | 1993年(平成5年)3月31日 -1994年(平成6年)10月18日 |
警察庁長官官房総務審議官 | 警察庁警備局長 |
渡邊泉郎 | 1994年(平成6年)10月18日 -1997年(平成9年)1月17日 |
警視庁公安部長 | 関東管区警察局長 |
石川重明 | 1997年(平成9年)1月17日 -1998年(平成10年)10月7日 |
警視庁刑事部長 | 関東管区警察局長 |
深山健男 | 1998年(平成10年)8月6日 -1999年(平成11年)10月7日 |
警察庁長官官房審議官(生活安全局担当) | 辞職 |
村上德光 | 1999年(平成11年)10月7日 -2001年(平成13年)9月14日 |
警察庁長官官房付 | 警察庁長官官房国際部長 |
栗本英雄 | 2001年(平成13年)9月14日 -2002年(平成14年)8月2日 |
警視庁刑事部長 | 警察庁刑事局長 |
末綱隆 | 2002年(平成14年)8月2日 -2004年(平成16年)8月20日 |
警察庁長官官房首席監察官 | 警視庁副総監 |
伊藤茂男 | 2004年(平成16年)8月20日 -2006年(平成18年)4月6日 |
警視庁公安部長 | 警察庁長官官房審議官(警備局担当) |
井上美昭 | 2006年(平成18年)1月23日 -2007年(平成19年)9月5日 |
警視庁刑事部長 | 警察庁長官官房審議官(生活安全局担当) |
田端智明 | 2007年(平成19年)9月5日 -2009年(平成21年)4月6日 |
警視庁組織犯罪対策部長 | 公安調査庁調査第一部長 |
渡辺巧 | 2009年(平成21年)4月6日 -2011年(平成23年)2月8日 |
早稲田大学社会安全政策研究所客員教授 →警察庁長官官房付 |
中部管区警察局長 |
久我英一 | 2011年(平成23年)2月8日 -2013年(平成25年)4月5日 |
警視庁警備部長 | 皇宮警察本部長 |
石川正一郎 | 2013年(平成25年)4月5日 -2014年(平成26年)4月1日 |
警視庁公安部長 | 内閣官房副長官補付内閣審議官 =内閣官房拉致問題対策本部事務局長 |
松本光弘 | 2014年(平成26年)4月1日 -2015年(平成27年)8月4日 |
警視庁公安部長→警察庁長官官房付 | 警察庁警備局外事情報部長 |
島根悟 | 2015年(平成27年)8月4日 -2017年(平成29年)8月10日 |
警察庁長官官房政策評価審議官 兼長官官房審議官(生活安全局担当) |
警視庁副総監 |
斉藤実 | 2017年(平成29年)8月10日 -2018年(平成30年)7月31日 |
警察庁長官官房総括審議官兼警備局付 | 警視庁副総監 |
古谷洋一 | 2018年(平成30年)7月31日 -2020年(令和2年)1月16日 |
警視庁警務部長 | 警察庁長官官房付→中部管区警察局長 |
大賀真一 | 2020年(令和2年)1月17日 -2021年(令和3年)1月15日 |
警視庁刑事部長 | 警察庁長官官房付→警察庁刑事局組織犯罪対策部長 |
山本仁 | 2021年(令和3年)1月15日 -2022年(令和4年)1月14日 |
警察庁長官官房総括審議官 | 警視庁副総監 |
林学 | 2022年(令和4年)1月14日 -2023年(令和5年)3月22日 |
警察庁警備局警備運用部長 | 警察庁長官官房付 |
直江利克 | 2023年(令和4年)3月22日 -2024年(令和6年)8月8日 |
警視庁警務部長 | 皇宮警察本部長 |
和田薫 | 2024年(令和6年)8月8日 - |
警察大学校副校長兼警察庁長官官房審議官 |
2024年7月現在、いずれも横浜水上警察署所属。
以下は2024年7月現在所在が不明
いずれも2023年11月現在
police(警察)のPとsea gull(カモメ=県鳥)のgullを組み合わせたものが名前の由来。神奈川県警察のマーク入り黄色ヘルメットと、カモメの羽を耳につけている。
カモメの羽をつけた耳は、県民の声と明日の夢をキャッチし、未来に向け大きく飛躍するさわやかなイメージを表現。その愛くるしい姿で「子供からお年寄りまで愛される」親しみのある神奈川県警察を表す。カラーリングは、ぬくもりを感じさせる「黄色」、カモメと海の色である「白と青」を基調とする。
1992年の新庁舎完成にあわせ、シンボル・マスコットとして決定した。ポーズには「敬礼」「バンザイ」「飛行」等、幾つかの絵柄が存在する。
県の花である「やまゆり」から「ゆり」を意味する「リリー」とPOLICEの頭文字PO(ポ)を組み合わせたものが名前の由来。スカーフを着用し、ベルトにハートをあしらっている。
神奈川県警察の優しさや温かさをイメージした「ピンク」を基調として、白いブーツやベルトは爽やかさを表現している。
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