大井町
神奈川県足柄上郡の町 ウィキペディアから
地理
神奈川県の南西部に位置し、町の西端を酒匂川が流れる。北東部・東部から大磯丘陵が連なり、その終端となっている。
町の中央部から南部は平地である。酒匂川の分水である酒匂堰(用水)が中央部を流れ、北東部から流れ込む菊川と合流して南の小田原市へと向かう。この間の平地は水田地帯であり、町域面積の10%、耕地面積の3割以上が水田である。また、丘陵地を利用したみかんなどの果樹栽培も盛んである。
町の北部は松田町と隣接しており、東名高速道路の大井松田インターチェンジや御殿場線松田駅・小田急小田原線新松田駅などとも近接している。このため近年では東京との交通利便性から企業の進出もある。
隣接している自治体
人口
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大井町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大井町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大井町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大井町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
町長
歴代町長
特記なき場合『令和元年度統計要覧』による[1]。
行政区域の変遷
行政機構
地区
立法
町議会
町議会の組織
- 議会運営委員会
- 常任委員会
- 企画経済
- 教育福祉
- 議会だより編集委員会
産業
総世帯数約6,000のうち、約500世帯余が農家であり、また70世帯余が林業に携わっている。
農林業
農業
- 大井町の町域面積のうち約4分の1が耕地であり、世帯数の10%、人口の15%ほどが農家であるが、その数は年々減少している。
- 2000年の耕地面積は361haで、そのうち作付延べ面積は327ha(耕地利用率90.6%)である。内訳は以下のとおり。
- 田 124ha(水稲88haなど)
- 畑 237ha
- 普通畑 118ha(だいこん9ha・とうもろこし9ha・馬鈴薯・さといも8haなど)
- 樹園地 119ha(みかん42ha・くり22ha・うめ12haなど)
サービス業
町内のランドマーク的存在となっている大井第一生命館ビルには、かつて第一生命保険の大井本社が所在していたが、現在は「新大井事業所」として町役場の近辺に移転している。
なお大井第一生命館ビルは現在、株式会社ブルックスホールディングスが所有している。
健康・福祉
以下の保健福祉施設がある。
- 大井町保健福祉センター
- ふれあい館
教育
小学校
- 大井町立大井小学校
- 大井町立上大井小学校
- 大井町立相和小学校
中学校
- 大井町立湘光中学校
高等学校
施設
ホール・集会場
- 大井町立そうわ会館
図書館
- 大井町図書館
博物館
- 大井町立郷土資料館
公民館
- 大井町立中央公民館
体育施設
- 大井町総合体育館
- 大井町山田総合グラウンド
その他
- 明治大学天文部足柄観測所
交通
鉄道路線
町役場は下記2駅の中間に位置する。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
この他、御殿場線松田駅と小田急小田原線新松田駅(いずれも松田町)および開成駅(開成町)、栢山駅(小田原市)も、大井町との境に近くアクセス圏内である。
バス路線
都道府県庁への連絡
御殿場線国府津経由で東海道本線を利用し横浜へ。
広範囲な連絡
道路
高速道路・有料道路
一般国道
都道府県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・名産品など
- 大井よさこいひょうたん祭(8月第1土曜日・日曜日)
- 食用の瓢箪(ひょうたん)を使ったお菓子ブランド「福ゞ瓢箪(ふくふくひょうたん)」ができた。WEBサイト「ひょうたん家」からショッピングができる。
- いこいの村あしがら
名産品
著名な出身者
脚注
外部リンク
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