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日本の北海道の日刊新聞 ウィキペディアから
北海道新聞(ほっかいどうしんぶん)は、北海道札幌市に本社を置く株式会社北海道新聞社が発行する、北海道の朝刊単独の日刊新聞である。ブロック紙に分類される。発行部数は約74万部(2024年9月時点、日本ABC協会調べ)[2]。
北海道新聞 | |
---|---|
北海道新聞社本社ビル | |
種類 | 日刊紙 |
サイズ | ブランケット判 |
| |
事業者 | 北海道新聞社 |
本社 |
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4-1 |
代表者 |
代表取締役会長:広瀬兼三 代表取締役社長:宮口宏夫 |
創刊 | 1942年(昭和17年)11月1日 |
前身 |
北海新聞(1887 - 1901) 北海タイムス(1901 - 1942) 小樽新聞(1894 - 1942) 室蘭日報(1941 - 1942) 新函館(1941 - 1942) 北見新聞(1939 - 1942) 旭川タイムス(1935 - 1942) 旭川新聞(1915 - 1942) 十勝毎日新聞(1919 - 1942) 網走新報(1940 - 1942) 根室新聞(1941 - 1942) 釧路新聞(1902 - 1942) [1] |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 180円 月極 4,300円 |
発行数 | 約74万部(2024年9月時点、日本ABC協会調べ)[2] |
ウェブサイト | https://www.hokkaido-np.co.jp/ |
株式会社北海道新聞社 The Hokkaido Shimbun Press. | |
本社所在地 |
日本 〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4-1 |
事業内容 | 新聞出版・販売 |
設立 | 1942年(昭和17年)11月11日 |
業種 | 情報・通信業 |
資本金 | 3億4,650万円 |
売上高 | 378億円(2023年3月期) |
従業員数 | 1,178名(2023年7月時点) |
主要子会社 | 株式会社道新スポーツ |
北海道新聞は、国家総動員法・新聞事業令に基づく新聞統制の結果、1942年に北海タイムス・小樽新聞・新函館・室蘭日報・旭川新聞・旭川タイムス・北見新聞・十勝毎日新聞・網走新報・釧路新聞・根室新聞(いずれも戦後創刊された同名紙とは無関係)の道内11紙が統合して誕生した[1]。
発行元である北海道新聞社の系列放送局(北海道放送 (HBC)、北海道文化放送(UHB)、テレビ北海道(TVh)、エフエム北海道(AIR-G')を含めたネットワークによって、北海道のマスメディアで独占的な地位を確立し、発行部数もピーク時の2003年には約125万部を記録。その後は、他の新聞媒体と同じく漸減傾向にあり、2024年9月現在の発行部数は約74万部[2]。2023年9月30日には夕刊の休刊に踏み切り、朝刊単独紙へ移行した[3]。それでも北海道内の新聞購読世帯のシェアの大半を占め、大きな影響力を持つ[注 1]。
全国的にみてもブロック紙の中では中日新聞に次ぐ規模で、東京でも中央省庁の全記者クラブに加盟してほぼ常駐する他、海外6都市の支局に記者を配置している。北海道新聞のCMは前述の系列放送局を含め、道内の民放テレビ・ラジオ全局と道内の一部ケーブルテレビ局・コミュニティ放送局で放送されている。
1976年に函館空港で発生したベレンコ中尉亡命事件での亡命後の本人追跡インタビューや、1988年の韓国・ソウルの金浦国際空港爆破事件直後のスクープ写真、1989年には旧ソ連(現ロシア)の実効支配下の北方領土・国後島に西側報道機関で初めて取材を敢行するなど、全国紙に比してもロシアを中心に伝統的に極東報道に強い。
朝刊は休刊日(主に月曜日で前日の日曜日に新聞制作・発行を休止 そのほか毎年1月2日にも休刊日あり)を除き毎日発行。ただし、最近では、1998年長野オリンピック時に、本来の休刊日を返上して、臨時に朝刊を発行したことがある。主な内容は以下のとおり。
日曜日に折り込みで入る。全8ページ
北海道新聞の地方版は配布場所によって大きく変わる。平日の朝刊には、おおまかに、ブロック単位(道北、道南など)、振興局単位(渡島・檜山など)、市町村単位(札幌、小樽など)の3ページの地方版が掲載される(日・月曜や休日は統合版になる)。
読売新聞北海道支社、朝日新聞北海道支社、毎日新聞北海道支社が発行する各新聞も、おおむね3 - 4ページの地方版を掲載しており、各紙とも北海道においては地方版を重視する傾向にあると言える。
道央エリアのみ「Oh!さっぽろ」「現代かわら版」が入り、地方版は4ページになる日がある。
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