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日本の音楽演出家・音楽プロデューサー ウィキペディアから
1961年、日活入社[1]。録音助手などを務める傍ら、当時助監督だった村川透らと共にアマチュアグループ「日活ダンスバンド」を結成し、ギタリストとして劇伴のレコーディングなどに関わる。1967年に日活が新たに選曲パートを新設したことに伴い、テレビドラマ『あいつと私』で選曲師としてデビューし、それまで作曲家や録音技師などがサイドワークとして行っていた音楽演出=選曲作業を、独立した専門作業として新たに定着させた[2]。
日活退社後は自身のオフィス「鈴木音楽事務所」を主宰し、日本テレビのディレクターだった田中知己の勧めをきっかけに[3]、“音楽監督”や“音楽コーディネーター”などの肩書で作曲家の選定、楽曲の発注といった作品全体の音楽設計を担う音楽プロデューサーとして活動。シチュエーション毎に楽曲を発注し、さらにその音源を1コマ単位で映像に合わせる音楽演出手法を得意としており、アニメ、実写問わず多数の作品に参加している。特に作曲家・ピアニストの大野雄二はドラマ『気になる嫁さん』以来長年にわたる共同作業者のひとりであり、『ルパン三世』では1977年スタートの第2シリーズから2013年の『princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』まで作品の選曲・プロデュースに携わっていた。同作をはじめとしてトムス・エンタテインメント(旧東京ムービー)との繋がりが深く、『それいけ!アンパンマン』は1988年の放送開始以来一貫して音楽監督を担当し続けている。このほか、羽田健太郎、手塚治虫、出﨑統らと組む機会が多い。
実写では日本テレビ系での活動が多く、『熱中時代』をはじめとする水谷豊主演ドラマ、『大都会』『探偵物語』などの火曜夜9時ドラマや石原プロモーション作品、『あぶない刑事』をはじめとしたセントラル・アーツ作品や村川透監督による劇場映画などを多数手掛けている。
大野雄二によると、音楽監督という肩書きは鈴木の仕事に敬意を表してルパン三世のスタッフが名付けたものだという[4]。
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