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2018年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから
『それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星』(それいけアンパンマン かがやけ!クルンといのちのほし)は、2018年6月30日公開の日本のアニメ映画。『それいけ!アンパンマン』映画シリーズ通算第30作。キャッチコピーは、『いけ! みんなのゆめ まもるため』[3]。
『それいけ!アンパンマン』TVシリーズ・劇場版シリーズ共に30年目の2018年に公開された本作は、アンパンマンの誕生、そして生命の根源となる「いのちの星」が作品の本筋に大きく関与する。『アンパンマン』の原点となる『アンパンマンのマーチ』をメインテーマに、好奇心旺盛で不思議な子・クルンとアンパンマンたちが、いのちの星の故郷を救うべく奮闘する物語が描かれる[1]。
前作同様、観客参加型のシーンも挿入されている。
ゲスト声優として、女優の杏、お笑いコンビのアンジャッシュ(児嶋一哉・渡部建)が出演。杏はクルン役、渡部はバイキンメカのだだんだん役、児嶋はゴロンゴロ役をそれぞれ演じる[4][5]。さらに、街の人役はモデルの岡田結実が演じた。30周年記念で試写会には普段は出演することがなかった戸田や中尾もゲスト声優の3人と一緒に登場した。
また、これまでのシリーズでテーマソングや挿入歌を担当したドリーミングの寺田嘉代が死去したため、劇場アニメ最後の出演作となった。
最終興行収入は第2作『ばいきんまんの逆襲』(約6億6400万円、配給は松竹富士)以来の6億円超えとなり[6]、東京テアトル配給作品では第28作『おもちゃの星のナンダとルンダ』の最高記録(約5億5000万円)を更新した。
アンパンマンたちの住む町では、年に一度開かれる「星祭り」の準備が進められていた。
ある日、どんな物でも吸引してしまうばいきんまんの開発したゴミ捨て用ワームホール「ハイパーゴミキエール」から謎の黒い星が突然飛び出し、そして星が「クルン」という元気な子供に姿を変えた。
自分がどこからやって来たのかを覚えていないクルンは、ばいきんまんやアンパンマンなどの仲間たちと毎日楽しく過ごしていた。ところがある日、大量の黒い星がアンパンマンワールドに降り注ぎ、草木が枯れてしまう大事件が発生する。
「いのちの星」の故郷への悪影響を懸念したアンパンマンたちは、故郷となる地を目指し宇宙へと飛び立つ。
詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
2018年10月6日にて『それいけ!アンパンマン』30周年記念として、『それいけ!アンパンマン アニバーサリーフェスティバル ありがとう!みんなのキラキラパーティ』が公演。2019年でも再公演された。アンパンマンを始め、30名のキャラクターが出演しており、本作にも登場したクルンも出演した。
アンパンマンはいつもみんなを助けてくれた。そこで仲間たちはアンパンマンに「ありがとう」を伝えるためにパーティーを開く。びっくりさせるために内緒にしようとする。一方で、ばいきんまんがパーティーを乗っ取ろうと悪だくみ。
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