1991年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから
『それいけ!アンパンマン とべ! とべ! ちびごん』は、1991年7月20日公開の、映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第3作。同時上映作品は『それいけ!アンパンマン ドキンちゃんのドキドキカレンダー』。
全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会、社会福祉法人全国社会福祉協議会・全国保育協議会推薦作品。キャッチコピーは「えいが館でみーんなにあえるよ!」、「愛するお子さまへ、夏休みプレゼント」。
脚本は島田満。島田は第23作『すくえ! ココリンと奇跡の星』の脚本を執筆するまでは、映画アンパンマンではこの作品だけ脚本を担当していた。ホラーマンが初登場した作品でもあり、作中ではドラゴン島にいて、ちびごんを励ますなど物語に深く関わってくる。
また、映画の尺は約40分で、映画アンパンマン作品の中では最も短い。
アンパンマンとばいきんまんのバトルに比重を置いた前作に原作者のやなせから苦言を呈された事への反省から暴走メカや恐ろしい敵キャラも登場しない展開になっており、ばいきんまんとの戦いはクライマックスまで持ち越されてアンパンマンに敗退する結果となる。
弱虫なちびドラゴン・ちびごんは、ドラゴン島でホラーマンと一緒に空を飛ぶ練習をしていた。しかしなかなか上手く飛べず、海に落ちてしまう。
海を漂流している所をアンパンマンに助けられ、しばらくパン工場で暮らすことになったちびごん。みみせんせいの学校にも通い始め、カバオくんやウサ子、ピョン吉たちと友達になる。
しかし、ある晩に緑の玉がドラゴン島をメチャクチャにしているばいきんまんとドキンちゃん、それから逃げるホラーマンを映し出す。島とホラーマンを助ける為、ちびごんはアンパンマンと一緒にドラゴン島へと向かった。
詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
『それいけ!アンパンマン とべ! とべ! ちびごん』の同時上映作品。ただ、尺数は50分と本編より長くなっており、同時上映作品最長。
アンパンマンやばいきんまん達が登場した初めての同時上映。アンパンマンの敵キャラが主役という数少ない作品で、ドキンちゃんとばいきんまんが今まで放送された『それいけ!アンパンマン』TVシリーズのエピソードを振り返る総集編あるいは名場面集的な内容となっている。映像に二人のコメントが入ったり、各キャラクターやばいきんまんの作ってきたバイキンメカなども紹介している。なおレギュラー以外の登場キャラクターの声はテレビアニメのものと異なっていたり、セリフが変わったりしている。
大きなステージの上にドキンちゃんが歌って踊って華やかに登場。いよいよ彼女が司会のバラエティーショーが始まる…と思いきや、そこへばいきんまんも加わってきた。2人はカレンダーをめくりながら、季節ごとにこれまでのエピソードを振り返っていく。
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