亀有駅
東京都葛飾区亀有にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
東京都葛飾区亀有にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
亀有駅(かめありえき)は、東京都葛飾区亀有三丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。駅番号はJL 20。緩行線のみホームがあり、各駅停車のみが停車する。特定都区市内制度における「東京都区内」に属している。
当初は隣接する新宿地区に駅を設ける予定だった。しかし、亀有 - 新宿間にある中川に架かっていた有料橋を利用する客が激減するとの理由で同地区の者が亀有地区への設置を主張し、その一方で亀有地区の地主が土地を寄贈したため、この地に駅が置かれることになった。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している金町駅管理の業務委託駅[7]。高架複々線区間の緩行線上に島式ホーム1面2線を有する[1]高架駅である。
常磐快速線を利用して日暮里・上野方面へ行くには、2番線の電車を利用の上、北千住駅で乗り換える必要があるが、この場合、綾瀬 - 北千住間も含めてJR線として扱われる。当駅を利用して山手線の駅に行く場合に、乗り換えの手間が少ない西日暮里駅を経由する乗客が多い。
なお、当駅と直結して、商業施設「ビーンズ亀有」が併設されている[5]。
(出典:JR東日本:駅構内図)
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は38,920人である。常磐線の快速が停車しない駅では金町駅に次ぐ第2位。なお、常磐緩行線の他路線への接続のない駅では利用者数一位である。乗り換え路線のある馬橋、新松戸より利用者数が多い。また、快速停車駅の我孫子、天王台、取手よりも利用者が多い。
1974年度(昭和49年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1974年(昭和49年) | 37,432 | [* 1] |
1975年(昭和50年) | ||
1976年(昭和51年) | 36,714 | [* 2] |
1977年(昭和52年) | 37,416 | [* 3] |
1978年(昭和53年) | 36,966 | [* 4] |
1979年(昭和54年) | 37,274 | [* 5] |
1980年(昭和55年) | 35,569 | [* 6] |
1981年(昭和56年) | 34,837 | [* 7] |
1982年(昭和57年) | 34,350 | [* 8] |
1983年(昭和58年) | 33,699 | [* 9] |
1984年(昭和59年) | 33,611 | [* 10] |
1985年(昭和60年) | 33,039 | [* 11] |
1986年(昭和61年) | 33,672 | [* 12] |
1987年(昭和62年) | 33,579 | [* 13] |
1988年(昭和63年) | 35,817 | [* 14] |
1989年(平成元年) | 35,723 | [* 15] |
1990年(平成 | 2年)36,248 | [* 16] |
1991年(平成 | 3年)35,723 | [* 17] |
1992年(平成 | 4年)38,918 | [* 18] |
1993年(平成 | 5年)38,835 | [* 19] |
1994年(平成 | 6年)38,370 | [* 20] |
1995年(平成 | 7年)38,064 | [* 21] |
1996年(平成 | 8年)39,229 | [* 22] |
1997年(平成 | 9年)38,445 | [* 23] |
1998年(平成10年) | 38,188 | [* 24] |
1999年(平成11年) | 38,010 | [* 25] |
2000年(平成12年) | [JR 1]37,279 | [* 26] |
2001年(平成13年) | [JR 2]37,185 | [* 27] |
2002年(平成14年) | [JR 3]36,536 | [* 28] |
2003年(平成15年) | [JR 4]36,152 | [* 29] |
2004年(平成16年) | [JR 5]36,133 | [* 30] |
2005年(平成17年) | [JR 6]36,521 | [* 31] |
2006年(平成18年) | [JR 7]38,615 | [* 32] |
2007年(平成19年) | [JR 8]39,753 | [* 33] |
2008年(平成20年) | [JR 9]39,650 | [* 34] |
2009年(平成21年) | [JR 10]39,343 | [* 35] |
2010年(平成22年) | [JR 11]39,550 | [* 36] |
2011年(平成23年) | [JR 12]38,988 | [* 37] |
2012年(平成24年) | [JR 13]39,483 | [* 38] |
2013年(平成25年) | [JR 14]40,271 | [* 39] |
2014年(平成26年) | [JR 15]40,125 | [* 40] |
2015年(平成27年) | [JR 16]41,058 | [* 41] |
2016年(平成28年) | [JR 17]41,601 | [* 42] |
2017年(平成29年) | [JR 18]42,020 | [* 43] |
2018年(平成30年) | [JR 19]42,854 | [* 44] |
2019年(令和元年) | [JR 20]42,901 | [* 45] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]33,685 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]35,011 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]37,399 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]38,920 |
北口と南口にバスターミナルが設けられている。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
亀有駅南口 | |||
0 | 京成タウンバス |
|
「有70」は本数少 |
日立自動車交通 |
|
現在休止中 | |
亀有駅 | |||
1 | 京成タウンバス | 新小58:新小岩駅・タウンバス車庫 | |
京成バス | SS08(環七シャトルバス):東京ディズニーシー・葛西臨海公園駅 | シャトルセブン | |
2 | 京成バス | 新小53:奥戸二丁目・葛飾区役所・新小岩駅東北広場 | 梅雨の時期なるとかつしか菖蒲めぐりバスが運行される。 |
京成タウンバス | 新小52乙:新小岩駅東北広場・タウンバス車庫 | ||
|
空港連絡:羽田空港(国内線・国際線) | ||
|
高速バス:三井アウトレットパーク木更津 | ||
3 | 京成タウンバス | 小54:京成小岩駅・タウンバス車庫 | |
4 | 有57:葛飾区役所・タウンバス車庫 | ||
5 | 有01:浅草寿町 | ||
日立自動車交通 |
| ||
京成タウンバス | 綾01:綾瀬駅 | ||
降車場 |
|
降車専用 | 亀有駅ロータリー内の終着・始発となる全てのバスが停車する。 |
メトロセブン構想ならびに運輸政策審議会答申第7号における地下鉄8号線(東京メトロ有楽町線)の延伸計画・構想がある(豊洲駅 - 当駅間が計画路線、当駅以北は構想路線。詳細は東京直結鉄道を参照)。現時点でいずれも具体的な計画はなされていない。
1920年代に筑波高速度電気鉄道が日暮里から茨城県田井村に至る鉄道路線を計画した際、梅島町梅田から亀有を経て千葉県松戸町へ至る支線を構想していたが、こちらは青砥経由に変更され京成電鉄本線の一部として開通している。
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