イトーヨーカドー奈良店
かつて奈良県奈良市にあった総合スーパー ウィキペディアから
かつて奈良県奈良市にあった総合スーパー ウィキペディアから
イトーヨーカドー奈良店(イトーヨーカドーならてん)は、かつて奈良県奈良市に存在したショッピングセンターである。
イトーヨーカドー奈良店 Ito Yokado Nara | |
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建物外観 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南1-3-1 |
座標 | 北緯34度41分6.6秒 東経135度48分7.8秒 |
開業日 | 2003年(平成15年)7月10日[1] |
閉業日 | 2017年(平成29年)9月10日 |
店番号 | 220 |
施設所有者 | 三井住友信託銀行株式会社 |
施設管理者 | 株式会社イトーヨーカ堂 |
敷地面積 | 41,509 m² |
延床面積 | 80,559 m² |
商業施設面積 | 35,000 m² |
中核店舗 | イトーヨーカドー奈良店 |
店舗数 |
54 (核店舗1・専門店53) |
営業時間 | 9:00-21:00 |
駐車台数 | 1,360台 |
前身 | 奈良そごう[1] |
後身 | ミ・ナーラ |
商圏人口 | 35万人(半径5km圏内) |
イトーヨーカドー奈良店を核店舗とし、60の専門店が入る。2003年(平成15年)7月10日開業[1]。地上5階(一部7階)建て。2017年(平成29年)9月10日に閉店し、翌年4月24日からは管理会社を変えてミ・ナーラという名前で営業している。イトーヨーカドーの店番号は220。
イトーヨーカドー奈良店は、イトーヨーカ堂の全国177店舗目、関西6店舗目として、奈良市二条大路南1丁目3-1の奈良そごう跡地に開業した。なお、奈良そごう跡地は2000年(平成12年)12月25日に閉鎖[2]後、三越が大塚家具と共同出店を表明して2001年(平成13年)に断念と表明する[3]など、新店舗進出の動きがいくつか見られたものの、いずれも頓挫し、2000年(平成12年)のそごう破綻時に閉鎖された店舗の中で、再生が最も遅れた。
イトーヨーカドー奈良店は、かつて百貨店の奈良そごうであったことから、当時イトーヨーカドーでは最大級の規模としてオープンした。
2003年(平成15年)のオープン当初、近辺の競合する大型ショッピングセンターはイオンモールが運営するならファミリーだけであったが、2004年(平成16年)4月1日に橿原市にダイヤモンドシティ・アルル[4](現:イオンモール橿原)2006年(平成18年)7月26日に生駒市にイオン奈良登美ヶ丘ショッピングセンター[5](イオンリテール運営、現:イオンモール奈良登美ヶ丘)、2007年(平成19年)5月1日に京都府木津川市にイオン高の原ショッピングセンター[6](イオンリテール運営、現:イオンモール高の原)、2010年(平成22年)3月25日にイオンモール大和郡山[7]など、周辺には多数のイオン系大型ショッピングセンターが開店している。また、2004年(平成16年)4月24日に大和郡山市にアピタ大和郡山店[8]、2005年(平成17年)11月3日に京都府精華町にユータウンけいはんな[9](現:アピタタウンけいはんな)も開店、ユニー系のショッピングセンターも進出。しかし一方では競合商圏内におけるイオン系のスーパーの閉店が相次ぐなど、各社、店間競争が激化している地域である。
2017年(平成29年)3月7日に、運営元のセブン&アイ・ホールディングスがイトーヨーカドー奈良店を閉店する方向で関係者と協議を始めていることを明かした。2015年(平成27年)10月、セブン&アイ・ホールディングスは、業績不振を理由に全国のイトーヨーカドー約40店を平成32年度までに閉店する方針を発表していた。奈良店も「これまで通りの営業存続が難しい」と判断され、平成29年度(2017 - 2018年)に閉店することが決まった。閉店後は東京都に本社を置く商業コンサルタント会社「やまき」に土地と建物を売却する(その後、投資法人みらいに売却)。売却後は、同社が2018年(平成30年)4月24日観光型複合商業施設「ミ・ナーラ」としてリニューアルオープンさせた[10]。
2017年(平成29年)9月10日20時をもってイトーヨーカドー奈良店は予定通り閉店した。閉店後の20時25分からは正面玄関前にて閉店セレモニーが執り行われた。なお専門店のうち、4階の島村楽器とモンベル、奈良カルチャーセンターは移転せず、建物の大部分が工事で立ち入り禁止という異例の状態で2017年11月15日に営業再開した。その他の入居店舗はイトーヨーカドー奈良店閉店に伴い、閉店となった[11]。
1階から3階まではイトーヨーカドー、専門店が入店し、4階より上は一部を除き専門店街となっている。()内のフロア名は7Fを除き閉店時点の各階フロアガイド記載のものである。
展望台
ミズノフットサルプラザと展望台のある公園(フットサルガーデン)
飲食とサービスのフロア
趣味と家電のフロア
子供と暮らしのフロア
婦人・紳士ファッションのフロア(婦人・肌着・紳士ファッションのフロア)
食品と日用品・コスメのフロア(食品とファッション雑貨のフロア)
6列のエスカレーターや、1・2階に残る特徴的な装飾天井、大理石を多用した内装、エレベーターのピヨピヨ音円盤形の回転レストランを生かした展望台等、奈良そごうを偲ばせるようなものが多い。
なお、そごう時代のシンボルであった金色の「浮夢殿」は撤去されている。
両駅からは、無料のシャトルバスが運行されていた。
店舗北側及び西側に大規模駐車場がある。そごう時代は有料だったが、イトーヨーカドー開店後は無料となった。2008年7月15日より再び有料化され、パーク24によってタイムズイトーヨーカドー奈良店として運営される。また、店舗西側には、ヨーカドーとして再オープンした際に立体駐車場(スロープ型3階建て+屋上、エレベーター、階段棟付)が建設された。
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