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日本の作家、ミュージシャン、映画監督、演出家 (1959-) ウィキペディアから
辻 仁成(つじ ひとなり/つじ じんせい、1959年〈昭和34年〉10月4日[1] - )は、日本の作家、ミュージシャン、映画監督、演出家。所属事務所はタイタン。本名並びに作家活動時の苗字の字体及び名前の読みは、点が2つのしんにょうの「辻」に[2]、仁成は「ひとなり」、映画監督並びに歌手活動時は、点が1つのしんにょうの「辻」に[3]、仁成は「じんせい」となる。バンド『ZAMZA』での活動時は「Zinc White」もしくは単に「Zinc」と称する。童話作家の東君平の英子夫人と辻の母親が従姉妹同士。元妻は一般女性、女優の南果歩と女優の中山美穂。フランス・パリを拠点に創作活動を続けている。函館観光大使でもある[4]。
辻 仁成 (つじ ひとなり) | |
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2016年、フランス・パリにて | |
誕生 |
1959年10月4日(65歳) 日本・東京都南多摩郡日野町(現日野市) |
職業 | 作家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 成城大学経済学部中退 |
活動期間 | 1989年 - |
ジャンル | 小説・随筆 |
代表作 |
『海峡の光』(1997年) 『白仏』(1997年) 『冷静と情熱のあいだ』(1999年) 『サヨナライツカ』(2001年) |
主な受賞歴 |
すばる文学賞(1989年) 芥川龍之介賞(1997年) フェミナ賞外国小説賞(1999年) |
デビュー作 | 『ピアニシモ』(1989年) |
配偶者 |
一般人(1979年) 南果歩(1995年 - 2000年) 中山美穂(2002年 - 2014年) |
公式サイト | タイタンオフィシャルサイト辻仁成プロフィール |
ウィキポータル 文学 |
東京都南多摩郡日野町(現日野市)に生まれる。少年期は父親の仕事の都合で福岡市、帯広市、函館市と各地を転々とした。北海道函館西高等学校を卒業し、成城大学経済学部(映画研究会所属[5])に進学するも中退[6]。
1985年にロックバンドの「ECHOES(エコーズ)」のボーカリストとしてデビューする。
1989年、『ピアニシモ』で第13回すばる文学賞を受賞し作家デビュー。
1991年、5月東京・日比谷野外音楽堂でのライブを最後に、10年に及ぶバンド活動にピリオドを打ちECHOES解散。その後、ソロ活動へ。
1991年、本格的に作家としての活動を始める。
1994年、『母なる凪と父なる時化』で芥川賞候補、『ミラクル』が青少年読書感想文課題図書になる。
1995年に、女優の南果歩と結婚、1男をもうけたが、2000年3月に離婚
1997年、『海峡の光』で第116回芥川賞を受賞(柳美里『家族シネマ』と同時受賞)。同年に函館市栄誉賞受賞。
1999年、『白仏』の仏語翻訳版 Le Bouddha blanc(仏語翻訳者:Corinne Atlan)でフランスの五大文学賞の一つであるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『白仏』は祖父、今村豊をモデルとした作品。
2002年6月、女優の中山美穂と結婚。2004年1月に長男が誕生するも2014年7月8日、協議離婚が成立。
2003年、渡仏。拠点をフランスに置き、創作活動を続けている。
2007年から9年間京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科クリエイティブ・ライティングコース教授を務めた。
2011年より塾長を務める人間塾開講。
2013年9月1日木下グループ キノシタ・マネージメントのマルチメディア開発部 エグゼクティブプロデューサーに就任。
2009年3月23日にはHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPに新バンド、ZAMZA N'BANSHEE(現・ZAMZA)で出演し、約20年振りにテレビで『ZOO』を披露した。
2014年、中山美穂との離婚の騒動を問題視され、当時所属していたレーベルから「ライブツアーの中止」を求められるも、それを不服として「自腹でのツアー」を決行[7]。そのツアーに運営窓口として協力したタイタンに同年9月より正式に移籍した[8]。
2016年10月21日、辻仁成が編集長を務めるウェブマガジン「デザインストーリーズ」を立ち上げた。
2017年4月11日、日本経済大学の客員教授に就任した[9]。
2017年5月14日、ラジオ番組『スカパー! 日曜シネマテーク』にコメント出演し、ジョン・カサヴェテス監督の『ハズバンズ』、ハル・アシュビー監督の『チャンス』、サム・ペキンパー監督の『わらの犬』を自身の映画ベスト3に選んだ[10]。
2018年2月27日、歌と自身の手料理を振る舞う初のディナーショーを行った[11]。
2018年4月11日、同年10月開校のタイタンの学校の特別講師になることが発表された[12]。
2018年5月8日、息子と2Gの名義でYouTuberとなる[13]。
2018年9月22日、ギルド・ジャパンのプロテクトゥール ド ラ ギルドを叙任した[14]。
2020年11月14日、地球カレッジを開校した。
2021年5月30日、2021年度フランス観光親善大使に任命された[15]。
2022年9月10日、ウェブサイトマガジンのJapan Stories「ジャパン・ストーリーズ」をパリの有志達で作った[16]。
2023年5月29日、オランピア劇場でライブを行った。日本人作家としては初めて[17][18]。
2023年9月1日、オンライン・コミュニティービレッジ、ツジビル(辻村)を開村[19]。
2023年12月7日、ボルドーワイン委員会の2024年のグランド・アンバサダーを務めることが発表された[20][21]。
2024年2月から3月、絵画の個展を開いた[22]。
現在までにフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、トルコ、中国、台湾、韓国、タイなど世界各国で翻訳され紹介されている。
(※ECHOES時代にリリースした作品はECHOESを参照)
リリース日 | タイトル | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 1992年3月25日 | 遠くの空は晴れている |
全10曲
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初のソロアルバム・ソニーよりリリース |
2nd | 1992年11月1日 | 君から遠く離れて |
全11曲
|
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ユニット | 1993年7月18日 | 抜本的政治改革 |
全6曲
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「BEAT MUSIK」名義でインディペンデントレーベルよりリリース |
ベスト | 1993年9月22日 | The Best of 辻仁成~JINSEI SONGS~ |
全12曲
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ソロとして初のベストアルバム |
3rd | 1994年5月20日 | 言葉はキュークツ |
全10曲
|
ポニーキャニオン移籍第1弾 |
ライブ | 1994年10月5日 | 嵐の夜に生まれて |
全10曲
|
初のライブアルバム |
4th | 1995年3月17日 | 第三反抗期 |
全10曲
|
|
ユニット | 1996年4月19日 | NEW WALL |
全10曲
|
「TSUJI JINSEI×BEAT MUSIK」名義でリリース |
ベスト | 1997年3月21日 | BEST WISHES |
全11曲
|
ポニーキャニオン時代のベストアルバム |
5th | 1998年4月22日 | Sq.-スクエア- | 全14曲
|
Passaggio Discsよりリリース 初回盤は三方背ボックス入り・全40ページフォトブックレット+書下ろしエッセイ |
ライブ | 2006年2月22日 | JINSEI CONCERT IN PARIS - EP | 配信のみ | |
ベスト | 2007年8月8日 | The Best of 辻仁成+3 |
全15曲
|
93年にリリースされたベストアルバムに3曲追加されたもの |
ライブ | 2008年1月23日 | 「辻」JINSEI TSUJI LIVE CD VERSION |
全5曲
|
HANNA MUSICよりリリース |
ベスト | 2014年4月2日 | コトノハナ -Super Best of Jinsei Tsuji- |
全12曲
|
同年4月16日に2枚組のアナログ盤がリリースされた。 |
ライブ | 2016年7月6日 | 人生劇場 Jinsei Tsuji Live 2015 |
全12曲
|
タイタンレコードより配信され後にCD化された |
6th | 2017年7月30日 | 命の詩 |
全6曲
|
君に似た誰か(SOMEONE LIKE YOU version 2017)はCDと配信では歌い方が異なり、
配信版が自身が脚本のドラマ「忘れてしまう前に思い出してほしい」主題歌である |
7th | 2022年12月10日 | JAPANESE SOUL MAN |
全11曲
|
「TSUJI」名義 |
【LIVE DVD】
【ユニット】ECHOES OF YOUTH(ECHOESのギタリスト、伊藤浩樹とのユニット)
クレモンティーヌ with Jinsei Tsuji
辻仁成 with 息子
【サウンドトラック】
【イメージアルバム】
【バンド】ZAMZA(2008年、バンド「ZAMZA N'BANSHEE」現・ZAMZA結成)。ボーカル・ギター担当。メンバーはベース・リーダー恩田快人(元JUDY AND MARY)、ドラムに五十嵐公太(元JUDY AND MARY)。ギターは伊藤浩樹(ECHOES)。11月29日、渋谷 Duo Music Exchangeにてファーストライブを行う。2010年、6月12日「WOMB」にてLive 2010〜月族〜を行う。
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