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2016年のアメリカ映画 ウィキペディアから
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(原題: Captain America: Civil War)は、マーベル・コミックのキャラクター「キャプテン・アメリカ」をベースにした2016年のアメリカのスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオが製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給する、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)の続編であり、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第13作目である。アンソニーとジョー・ルッソ兄弟が監督、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリーが脚本を務め、クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・ジュニア、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、ドン・チードル、ジェレミー・レナーらが出演する。
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シビル・ウォー/ キャプテン・アメリカ | |
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Captain America: Civil War | |
監督 |
アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ |
脚本 |
クリストファー・マルクス スティーヴン・マクフィーリー |
原案 |
マーク・ミラー スティーブ・マクニーブン 『シビル・ウォー』 |
原作 |
ジョー・サイモン ジャック・カービー 『キャプテン・アメリカ』 |
製作 | ケヴィン・ファイギ |
製作総指揮 |
ヴィクトリア・アロンソ ルイス・デスポジート アラン・ファイン スタン・リー ネイト・ムーア パトリシア・ウィッチャー |
出演者 |
クリス・エヴァンス ロバート・ダウニー・ジュニア スカーレット・ヨハンソン セバスチャン・スタン アンソニー・マッキー ドン・チードル ジェレミー・レナー チャドウィック・ボーズマン ポール・ベタニー エリザベス・オルセン ポール・ラッド エミリー・ヴァンキャンプ マリサ・トメイ トム・ホランド フランク・グリロ マーティン・フリーマン ウィリアム・ハート ダニエル・ブリュール |
音楽 | ヘンリー・ジャックマン |
撮影 | トレント・オパロック |
編集 | ジェフリー・フォード |
製作会社 | マーベル・スタジオ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 |
2016年5月6日(エル・キャピタン・シアター) 2016年4月29日 |
上映時間 | 148分 [1][2] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $250,000,000[3] |
興行収入 |
$1,153,304,495[3] $408,084,349 26億3000万円[4] |
前作 |
MCU アントマン(2015年) キャプテン・アメリカ キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年) |
次作 |
MCU ドクター・ストレンジ(2016年) キャプテン・アメリカ キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年) |
MCUのフェーズ3の1作目として、2016年5月6日に米国で公開された。批評的、興行的にも成功を収め、全世界で11億ドル以上の興行収入を記録し、演技(特にエヴァンスとダウニー)、アクションシーン、脚本、テーマなどが高く評価された。2016年の最高興行収入を記録し、歴代12番目の興行収入を記録した。
ソコヴィアでのウルトロンとの戦いから約1年後、ヒドラの残党ブロック・ラムロウのテロ計画を阻止するため、スティーブ・ロジャース率いるアベンジャーズがナイジェリアの都市ラゴスに出撃する。計画を阻止されたラムロウはスティーブを道連れに自爆を図るが、それを阻止しようとしたワンダの行動により一般市民に犠牲者が出てしまう。アベンジャーズはこの件で国際法違反の自警団ではないかと国際社会から批判を浴びる。同じ頃、トニー・スタークもソコヴィアで犠牲となった青年の母親から叱責され、ウルトロンの一件を猛省する。
アベンジャーズを国際連合の管理下に置くことを規定とする「ソコヴィア協定」が、世界各国の支持を得る。米国務長官サディアス・ロスは行方不明になっているソーとブルース・バナーを除くアベンジャーズのメンバーに協定への署名を求め、トニーとジェームズ・"ローディ"・ローズ、ヴィジョン、ナターシャはこれに賛同するが、スティーブは「自分で判断する権利と責任が奪われる」という主張から署名を拒否し、サムとワンダはそれに同調する。そんなとき、かつての恋人であったペギー・カーターの訃報を聞いたスティーブは彼女の葬儀に出席し、そこで再会したエージェント13がペギーの姪シャロンであることを知る。
ウィーンで行われたソコヴィア協定の署名式で爆破テロが発生し、演説中だったワカンダ王国国王ティ・チャカが死亡する。監視カメラの映像からバッキー・バーンズが犯人として国際指名手配を受け、ワカンダの王子ティ・チャラは彼へ復讐を誓う。スティーブとサムは単独でブカレストに潜伏中のバッキーに接触するが、間もなくして隠れ家が警察特殊部隊に急襲され、スーツを着たティ・チャラも現れ戦闘になる。そこにローディがウォーマシンで飛来し、バッキーを含む4人を逮捕する。
トニーは4人が収容された対テロ共同対策本部を訪れ、ソコヴィア協定に署名するようスティーブを再度説得するも拒否される。同じ頃、精神鑑定医を装い施設に潜入したヘルムート・ジモがバッキーと接見し、彼を再び洗脳状態に戻す。ウィンター・ソルジャーと化したバッキーは逃走を図るが、スティーブとともに川に落下し行方不明、騒動に乗じてサムも脱走する。サディアスはトニーに、スティーブたちの身柄を確保するよう最後通告する。トニーはニューヨークで動画サイトに上がっていた映像から、ピーター・パーカーを仲間に引き入れる。
洗脳から覚めたバッキーは、自分以外にもウィンター・ソルジャーが存在し、現在もシベリアの施設に冷凍保存されていることを明かす。3人は、ジモの狙いが残りのウィンターソルジャーを復活させ更なるテロ攻撃を行うことだと推理する。シャロンの手引きで装備を取り戻した3人は、クリント・バートン、ワンダ、そしてスコット・ラングを仲間に引き入れ航空機を奪ってシベリアに飛ぶ計画を立てる。
スティーブらの動きを察知したトニーは空港を封鎖し、ナターシャらを従え空港で彼らを待ち受ける。スティーブはジモの計画の件を話すがトニーは聞く耳を持たず、遂に両陣営は総力で激突する。激戦の中、ナターシャがスティーブ側に寝返り、スティーブとバッキーは離陸に成功する。スティーブに協力した者たちは逮捕され、ラフト刑務所に収監される。トニーは独自の捜査で真犯人がジモだったことを突き止め、単独でシベリアに向かい、それを察知したティ・チャラもトニーを追う。シベリアの施設でスティーブ、バッキーとトニーは一時休戦し、共にジモを捕らえるため施設内を捜索するが、冷凍保存されていたウィンター・ソルジャーらはジモによって既に全員殺害されていた。ジモはさらに、かつてトニーの両親を殺害した犯人がバッキーであったことを明かす映像を放送する。激昂したトニーはバッキーを攻撃しようとするがスティーブがそれを阻止し、乱戦が開始される。
その隙に施設の外に出たジモの前にティ・チャラが現れる。ジモもまたソコヴィアで家族を失いアベンジャーズへの復讐を誓った男だったことを知ったティ・チャラは、彼を殺害せずに逮捕する。スティーブは敗北寸前まで追い詰められるも、バッキーの助けが起点となりトニーのリアクターをシールドで破壊することで戦いに勝利した。トニーは「父の作ったシールドをお前が持つ資格はない」と叫ぶ。スティーブはシールドを置き、左腕を失ったバッキーとともにティ・チャラの手引きを受けワカンダへ渡る。バッキーは自身の洗脳を解く方法が見つかるまで冷凍睡眠へ戻ることを自ら選択する。
アフリカに位置する、ティ・チャラやティ・チャカの母国。本作の時点では、希少な超金属“ヴィブラニウム”の産出国であるということ以外にその全容は不明だが、本作のエンドクレジット後にスティーブに連れられたバッキーが亡命し、本国の冷凍睡眠装置にその身を委ねる。
※ 詳細はこちらを参照のこと
2014年3月、ルッソ兄弟はキャプテン・アメリカの実写映画化第2作『ウィンター・ソルジャー』より引き続き、クリス・エヴァンス主演、ケヴィン・ファイギ製作、クリストファー・マルクスおよびスティーヴン・マクフィーリーによる脚本のもと本作の監督を務めることを明らかにした[17][18]。マルクスとマクフィーリーは2013年の後半以来、兄弟が2014年2月に映画の製作を始めたのと同時に脚本の執筆にとりかかっており[19][20]、ルッソ兄弟の監督としての再起用は、『ウィンター・ソルジャー』の本上映より3か月前に行われた試写会の後、マーベルより決定が下されていた[17]。
2014年4月、ジョー・ルッソはインタビューで『ウィンター・ソルジャー』からのストーリーの続きについて「この映画(『ウィンター・ソルジャー』)のいいところは、2つのパートに分かれていることだ。ウィンター・ソルジャーの旅はまだ終わったわけではない。次回作は必然的に、その旅の終わりについて描いたものになるだろうね」と述べた[21]。またマーベルは、本作のアメリカでの公開日を2016年5月6日と発表[22]。前作で撮影監督を務めたトレント・オパロックも引き続き本作に携わることを発表している[23]。2014年7月、マルクスとマクフィーリーは2015年4月に本撮影を開始する予定に合わせ脚本の草稿を執筆している途中であることを明かし[24]、同年8月には本作品を、「『ファースト・アベンジャー』と『ウィンター・ソルジャー』が混ざり合ったもの」にするつもりだと述べた[25]。ルッソ兄弟も本作品を"サイコスリラー"と位置付けており、『セブン』や『ファーゴ』、『ゴッドファーザー』といった作品に加え、西部劇やブライアン・デ・パルマの映画から影響を受けたと述べている[26][27]。
2014年10月、ロバート・ダウニー・Jr.が本作でトニー・スタークを演じるための最終交渉に入り、本作の元となった漫画『シビル・ウォー』のストーリーラインに合わせるべくキャストに加えられた[28]。同月末、セバスチャン・スタンが前作に引き続きバッキー・バーンズ役で出演することが明らかとなり[29]、本作の正式な題名がCaptain America: Civil Warに決定された[30]。また、チャドウィック・ボーズマンがブラック・パンサーに扮するキャラクター・ティチャラとして出演することが発表された[31][32]。プロデューサーのファイギは本作品を、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)におけるフェーズ3の最初の映画であると位置づけた[33]。
2014年11月、アンソニー・マッキーとフランク・グリロが前作に引き続き、それぞれサム・ウィルソン、ブラック・ラムロウとして出演することとなり、ダニエル・ブリュールが新たにキャストとして加えられた[34][35]。加えて、同月24日に発生したソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントへのハッキング事件により流出したメールの中に、マーベルが本作品にスパイダーマン(ソニー・ピクチャーズが映画化権を保有している)を登場させる要望が記されたメールがあったことが明らかとなった[36]。この交渉は当初決裂したものと思われていたが、2015年2月に両社がMCUの映画においてスパイダーマンのキャラクターを使用するライセンス契約を結んだことにより、スパイダーマンが本作品に登場することが決定された[37][38][39]。ルッソ兄弟はこれに関し、本作品にスパイダーマンを登場させるために数か月間ロビー活動をしていたことを明かした[40]。
2015年1月にはスカーレット・ヨハンソンが前作に引き続きナターシャ・ロマノフ役を演じることが明かされ[41]、『ウィンター・ソルジャー』で編集を務めたジェフリー・フォードも本作に携わる契約に署名した[42]。2015年3月、ジェレミー・レナーが再びクリント・バートン役で出演することが決まった[43]。4月には本作が3D変換で製作されること[44]、そしてブリュールがヘルムート・ジモ役を演じることが明らかとなった[45][46]。さらに、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出演していたエリザベス・オルセンもワンダ・マキシモフ役で本作に出演することが決定された[47]。
本作の撮影は2015年4月27日[48][49]、ジョージア州ファイエットにあるパインウッド・アトランタ・スタジオ[50]にて開始された(撮影時の題名は「スプートニク」[51])。加えて、アトランタ都市圏のバックヘッド[52]、ミッドタウン[53]、ダウンタウン[54]の3地区とノークロス市(グイネット郡)[52]、およびポルシェの北米本社(劇中ではアベンジャーズの本部ビルとして使用されている)[55]にてロケーション撮影が行われた他、ドイツ・プエルトリコ・アイスランドにて追加のロケーション撮影が行われた[56][57]。また、本作ではIMAXとARRIの提携によるデジタル2Dカメラが、ドイツのライプツィヒ・ハレ空港での約15分にも及ぶ戦闘シーンの撮影で使用されている[48][58]。
5月上旬、マーベルはマーティン・フリーマンが詳細不明の役で出演することを発表した[59]。この間、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出演したヴィジョン役のポール・ベタニーおよびローディー役のドン・チードル、『ウィンター・ソルジャー』に出演したシャロン・カーター役のエミリー・ヴァンキャンプ、『アントマン』に出演したスコット・ラング役のポール・ラッド、『インクレディブル・ハルク』に出演したロス将軍役のウィリアム・ハートが、それぞれ同一の役で本作品に続投させることが決定されていた[56][60]。余談として、『キャプテン・アメリカ』映画シリーズ前2作や『アベンジャーズ』前2作に出演していたニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンはIGNのインタビューで、本作での彼の出番がないことをルッソ兄弟から知らされ「驚いた」と語っている[61]。製作総指揮のネイト・ムーアはフューリーの不在について、「彼(フューリー)は『シビル・ウォー』のストーリーには一切関与していない」からだと述べた[27]。
2015年5月30日、ルッソ兄弟はファイギともう一人のプロデューサーであるエイミー・パスカルと共に、スパイダーマンに扮するピーター・パーカーの役を演じる俳優を決めるスクリーンテストをアトランタで行った。ルッソ兄弟らは1500人の中からオーディションで選ばれた最終候補者の6人にロバート・ダウニー・Jrを相手役とした演技テストを行い、最終オーディションではクリス・エヴァンスを相手役とした演技テストを行った。その結果、19歳の新人であるイギリスの俳優トム・ホランドがピーター・パーカー役に選ばれた[62][63]。ジョー・ルッソは「僕らは配役に関してかなり主張した」と述べており、ダンスと新体操で培われたホランドの身体性を高く評価していた。また、ルッソ兄弟は「過去の『スパイダーマン』実写作品で演じられていた時と区別する」ために、ピーター・パーカーの年齢をホランドの実年齢に合わせて若く設定している[64]。マーベルは当初、契約の守秘義務によりこのことを公表していなかったが、2015年7月に脚本家のジョナサン・ゴールドスタインがホランドの出演を明らかにした[65][66]。
6月下旬には撮影の半分が終了し[67]、8月上旬に残りの撮影がドイツで行われた[68](ロケの撮影地には上記のライプツィヒ・ハレ空港に加え、ベルリンのオリンピアシュタディオン[69]が含まれている)。8月22日には全ての撮影が終了した[70]。
2015年9月、これまでのMCU作品でハルクを演じていたマーク・ラファロは、当初本作の脚本ではハルクも登場することになっていたものの、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の終盤でハルクがアベンジャーズから去っていった理由と居場所をマーベルが明らかにしなかったため、登場しないことになってしまったと語った[71]。脚本担当のマルクスはこの理由について、原作コミックにはハルクが登場していないことと、早い段階でハルクを出すと戦いがすぐに終わってしまうからだと述べた。また、マルクスはインタビューで「どのキャラクターを出すかは、どんな戦いをさせたいかによるからね」と述べている[64] 。11月、ジョー・ルッソは本作のテーマを"裏切り"とし、「とてもエモーショナルな作品」だと称した[72]。
2016年1月にはいくつかの撮り直しが行われた[73]。2月22日にはマーティン・フリーマンが登場するスチール写真が公開され、エヴェレット・ロス役を演じることが発表された[74][75]。また、『アイアンマン』実写3部作にペッパー・ポッツ役で出演していたグウィネス・パルトロウも本作に続投で出演することが明らかになった[76][77]。3月16日、ルッソ兄弟は本作の完成まであと1週間半かかることと合わせて[78]、本編終了後のポストクレジット・シーン(おまけ映像)を2つか3つ加える予定だと明かした[79]。
2016年4月22日に本作品のワールドプレミアがドルビー・シアターにて行われ[80]、27日に世界中で先行上映された[81](日本では2016年4月29日より上映[82])。アメリカでは5月6日にIMAXで上映される[83]。
一般の公開は全米よりも早い4月29日であり、このような措置が取られたのは『アイアンマン3』以来である。日本でのキャッチコピーは「友情が、友情を引き裂く-」「"禁断の戦い"が始まる」となっている。ジャパンプレミアは、熊本地震の影響によりレッドカーペットは中止となったが、試写会は開催され、ゲストとしてファルコンの吹き替えを担当した溝端淳平が登壇した。
2016年4月6日に本作と漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)のコラボレーション企画として、同誌に連載されている『FAIRY TAIL』、『ダイヤのA』、『七つの大罪』の描き下ろしビジュアルが公開された。このビジュアルでは、アベンジャーズが2つの陣営に分かれ互いに戦うという本作の内容を基に、それぞれの作品に登場するキャラクターたちが2つの陣営に分かれて向き合う様が描かれている。このビジュアルを使用したポストカード(3作品のうち1つ)と2種類の本作のポスターカードがセットになった3枚組スペシャルポストカードセットが70万セット限定で用意された[84][85]。
プロデューサーのファイギによれば、本作品は『キャプテン・アメリカ』実写3部作の完結作であるとされている[86]。同時に、クリス・エヴァンスがマーベルと出演契約を交わした映画の中では最後の『キャプテン・アメリカ』実写作品であり[87]、エヴァンスは2015年9月に、アベンジャーズ実写映画の次回作である『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以降の出演まで契約を延長することを受け入れたとコメントした[88]。
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