2015年の日本プロ野球
2015年のNPB ウィキペディアから
2015年の日本プロ野球(2015ねんのにほんぷろやきゅう)では、2015年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。
→メジャーリーグベースボール(MLB)の動向については2015年のメジャーリーグベースボール、NPB、MLB以外の野球動向については2015年の野球参照
NPB2015年スローガン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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この1球に未来を懸けて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本一:福岡ソフトバンクホークス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本シリーズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
正力松太郎賞 | 工藤公康 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
沢村栄治賞 | 前田健太 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
セ・リーグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀選手 | 山田哲人 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀新人 | 山﨑康晃 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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クライマックスシリーズ・セ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パ・リーグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀選手 | 柳田悠岐 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀新人 | 有原航平 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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クライマックスシリーズ・パ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
セ・パ交流戦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
優勝 | 福岡ソフトバンクホークス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
MVP | 柳田悠岐 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年NPBドラフト会議 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年NPBオールスター | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年の野球 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015年の野球日本代表 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
← 2014 2016 → |
できごと
1月
- 1月5日
- 横浜DeNAベイスターズは、2015年のチームスローガンを『導』としたことを発表[1]。
- 1月9日
- 1月16日
- 福岡ソフトバンクホークスは、2015年のチームスローガンを『熱男』としたことを発表[5]。
- 1月18日
- オリックス・バファローズは、2015年のチームスローガンを『輝氣 2015 輝こう、一緒に。』としたことを発表[6]。
- 1月26日
- 北海道日本ハムファイターズは、2015年のチームスローガンを『E Z O lution』としたことを発表[7]。
2月
3月
4月
- 4月1日
- 4月2日
- 横浜DeNAベイスターズはユリエスキ・グリエルとの契約を解除したことを発表。弟のルルデス・グリエル・ジュニアについては制限選手とした[17]。
- 4月3日
- 福岡ソフトバンクホークスは、育成選手の細山田武史を支配下登録したことを発表。背番号は00[18]。
- 広島東洋カープは、ネイト・シャーホルツとの契約が合意したことを発表[19]。
- 4月4日
- 読売ジャイアンツは、阪神タイガース戦通算1000勝を達成[20]。
- 4月11日
- 東北楽天ゴールデンイーグルスの松井稼頭央が史上54人目の通算3000塁打を達成[21]。
- 4月15日
- 北海道日本ハムファイターズの中嶋聡がロッテ戦で出場し、実働29年のプロ野球タイ記録を達成[22]。
- 4月22日
- 読売ジャイアンツは、前トロント・ブルージェイズのホアン・フランシスコを獲得、1年契約を結んだことを発表[23]。
- 4月29日
- 4月30日
5月
- 5月4日
- 福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテが史上26人目の通算100セーブを達成[26]。
- 中日ドラゴンズの谷繁元信が阪神戦で本塁打を放ち、NPB新記録の新人から27年連続本塁打を達成。さらに1試合4安打を記録し、プロ最年長記録を更新した[27]。
- 5月5日
- 5月20日
- 5月22日
- 東京ヤクルトスワローズは、22日にミッチェル・ジョン・デニングと契約合意したことを発表[30]。
- 5月26日
- 日本生命セ・パ交流戦が開幕[31]。
- 5月27日
- 横浜DeNAベイスターズのアーロム・バルディリスが対オリックス・バファローズ2回戦(横浜スタジアム)の7回裏に本塁打を放ち、史上29人目となる全球団から本塁打を達成[32]。
6月
7月
- 7月1日
- 7月3日
- 7月9日
- 7月13日
- オリックス・バファローズが史上2球団目の通算10000試合[53]。
- 7月15日
- 横浜DeNAベイスターズが本拠地での巨人戦で劇的なサヨナラ勝ちを飾り、日本一に輝いた1998年以来17年ぶりとなる首位ターンを決めた[54]。
- 7月16日
- 台風11号の影響を受け、倉敷マスカットスタジアムで予定されていたフレッシュオールスターゲームは中止。翌日の17日も中止になったため、行われないことになった[55]。
- 7月17日
- 7月18日
- オールスターゲーム第2戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)は全セが8対3で全パに勝利[57]。代打で出場した森友哉(埼玉西武ライオンズ)が清原和博以来二人目となる10代での本塁打を達成[58]。
- 7月21日
- 7月23日
- 7月24日
- 7月25日
- 読売ジャイアンツは、アレックス・カステヤーノスを獲得したことを発表[66]。
- 読売ジャイアンツの片岡治大が史上37人目の通算200犠打を達成[67]。
- 7月27日
- 7月28日
- 7月30日
- 7月31日
- 7月31日
8月
- 8月4日
- 8月5日
- 8月6日
- 読売ジャイアンツが通算4000敗を喫した[81]。
- 8月7日
- 読売ジャイアンツが参考記録だがプロ野球記録ワーストの21三振を喫した[82]。
- 8月9日
- 埼玉西武ライオンズの中村剛也がオリックス戦の8回表に満塁本塁打を放ち、プロ野球新記録となる通算16本目の満塁本塁打を記録した[83]。
- 8月10日
- 8月11日
- 福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩がNPB史上161人目の通算150本塁打を達成[85]。
- 8月17日
- 8月19日
- 東北楽天ゴールデンイーグルスの松井稼頭央が、スイッチヒッター新記録となる通算2019安打を達成[87]。
- 8月20日
- 8月22日
- 8月27日
- オリックス・バファローズの監督を休養していた森脇浩司が、8月31日付けで監督を退任するのと、球団シニアアドバイザーへの就任を発表した[90]。なお、福良淳一監督代行は、引き続き監督代行のまま指揮を執る。
- 8月28日
9月
- 9月3日
- 9月6日
- 福岡ソフトバンクホークスが対東北楽天ゴールデンイーグルス戦に5-3で勝利し3位以内が確定、両リーグ一番乗りでのクライマックスシリーズ進出を決めた[96]。
- 9月7日
- 9月10日
- 9月12日
- 9月13日
- 埼玉西武ライオンズの秋山翔吾が史上6人目のシーズン200本安打を達成[102]。
- 9月14日
- 9月15日
- オリックス・バファローズが福岡ソフトバンクホークス戦(京セラドーム大阪)に6-1で勝利し、前身の阪急時代から数えてリーグ戦通算5000勝を達成した。なお、NPB所属の球団では、巨人・阪神・中日に次いで4球団目で、パシフィック・リーグ所属球団としては初[104]。
- 9月16日
- 9月17日
- 9月19日
- 9月20日
- 9月21日
- 9月22日
- イースタン・リーグは22日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた読売ジャイアンツが、ジャイアンツ球場で行われた対横浜DeNAベイスターズ第18回戦に5-3で勝ち、6年ぶり24度目の優勝が決定[114]。
- 9月23日
- 9月24日
- 9月26日
- 読売ジャイアンツが対東京ヤクルトスワローズ戦に勝利。これにより、クライマックスシリーズ進出が決定[118]。
- 9月27日
- 9月29日
- 9月30日
10月
- 10月1日
- 埼玉西武ライオンズの秋山翔吾がオリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)の6回に215安打を達成し、日本プロ野球新記録を樹立。2010年にマット・マートン(当時阪神)が記録した214安打を抜く。9回にも三塁打を放ち、216安打でレギュラーシーズンを終えた[127][128]。
- オリックス・バファローズは、坂口智隆、馬原孝浩に戦力外通告したことを発表[129]。また監督代行の福良淳一が監督に昇格し来季の一軍監督に、二軍監督に田口壮が就任したことを発表した[130]。
- 読売ジャイアンツは、青木高広、坂口真規、横川史学に戦力外通告したことを発表[131]。
- 広島東洋カープは、岩見優輝、池ノ内亮介、河内貴哉、中村憲、育成選手の森下宗に戦力外通告したことを発表[132]。
- 阪神タイガースは渡辺亮の現役引退と[133]、黒瀬春樹に戦力外通告したことを発表[134]。
- 北海道日本ハムファイターズの中嶋聡が現役引退を表明[135]。
- 10月2日
- オリックス・バファローズは、井川慶に戦力外通告したことを発表[136]。
- 北海道日本ハムファイターズは、鵜久森淳志、河野秀数、齊藤勝、増渕竜義に戦力外通告したことを発表[137]。
- 埼玉西武ライオンズは、石川貢、梅田尚通、林﨑遼、前川恭兵、米野智人に戦力外通告したことを発表[138]。またミゲル・メヒア、アンソニー・セラテリとの契約を結ばないことを発表した[139]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは、上園啓史、梅津智弘、高堀和也、藤江均に戦力外通告したことを発表[140]。
- 東京ヤクルトスワローズが阪神タイガース戦(神宮球場)で延長11回の末2-1でサヨナラ勝利し、14年ぶり7度目のリーグ優勝を決める[141]。
- 10月3日
- ファーム日本選手権がKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われ、ウエスタン・リーグ優勝チームの福岡ソフトバンクホークスがイースタン・リーグ優勝チームの読売ジャイアンツを2-0で退け、日本一。MVPは岩嵜翔[142]。
- 横浜DeNAベイスターズが対読売ジャイアンツに敗戦、これにより3年ぶりの最下位が決定[143]。横浜DeNAベイスターズは前半戦終了(オールスターゲーム開幕直前)段階で首位であったチームの最終順位最下位はプロ野球史上初となる[144]。また、これにより中日ドラゴンズの5位も確定。
- 横浜DeNAベイスターズの中畑清監督が、今季限りでの監督退任を表明[145]。
- オリックス・バファローズは、対福岡ソフトバンクホークス戦に勝利し、リーグ5位が確定[146]。
- オリックス・バファローズは、古川秀一、柴田健斗、原大輝に戦力外通告したことを発表[147]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは、千葉ロッテマリーンズ戦に敗れ、2年連続最下位が決定[148]。
- 中日ドラゴンズは、二軍監督に小笠原道大が就任したことを発表[149]。
- 10月4日
- 10月5日
- 10月6日
- 東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ最終戦(コボスタ宮城)をもって、パシフィック・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了[159]。
- 10月7日
- 10月8日
- 10月9日
- 10月10日
- 10月12日
- 10月13日
- 10月14日
- 10月15日
- オリックス・バファローズは2016年シーズンの一軍・二軍の監督及びコーチ人事を発表[175]。
- 10月16日
- 10月17日
- クライマックス・セファイナルステージ第4戦(神宮球場)は、東京ヤクルトスワローズが3-2で読売ジャイアンツに勝ち、優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージを含めて、対戦成績を4勝1敗としCS4度目の出場で初めて突破。14年ぶり7回目の日本シリーズ進出が決定[177]。
- 10月18日
- 10月19日
- 10月20日
- 10月21日
- 10月22日
- プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンDが行われた[187]。
- 県岐阜商高の髙橋純平投手は、福岡ソフトバンクホークス・中日ドラゴンズ・北海道日本ハムファイターズの3球団が1位指名し、ソフトバンクが交渉権を獲得。
- 明治大学の髙山俊外野手は、阪神タイガース・東京ヤクルトスワローズの2球団の競合の結果、阪神が交渉権を獲得。なおこれに際し、ヤクルト監督の真中満が外れくじを当たりと早とちりし、それにだまされた阪神監督の金本知憲が本当の当たりくじを見なかったため、数分後に訂正されるハプニングが発生した[188]。
- 仙台育英高の平沢大河内野手は、東北楽天ゴールデンイーグルス・千葉ロッテマリーンズの2球団の競合の結果、ロッテが交渉権を獲得。楽天は外れ一位で、関東第一高のオコエ瑠偉外野手の交渉権獲得。
- 2回目の指名では、東海大相模高の小笠原慎之介投手を、中日ドラゴンズ・北海道日本ハムファイターズの2球団の競合の結果、中日が交渉権を獲得。日本ハムは外れ一位で明大の上原健太投手の交渉権を獲得。
- 読売ジャイアンツは、来季から育成選手を中心とした「三軍」を編成すると発表した。従来の一、二軍に加えて育成主体の単独チームを作り、若手の実戦経験を増やすのが狙い。20〜25人規模となる見込み[189]。
- プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンDが行われた[187]。
- 10月23日
- 10月24日
- 北海道日本ハムファイターズは、ジェレミー・ハーミダ、ミッチ・ライブリーと契約しないことを発表[192]。
- 読売ジャイアンツの井端弘和が今季限りでの現役引退を表明[193]。
- 10月26日
- 今季の最も優れた先発完投型の投手に贈られる沢村賞に、広島東洋カープの前田健太投手が選ばれた。受賞は、5年ぶり2度目[194]。
- 読売ジャイアンツの高橋由伸新監督の就任会見が行われた。3年契約で背番号は現役時代と同じ「24」[195]。
- 読売ジャイアンツの原辰徳前監督が2016年1月1日付で、巨人の球団特別顧問に就任することが決定[196]。
- 広島東洋カープは2016年シーズンの一軍・二軍の監督及び人事を発表[197]。
- 広島東洋カープは、篠田純平、武内久士、ダニーロ・デヘスス、鈴木将光に戦力外通告したことを発表[198]。
- 北海道日本ハムファイターズは大野奨太の残留と、背番号を2から27に変更することを発表[199]。
- オリックス・バファローズは榊原諒、中山慎也、前田祐二、竹原直隆、鉄平に戦力外通告したことを発表[200]
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは、今野龍太、榎本葵、小山桂司、西村弥に戦力外通告したことを発表[201]。
- 10月27日
- 10月28日
- 10月29日
- 10月30日
- 10月31日
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは、ライナー・クルーズ、ギャビー・サンチェス、アレハンドロ・セゴビア、ウィリー・モー・ペーニャ、アガスティン・ムリーロと契約しないことを発表[212]。
11月
- 11月2日
- 11月3日
- 福岡ソフトバンクホークスは2016年の一軍・二軍・三軍の監督及びコーチ人事を発表[214]。
- 11月4日
- 11月5日
- 11月6日
- パ・リーグは、来季の公式戦日程を発表した。2016年3月25日に楽天-ソフトバンク(コボスタ宮城)、西武-オリックス(西武プリンス)、ロッテ-日本ハム(QVC)の3試合で開幕[219]。また、6月28・29日には、オリックス-楽天が沖縄セルラースタジアム那覇にて開催される。なお、沖縄開催のパ・リーグ公式戦としては1962年の阪急ブレーブス-毎日大映(大毎)オリオンズ戦以来54年ぶりとなる[220]。
- 読売ジャイアンツは、前埼玉西武ライオンズのアブナー・アブレイユと育成選手契約を結んだことを発表[221]。
- 11月7日
- 11月8日
- 福岡ソフトバンクホークスの王貞治球団会長が、日本での長年に渡る活躍と台湾で競技普及に尽くした功績をたたえて、台湾棒球協会から殿堂入り表彰を受けた[223]。
- 第1回WBSCプレミア12の開幕戦(予選リーグ・第1戦)が札幌ドームで行われ、日本代表(侍ジャパン)は韓国に5-0で勝利した[224]。
- 11月9日
- 福岡ソフトバンクホークスは、関川浩一、髙村祐の入団を発表。関川は一軍野手総合巡回コーチ、髙村は二軍投手コーチを務める[225]。
- 読売ジャイアンツは東京・大手町の球団事務所で緊急会見を開き、同球団の選手による野球賭博問題で、球団は野球賭博に関与していた3人の選手(福田聡志、笠原将生、松本竜也)との契約を解除する方針を決定。なお、具体的な時期は日本野球機構(NPB)の熊﨑勝彦コミッショナーの裁決後になる予定[226]。また、この問題における監督責任を取って、原沢敦・読売巨人軍専務取締役兼球団代表が球団側に引責辞任を申し入れ、同日付で受理されたことも合わせて発表された。なお、球団代表は当面の間、空席になる[227]。
- あわせて、巨人の全選手・首脳陣・職員ら計276人に行ったヒアリングの調査結果が公表され、福田・笠原・松本竜の3選手は野球賭博だけではなく一般客が立ち入れないいわゆる「裏カジノ」に出入りし賭博をしていた。そのほか、協約違反の有害行為の該当者はいなかったものの、3選手以外にも巨人の一部選手間において賭け麻雀や賭けトランプ、高校野球を使ったギャンブルを、二軍本拠地のジャイアンツ球場のロッカールームでしていたなど、球団内で賭け事が日常的に横行していた事実も発表した。球団は関わった全選手に厳重注意処分をした[228]。
- 11月10日
- 読売ジャイアンツの3選手(福田聡志、笠原将生、松本竜也)が野球賭博に関与していた問題で、日本野球機構(NPB)の調査委員会は、野球賭博に関与した3選手は無期の失格処分とし、球団に対しても制裁金1000万円を科すことが妥当とする最終報告を行い、報告書がNPBの熊﨑勝彦コミッショナーに提出され、これを受けたコミッショナーは、報告書同様3選手を無期の失格処分とし、巨人に制裁金1000万円を科す裁定を下した。このNPBの処分を受け、巨人は福田・笠原・松本竜の3選手との契約を正式に解除。なお、野球協約に反したとして現役選手がコミッショナーから処分されるのは、1969年に西鉄ライオンズ(現・西武)の投手の八百長が発覚したのに端を発した「黒い霧事件」以来[229]。→詳細は「読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題」を参照
- 読売ジャイアンツの3選手(福田聡志、笠原将生、松本竜也)が野球賭博に関与していた問題で、日本野球機構(NPB)の調査委員会は、野球賭博に関与した3選手は無期の失格処分とし、球団に対しても制裁金1000万円を科すことが妥当とする最終報告を行い、報告書がNPBの熊﨑勝彦コミッショナーに提出され、これを受けたコミッショナーは、報告書同様3選手を無期の失格処分とし、巨人に制裁金1000万円を科す裁定を下した。このNPBの処分を受け、巨人は福田・笠原・松本竜の3選手との契約を正式に解除。なお、野球協約に反したとして現役選手がコミッショナーから処分されるのは、1969年に西鉄ライオンズ(現・西武)の投手の八百長が発覚したのに端を発した「黒い霧事件」以来[229]。
- 11月11日
- 第1回WBSCプレミア12の予選リーグ・第2戦が台湾で行われ、日本代表(侍ジャパン)はメキシコと対戦。5-5で迎えた9回裏に、一死1・2塁から中田翔がセンター前にタイムリーを放ち、6-5でサヨナラ勝ち[230]。
- 11月12日
- 北海道日本ハムファイターズは、米野智人と選手契約、及び二軍バッテリーコーチ補佐就任を発表[231]。
- 埼玉西武ライオンズは、相内誠の背番号を71から41に変更することを発表[232]。また育成選手の戸川大輔と支配下選手契約を交わしたことを発表した。背番号は71[233]。
- 東京ヤクルトスワローズは、由規、平井諒と育成選手契約を交わしたことを発表。由規の背番号は121、平井は167[234]。
- 横浜DeNAベイスターズは、アーロム・バルディリスとの2016年度の契約を結ばないことを発表[235]。
- 第1回WBSCプレミア12の予選リーグ・第3戦が台湾で行われ、日本代表(侍ジャパン)は、WBCの前回大会優勝のドミニカ共和国と対戦し、4-2で勝利[236]。
- 11月13日
- 11月14日
- 福岡ソフトバンクホークスは、岩嵜翔の背番号を17に変更することを発表[242]。また、ジェイソン・スタンリッジ、ブライアン・ウルフと2016年度の契約を結ばないことも発表した[243]。
- 阪神タイガースは、藤川球児(前四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグス)との契約が合意したことを発表[244]。
- 第1回WBSCプレミア12の予選リーグ・第4戦が台湾で行われ、日本代表(侍ジャパン)は、アメリカと対戦し、10-2で大勝。決勝トーナメント進出が決定[245]。
- 11月15日
- 11月16日
- 11月17日
- 埼玉西武ライオンズは、エスメルリング・バスケスと2016年度の契約を結んだことと、背番号を26から42に変更することを発表[251]。
- 横浜DeNAベイスターズは、前ソフトバンクの白根尚貴と契約したことを発表[252]。
- 11月18日
- 11月19日
- 11月20日
- 埼玉西武ライオンズは、鬼崎裕司の背番号を4から5に変更することを発表[256]。
- 広島東洋カープは、ジェイソン・プライディとの契約が合意したことを発表[257]。
- 11月21日
- 11月23日
- 11月24日
- 2015年度「ベストナイン」の受賞選手が発表され、セ・リーグは9名、パ・リーグは「ベストDH」を含め10名の選手が、マスコミ各社のプロ野球担当記者の投票により選出された[267]。
- パ・リーグは、10人中7人が初受賞。一方セ・リーグは、9人中5人が初受賞。なお、読売ジャイアンツ所属選手の受賞者は0に終わった。巨人所属選手がベストナインに選ばれなかったのは、9年ぶり。
- 埼玉西武ライオンズは、アンディ・バンヘッケンの保有譲渡が合意したことを発表[268]。
- 北海道日本ハムファイターズは、2016年シーズンのキャプテンに大野奨太の就任が決定[269]。
- 2015年度「ベストナイン」の受賞選手が発表され、セ・リーグは9名、パ・リーグは「ベストDH」を含め10名の選手が、マスコミ各社のプロ野球担当記者の投票により選出された[267]。
- 11月25日
- この日行われた「NPB AWARDS 2015 supported by リポビタンD」において、プロ野球担当記者の投票により選ばれた今年度の「最優秀選手賞(MVP)」と「最優秀新人賞(新人王)」が発表され、MVPはセが山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)、パが柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)。新人王はセが山﨑康晃(横浜DeNAベイスターズ)、パが有原航平(北海道日本ハムファイターズ)がそれぞれ受賞[270]。
- 11月26日
- 11月27日
- 横浜DeNAベイスターズの新入団選手記者発表会が横浜市内のホテルで行われ、10人の新入団選手が発表される[272]。
- 福岡ソフトバンクホークスは、育成選手の坂田将人と支配下選手契約を交わしたことを発表。背番号は49[273]。
- オリックス・バファローズは、中島裕之の登録名を中島宏之に変更することを発表[274]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは、千葉ロッテマリーンズからFA宣言していた今江敏晃との契約が合意したことを発表[275]。
- 広島東洋カープは所属5選手の背番号変更を発表。中﨑翔太が56から21、田中広輔が63から2、久本祐一が120から65、辻空が124から56、中村亘佑が126から68。また新入団選手の背番号も発表された[276]。
- 11月29日
- 11月30日
12月
- 12月1日
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは仙台市内のホテルで[281]、千葉ロッテマリーンズは東京都新宿区のロッテ本社で[282]、それぞれ「新入団選手発表会」を行い、楽天は新人9選手、ロッテは新人9選手(育成2人含む)の入団を発表。
- 阪神タイガースは、マット・ヘイグとの契約を締結させたことを発表[283]。
- 中日ドラゴンズは、ジョーダン・ノルベルト、ファン・ハイメ、ダヤン・ビシエドの新外国人3選手の獲得を発表[284]。
- シーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打を放った選手に贈られる「2015 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の受賞選手が発表され、セ・リーグは雄平(東京ヤクルトスワローズ)、パ・リーグは柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)がそれぞれ受賞[285]。
- 12月2日
- 12月4日
- 12月7日
- 12月8日
- 12月11日
- 12月12日
- 中日ドラゴンズは、来季のスローガンを『竜魂燃勝(りゅうこんねんしょう)』とすることを発表[300]。
- 12月14日
- 広島東洋カープは、ブレイディン・ヘーゲンズとの契約が合意したことを発表[301]。
- 12月15日
- NPBは、2016年度春季非公式試合(オープン戦)の日程を発表。来年2月20日から3月21日まで合計98試合の開催を予定[302]。
- 12月16日
- 読売ジャイアンツは、ギャレット・ジョーンズとの契約が合意したことを発表[303]。
- 広島東洋カープは、来シーズンより新井貴浩の背番号を28から25へ、高橋大樹の背番号を25から50に変更することを発表[304]。
- 12月18日
- 12月20日
- 12月21日
- オリックス・バファローズは、エリック・コーディエを獲得したことを発表。背番号は52[310]。
- 12月22日
- 12月22日
- 読売ジャイアンツは、来季新たに入団する選手の背番号と、変更になる選手の背番号を発表した[312]。
- 12月24日
- 12月25日
- 千葉ロッテマリーンズは、福岡ソフトバンクホークスから自由契約のジェイソン・スタンリッジを獲得したことを発表[317]。
- 埼玉西武ライオンズは、2016年度のシーズンスローガンを『BEAST! 強く、猛々しく。』としたことを発表[318]。
- 12月29日
- 「NPB12球団ジュニアトーナメント2015 supported by 日能研」の決勝戦が行われ、中日ドラゴンズジュニアが福岡ソフトバンクホークスジュニアを4-0で退け、7年ぶり2回目の優勝[319]。
競技結果
- 本年度より、レギュラーシーズンの総当たりが、同一リーグ25回総当たり(125試合)+交流戦3回総当たり(18試合)の143試合制となった。上位3チームがクライマックスシリーズ進出。
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セ・パ交流戦
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 12 | 6 | 0 | .667 | 優勝 |
2位 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 | 6 | 1 | .647 | 0.5 |
3位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 6 | 2 | .625 | 1.0 |
4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
6位 | 阪神タイガース | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
7位 | 広島東洋カープ | 9 | 9 | 0 | .500 | 3.0 |
8位 | 東京ヤクルトスワローズ | 8 | 9 | 1 | .471 | 3.5 |
9位 | オリックス・バファローズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.0 |
10位 | 中日ドラゴンズ | 7 | 10 | 1 | .412 | 4.5 |
11位 | 読売ジャイアンツ | 7 | 11 | 0 | .389 | 5.0 |
12位 | 横浜DeNAベイスターズ | 3 | 14 | 1 | .176 | 8.5 |
クライマックスシリーズ
ファーストステージ
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ファイナルステージ
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日本シリーズ
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月24日(土) | 第1戦 | 東京ヤクルトスワローズ | 2 - 4 | 福岡ソフトバンクホークス | 福岡ヤフオク!ドーム |
10月25日(日) | 第2戦 | 東京ヤクルトスワローズ | 0 - 4 | 福岡ソフトバンクホークス | |
10月26日(月) | 移動日 | ||||
10月27日(火) | 第3戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 4 - 8 | 東京ヤクルトスワローズ | 明治神宮野球場 |
10月28日(水) | 第4戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 6 - 4 | 東京ヤクルトスワローズ | |
10月29日(木) | 第5戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 5 - 0 | 東京ヤクルトスワローズ | |
優勝:福岡ソフトバンクホークス(2年連続7回目) |
- 日本シリーズMVP:李大浩(ソフトバンク)
- 優秀選手:武田翔太、リック・バンデンハーク、明石健志(いずれもソフトバンク)
- 敢闘選手賞:山田哲人(ヤクルト)
個人タイトル
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||
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タイトル | 選手 | 球団 | 成績 | 選手 | 球団 | 成績 |
最優秀選手 | 山田哲人 | ヤクルト | 柳田悠岐 | ソフトバンク | ||
最優秀新人 | 山﨑康晃 | DeNA | 有原航平 | 日本ハム | ||
首位打者 | 川端慎吾 | ヤクルト | .336 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | .363 |
本塁打王 | 山田哲人 | ヤクルト | 38本 | 中村剛也 | 西武 | 37本 |
打点王 | 畠山和洋 | ヤクルト | 105点 | 中村剛也 | 西武 | 124点 |
最多安打 | 川端慎吾 | ヤクルト | 195本 | 秋山翔吾 | 西武 | 216本 |
盗塁王 | 山田哲人 | ヤクルト | 34個 | 中島卓也 | 日本ハム | 34個 |
最高出塁率 | 山田哲人 | ヤクルト | .416 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | .469 |
最優秀防御率 | K.ジョンソン | 広島 | 1.85 | 大谷翔平 | 日本ハム | 2.24 |
最多勝利 | 前田健太 | 広島 | 15勝 | 大谷翔平 | 日本ハム | 15勝 |
涌井秀章 | ロッテ | |||||
最多奪三振 | 藤浪晋太郎 | 阪神 | 221個 | 則本昂大 | 楽天 | 215個 |
最高勝率 | M.マイコラス | 巨人 | .813 | 大谷翔平 | 日本ハム | .750 |
最多セーブ投手 | T.バーネット | ヤクルト | 41S | D.サファテ | ソフトバンク | 41S |
呉昇桓 | 阪神 | |||||
最優秀中継ぎ投手 | 福原忍 | 阪神 | 39HP | 増田達至 | 西武 | 42HP |
月間MVP
ベストナイン
ゴールデングラブ賞
オールスター戦
→詳細は「2015年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 第1戦(東京ドーム、7月17日)
- 第2戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、7月18日)
- 全セ 8対3 全パ
- MVP:會澤翼(広島東洋カープ/全セ)
ファーム
- ウエスタン・リーグ優勝:福岡ソフトバンクホークス(4年連続10度目)
- イースタン・リーグ優勝:読売ジャイアンツ(6年ぶり24度目)
- ファーム日本選手権優勝:福岡ソフトバンクホークス(ウエスタン・リーグ)
- 福岡ソフトバンクホークス 2 - 0 読売ジャイアンツ
誕生
→詳細は「2015年の野球」を参照
死去
→詳細は「2015年の野球#死去」を参照
出典
脚注
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