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群馬県みどり市東町神戸にあるわたらせ渓谷鐵道の駅 ウィキペディアから
神戸駅(ごうどえき)は、群馬県みどり市東町神戸にある[1]、わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。駅番号はWK12。
この駅から沢入駅までの約6 kmは急勾配区間で、草木ダムの堤体高さ(約140 m)と同じ高低差を草木トンネルで一気に登っていく。
ディーゼル化される前は、C12形蒸気機関車の牽引で貨物・客車列車を運行していた。当駅より足尾本山側は急勾配が続くため、重連による蒸気機関車の運行を行っていた(この駅が重連の拠点となっていた)が、草木トンネルの開通に伴い無煙化された。
開業時は、駅名を神戸駅(こうべえき、兵庫県神戸市中央区)との混同を防ぐため神土駅(ごうどえき)としたが[1][5]、わたらせ渓谷鐵道への転換時に本来の地名に合わせ、現在の駅名に改称した[5]。「神土」の表記は小中駅 - 当駅間にある第一神土トンネル・第二神土トンネルに残っている。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。木造駅舎を有する。無人駅であるが、わたらせ渓谷鐵道が地元住民にボランティア駅長として委嘱している[3][4]。日中のみ稼働する自動券売機が設置されている。
駅舎側が足尾方面、反対側のホームが桐生方面で列車交換が可能[2]。両ホーム間は跨線橋および小中方にある構内踏切で連絡している。国鉄時代は2面3線だったが、現在桐生方面の1線は列車のレストラン「清流」(次節)が利用している。
開業時に竣工した木造の駅舎が現在でも使用されており(開業後増築・改修を3回実施)、駅本屋やプラットホームなどの設備が登録有形文化財に登録されている[4][10]。
駅前広場には路線バスの停車・転回スペースがあるほか、大型観光バス・乗用車用の駐車場が設けられている。当駅周辺は花桃の名所となっており[5][12]、毎年4月の「神戸駅花桃まつり」の際は駐車場がイベントスペースとなり、一般車の駅前乗り入れはできなくなる[13]。
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。駅舎側ホームは桐生方面への折り返し運転に対応。
特急けごんとして東武鉄道日光線を走っていた元1720系「デラックス・ロマンス・カー」の4両目と5両目の2両を利用した列車レストランで[3][14]、駅舎がある桐生方面ホーム横に設けられている[5]。当初は清流にちなんだ青色に塗装されていたが、2011年(平成23年)1月末に現役当時の塗装に復元された[15]。車内は、テーブルの設置以外ほとんど改造されておらず、当時のままの姿を保っている[15]。
土曜・休日を中心に車内での販売も行われることがある。主な駅弁は下記の通り[16]。
年度 | 1日平均人数 |
---|---|
2011年 | 229 |
2012年 | 246 |
2013年 | 206 |
2014年 | 219 |
2015年 | 227 |
2016年 | 228 |
2017年 | 206 |
2018年 | 198 |
当駅では、普通乗車券所持者に限り途中下車が可能となっている(整理券では不可)[18]。
当駅では、以下の作品でロケ地として使用されている。
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