花輪駅
群馬県みどり市東町花輪にあるわたらせ渓谷鐵道の駅 ウィキペディアから
群馬県みどり市東町花輪にあるわたらせ渓谷鐵道の駅 ウィキペディアから
以前は1面2線の島式ホームだったが、国鉄時代に合理化のため1面1線の単式に変更された。「うさぎと亀」の唄発祥の地にちなみ、列車が接近・到着すると同曲が流れる。接近放送が流れるのは、わたらせ渓谷線内では同駅とJR桐生駅のみである。ホームにうさぎ・亀の石像がある。
草木湖周辺の観光開発のため、現在、みどり市東町の玄関口は神戸駅である。当駅は国道122号線から外れているため、観光のための利用は少ない。トロッコ列車も通過する。 しかし、東町の中心は花輪地区にあり、元は足尾銅山の銅街道宿場町であったことから商店や住宅があるため、地元の住民には多く利用されている。
年度 | 1日平均人数 |
---|---|
2011年 | 89 |
2012年 | 95 |
2013年 | 86 |
2014年 | 86 |
2015年 | 85 |
2016年 | 79 |
2017年 | 71 |
2018年 | 53 |
みどり市東町路線バスの路線が乗り入れるが、1日1便しか運行されない。
童謡の父・石原和三郎は、花輪地区の出身で、駅の近くにある旧花輪小学校の校長を務めたことがある。その記念として、校庭に記念碑が建てられ、「うさぎと亀」に歌詞が書かれている。また、出生した場所が駅より足尾方面へ2つ目の踏み切りの角にあり、票が立てられている。この地区はかつては、足尾銅山で産出された銅を江戸まで運ぶために開かれた街道「銅街道」の道筋にあり、宿場町として栄えた。今でも、銅蔵を持つ家がある。東町内では国道からは外れてはいるものの、江戸・明治の頃、足尾線が開通されるまでの間、人々が行き来した様子が窺える。なお国道122号線(大間々から足尾間)を銅街道と呼ぶ人がいるが、こちらは新道であり、往来していた頃の街道とは異なる。
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