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日本の漫画シリーズ、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『犬夜叉』(いぬやしゃ、ラテン文字表記: Inuyasha[1])は、高橋留美子による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、1996年50号から2008年29号まで連載された。『週刊少年サンデー』2013年10号では、東日本大震災復興支援企画『ヒーローズ・カムバック』の一環として最終回の半年後を描いた読切(特別編)が5年ぶりに掲載された。また同作品は2013年4月30日発売の単行本『3.11を忘れない ヒーローズ・カムバック』[2]および2015年6月発売のワイド版『犬夜叉』30巻に収録されている。第47回(平成13年度)小学館漫画賞受賞[3]。2020年9月時点でコミックスの累計発行部数は5000万部を突破している[4]。
戦国時代を舞台にした、半妖・犬夜叉と女子中学生・かごめを中心とした一行が四魂の玉のかけらを探す旅に出る冒険活劇。攻撃的な描写の多い作品であるがギャグの融合もある。作中では時の流れも非常に明確で、最終回の後日談である特別編を含め、4年半の時間が経過している。
2000年には劇団☆新感線とパルコの共同プロデュース公演として舞台化。犬夜叉役は佐藤アツヒロ。好評で終わり、翌年2001年には再演も行われた。
テレビアニメは、2000年10月から2004年9月までよみうりテレビを制作局として日本テレビ系列で単行本第1巻から第36巻までをベースとした『犬夜叉』が放送された。また、劇場版は東宝により4作が上映された。原作完結後、単行本第37巻から第56巻(最終巻)までをベースとした『犬夜叉 完結編』が日本テレビ系の一部系列局にて2009年10月から2010年3月まで放送されていた。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
戦国時代[注 2]の日本、あらゆる願いを叶えるという宝玉・四魂の玉を巡り人間と妖怪の争いが続いていた。四魂の玉を守る巫女・桔梗は、半妖・犬夜叉と心を通わし愛し合っていた。しかし、罠にはまり、お互いに裏切る。桔梗は玉を奪った犬夜叉を最後の力で封印し、自分もまた力尽きる。遺言により、四魂の玉は桔梗の亡骸と共に燃やされ、四魂の玉はこの世から一度は消え去った。
そして500年後の現代の1996年[5]、神社の娘・日暮かごめは15歳の誕生日に、神社の祠にある古びた井戸から戦国時代へとタイムスリップする。そこは犬夜叉と桔梗の争いから50年が経過した時代であった。桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び四魂の玉が現れ、犬夜叉は蘇る。そして玉を巡って妖怪たちが動き出す。
戦いの中で四魂の玉はとんでもないハプニングにより無数のかけらに飛び散った。四魂のかけらを集めるために旅することになった犬夜叉とかごめ。最初は嫌々だったが、2人は次第に惹かれ合っていく。その旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。二人は奈落を追う中で、旅の中で出会った子狐妖怪七宝、奈落に呪いをかけられた法師弥勒、妖怪退治屋珊瑚の仲間と共に、宿敵奈落を倒すため、玉の因縁を断ち切るために戦っていく。
2000年から『犬夜叉』というタイトルで、2009年から『犬夜叉 完結編』というタイトルでテレビアニメ化された[6]。
2020年5月9日、殺生丸と犬夜叉の娘たちを主人公とする続編アニメ『半妖の夜叉姫』が読売テレビを制作局として日本テレビ系列で放送されることが発表され、同年10月より放送されている[7]。
4作目を除いてキャラクターデザインに本橋秀之が参加しており、テレビアニメ本編とは印象を異にしたデザインで描かれている。
『登場する妖怪や敵が全て奈落の手下』、『奈落と桔梗が一心同体の存在』など原作を大幅にアレンジしている。
2000年4月から5月にかけて劇団☆新感線 + パルコプロデュースで上演。
初演が大好評に終わり、翌年の2001年1月から2月にかけて再演。スタッフと主なキャストは初演と同じ。
2002年11月21日に、この公演のDVDが発売されている。映像特典として、2000年初演映像(再演では上演されなかった幻のシーン)が収録されている。
2017年、ゴールデンボンバーの喜矢武豊の主演により舞台化[8]。4月6日から15日まで、東京・天王洲 銀河劇場で上演。6月2日CS放送フジテレビTWOで放送されることが決定した[9]。
新感線版より原作に近い内容となっている。楓が未登場の冥加代わりの解説役として常に同行する。
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