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日本の女優 ウィキペディアから
樫山 文枝(かしやま ふみえ、1941年〈昭和16年〉8月13日[1] - )は、日本の女優である。テレビドラマ、映画、舞台などで活躍。1966年 NHK連続テレビ小説『おはなはん』の演技でゴールデンアロー賞特別賞、ラジオ・テレビ゙記者会賞個人賞受賞。『海霧』の演技で2008年 第43回紀伊國屋演劇賞個人賞 受賞。ナレーションや朗読の仕事でも知られる。俳優座養成所所属、劇団民藝俳優教室所属の後、現在 劇団民藝所属。本名は綿引 文枝(わたびき ふみえ、旧姓:樫山)[1]。
東京府北多摩郡武蔵野町吉祥寺(現:東京都武蔵野市吉祥寺)生まれ[1]。 父親は早稲田大学教授・同野球部長を歴任し、ヘーゲルの研究者として著名な樫山欽四郎。 両親とも長野県小諸市の出身[3]。大手アパレルメーカーのオンワード樫山(法人としては、現:オンワードホールディングス)創業者・樫山純三は伯父にあたる[3]。
1966年4月から1年間放送された連続テレビ小説『おはなはん』の主役に抜擢、いわゆる女性の一代記モノで18歳から84歳までを1人で演じきったことで茶の間の人気を得た[4]。『朝日新聞』2010年9月25日付の「beランキング 心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果では第1位であった。
1967年4月に行われた東京都知事選挙では社会党・共産党推薦の美濃部亮吉を応援。ポスターのモデルを引き受け[5]、街頭演説も行った。
夫は俳優の綿引勝彦。
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