『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』『妖怪ウォッチ シャドウサイド』『妖怪ウォッチ4』に登場する、30年後の世界の登場人物。前作とは設定が一部リブートされており、妖怪の種族も変更されている(イザナ族、ウワノソラ族、オマモリ族、オンネン族、ゴーリキ族、ツクモノ族、ミカド族、モノノケ族、鬼族、怪魔。『ぷにぷに』などのスマホゲーム内では便宜上、従来同様の分類)。
主人公
ハルヤ、ナツメ、アキノリ、トウマの4人の名前を合わせると「春夏秋冬」となり、これは終盤における重要な伏線となっている。
- 天野 ナツメ(あまの ナツメ)
- 声 - 上白石萌音(映画版・特別出演)[1] / 悠木碧(テレビアニメ版・ゲーム版『4』)[2]
- ケータとフミちゃんの娘。13歳。さくら第2中学校2年B組。一人称は「私」。英語版での名前は「Summer Adams(サマー・アダムス)」。
- 正義感が強く、困った人を放っておけない性格。友達からも頼られる存在だが、流行には疎く、母親譲りのやや天然の傾向がある。弟のケースケやミッチーたちにはツッコミ役にも回る。運動系の部活に所属している優等生。幼いころからトウマのことを気にかけている。幼児時代に川で溺れた時、人間ではない「何か」に助けられた記憶を持つ。
- 二本の三つ編みをおさげにした渋い色をした茶髪で、|祖母に当たる2人の両親の母親の外見(ケータの母とフミちゃんの母)を合わせて隔世遺伝したかのような風貌になっている。窯元から強制アイドルプロデュースさせられた際、彼から「普通」の外見を指摘され腹を立てたり[注 1]、アイドルのようなフリフリとした服装を好まなかった。ミッチーからつきまとわれることを嫌がる。見かけによらず、超メガ盛りラーメンを食べきるほどの大食[注 2]。
- エルダ魔導鏡=妖怪ウォッチエルダにより持ち主と認められ、鬼王・羅仙を倒す戦いを繰り広げる。その後トウマ・アキノリらと共に「妖怪探偵団」を結成、街中の怪奇現象を探り妖怪退治をする。
- 学校では酒呑 ハルヤ(酒呑童子)とは同級生、島之内 厳流(洞潔)は担任である。彼らとの妖聖剣をめぐる戦いで、一時的に目が赤黒く変化し角の生えた鬼のような表情となり、超常的な力を発揮したことから“朱夏”の生まれ変わりと確信される。最終決戦で空亡に取り込まれた際に、生まれ変わるために強く思っていたスピリットを思い出し、朱夏へ覚醒した。
- コロコロ版では再びグデングデン熱に感染したウィスパーたちを救う手がかりを得るために、「30年前に妖怪ウォッチを持っていた少年」を探すべくタイムスリップした先で父親のケータが当の少年本人だと知る。うんがい三面鏡の不調により強制的に現代(シャドウサイドの時代)に戻されたあと、ケータの記憶を刺激して記憶を取り戻すことに成功する。
- 朱夏
- 声 - 悠木碧
- かつてエンマ大王以前に妖魔界を率いていた妖魔王の娘で、次代の妖魔王。かつて持っていた、空亡を必ず滅ぼすという強いスピリットによってナツメが覚醒した姿でもある。
- 後述の通り、空天が父の妖魔王を暗殺しようとしたのが嘘とは気付かず、捏造された証拠だけで空天を牢獄に追いやってしまった。自らがそばに居た者のことを信じてやれず、その結果悲劇を生んだことに悲しみ、白秋・玄冬と共に全ての真実を伝えた空天が成仏したときはナツメからスピリットごと離れ、空天および白秋・玄冬と共に成仏していった。
- 『4』では成仏せずそのままナツメに留まっており、『4++』では特定クエストをクリアすることで友達になれる(後述の白秋・玄冬・空天も同様)。
- ナツメの変化
- ナツヨミ
- 声 - 悠木碧
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」で登場。ポカポカ族・ランクZZ。フュージョンウォッチの効果で月神ツクヨミの妖気がナツメと融合して生まれた正義の妖魔人。優しい月光で人々を照らし、自らの手で平和を守り抜く。
- 織姫ナツヨミ
- 声 - 悠木碧
- 『ぷにぷに』のイベントである「天の川超ニャンボ」で登場。ポカポカ族・ランクZZZ。織姫の姿となったナツヨミ。神聖な健脚で空を駆けまわりたくさんの星を降らせる。運よくその星屑に触れた者はどんな願いも叶うという。
- クグツ ナツヨミ
- 声 - 悠木碧
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」で登場。ポカポカ族・ランクZZZ。フュージョンウォッチにより少しずつ魂がむしばまれクグツ化したナツヨミ。妖しい月の光で人々を惑わせ世界を混沌へと陥れる。
- ナツネ
- 声 - 悠木碧
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人特別編」で登場。プリチー族・ランクZZZ。キメラウォッチの効果で輪廻の妖気と融合し極悪妖魔人と化したナツメ。弟との大喧嘩で怒りが爆発し、妖魔界全体を恐怖で包み込む。
- 妖魔超人 ナツヨミ
- 声 - 悠木碧
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」で登場。ポカポカ族・ランクZZZ。ユニオンウォッチを使い妖魔超人となったナツヨミ。美しく虹色に輝く月の光が暗闇に嘆く人々を包み込み、光あふれる世界へと優しく導く。
- 天野 ケースケ(あまの ケースケ)
- 声 - 戸松遥[2]
- ケータとフミちゃんの息子で、ナツメの弟。11歳。さくら元町第一小学校5年生。一人称は「オレ」。英語版での名前は「Tate Adams(テイト・アダムス)」。
- 劇場版では鬼まろにとり付かれ「カオデカ鬼」と化した。
- 怖がりな性格でUFOや幽霊といった非現実的な類を全く信じていない。当初は妖怪に遭遇しても「妖怪なんていない」「これは夢」と言い張り、意地でも認めようとしなかった。姉のナツメを追った先に妖怪探偵団の事務所(有星家のプレハブ)を発見したことで、妖怪にまつわる事件に巻き込まれてしまう。ナツメの妖怪ウォッチエルダを一時的に身に付けた影響か、それ以来妖怪が見えるようになる。
- 外見は父親である前作の主人公ケータの少年時代や、父方の曽祖父であるケイゾウの少年時代を彷彿させる。勉強の成績は平均的だが、カードゲーム「電光石火時代」や「VR戦記」などのゲーム好きな様子がうかがえる。ナツメの朱夏の前世の記憶によると、前世は朱夏の城にいた犬とのことである。
- 漫画版では主人公。アニメ版と比べて怖がりな面は薄く、ヒーローになることを夢見ている。
- ゲーム版『4』では現代のケータたちが来た影響で、存在が消える危機にさらされてしまう。父・ケータが子供時代の姿で登場するためか、アニメと異なり妖怪探偵団には入っておらず、モブ的な立ち位置になっている。
- ケースケの変化
- ソラスケ
- 声 - 戸松遥
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人特別編」で登場。ブキミー族・ランクZZZ。キメラウォッチの効果で魔天・空亡の妖気と融合し極悪妖魔人と化したケースケ。大喧嘩した姉への腹いせに世界ごと消し去ろうとする。
メインキャラクター(シャドウサイド)
- 月浪 トウマ(つきなみ トウマ)
- 声 - 千葉雄大(映画版・特別出演)[1] / 長谷川芳明(テレビアニメ版・ゲーム版『4』)[2]
- 13歳の男子中学生。2年A組。一人称は「僕」。両親(声 - 坂東尚樹(トウマの父)、笹本優子(トウマの母))が共働きで忙しく、友達もいない孤独な環境で育つ。顔立ちの整った美男子である反面、いつもどことなく物憂げだが、心優しい性格である。英語版での名前は「Cole(コール)」。
- 妖怪ウィルス「鬼まろ」と契約し、「鬼眼ギア」を使い鬼まろと共に人の悪意を集める手伝いをして、自分の存在を世に知らしめようとする。だが、鬼眼ギアがトウマの心の中に隠れていた良心に拒絶反応を起こし、トウマの心に邪気が侵食する。その後、ナツメと鬼太郎のお陰で目を覚まし、鬼太郎により邪気が浄化された鬼眼ギアがオーガ封珠鏡=妖怪ウォッチオーガになり、持ち主として選ばれる。鬼王・羅仙が復活すると、ナツメやアキノリたちと共に羅仙を倒すことになる。羅仙との戦いで攻撃を受け、致命傷になり一度は命を落とすが、鬼まろたちが自身の命を捧げたことで蘇生した。
- 戦いを経てナツメたちと友人となり「妖怪探偵団」として活動する。妖怪ウォッチオーガにより4体の幻魔および剣武魔神を憑依させる能力を持つ。
- 妖怪探偵団メンバーの中では落ち着いた雰囲気だが、以前よりは感情が豊かになっている。また、ケースケやジュニアが分からない単語について説明したり、怪奇案件について他とは違う見方で分析し、仲間たちが気づけなかったことにいち早く気付くことが多いことから、頭脳明晰な一面もある。さらにはカードゲーム「電光石火時代」には熱い面を見せる。一方、他人の冗談めかした言葉を本気に受け取ったり、恋愛関係のことにはかなり鈍感である。ナツメやアキノリとは異なり小食。妖怪探偵団で友人を得た後も孤独を恐れている様子があり、敵妖怪にその心の隙を突かれることがある。絵が上手い。
- ナツメ(朱夏)同様、かつて朱夏のもとに仕えていた玄冬の生まれ変わり。
- 玄冬
- 声 - 長谷川芳明
- かつて朱夏に仕えていた一本角の鬼。トウマはこの玄冬のスピリットを持って生まれ変わっていた。
- 白秋と玄冬は空天が朱夏の父である妖魔王を暗殺しようとしていたことが嘘と気付いており、空天を陥れた証拠を見つけようとしていたが、それを良しとしない何者かが率いた軍勢に襲われた。空天の魂が救われたとき、朱夏・白秋同様スピリットは離れ、成仏していった。
- トウマの変化
- 不ドウ魔
- 声 - 長谷川芳明
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」第2弾で登場。王族・ランクZZZ。フュージョンウォッチの効果で不動明王の妖気がトウマと融合して生まれた正義の妖魔人。フドウ雷鳴剣を使いこなす力と、悪を見極める冷静な心を持つ。
- クグツ 不ドウ魔
- 声 - 長谷川芳明
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」で登場。王族・ランクZZZ。フュージョンウォッチにより少しずつ魂がむしばまれクグツ化した不ドウ魔。殺気を放ち本能のままにフドウ雷鳴剣を振りかざす。
- 妖魔超人 不ドウ魔
- 声 - 長谷川芳明
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」で登場。王族・ランクZZZ。ユニオンウォッチによって妖魔超人となった不ドウマ。勇ましくも心穏やかに構え悪鬼羅刹を光の彼方に葬る姿は、まさに揺るぎなき守護者。
- 有星 アキノリ(ありほし アキノリ)
- 声 - 田村睦心[2]
- 13歳の男子中学生。ふくよかな体(本人曰く「骨太」)に楽天的な性格というムードメーカー。一人称は「オレ」。英語版での名前は「Bruno(ブルーノ)」。
- 実家は代々妖気による占いを生業とする。祖母の光江を「おばば」と呼び、実家の神社で2人暮らしをしている。妖怪ウォッチなどのアイテムが無くても、裸眼で妖怪を見ることが可能。また祖母の作った「妖魔レーダー」を所持している。空中に五芒星を描き、光弾を放つ妖空術を使うことができる。14話で朱雀から幻獣を召喚できる「妖怪ウォッチアニマス」を貰った。
- 「妖怪探偵団」のリーダーを自称し、活動には最も積極的。アヤメが妖怪探偵団に加わってからは、たびたび彼女にいいところを見せようと奮闘する。
- ジュニアからは「デブ」、洞潔からは「子豚」呼ばわりされているが、妖怪ウォッチアニマスを使用すると、幻獣召喚に必要なエネルギーが体内のカロリーから消費され、痩身のイケメンになる(召喚解除後は元の姿に戻る)。朱雀を元の剣武魔神の姿に戻せる「スザク蒼天斬」を取り戻す際、極度に痩せこけ老けてしまうが、大量のチョコボーを頬張りリバウンドする。
- ナツメ(朱夏)同様、かつて朱夏のもとに仕えていた白秋の生まれ変わり。
- 白秋
- 声 - 村上裕哉
- かつて朱夏に仕えていた二本角の鬼。アキノリはこの白秋のスピリットを持って生まれ変わっていた。
- 通常、幻獣召喚時はアキノリのカロリーを消費するが、この白秋の力が備わった最終決戦時は、アキノリは通常の体格のまま朱雀を召喚している。空天の魂が救われたとき、朱夏・玄冬同様スピリットは離れ、成仏していった。
- アキノリの変化
- アキノテラス
- 声 - 田村睦心
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」第2弾で登場。フシギ族・ランクZZZ。フュージョンウォッチの効果で、アマテラスの妖気とアキノリが融合して生まれた正義の妖魔人。得意の妖術と守護神の力で正しき道を照らし、平和へ導く。
- クグツ アキノテラス
- 声 - 田村睦心
- 『ぷにぷに』のイベントである
- 「妖魔人」で登場。フシギ族・ランクZZ。フュージョンウォッチにより少しずつ魂がむしばまれクグツ化したアキノテラス。わずかに照らされた希望の道も闇の妖術で消し去ってしまう。
- 妖魔超人 アキノテラス
- 声 - 田村睦心
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人」で登場。フシギ族・ランクZZ。ユニオンウォッチを使用して妖魔超人となったアキノテラス。悪しき宿命を払い除け、争いなき世界を実現させるべく、正しき道を照らしつづける。
- 酒呑 ハルヤ(さかみ ハルヤ)
- 声 - 遊佐浩二[2]
- ナツメのクラスに転校してきた、謎めいた美形の少年。人間界で"姫"と呼ばれる存在を探しているらしく、それに必要な5本の妖聖剣を求めている。正体は鬼族の妖怪・酒呑童子。人間に術をかけて操る能力を持つ。
- 当初は姫乃アヤメを"姫"と誤解し、アヤメに寄生していた女郎蜘蛛の要求に従い5本の妖聖剣と「伝説の男」探しに協力する。彼女の発言の趣旨を誤解してズレた行動を起こす場面もたびたびあった。妖怪探偵団によって女郎蜘蛛が倒された後、再び姫探しを始めた。
- “姫”とはかつてエンマ以前に妖魔界を支配していた妖怪“朱夏”であり、朱夏の復活で鬼族による妖魔界の再支配が目的であった。ケースケをさらい妖聖剣との引き換えを画策した際に、一時的に鬼のような姿を見せたナツメに対し、彼女こそ朱夏の生まれ変わりと確信、これまでの態度を一変して彼女に付き従うようになる。
- 姫乃 アヤメ(ひめの アヤメ)
- 声 - 村川梨衣
- 第15話でトウマのいる2年A組に転校してきた「十万年に一度の美少女」。髪型はカーキ色のツインテールで、目元に逆さハート型の下まつ毛がある。愛称は「ヒメアヤ」。
- 勉強とスポーツ万能の才色兼備で、人に優しく包容力や感受性と優しさを併せ持つ。また見た目に反して空手の有段者。怪奇案件を起こした妖怪に対しても優しく、怖いものに対して挑めるタイプ[注 3]。
- さくら元町に引っ越してきて早々、当の本人ですら困るほど、男女を問わずサインを求められたり、同級生からファンクラブ結成やニックネームをつけられるほどの、アイドル並みの人気を集めている。潜在的に妖怪を視認できて、アキノリと同じ妖術を使う能力を持っている。
- ハルヤからは、探していた"姫"であると付きまとわれて困惑していたものの、その後一時的に目が赤黒く変化し、もう一つの人格が覚醒し始める(覚醒中はアヤメ本人はそのことを認識していない)。
- その正体はハルヤの探す"姫"ではなく、彼女がかつて女郎蜘蛛を封印した美しき伝説の男と呼ばれる霊媒師の子孫であり、その因縁から女郎蜘蛛が取り憑いていたためであった。呪いにより瀕死に陥るも、女郎蜘蛛が倒され復帰後は、護身としてアキノリとおばばに妖空術の特訓を申し出るが、特訓を始めたそばからハート型の光弾を放つ強力な術を体得する。
- ゲーム版『4』では、さくら元町商店街で行われた『さくらプリンセス★コンテスト』に出場した縁で、同じく出場したナツメたちと出会う。
先生とクラスメイトたち
ナツメのクラスメイト・担任 (2年B組)
- 町田 早希(まちだ さき)
- 声 - 安野希世乃
- ナツメの友人。
- お節介焼きで好奇心旺盛で友達思いな性格。可愛いものが大好きで、幼いころ、バレエ教室に入りたいと考えたこともある。実は噂好きでコックリさんの祟りも詳しい。
- 島之内 厳流(しまのうち がんりゅう)
- 声 - 森川智之
- ナツメのクラスの担任教師で体育担当。
- 穏やかな性格で男女生徒から人気は高く、ナツメとトウマからも信頼されている。
- その正体は妖怪・洞潔。
- 河合
- 声 - 川村海乃
- オシャレ雑誌に興味を示している純粋な性格。
- 細川
- 声 - 佐藤はな
- おっとりした性格。
- 恋愛話が大好きで、ナツメとハルヤが仲良くしているのを羨ましがっていた。
- 二階堂
- 声 - 佐藤恵
- ゲーム好きな少年。
- 活発で冷静な性格だが、暗黒騎士に襲われたトラウマを持つ。
ケースケのクラスメイト(5年2組)
- コージ
- 声 - 佐藤はな
- ケースケの友人。細身の体格で黄色の帽子がトレードマーク。
- 陽気でお調子者だが、面白半分で騒ぎを起こしたり巻き込まれたりしてしまうトラブルメーカー。人一倍怖がりで、ジンゲキを見て気絶する。マナミに好意を抱いている。
- タンク
- 声 - 矢野龍太
- ケースケの友人。大柄な体格で大砲のようなリーゼントがトレードマーク。
- 短気な性格だが、もったいない男に取り憑かれたケースケを心配したり、ジンタに命を狙われているコージを助けたりするお人好し。
- 八品マナミ
- 声 - 鈴木絵里
- しっかり者の優等生。
- 人体模型が好きで、故人である祖母の真千子も学校の児童。ジンタと妖怪探偵団と話し合っているところを目撃した影響のせいか妖怪が少々見えている。
- ミサキ
- 声 - 稲川英里
- マナミの友人。人懐っこい性格。
- 掃除ロボットのオールマイティを所有して「オーちゃん」と名付けて家族として大切にしている。
- 好奇心旺盛のため、友人たちとはぐれることもあるが、裏社会に首を突っ込むこともあり、マナミ同様、少々妖怪が見える。
その他の人間
- 有星 光江(ありほし みつえ) / おばば
- 声 - 真山亜子、田村睦心(少女時代)
- アキノリの祖母。アキノリと同じく妖術を使え、占いや霊視、妖怪にまつわる道具開発を得意とする。妖怪ウォッチや鬼太郎のことにも詳しい。妖怪ウォッチや鬼まろの反応を探知できる「妖魔レーダー」を作る。コミック版ではアキノリと一緒に回復術を使っている。
- ノリの良い性格で、アキノリにノリツッコミをしたり、家が神社であるにもかかわらずクリスマスのお祝いが好き。
- 若いころは周囲で評判の美少女で、道具開発の才能も発揮していた。飼い犬の信繁(コマさん)とカエル(コマじろう)が死んで妖怪になったのは、当時の彼女が狛犬像を誤って落としたのが原因である。
- テレビアニメ版では冒頭のナレーションで、登場妖怪にまつわる解説をする。
- ゲーム版『4』では、妖怪ウォッチのランクアップをさせてくれる。
- ナツメの父(天野景太)
- 声 - 佐藤健輔
- 成人したケータ。41歳。劇場版ではエンディングに登場(台詞はない)。
- 少年時代は「普通」にコンプレックスを抱いていたが、成人した現在では「普通」の生活が気に入っているとのこと。妖怪のことは全て忘れてしまっているようだが、子供のころにいろいろな経験をしたことは覚えている。
- コロコロ版ではドウによりグデングデン熱に感染させられたことで妖怪の記憶を完全に失っていたが、娘のナツメの説得で妖怪の記憶を思い出し、最初に使用していた妖怪ウォッチと妖怪メダルを持ってウィスパーらがいる霧立神社に駆け付けた。事件の解決後はナツメらと共に、他の妖怪たちの記憶を取り戻すことを決意した。
- ゲーム版『4』では、現代のケータ・フミちゃんを見ると「幻が見えるなんて寝不足かな〜」というセリフを話す。
- ナツメの母(天野文花)
- 声 - 遠藤綾
- 成人したフミちゃん。41歳。旧姓は「木霊」。劇場版では鬼まろにとり付かれ「カオデカ鬼」と化した。
- ゲーム版『4』では、現代のケータ・フミちゃんを見ると「あれっ…? あなた…。ええっと そんなわけないか」というセリフを話す。スタッフロールでは「天野文花」と表記。
ゲストの人間
- 駄菓子屋のおばあちゃん
- 声 - 佐藤はな
- 駄菓子屋「もとまち」のおばあちゃん。
- ジュニアの姿も見え、交流がある。かつてポチという名前の白い犬を飼っていた。
- 城田 雄介(しろた ゆうすけ)
- 声 - 浅利遼太
- さくら元町で暗躍していたストリートギャングのリーダー格。高校生。
- 部下を使い捨てのように利用したりケースケを含めた目撃者を東京湾に沈めたりする冷酷な性格。
- フクロウの矢で悪意が増幅して怪魔化するが、倒されたことで元の人間に戻った。
- マサキ
- 声 - 藤原夏海
- さくら元町第一小学校6年生の男子児童で、チャーリーの自転車時代の持ち主。「やりぃ!」が口癖で活発な性格。
- 自転車時代のチャーリーを大事にしていたが飽きてしまい、そのまま放棄した。そんな卑怯な心でフクロウの矢に当たられ、チャーリーを暴走させるきっかけとなった。
- アニメでは、両親(声 - 露崎亘〈マサキパパ〉、相川奈都姫〈マサキママ〉)も登場した。
- アズサ
- 声 - 小堀友里絵
- 花屋「HANA-BATAKE」の従業員。
- クールでぶっきらぼうな性格で、いつも水やりやっているときは悪口ばかり言うばかり(そのため、パックンを除いた植物たちに嫌われている)だが、植物が好きは好きでジョウロを武器にしたり、客人に「ちゃんと花を育てるように」としつけ、水やりをせず花を枯らせてしまった客人の家に怒鳴り込んたりするほど心強い。気持ち悪くて売れ残ってしまった食虫植物を「売れ残り」とあだ名をつけている。仕事帰りの夜に顔さけ女を目撃する。驚いたどころかあまり怖がっていないかのように妖怪が見えているらしい。
- ノボル
- 声 - 浅利遼太
- マグロ三味の若大将。慎重で明るい性格で心優しい青年。
- 父親を亡くした後、ヅケ丼の作り方を変えてしまったせいで客も手前も減ってしまうが、マグロドンに魚市場まで連れていかれ、ヅケ丼の作り方のノートを渡された。妖怪になった父親であるホンマグロ大将に「付けというのは一番寝かせる温度が大事」と教え励まされる。その後、ついに父親の味を完成することができた。妖怪探偵団を最初のお客としてヅケ丼を食べさせた。
- 白鳥沢マヤ
- 声 - 日野未歩
- 仕事をうまくいかなくなった女優。本名はキノ。
- 幼いころ、活発な少女でマッシュルームカットをしていたため、無敵になった気持ちになっていた。マッシュバーバー(コウ)の初恋の相手でクラスメイトの男子2人に「キノココンビ」とからかわれても「マッシュルームは世界を救うのよ」と言い返した。マッシュバーバーの理容店にイメチェンするためにマッシュルームカットを注文した(彼女にはマッシュバーバーが生前のコウに見えた)。彼に「世界を救えそうですか?」と言われると、ようやく幼馴染のコウだと気づく。その後、映画「スペースウォーズ」のヒロインに選ばれ、その影響で世間はマッシュルームカットブームになった。
- ミホ
- 声 - 日高里菜
- エミちゃんの娘で、ジバニャンが出会った女子高校生[注 4]。
- 母親と同じファッションデザイナーになるのが夢。死神に命を狙われていたところをジバニャンに助けられた。母親の遺伝で妖怪が見える。
- ミホの母
- 声 - 安野希世乃
- 成人したエミちゃん。ファッションデザイナーの夢を叶えている。夫は不明。
- アカマルと一緒に映っている写真を大事に飾っている。第11話でジバニャンと再会する。
- 千堂 レイ(せんどう レイ)
- 声 - 世戸さおり
- 100%的中すると言われる「パーフェクト占い師」の女性。元々ただの占い師で、的中能力はハルヤから貰ったもの。欲しいものは何でも欲しがる傲慢な性格。
- トウマから妖聖剣を奪うためにトウマを占いで誘いこみ、呪いをかけたり妖聖剣を含むトウマの大切な物を奪うなど苦しめた。最後はハルヤに用済みとされ、記憶を奪われて外へ放り出され、自分が誰なのかわからず彷徨うことになった。
- 崎山 ケン(さきやま ケン)
- 声 - 柳田淳一
- 特撮番組「仮面チャリダー」などに出演している、人気のイケメン俳優。
- Dr.カメレオンにイケメンオーラを吸い取られる。生前のDr.カメレオンの共演相手であり、彼が亡くなった後も信頼している(本人曰く「『仮面チャリダー』にとってはライバルであり、自分にとっては憧れのヒーロー」)。
- アニメ版『妖怪ウォッチ!』にはケータの時代の人気俳優として「崎山ケンイチ」という人物が登場している。
- セイラ
- 声 - 清都ありさ
- 歌うのが大好きで明るくてさっぱりした性格。
- 幼いころにまだ普通のモミの木だったモミーと出会い「モミー」と名付けて友達になった女性。高校卒業後にさくら元町へ引っ越すことになり、モミーと再会の約束をした。ナツメたちや妖怪たちが彼女の自作の歌を歌っているのを聞いて「うすらぬら」に登録した。その後、アキノリの書き込み通り、自作の歌を歌っているモミーと再会を果たした。
「うすらぬら」に登録した人間と怪異事件の被害者たち
- リョウ
- 声 - 佐藤はな
- ネガティブな性格。中学生。
- ユウト
- 声 - 布施川一寛
- しっかり者で真面目な性格。
- いつも弟のイクオと喧嘩ばかりしているが、家族との仲は良好的である。
- イクオ
- 声 - 相川奈都姫
- ユウトの7歳の弟。
- 生意気でわがままな性格。いつも兄のユウトと喧嘩ばかりしているが、兄が大好き。
- マサオ
- 声 - 浅利遼太
- 妖怪が少し見えているため根暗な性格だが、サッカー好きで友人思い。
- ゆみ
- 声 - 川上彩
- 内気だが弟思いの少女。
- ドジを踏んでばかりの弟を嫌う両親とは不仲で、弟に何かあった時に助けを求めても信用されない。
- たかし
- 声 - 佐藤はな
- ゆみの弟。
- ドジを踏んでるため両親から嫌われているが、姉想いの大人しい性格。
- ダイチ
- 声 - 浅利遼太
- 陰気な性格。
- カイト
- 声 - 長谷川芳明
- 控えめな性格。
- ヒナコ
- 声 - 小堀友里絵
- 母想いの優しい性格の女の子。
- リコ
- 声 - 逢田梨香子
- 明るい性格で好奇心旺盛な女の子。
- ジュンイチ
- 声 - 岡本幸太
- 臆病な性格だが、弟思いの中学生。
- シュン
- 声 - 布施川一寛
- 二階堂のゲームの対戦相手である大学生。
前作から登場する妖怪
先述の通り前作から設定が変更されている妖怪(同名の別個体)もいるが、前作の登場キャラクターと名称表記が同じものはこの欄に記載する。
- ウィスパー
- 声 - 関智一[2][1]
- ウワノソラ族 / ニョロロン族(『ぷにぷに』)。執事らしいタキシードのような服と紫色の頭髪が生えている。
- エンマ大王の使いという役職についていた後、妖怪ウォッチに関する全般を任され、人間界で妖怪ウォッチエルダに選ばれし人間を探していた。
- 鬼まろに狙われていたナツメを亜空間に誘い込んだり、妖怪パッドをエルダにリンクさせることで妖怪SNS経由で日本中の妖怪たちからパワーを集め妖怪ウォッチ(エルダ・オーガ)をパワーアップさせることもできる。物体をすり抜けて移動できるため、迷路のように入り組んだ施設内でも自由に探査し目標物を捕捉できる。また妖怪が近くに潜んでいる際、匂いで妖気を感じ取ることもできる。自身の戦闘能力はほぼ皆無だが、怒り心頭に発した際には全身にオーラを纏ったうえでのロケットのような頭突き攻撃を繰り出し、妖怪をノックアウトしたことがある。斬撃で身体を真っ二つにされることがあるがダメージは無い。
- 鬼王・羅仙の事件終結後は妖怪探偵団と一緒に行動している。ミッチーと共に、呼ばれていないのに現れたりオヤジギャグで笑いあったりとコメディ役に回ることも多い。
- コロコロ版では当初は他の妖怪と同様にケータのことを忘れていたが、シャドウサイドの1年前にエンマ大王に妖怪ウォッチエルダの所有者を探すよう命じられた際に断片的に記憶を思い出す。ナツメやケースケがエルダに選ばれて以降はもっぱらケースケの妖怪執事として活動している。2巻ではドウにより再びグデングデン熱に感染させられるが、記憶を取り戻したケータによるウィスパーの知識を必要とする声を聞き、過去の記憶を完全に取り戻した。
- アプリゲーム『妖怪ウォッチぷにぷに』では名前が「ウィスパー2040」と表記されている。
- ゲーム版『4』では、現代のウィスパーと張り合う場面が多い。
- ジバニャン
- 声 - 黒田崇矢[2][1]、小桜エツコ(過去の姿)
- モノノケ族 / プリチー族(『ぷにぷに』)。かつて数々の妖魔を倒した伝説の猫妖怪とされている。一人称は「オレさま」。口癖は語尾に「~ニャン」と付ける。
- 変身時は一旦腹巻きの中に体を覆い、シャドウサイドではトラックを真っ二つにするほどの戦闘力を発揮できる。必殺技は「百猫烈弾」。ナツメたちと出会うまで人間とは距離を置き、様々な地を放浪していた。鬼王・羅仙との戦いを経て妖怪探偵団に協力することになる。
- 強面な外見で高圧的でぶっきらぼうな態度をとり、初対面のナツメからの協力要請にチョコ2トンを要求したりもしたが、道路に飛び出した猫を助けた彼女を見て考えを変えたり、面倒くさがりつつも自ら人間や仲間のピンチを救ったり、情に厚いところがある。タイヤが付いているもの(妖怪)には負けないと自負しているが、水が苦手。海辺で召喚された時は機嫌を損ね自ら帰ってしまったこともある。普段は廃ビルを住処にしている。好きな俳優は「ニャン・レノ」。
- 第11話やコロコロ版2話では成り行きで死神たちから守った少女ミホの母親であるエミちゃんに再会した際、忘れていたエミちゃんに関する記憶を取り戻し、一時的に30年前の姿に戻った(アニメのみ)。またウィスパーに必殺技を繰り出した時に過去の姿をフラッシュバックしたことがある。さらにコロコロ版ではケータに召喚されたことで、ケータとの思い出を含めた過去の記憶を完全に取り戻した。
- コマさん
- 声 - 平川大輔[1]
- オマモリ族 / プリチー族(『ぷにぷに』)。マイペースでのんびりした口調で話す。一人称は「俺」。
- ライトサイドは白い大型犬のような姿で、座った姿勢で空中に浮かび移動する。シャドウサイドに変身するとたてがみが生え、より狛犬らしい荒々しい姿になる。必殺技は歯型状のゲートから巨大な狛犬を落下させ敵を押し潰す「落下犬岩石」。
- 生前は有星家で飼われていた犬「信繁」であり、神社の狛犬像の下敷きになって死んで妖怪になった(妖怪アークはアキノリが母の形見として所持していた)。その経緯から命に関しては達観したような発言をすることもある。自分の縄張りと決めたところにマーキング=オシッコをする癖があるが、劇場版ではこのオシッコでナツメたちが囚われたバリアを解いたことがある。
- ゲーム版『4』では、現代のコマさん・コマじろうと対面し「名前が同じだけで赤の他人」と明言している。
- コマじろう
- 声 - 遠藤綾
- オマモリ族 / プリチー族(『ぷにぷに』)。生前のコマさん(信繁)と兄弟のように仲が良かった黄色のカエルが、コマさんと同じ時に狛犬の下敷きになって妖怪化した。名前はコマさんが弟分の意味で名付けた。コマさんの頭に乗るのが気に入っている。一人称は「オラ」で、口癖は「もんゲーロ」。
- ライトサイドは小さなカエルの姿で、シャドウサイドになると頭身が伸びるが「ヒョロい」と言われるのを嫌う。必殺技はコマさんと同様に口から巨大なカエル像を落とす「落カエル岩石」。
- 一見無邪気そうだが正義感の強い性格。また「カエルの天敵は蛇」ということでミッチーに敵対心を持つが、彼の男気に惚れて信頼を抱いた。
- コマさん同様、現代のコマじろうとは赤の他人であり、ゲーム版『4』では現代のコマじろうに「あの姿(シャドウサイド)じゃなくてホッとしたズラ」と言われている。
- ミッチー / ミツマタノヅチ
- 声 - 小野坂昌也[2]
- ウワノソラ族 / ウスラカゲ族(『ぷにぷに』)。ノリの軽いコメディリリーフ。
- 妖怪ガシャに封印されていたが、ウィスパーの最終試験でナツメがガシャを回したことで封印から解除される。ナツメに倒されて以降は彼女に対して「姫を守るナイト」を自称し、召喚されなくても「ボランティア」として戦いに参加する。たびたびナツメに余計なお節介をして、その度に彼女から疎まれている。一人称は「私」、口癖は「シュピーン」と「はひ〜ん」。
- ライトサイドでは、全身紫色の体でピンク色の顔に一つ目で、肩パッドはシャドウサイド時の両端二つの頭になっている。元が魔獣型妖怪であるゆえにアクティブな人型妖怪に憧れて筋トレに励んでおり、ヒーロー然とした筋肉ムキムキの人型だが、見た目に反し戦闘力はさほど強くない。相手を一定期間石化させる能力「ミッチービーム」を持つが、自分よりランクが高い妖怪には効果がない。32話では弱体化した女郎蜘蛛に止めを刺した。
- シャドウサイドでは巨大な三つ首の大蛇型妖怪のミツマタノヅチになり、敵の妖怪を自身の体重で押し潰すことができる。
- コロコロ版ではナツメを慕うのは、妖怪の自分に対しても怖がらずに接してくれたから、という理由になっている。また「ミッチー」の名付け親もナツメとなっている。
- ゲーム版『4』では、暴走状態のシャドウサイドで現代のおおもり神社に現れ、ケータと対峙する。またマップの至るところに「ミツマタマーク」(通称:隠れミッチー)を仕込んでおり、これを見つけ出すことがやり込み要素の一つになっている。
- ハイパーミッチー / ミツマタギドラ
- 声 - 小野坂昌也
- ウワノソラ族 / ウスラカゲ族(『ぷにぷに』)。ミッチーの強化形態で、3分間だけこの姿になることが可能。ただし本人が前口上に時間を使ってしまい、あまり役に立たない。
- アニメ版ではシャドウサイドは未登場。
- ニューイヤーミッチー
- 声 - 小野坂昌也
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人
- 特別編」で登場。ウスラカゲ族・ランクSSS。新年会が開催されると聞き大急ぎで駆けつけ一番乗りで会場に到着したが、断じてナツメの晴れ着姿を見たかったとかではないらしい。
- めだまん坊
- 声 - 小野坂昌也
- ウワノソラ族。ゲーム版『4』に登場。
- ミツマタノヅチの口内にある目玉を抜き出すと現れる小柄な分身体。
- 酒呑童子(しゅてんどうじ)
- 声 - 遊佐浩二
- 鬼族 / イサマシ族(『ぷにぷに』)。劇場版では終盤に登場。
- 「姫」を見つけ出す目的で鬼王・羅仙の復活を早めた。先述の酒呑ハルヤの正体。60年前には先代閻魔大王の息子・紫炎に付いていた。
- アヤメに憑依していた女郎蜘蛛を一時期「姫」と誤解し、利用されていた。その後女郎蜘蛛に妖力を吸い取られるが、トウマが憑依させた玄武により解放され、女郎蜘蛛に反撃する。
- 空亡戦では、妖怪探偵団と妖怪たちと共に人間界と妖魔界を守るために戦った。終戦後、「人間界では退屈じゃなかった」と呟いて、どこかへ去って行った。
- ゲーム版『4』では、「姫」探しのために未来と過去をつなげる扉を設けたため、未来の妖怪が行き来する原因を作り上げた。
- メラメライオン
- 声 - 矢部雅史
- ゴーリキ族 / イサマシ族(『ぷにぷに』)。炎を操るライオン妖怪。青龍の仲間の1人。
- 漫画版では人にやる気を出させる能力を持っている。さくら元町を猛暑にした上で、住民に無理やり散歩やランニングをさせていた。元々は人間が目標達成する顔が好きで[注 5]人をやる気にさせていたが、いつの間にかやる気を一方的に押し付けるようになっていた。不動明王に邪心を祓われたことでそれに気づき改心し、自分を認めた上でアドバイスを送ったケースケにアークを渡す。
- ゲーム版『4』では、「熱血魔人」と噂され、陸上選手に取り憑いていた。
- キュウビ
- 声 - 矢部雅史
- モノノケ族 / フシギ族(『ぷにぷに』)。狐の妖怪。
- ライトサイドは着物姿の人型だが、シャドウサイドで完全な九尾の狐となる。
- アキノリの神社の蔵に彼のアークがあったらしく、ビルでの戦いでナツメに手渡される。
- 犬神
- 声 - 矢部雅史
- モノノケ族 / フシギ族(『ぷにぷに』)。
- ふぶき姫
- 声 - 遠藤綾
- オンネン族 / プリチー族(『ぷにぷに』)。冷気を操る女性妖怪。青龍の仲間の1人。過去の妖魔界でスナックゆきおんなを経営している。
- 漫画版では彼女のアークをナツメに渡したのはウィスパーになっており、大量のカオデカ鬼を氷漬けにして動作不能にする活躍を見せた。
- ゲーム版『4』では、扉を通して現代のさくらニュータウンに現れ、現代のふぶき姫ファンである妖怪たちを夢中にさせる。
- 百鬼姫
- 声 - 遠藤綾
- オンネン族 / プリチー族(『ぷにぷに』)。
- ひも爺
- 声 - 宮澤正
- オンネン族。敵の養分を吸い取り砂状に干からびさせる能力を持つ。アキノリがアークを持っていた。
- 漫画版では前作に近い、相手を空腹にしてやせ細らせる能力になっている。
- ゲーム版『4』では、扉を通して現代に現れ、ケータが始めに出会うシャドウサイド妖怪となる。
- 雷オトン
- 声 - 宮澤正
- ゴーリキ族。電気を操る雷親父の妖怪。青龍の仲間の1人。ライトサイドは着物姿の老人のような見た目となっている。
- 青龍(せいりゅう)
- 声 - 置鮎龍太郎
- オマモリ族 / ニョロロン族(『ぷにぷに』)。先祖代々龍見川を守護している龍の妖怪。かつてサイズが小さかったころに子供に虐められていたところを幼少期のナツメに助けられ、その恩からナツメを見守っていた。後に川で溺れた幼少期のナツメを助けて石のお守り(実際は妖怪アーク)を渡す。鬼王・羅仙との戦いの際に羅仙の攻撃でナツメが川に落下した際に、自動的にアークがエルダに挿入されたことで召喚され再会を果たす。ナツメにメラメライオン・ふぶき姫・雷オトンのアークを手渡し、羅仙と戦う。
- 蒼龍(そうりゅう)
- 声 - 置鮎龍太郎
- 青龍が幻獣として覚醒した姿。ゲーム版『4』で登場。
- オロチ
- 声 - 柳田淳一
- ゴーリキ族 / ニョロロン族(『ぷにぷに』)。強さを求めて全国をさすらう妖怪。移動にはバイクを使用する。ライトサイドでは人型だが、シャドウサイドでは龍のような蛇の姿となる。
- さくら元町に流れ着いた時に地下水道で捨てられた動物たちを目撃し、人間からペットを解放しようとトイレや用水路を経由してペットたちを誘拐した。実は人間だけでなく動物嫌いで、奴隷のように眠らせていた。妖怪探偵団との戦闘では幻獣を圧倒するが、マナミの飼い犬のテリーが飼い主を守ろうと戦う姿を見て心を改め、ペットを解放した。その後、居場所のない動物をこっそり拾い、大切にするようになった。
- ゲーム版『4』では、ミッチー主催によるヘビ妖怪のバトル大会「H-1グランプリ」に出場。
- 影オロチ
- 声 - 柳田淳一
- ゴーリキ族 / ニョロロン族(『ぷにぷに』)。
- うんちく魔
- 声 - 朝倉栄介
- オンネン族 / ウスラカゲ族(『ぷにぷに』)。知識豊富な熊の妖怪。
- トイレの中から現れ、壁にうんちくを書き込んでいる。人間がオロチのテリトリーに近づかないよう脅かしていた。
- ツチノコ
- 声 - 笹本優子
- オマモリ族 / ニョロロン族(『ぷにぷに』)。
- 本来幸運をもたらす妖怪とされるが、分身を赤い四つ葉のクローバーにして野原に紛れ込ませ、それを触った人から幸運を吸い取り不幸にさせていた。妖怪になる前の白蛇だった時、病院で自分を助けてくれたエリカの手術が成功するよう幸運を集めることが目的だった。
- 麒麟(きりん)
- 声 - 奈良徹
- ポカポカ族(『ぷにぷに』)。今作では幻獣として登場。妖魔界にある双剣山でスザク蒼天斬を守っていた。
- ワカメくん
- 声 - 新祐樹
- ウワノソラ族。ダンスユニットのメンバーだったが、段々萎れて体が痛み踊れなくなっていた。
- エピソードのラストでメカブちゃんを励ますために再び踊れるようになった。
- コンブさん
- 声 - 佐藤健輔
- ウワノソラ族。ワカメくん同様踊れなくなっていたが、エピソードのラストで踊れるようになった。
- メカブちゃん
- 声 - 日野未歩
- ウワノソラ族。ワカメくんとコンブさんが踊れなくなったため、公園でバレエの練習をしていた少女と一緒に踊るようになったが、その少女が来なくなり(もともと病弱だった彼女が病死したことを知らなかった)、一緒に踊る仲間が欲しい気持ちが強まり空亡ウイルスに感染した。感染後は人間に化けてバレーシューズを渡し本人の意思とは無関係に踊らせた。
- うんがい鏡
- 声 - 宮澤正
- ツクモノ族。人や物をワープさせる組合を運営している鏡妖怪。
- 日ノ神(ひのしん)
- 声 - 矢部雅史
- ウワノソラ族 / ウスラカゲ族(『ぷにぷに』)。6本の腕と想像力を巧みに操り絶え間なく創造を続ける妖怪。
- 土蜘蛛(つちぐも)
- 声 - 浅利遼太
- ゴーリキ族 / ブキミー族(『ぷにぷに』)。
- 大ガマ
- 声 - 日野未歩
- オマモリ族 / ゴーケツ族(『ぷにぷに』)。
- ブシニャン
- 声 - 黒田崇矢
- ゴーリキ族。
- しゅらコマ
- 声 - 平川大輔
- ゴーリキ族。
- 山吹鬼
- 声 - 矢部雅史
- 鬼族。
- 女郎蜘蛛(じょろうぐも)
- 声 - 沼倉愛美
- オンネン族 / ブキミー族(『ぷにぷに』)。五百年前に若くて美しい男を好み、血肉だけではなく魂すらも食らっていたという人食い妖怪。
- 自身を封印した伝説の男の子孫であるアヤメに取り憑き、彼女の無意識下で妖力を溜めていった。ハルヤたちが探している「姫」と誤認したのを切っ掛けとして男の遺骨を探させていた。覚醒すると不動明王・天を上回るほどの戦闘力を得る。
- ハルヤが発見した伝説の男の頭蓋骨から魂を吸収したことで覚醒する。宿主にしていたアヤメに呪いをかけ、元町タワー周辺の人間の魂を喰らい尽くしたが、ゲンブ法典斧により結界を切られたことで弱体化し、酒呑童子や不動明王ボーイの反撃を受けた上、最後はミッチーに石化され倒される。
- ガシャどくろ
- 声 - 奈良徹
- 骨型の妖怪。羅仙の配下として3体登場。
- 五右衛門が憑依したトウマにあっさり倒される。
- エンマ
- 声 - 木村良平
- ミカド族。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』で蛇王カイラの謀反によって幽閉され、王の座を一時奪われたがぬらりひょんによって解放され、同作のラストで妖魔界の王の座を蛇王カイラに譲り、後日譚となる『妖怪ウォッチ シャドウサイド』では、ぬらりひょんと共に螺旋復活の元凶となった空亡の謎を追うために世界を旅していた。ゲーム版『4』では未来世界の大王の座を蛇王カイラに正式に譲っている[注 6]。
本作品で初登場する妖怪
ライトサイドとシャドウサイドで名称が異なる妖怪は「ライトサイド / シャドウサイド」の順に名前を表記する。
- 蛇王カイラ(じゃおうカイラ)
- 声 - 福山潤
- イザナ族 / 王族(『バスターズ2』・『ぷにぷに』)。見た目は人間に近い姿を持つ妖怪。妖怪と人間の血を引く。エンマ大王とは長年にわたってライバル関係にある。
- 『鬼王の復活』ではエンマ大王を罠にはめ、ウーラと共に七賢者を抱き込みエンマ大王から大王の座を奪う。妖魔界を手に入れたことを機に、「鬼まろ」の力をも利用して人間界への進出を企てたが、後に改心してエンマ大王と融合し闇エンマに変身する。映画ラストで、旅に出たエンマから妖魔界の王の座を任された。
- 後日譚であるテレビアニメ版『シャドウサイド』では、フクロウに海ヘ落とされたトウマを助け、妖聖剣が他に全部で5本存在すること、そして裏で操っているのが酒呑童子であることを告げた。最終決戦で空亡ウイルスに取り込まれて真魔となるが、エンマによって空亡ウイルスを除去され正気を取り戻した。
- ゲーム版『4』ではフウくん / 風神、ライちゃん / 雷神を従え、未来世界の妖魔界の王となっている。
- 闇エンマ(やみエンマ)
- 声 - 木村良平
- エンマ大王と蛇王カイラが合体した姿。
- ウーラ
- 声 - 緒方賢一
- 映画オリジナル妖怪。蛇王カイラの参謀。カイラがエンマから大王の座を受け継いでからも、引き続き参謀を務める。
- ゲーム版『4』では登場しない。
- 空亡(そらなき)
- 声 - 村上裕哉→内田直哉
- 真魔族(ゲーム版『4』) / 怪魔族(『ぷにぷに』)[注 7]。
- 邪悪の化身と呼ばれる存在で、妖怪などに取り憑いて姿形を変化させると共に闇の感情を暴走させる。分身体は「空亡ウイルス」と呼ばれる。
- 破天・空亡(はてん・そらなき)
- 声 - 内田直哉
- 空亡の第二形態。朱夏の生まれ変わりであるナツメを取り込んだことにより進化した。
- 魔天・空亡(まてん・そらなき)
- 声 - 内田直哉
- 空亡のもう一つの形態。ゲーム版『4』および『4++』のラストボス。姿は人間にかなり近い姿である。アニメ版には登場していない。
- 魔天・空亡ボーイ(まてん・そらなきボーイ)
- 声 - 内田直哉
- 『ぷにぷに』にて2022年4月27日に開催
- されたゴールデン超ニャンボガシャで登場。ブキミー族・ランクZZZ。空亡が五月人形の刀を手にした時、なぜか心も身体も子どもの姿になった姿。
- 魔天・空亡董卓(まてん・そらなきとうたく)
- 声 - 内田直哉
- 『妖怪三国志 国盗りウォーズ』および
- 『ぷにぷに』にて登場。ブキミー族・ランクは将星(『国盗りウォーズ』)およびZZZ(『ぷにぷに』)。
- 空天(くうてん)
- 声 - 内田直哉
- 鬼族。
- 神話の時代に朱夏に仕えていた。しかし、謀略によって投獄され、朱夏に真相を伝えられない無念と自らを陥れた者に対する恨みから空亡になった。その犯人の正体はシルエットのみで不明。
- 剣武魔神(けんぶまじん)
- 幻魔よりもさらに上位に位置する妖怪。普段はそれぞれの武器に封印されている。トウマの召喚時に憑依することで力を発揮する。
- 不動明王(ふどうみょうおう)
- 声 - 津田健次郎
- 王族(『ぷにぷに』)。その力を恐れた妖魔界の最高賢者により「妖聖剣 フドウ雷鳴剣」に封印されている。妖怪ウォッチオーガに妖聖剣を挿すことで憑依させることができる。
- 漫画版では人や妖怪の邪心を祓う能力を持つ。『妖怪ウォッチ!』では妖魔一武道会でコマ母ちゃんの対戦相手として登場した[3]。
- 不動明王・邪(ふどうみょうおう・じゃ)
- 声 - 津田健次郎
- 王族(『ぷにぷに』)。不動明王がフ
- クロウに憑依した際の姿。
- 不動明王・天(ふどうみょうおう・てん)
- 声 - 津田健次郎
- 王族(『ぷにぷに』)。パワーアップ
- した不動明王。高い攻撃力を持つが、女郎蜘蛛には通用しなかった。
- 不動明王ボーイ(ふどうみょうおうボーイ)
- 声 - 大河元気
- ゴーリキ族 / 王族(『ぷにぷに』)。妖力を吸収された不動明王が幼い少年のようになった姿。一人称は「オレさま」。
- 戦闘力こそ不動明王・天を上回るが、ワガママな性格でチョコボーやスナック菓子が好き。眠くなるとすぐ昼寝してしまう。命名はウィスパー(初めは「不動明王ジュニア」と考案したが、ジュニアが嫌がった)[注 8]。
- 不動明王・界(ふどうみょうおう・かい)
- 声 - 津田健次郎
- 王族(『ぷにぷに』)。空亡との最終
- 決戦で、不動明王ボーイがチョコボーを大量摂取して力を取り戻した姿。
- 阿修羅(あしゅら)
- 声 - 矢部雅史
- 剣武魔神の一体である妖怪。「アシュラ豪炎丸」を保有する。
- 白虎(びゃっこ)
- 声 - 八代拓
- イサマシ族(『ぷにぷに』)。剣武魔神の一体である妖怪。
- 「ビャッコ大霊槍」を保有する。剣舞魔神の中では最年少。
- 玄武(げんぶ)
- 声 - 高橋英則
- ニョロロン族(『ぷにぷに』)。剣武魔神の一体である妖怪。
- あらゆる物を斬ることができる「ゲンブ法典斧」を保有する。
- 朱雀(すざく)
- 声 - 堀江瞬
- フシギ族(『ぷにぷに』)。剣武魔神の一体である妖怪。アキノリに幻獣を召喚できる「妖怪ウォッチアニマス」を渡した。
- かつて彼らの上位に属する幻王をうっかり「幻王ちゃん」と呼んでしまったことで怒りに触れ、鳥型の幻獣のまま戻れないでいたが、妖聖剣の一つ、スザク蒼天斬をアキノリが引き抜いたことで剣武魔神の姿に戻ることができた。
- アキノリの召喚時は幻獣、トウマの召喚時は剣武魔神の姿で現れる。
- 洞潔(どうけつ)
- 声 - 森川智之
- 鬼族 / ゴーケツ族(『ぷにぷに』)。酒呑童子の配下。
- さくら元町では島之内厳流としてナツメのクラスの担任教師を務める一方、ハルヤに付き従う。妖聖剣の一つ、アシュラ豪炎丸を所持している。アヤメに取り憑いていた“姫”に不信感を抱いていた。
- 空亡ウイルスに憑かれた人々からナツメを守ったが、自身が空亡に支配されてしまい、ナツメを守るために駆けつけた酒呑童子と激闘を繰り広げる。やがて戦いの際に意識を取り戻し自分たち鬼族の悲願の成就を空亡に邪魔させてはならず、そのためにも非情に徹するよう酒呑童子に諭し、アシュラ豪炎丸を託す。覚悟を決めた酒呑童子が振りかざしたアシュラ豪炎丸の一撃によって倒れた。そして戦いの際の無礼な言動や、姫の前で冷静さを失い寄行に走りがちだった酒呑童子の過ちを諭すことを躊躇っていたことを謝罪した後、自らの命を捧げることができて本望だと言い残し、最期は鬼桜と共に炎へ消えていった。
- ゲーム版『4』ではアニメ版と同様に消滅するが、クリア後にあるクエストを達成すると復活し、ハルヤたちの元に戻ってくる。
- 幻魔(げんま)
- 妖怪の上位に属する存在。妖怪ウォッチオーガの能力で憑依させることができる。4体はいずれも歴史・伝説上の人物がモチーフ。
- 義経
- 声 - 代永翼
- フシギ族(『ぷにぷに』)。頭脳明晰で、状況分析を得意とする。
- 弁慶
- 声 - 斉藤次郎
- ゴーケツ族(『ぷにぷに』)。防御力に優れ、力技を得意とする。
- 五右衛門
- 声 - 三宅健太
- イサマシ族(『ぷにぷに』)。攻撃力に優れ、剣術を得意とする。
- お松
- 声 - 伊藤静
- ポカポカ族(『ぷにぷに』)。幻魔の紅一点。癒しの力を持ち、カオデカ鬼と化した人間を元に戻した。
- 鬼まろ(おにまろ)
- 怪魔。数千年に一度、忽然と発生し妖魔界はおろか人間界をも含めた地球全体を滅ぼそうとする「妖怪ウイルス」。人間の悪意を苗床として無限に増殖する特性を持つ。
- 鬼まろリーダー
- 声 - 下山吉光
- 怪魔。鬼まろを統率するリーダー的存在。人の中にある悪意を見抜く力がある。より良い「器」を求め、トウマに近づいた。
- オグ・トグ・モグ
- 声 - 藤原夏海(オグ)、佐藤はな(トグ)、佐藤恵(モグ)
- 怪魔。下っぱ鬼まろ。オグは一つ眼、トグは二つ眼、モグは三つ眼である。
- 鬼まろリーダーの指示により、トウマを闇に陥れようとする。途中で鬼まろリーダーがトウマを処刑しようとした際にトウマを庇うが、逆に自分たちが殺されそうになりトウマに助けられた。他の鬼まろが羅仙に吸収された際もなぜかこの3匹は吸収されなかった。最後は瀕死状態に陥ったトウマの体内に入り、蘇生させる。その後はトウマの体内で鬼王・羅仙の欠片である迦毘羅と戦っていた。異変に気付いてトウマの体内に入り込んだナツメらの助力もあって迦毘羅が倒されると、トウマの体外に出られるようになり、妖怪探偵団にアークを渡した。その後は、時々トウマたちの元に現れており、友達として仲良く暮らしている。
- アークは「オグトグモグ」という名称で、3体で1セット扱いになっている。モグのみ、話す時語尾の最後に「イェーイ」と付ける。
- 漫画版ではトウマに命を分け与える展開がないため、事件終結後もトウマの心の中に住み着いている。
- カオデカ鬼
- 鬼まろに取り憑かれた人間が変貌した姿。増幅した悪意に振り回されて暴走する。
- 鬼王・羅仙(おにおう・らせん)
- 声 - 石塚運昇
- 怪魔。鬼まろが集めた悪意の力によって永い封印が解かれ復活した、最凶最悪の「鬼王」。ナツメや鬼太郎たちによって負傷し、最後はトウマの一撃で消滅した。
- 迦毘羅(かびら)
- 声 - 佐藤健輔
- トウマの体内に残留していた鬼王・羅仙の欠片から生まれた妖怪。
- トウマの体に深刻なダメージを与えていたが、ナツメたちの尽力により追い出され、トウマに憑依した剣武魔神・朱雀に倒される。
- フクロウ
- 声 - 佐藤健輔
- ウワノソラ族 / ウスラカゲ族・ランクSS(『ぷにぷに』)。ハルヤに付き従う、着物姿に顔を仮面(御札)で覆った妖怪。人間や妖怪の悪意を増幅させる妖毒が塗られた「兆しの矢」を所持している。
- 姫を探す目的でターゲットに吹き矢を当てるが、技量は低くターゲットとは別の人物・妖怪に矢が当たってしまうことも多い。
- アニメ版第14話で、ハルヤから無能扱いされた汚名をそそごうとフドウ雷鳴剣を使い不動明王を憑依させるが敗北。
- ゲーム版『4』では、イナホとUSAピョンをさらい、真魔化して戦いの後消滅しかけるが、ウォッチ使いとなったフミちゃんに救われ、カイラのもとで空亡の事件の調査員となる。『4++』では、特定クエストをクリアすることで仲間にすることができる。
- 真魔軍神フクロウ(しんまぐんじんフクロウ)
- 声 - 佐藤健輔
- ウスラカゲ族・ランクSS(『ぷにぷ
- に』)。空亡の力で「真魔」と呼ばれる存在が憑依し、異様な怪物のような姿になったフクロウ。
- アニメ版では、トウマに憑依した不動明王・天に倒され消滅する。
- フクロウ・賀正
- 声 - 佐藤健輔
- 『ぷにぷに』のイベントである「妖魔人
- 特別編」で登場。ウスラカゲ族・ランクSSS。
- バンチョー / 亡霊番長(ぼうれいばんちょう)
- 声 - 奈良徹
- オマモリ族 / ゴーケツ族(『ぷにぷに』)。いじめっ子を成敗する妖怪。
- 生前はケースケの友人ケンジで、いじめられていたケースケを助けて「男は勇気だ」と誓い合ったが、その後に交通事故で亡くなり妖怪となる。
- アニメ版ではライトサイドは未登場。
- チャーリー / ゴーストサイクル
- 声 - 矢部雅史
- ツクモノ族。ライトサイドは自転車の姿をした妖怪。
- 元は普通の自転車であったが持ち主に放棄される。シャドウサイド時にケースケを含む人間たちを襲い、タイヤのアザをつけていた。口癖は「ごめんなチャリ」。ライトサイドではとぼけた所があり、召喚時も普通に召喚されず、自分が自転車であるにもかかわらず自転車に乗って来たことがある。
- ジュニア / バーニングドラゴン / ブリザードウルフ
- 声 - 小桜エツコ / 佐藤健輔(バーニングドラゴン)
- ウワノソラ族 / プリチー族(ぷにぷに)。猫のような右耳を持つ赤い球状の妖怪。妖怪探偵団のマスコット的存在。片言で話し、一人称は「ジーたん」、口癖は「〜だぜ」。アキノリを「デブ」、ミッチーを「筋肉」と呼び、やや毒舌な所がある。
- ジバニャンがミホを守るために戦った際に抜けた体毛が集合し誕生した。不動明王ボーイからは「チョコボー先輩」と呼ばれる。体をゴム風船のように膨らまし、お手本があればどんな姿にも化けることができる。
- バーニングドラゴンはカードゲーム「電光石火時代」に登場するモンスターに変身した姿。アニメ第3話で描写された妖怪アーク(玩具も同様)ではこの姿がシャドウサイドとして扱われている。
- レッドヘッド
- 声 - 伊瀬茉莉也
- ジュニアが人間に擬態した時の姿で、外見は赤い帽子とパーカーを身につけた少年。
- かつてはこの姿で人々にカードゲーム勝負を挑んでいた。妖怪探偵団の仲間になった後も、作戦状況に応じてこの姿になる。
- 普段のジュニアは片言だが、この姿では普通に話す。
- 寸胴丸(ずんどうまる) / 死霊の毒々鍋(しりょうのどくどくなべ)
- 声 - 村上裕哉
- ツクモノ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。「もったいない男」と噂され、食べ物を残した人間の食欲を奪う。
- 元はラーメン店の寸胴鍋が妖怪化した。ライトサイドは股間にヤカンの付いたマッチョマンの姿で、ミッチーと意気投合する。実は女性に弱く甘い。
- ジンタ / ジンゲキ
- 声 - 佐藤健輔
- ツクモノ族。50年を経て意志を持った「妖怪系人体模型」。
- シャドウサイドになると巨大化した不気味な風貌になり、無性に暴れ回る性格になる。マナミに祖母の真千子のことを話してもらわれるまで「なぜ自分は人間ではないのだろう」とコンプレックスを抱いていた。
- ラッキー / ドッグマン
- 声 - 佐々健太
- モノノケ族。ライトサイドは犬の姿をした妖怪。
- 生前はお笑い芸人の内田に拾われた犬で、一緒にお笑い(ツッコミ)をしたい一心で事件を引き起こしていた。
- パックン / ガブリエル
- 声 - 遠藤綾
- オンネン族 / プリチー族(ぷにぷに)。ライトサイドは植木鉢の付いたハエトリグサの妖怪。
- 元は花屋で売られていた食虫植物。花屋の従業員のアズサがビルの崩壊に巻き込まれる未来を察知し、彼女を助けるために「顔さけ女」としてアズサや妖怪探偵団の前に現れた。事件解決後、アズサの花屋で植物の水やりをしている。
- 見た目に反して怪力である。
- ロボニャンOO(ロボニャンダブルオー)
- 声 - 永田亮子(オーちゃん)、坂東尚樹(ロボニャンOO)
- ツクモノ族 / ゴーケツ族(ぷにぷに)。元はロボット掃除機「オールマイティーくん」で、ミサキの家族が中古で購入し「オーちゃん」と名付ける。
- 前の持ち主の家が火事になり、そこで命を落とした消防士が掃除機と一体化しロボ妖怪となった。名前は「ニャン」が付くものの、猫の要素は皆無。
- ライトサイド時は人型ロボット風の姿で敵をスキャンし攻撃パターンを先読みしつつ完璧な攻撃を繰り出す。自らトランスフォームしシャドウサイド化が可能。
- ホンマグロ大将 / マグロドン
- 声 - 坂東尚樹
- オマモリ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。巨大な「空飛ぶ人食いマグロ」と呼ばれる妖怪。
- 人々を丸呑みにして魚市場の倉庫へ連れ去ったり、体当たりで妖怪探偵団を苦しめた。
- 生前は寿司職人で、跡継ぎ息子のノボルに漬けマグロのレシピを教えるための行動であった。
- マッシュバーバー / 切裂きジョーカー
- 声 - 矢部雅史
- オンネン族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。ライトサイドはボウリングのピンのような体型にマッシュルームカットが特徴の妖怪。
- 生前はコウという名前の腕利きの美容師で、マッシュルームカットの素晴らしさを広めようと目指していたが、その美容師の世界大会へ出発する矢先で交通事故により亡くなった。シャドウサイドは不気味なピエロのような姿で鋭い2本の鎌を持ち、夜道を歩く女性を襲いマッシュルームカットにしてしまう。
- 死神
- 声 - 長谷川芳明
- 死亡予定のある人間の魂を回収する任務を持つ妖怪。数体おりドクロを擬人化したような顔をしている。
- ミホの魂を回収するために彼女の魂を奪おうと付け回していたが、死神ボスから勘違いの連絡を聞き謝罪したが、ミホを見守ったジバニャンに吹っ飛ばされてしまった。
- 死神ボス
- 声 - 佐々健太
- 死神たちの上司。
- ミホの死亡予定が勘違い(実際はミズホという名前の133歳の老女の予定だった)だったと気づき、死神に連絡した。
- 窯元熱(かまもとあつし) / 窯ドウ魔(かまドウま)
- 声 - 矢部雅史
- オンネン族。美少女連続失踪事件を起こしたとされる妖怪。
- 生前は焼き物をする陶芸家の家で育った元陶芸職人で、アイドルグループ「瀬戸焼46」のプロデューサーに転職。しかし、ニャーKB48の台頭でグループを解散され、絶望し消息不明になった後、妖怪になった。
- 新たにアイドルグループをスカウトしようと企み、ナツメを含む5人の少女を人形に変えて操った。シャドウサイドは巨大なカマドウマの姿になり、口から紫色の炎を吐いて攻撃する。敗北後、元「瀬戸焼46」メンバーだった3人の女性から感謝の言葉を聞き、さらに今回の被害者の少女からも改めて自分をプロデュースして欲しいと言われ改心し、必ず輝かせて見せると決意する。
- イカリン / ゲソドリル
- 声 - 布施川一寛
- オマモリ族 / ニョロロン族(ぷにぷに)。
- 生前は普通のイカであったが、海辺で2人組の男にいじめられ、動けなくなった時に男の子に助けられたが、彼はブイの近くで潮に流されてしまい行方不明になった(後に両親に無事救出された)。残ったイカは体が乾き死んで妖怪になった。
- シャドウサイド時にブイの近くで泳いで来た人間を海の中へ引きずり込み、潮に流されないように海の外へ返していた。
- 「プンプン」が口癖でいつも怒っている態度を見せるが、ナツメやアヤメからは可愛いと言われる。
- イナリ / たたりギツネ
- 声 - 日野未歩
- モノノケ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。キュウビに憧れている桃色の狐の妖怪。
- 仕えていた稲荷神社に長年油揚げをお供えしてくれた豆腐屋の女性に恩返しをしたいと願ったが、神社の外に出られなかったため、思い詰めた末シャドウサイドとなり、コックリさんをやっていた人間たちを襲い体を借りようとした。事件を解決した後、神社と共に消滅してしまうが、豆腐屋の女性に狛狐の像を触れ、「これからも私と一緒にいてほしい」と言われ、復活して彼女の手伝いをすることになった。
- シブメン犬 / メンクイーター
- 声 - 坂東尚樹
- モノノケ族。若いころはイケメン犬だったが、年を取ったことで若さを恨むようになった。
- 妖力で作った画像加工アプリを使って男性の顔をイケメンにした上で、顔を吸収して自分が若返るように企んでいた。ライトサイドの姿はトレンチコートと帽子を被った渋い犬人間の妖怪。アヤメの発言で自信を取り戻す。
- セミコロン / セミロング
- 声 - 坂東尚樹
- オマモリ族。
- 生前は普通のセミで、土の中で過ごした幼虫時代に親友がいたが、一足先に地上へ出てしまった彼の後を追い探し回っている間に死んで妖怪になった。シャドウサイド時にどうしても親友に会いたい気持ちが伝わり、子供たちが知らずに親友を採ってしまわないよう、タンクを含めて5人の子供たちをさらって穴の中へ入れていた。
- フィルムリン / エイガリアン
- 声 - 高橋英則
- ツクモノ族。シャドウサイドは下半身がフィルムになったエイリアンの姿、ライトサイドは頭の上に青い炎が付いたフィルムの妖怪。
- 元は前山田という映画監督が作成したパニックホラー映画のフィルムであったが、上映したホラー映画は刺激が強過ぎて観客からは酷評され、監督と作品を愛した人の思いから妖怪となった。大勢の観客に監督の映画を見せるため、あるはずの無い0番スクリーンを作って観客を誘い込み、逃げ出さないよう映画の中の世界へ入れて閉じ込めていた。
- レオン / Dr.カメレオン
- 声 - 徳本恭敏
- オンネン族。シャドウサイドは医者の格好をした巨大なカメレオンの妖怪。ライトサイドは眼鏡とヒゲの付いた小柄なカメレオンの風貌。相手の外見や特性をコピーする能力を持つ。
- 生前はカメレオンのようにどんな役でも演じられる俳優だったが、イケメン俳優と対峙する悪役ばかり演じさせられた恨みを持ちながら死亡したことで妖怪化した。城山ケンなど複数の俳優のイケメンオーラを吸収し、休業に追い込んでいたが、アヤメが見せた自分の追悼映像で憎悪していたイケメン俳優たちが自分の演技力を尊敬していたことを知り改心、奪ったイケメンオーラを解放した。
- 花ちゃん / お花さん
- 声 - 佐藤はな
- ツクモノ族 / ブキミー族(ぷにぷに)。
- かつては日本人形だったが、重要文化財として飾られるようになり、子供たちと遊びたい心が妖怪となった。遊園地・ハナハナファミリーランドのキャラクター「ハナぽんちょ」の着ぐるみに乗り移るものの、風貌が当時の客に気味悪がられ[注 9]お蔵入りとなった。それ以来自ら作った異空間の部屋に子供たちを誘い込んでいた。妖怪探偵団の作戦により、ハナぽんちょは「キモかわキャラ」として人気を得て復活を果たした。
- ミツマタミヅチ
- 声 - 佐藤健輔
- ウスラカゲ族(ぷにぷに)。外見はミツマタノヅチとそっくりで水色の体。
- 妖魔界ではミツマタノヅチと共に「ミツマタブラザーズ」として悪事(ピンポンダッシュや壁への落書き)を行っていたが、ミツマタノヅチが人型のミッチーとなったことを裏切りと思い、人間界でナツメをさらいミッチーをおびき出した。
- 巨大化の能力がある。ミッチーたちに敗れ和解した。
- セバスちゃん / セバスさん
- 声 - 相川奈都姫
- オンネン族。
- 人間のころは秘書を務め、ボスの「病気を治してほしい」という願いを叶えてあげたかった思いから妖怪になった。スマートフォンのAIアシスタント機能・セバスを「セバスさん」と呼んだ人に取り憑き、その人の命令を無理にでも実行させようとする。「元町タワーから飛んでみたい」と命令したケースケたちが取り憑かれ、タワーから落とされそうになる。ウィスパーに説得されて改心し、病院や街中で困っている人々を陰で手助けするようになった。
- 爺たん(じいたん) / サタンクロース
- 声 - 上田燿司
- オマモリ族。
- 人間だった時、孫へのクリスマスプレゼントに用意したロボットの玩具が「これじゃない!」と泣かれ、寿命が来ても後悔の念から妖怪となった。
- 空亡ウイルスに感染してシャドウサイドとなった後は、クリスマス前に現れて子供をプレゼントの箱に入れて連れ去ってしまう。
- 安全坊や(あんぜんぼうや) / ニタニタさん
- 声 - 布施川一寛
- ツクモノ族 / ブキミー族(ぷにぷに)。
- 元は飛び出し坊や看板。道路上の自転車事故を見ているだけで何もできずにいるところを空亡ウイルスに感染した。
- シャドウサイドでは手に持った標識の図を実体化させて攻撃する。改心後は「仮面チャリダー」に扮したミッチーと協力し、整備不良の自転車に声かけをした。
- モミー / 人吊りモミの木(ひとつりモミのき)
- 声 - 高橋伸也
- オンネン族。
- 生前は山奥に生えていたモミの木で、セーラという少女に気に入られていた。成長してさくら元町に引っ越したセーラを探すうちに空亡ウイルスに感染した。シャドウサイドではセーラが作った歌で人を誘い込み、近づいた人間を体内の空間で強制的に歌わせていた。
- 取り込まれた人間の顔が体の飾りに反映される。
- 超吉(ちょうきち) / 闇吉(やみきち)
- 声 - 浜添伸也
- オマモリ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。福助人形のような妖怪。シャドウサイドでは「大凶」のくじを貼った相手をくじに変化させ、自分の背後に結びつけてしまう能力を持つが、稀に「大吉」が出て相手にとって幸運が起きる。
- かつては若いころのおばば(光江)に惚れていた人間の男性だったが、別の男性に告白されているのを見て失恋したと思い込みショックで妖怪になった(その男性は光江に振られたことを知らなかった)。
- 妖怪化した後は他人の幸福を妬むようになり、各地の神社で「超吉」のくじを作り、引いた人間をあえて幸福にした後でくじを「大凶」に変えて不幸に落とすようになった。
- ウマタロー / ウマヅラー
- 声 - 丹羽正人
- ウワノソラ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。駄菓子「うまジャム」に描かれたマスコットキャラクターが妖怪化した。
- うまジャム製造の後継者がいなくなり、生産中止になると自分の存在も忘れ去られるという思いから、うまジャムを買った子供たちの前に現れ「食べちゃダメ」と襲うようになった。
- シールド・オブ・ブライトネス / ダークネス
- 声 - 中博史
- ツクモノ族 / ゴーケツ族(ぷにぷに)。
- 元々は中世で「キング・ブライトネス」という王が愛用していた盾だが、王も騎士団も守れなかった無念から妖怪化した。電子ゲームで敗北した人間の無念を晴らそうと、敗北した人間をゲーム「VR戦記」の世界に取り込み騎士団員にした。
- うさ吉(うさきち) / バニートラップ
- 声 - 後藤ヒロキ
- モノノケ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。黒いウサギの妖怪。
- 生前は普通のウサギだったが、自分を車から助けて死亡したペットショップの店長の思いを受けて妖怪化し、他のウサギを助けるために食べ物を持つ人間を驚かせて餌を集めていた。
- 相手を自然を再現した異空間に誘い込み、幻影を見せて罠にかける戦法を得意とする。
- チヨコ / ジョゴラ
- 声 - 塙真奈美
- オンネン族。
- バレンタインデーに少女から少年に受け取ってもらえたものの、そのまま放置され傷んでしまったチョコレートが妖怪化した。バレンタインデーに恨みを持ち、チョコを作るパティシエを襲う。実はチョコの受け渡しをした2人はその後結婚し、現在では老夫婦となっていることを知り改心する。
- 瓜坊(うりぼう) / 猪笹王(いのささおう)
- 声 - 佐藤はな / 矢野龍太
- モノノケ族。山の守護者である猪の妖怪。
- 普段はその身分を隠し、ライトサイドの姿で遊んでいる。ゲーム版『4』ではアキノリに妖怪ウォッチアニマスを渡す。
- 缶太郎(かんたろう) / ジハン鬼(ジハンき)
- 声 - 矢部雅史
- ツクモノ族。捨てられた空き缶が妖怪化し
- た。
- キュンシー / ズッキュンシー
- 声 - 村川梨衣
- オンネン族 / プリチー族(妖怪ウォッチワールド)。キョンシーの女の子妖怪。
- とりつかれると好きな人の行動にトキめき続け、やがてキュン死してしまう。フクロウに好意を抱いている。語尾は「なの」。
- ハレ女 / 雨女(あめおんな)
- 声 - 鈴木絵理
- オンネン族。晴れ男と雨女の子供の女の子妖怪。天気を晴れと雨とに自在に変えることができる。
- 気分によって姿が変化する。
- フウくん / 風神(ふうじん)
- 声 - 東山奈央 / 竹内良太
- オマモリ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。風を操る妖怪。
- 好奇心旺盛でいつも遊び相手を探している。蛇王カイラの側近。
- ライちゃん / 雷神(らいじん)
- 声 - 悠木碧 / 堀江瞬
- オマモリ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。雷を操る妖怪。
- 普段は省エネとしてライトサイドの姿をしている。フウくん同様蛇王カイラの側近。
- チョッキー / 死ヲマネキ
- 声 - 佐藤健輔
- ゴーリキ族。右腕の大きなハサミで攻撃す
- るカニ妖怪。
- きぼりっクマ / 鬼熊
- 声 - 奈良徹
- ツクモノ族。
- 木彫りの熊に魂が宿り、子供に広い世界を見せるためにケースを飛び出した。
- はむはむ / あぶらハム
- 声 - 永田亮子
- モノノケ族。脂っこい食べ物が好きなハム
- スター妖怪。
- とりつかれるとコッテリした食べ物ばかり食べたくなる。
- かくれん坊 / いないいない婆
- 声 - 佐藤はな / 佐藤智恵
- オンネン族。かくれんぼする相手を探して
- いる男の子の妖怪。
- 誘いを断った人間はシャドウサイドの「いないいない婆」にこの世から隠されてしまう。
- ダニエル / ビッグダニー
- 声 - 浅利遼太
- ゴーリキ族。
- 布団乾燥機のダニ退治モードで力尽きたダニが妖怪化した。相手の妖気を吸い取り巨大化する。
- いたしかたなし / ヤムヲエン
- 声 - 柳田淳一
- ゴーリキ族。一流の腕前を持つ侍妖怪。
- 用心棒の依頼が後を絶たないが、本人はやりたくないらしい。
- 紗夜 / 魔剣姫
- 声 - 安野希世乃
- ゴーリキ族。
- 剣の道を歩み続けた負けず嫌いな妖怪。免許皆伝級の腕前を持つ。
- ドヤぽん / どうだぬき
- 声 - 村上裕哉
- モノノケ族。
- 大したことのない話をドヤ顔で武勇伝のように語るタヌキ妖怪。
- けずりん / ジンコツけずり
- 声 - 沼倉愛美
- ツクモノ族。使われなくなった鉛筆削りが
- 妖怪化した。
- シャドウサイドになると人骨まで削ってしまう。語尾は「ガリィ」。
- ダメボーイ / 絶対ガードマン
- 声 - 奈良徹
- ウワノソラ族。交通整理や警備を得意とす
- るガードマン妖怪。
- ルール違反に厳しい。
- べっちゃん / ぬったりべっちゃ
- 声 - 永田亮子
- ウワノソラ族。全身が粘液になっている妖
- 怪。
- 遊び相手になってあげると幸運が訪れると言われている。
鬼太郎とその仲間たち
劇場版のみにコラボとしての登場で、テレビ版には未登場。ゲーム『妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』にも鬼太郎と目玉おやじは登場する。
- 鬼太郎(イサマシ族)
- 声 - 野沢雅子[1]
- 『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公。
- 幽霊族の末裔で、リモコン下駄や霊毛チャンチャンコなどの技を使用する。羅仙を倒すためにナツメたちに協力する。
- 目玉おやじ(ポカポカ族)
- 声 - 島田敏[1]
- 鬼太郎の父親。妖怪に詳しく、羅仙のことも知っていた。
- ねずみ男(ニョロロン族)
- 声 - 大塚明夫[1]
- 人間と妖怪のハーフ。
- 金にがめつい性格で、ナツメたちに自分が鬼太郎だと名乗り報酬を貰おうとしていたが、鬼太郎に阻止される。
- ねこ娘(プリチー族)
- 声 - 皆口裕子[1]
- 鬼太郎の仲間。猫の本性が出ると爪で引っ掻く。
- 砂かけ婆(フシギ族)
- 声 - 江森浩子
- 鬼太郎の仲間。砂をかけた目つぶし攻撃が得意。
- 子泣き爺(ポカポカ族)
- 声 - 塩屋浩三
- 鬼太郎の仲間。赤ん坊のように泣くことで体を石のように重くすることができる。ナツメたちに鬼太郎と勘違いされる。
- 一反木綿(フシギ族)
- 声 - 龍田直樹(妖怪ウォッチ ぷにぷに)
- 鬼太郎の仲間。飛行が得意な妖怪で、本作品でも鬼太郎を乗せて飛ぶなど活躍している。
- オリジナルの『ゲゲゲの鬼太郎』では九州弁を話すが、劇場版では台詞はない。
- ぬりかべ(ゴーケツ族)
- 声 - 最上嗣生(妖怪ウォッチ ぷにぷに)
- 鬼太郎の仲間。巨大な壁を使った攻撃が得意で、防御や塗り込み攻撃をする。
- 劇場版では、唯一鬼太郎ファミリーで未登場。