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日本の俳優・演出家(1947−2019) ウィキペディアから
冷泉 公裕(れいぜい きみひろ、1947年〈昭和22年〉2月9日 - 2019年〈平成31年〉1月9日)は、日本の俳優、演出家。東京都出身。最終所属はエフ・エム・ジー。
東京都立第五商業高等学校を卒業した後、文学座演劇研究所を経て劇団文学座に入団する。舞台活動と並行してテレビドラマや映画にも幅広く出演し[1]、個性派の脇役として活躍した[2]。鬼才とも称された監督の実相寺昭雄に見い出され、特撮テレビドラマ『ウルトラセブン』 (TBS) にもゲスト出演する[1](詳細は後述)など多彩な演技力の持ち主であり、朴訥とした三枚目役に持ち味を発揮する一方、狂気的な悪役も数多く演じている。1970年代の刑事ドラマ『Gメン'75』 (TBS) では、銀行強盗役の常連でもあった[1]。
1996年に文学座を退団した後は舞台演出家としても活躍したほか、美声を活かして声優業や音楽活動も行っていた。
2006年から2015年まで、「東大を優勝させよう会」の4代目会長を務めていた。
趣味・特技は落語、歌唱。
2019年1月9日、東京都港区内の病院にて心筋梗塞で死去した[3][注釈 1]。71歳没。なお、同年8月10日に放送された特撮テレビドラマ『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京)第6話「円盤が来ない」は、無名当時にメインゲストとして出演した『ウルトラセブン』第45話「円盤が来た」[1]をオマージュしており、当初は冷泉が出演をオファーされていたが、急逝したことから実現には至らなかった[4]。完成作品に出演した高野浩幸は「円盤が来た」で冷泉と共演しており[1]、彼への追悼として「円盤が来ない」への出演を快諾したという[4]。
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