兵庫県立姫路西高等学校(ひょうごけんりつ ひめじにしこうとうがっこう)は、兵庫県姫路市北八代二丁目にある県立高等学校。第4学区に属する[1]。略称「西高」(にしこう)、「姫西」(ひめにし)。1878年創立で、兵庫県では最も歴史がある[2]。
概要 兵庫県立姫路西高等学校, 過去の名称 ...
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姫路西高等学校
2学期制が採用されている。2017年までは55分授業が採用されていたが、現在は50分授業となっている。
- 校歌「友にあたう」:作詞 阿部知二、作曲 山田耕筰
- 学生歌「朝な夕なに」:作詞 田路次郎、作曲 米田輝美
- 応援歌「燃ゆる血潮を」:作詞 下村唯雄、作曲 木村一郎 、「鷺山に秋の」:作詞 栗田粛夫、作曲 井原虎蔵
- 姫中校歌:作詞 北原白秋、作曲 山田耕筰
- 4月 入学式、離任式、文化祭、野外教育活動
- 5月 定期考査
- 6月 修学旅行(2年)、姫路東西高等学校体育大会
- 7月 定期考査
- 7月 定期考査、芸能鑑賞会、球技大会
- 8月 オーストラリア研修(希望者)
- 9月 体育大会
- 10月 定期考査
- 12月 定期考査、勤労体験学習(という名の清掃)
- 2月 卒業式、課題研究発表会
- 3月 学年末考査、球技大会、全校読書会、アメリカ研修(国際理学科のみ)
- 文化祭(4月)
- 西高最大の行事と言われる。新入生歓迎会を兼ねて4月の入学式から1週間後程度で2日間かけて行われる。
- 1日目は校内でスピーチコンテストや展示、ミニフェスが行われる。スピーチコンテストは2、3年の選抜者がスピーチ行う。展示では、文化部展示の他に2年生が旧クラスで学年展示を行う。しかし食物を扱った所謂模擬店は認められていない。ミニフェスはオーディションによって選ばれた数組の有志団体(主にバンド)が体育館でパフォーマンスを行う。
- 2日目は姫路市文化コンベンションセンター(アクリエ姫路)を貸し切って行われる。オープニングや文化部ステージ、学年劇などの演目がある。学年劇は3年生が2つの劇団に分かれ、本格的な劇(時間も長く、約45分)を行う。文化祭の最後、エンディングでは全員で栄光の架橋(コロナ前までは乾杯)を歌うのが恒例となっている。
- 文化祭に向けては約半年前から準備がスタートする。3年生は最後の文化祭、文化部は最後のステージというところも多い。
- なお令和3年12月28日をもって姫路市文化センターが閉館。今後姫路市文化センターで文化祭が行われることはない。その後は、アクリエ姫路で開かれることになった。[9]
- 野外教育活動(4月)
- 新入生が親睦を深めるために行う。グリーンエコー笠形へ行き、飯盒炊爨やクラス対抗レクリエーションをする。
- 東西体育大会(6月)
- 年1回、各運動部が2日間で行われる、兵庫県立姫路東高等学校との所謂定期戦である。1日目は各校グラウンドと球技スポーツセンターで、2日目は手柄山中央公園の各スポーツ施設を貸し切って行われる。これを境に引退する3年生も多い。
- 競技終了後には両校の親睦を深めるためにフォークダンスが行われる。(新型コロナウイルス感染症の影響により数年間休止になったが、2023年度より再開)
- 修学旅行(6月)
- 2年生の6月下旬の4日間で行われる。近年は北海道に行っている。
- 球技大会(前期:7月、後期:3月)
- 前期:7月考査後に行われる。種目はソフトボール(男子のみ)、フットサル(女子のみ)、バレーボール、バスケットボール、ドッジボール(又は硬式テニス)(男女)。1年生にとっては最初の、3年生にとっては最後の球技大会である。予定では1日目全日と2日目午後を使って行われるが、梅雨時であるため、天候の都合により1日に短縮されることが多い。
- 後期:学年末考査後に行われる。種目はサッカー(男子のみ)、ドッジボール(女子のみ)、バドミントン、硬式テニス(男女)。
- オーストラリア研修(8月)
- 希望制。姉妹校であるロスモイン高校(英語版)などで研修を行う。生徒はロスモイン高校の生徒の家にホームステイする。期間は2週間前後。
- 参加した生徒は、12月頃に日本に研修に来るロスモイン高校の生徒のホームステイを受け入れる。
- 体育大会(9月)
- 他校でいう体育祭だが、名前からも分かるように「祭として」より「競技として」の趣が強い。内容としてはトラック競技(60m(女子)、100m、200m、400m(男子)、4×100mリレー(女子)、4×200mリレー(男子)、男女混合リレー)、走り高跳び、メディシンボール投げ(女子)、力持ち競争(男子)、生徒会競技、大縄、学年対抗綱引き、応援合戦など。また、クラスごとに模造紙にイラストを描き(「デコ」と呼ばれている)、体育大会当日に校舎の外壁に展示する。
- 課題研究発表会(2月)
- 課題研究を行っている生徒が1年間の研究成果を発表する行事である。2年生はステージ発表(英語で)、1年生はポスター発表を行う。他にも普通科の1年生は総合学習の発表、2年生はディベートを行う生徒もいる。
- また、著名人が講演した年もあり、過去には池上彰氏、山崎直子氏、ロバート・キャンベル氏などによる講演が行われた。
- 全校読書会(3月)
- アンケートを基にして、1、2年生が各々に決められた本を読み、本ごとに分かれて2時間程討論する行事。本の候補は毎年変わる。
- アメリカ研修(3月)
- 国際理学科の生徒全員がアメリカのニューヨークやボストンで研修する。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学を訪問したり、ボストンでホームステイを行ったりする。期間は10日程度。
運動部
- 陸上競技部
- 水泳部
- サッカー部
- バスケットボール部
- 野球部
- ソフトテニス部
- テニス部
- 卓球部
- 剣道部
- バドミントン部
- バレーボール部
- ソフトボール部
- バトントワリング部
- ワンダーフォーゲル部
文化部
- 物理部
- 化学部
- 家庭科学部
- 茶華道部
- 書道部
- 美術部
- 音楽部
- 吹奏楽部
- ギター・マンドリン部
- 室内合奏部
- 箏曲部
- 写真部
- ESS部
- 文芸部
- 囲碁・将棋部
- 生物部
- 競技かるた部
スポーツ選手
文化・芸能
実業家・企業
学者
政治家・官僚・法律
軍人
教育
注釈
兵庫県立の旧制中学として存在した学校でもっとも古い歴史を持つのは現在の兵庫県立篠山鳳鳴高等学校だが、当初は旧藩士による私立で、1919年に県立移管された。
放送部の内部にクイズ研究会があるためこの表記とした。部活動または同好会としてのクイズ研究会は存在しない。