何処へ (石坂洋次郎の小説)
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『何処へ』(いずこへ)は、石坂洋次郎の小説である。作品は1939年に発表。1964年と1966年に映画化(1967年には『続・何処へ』のタイトルで映画化)、テレビドラマは1960年に『百万人の劇場』、1964年に『日産スター劇場』の枠でそれぞれ単発放送、1966年には連続ドラマ化、1973年にはNHK総合テレビの『銀河テレビ小説』の枠でそれぞれ放送された。
内容
主人公・伊能琢磨は、大学を卒業してすぐ、東北地方の小さな町に赴任して来た若い高校教師。彼を取り巻く生徒たちや父兄たち、そして町の芸者や下宿の娘ら若い女性たちとの出会いとふれあいなどを交え、時には伊能が他の先生達と対立することもありながら、田舎町の人々の風景を素朴かつ楽しく、伊能の教師として人間的に成長していく過程と共に描く。
映画
1964年版(映画)
キャスト(1964年の映画)
スタッフ(1964年の映画)
1966年版(映画)
キャスト(1966年の映画)
スタッフ(1966年の映画)
同時上映(1966年の映画)
1967年版 (『続・何処へ』)
『続・何処へ』を参照。
テレビドラマ
要約
視点
1960年版(テレビドラマ)
1960年8月21日に、フジテレビの『百万人の劇場』(日曜22:00 - 22:45)の枠で単発放送。
キャスト(1960年のテレビドラマ)
スタッフ(1960年のテレビドラマ)
- 原作:石坂洋次郎
- 制作:フジテレビ
1964年版(テレビドラマ)
1964年1月18日に、日本テレビの『日産スター劇場』(土曜日21:30 - 22:30)の枠で単発放送。
キャスト(1964年のテレビドラマ)
スタッフ(1964年のテレビドラマ)
1966年版(テレビドラマ)
日本テレビの月曜20時枠の時間帯で、1966年11月14日から1967年2月6日まで放送された。全13回。放映形式はモノクロ16mmフィルム。
石坂洋次郎原作のシリーズの第5弾として放送。提供は明治乳業(現・明治)一社。
キャスト(1966年のテレビドラマ)
- 伊能琢磨:勝呂誉
- 才太郎:朝丘雪路
- 新太郎:中村晃子
- 井上伊保子:小畠絹子
- 春野先生:長内美那子
- 亀井光代
- 香山美子
- 清水校長:三井弘次
- 校長(清水の後任):北林谷栄
- 田島教頭:穂積隆信
- 木山東一郎:多々良純
- 木山静子:清川玉枝
- 石黒清一郎:大泉滉
- 山田太郎
- 賀原夏子
- 有川由紀
- 瀬良明
- 志賀真津子
- 沢村幸江
- 高津住男
- 天草四郎
- 三吉恵子
- うえずみのる
- 岡田由紀子
- 中村是好
- 寺田農
ほか
スタッフ(1966年のテレビドラマ)
放映リスト(1966年のテレビドラマ)
回数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1966年11月14日 | 花咲く町へ | 柳井隆雄 | 番匠義彰 | |
2 | 11月21日 | かっこう鳥は恋し | |||
3 | 11月28日 | 青い実赤い実 | |||
4 | 12月5日 | お見合いはつらい | 富田義朗 | ||
5 | 12月12日 | どじょっこ、ふなっこ! | 珠めぐみ、小林博、遠山文雄、高橋憲三、 水木涼子、高味秀子、辻哲夫 | ||
6 | 12月19日 | 困ったラブレター | 上田吉二郎 | ||
7 | 12月26日 | 甘い水・苦い水 | 高橋とよ、若宮忠三郎、水上令子、江間光括、 村上記代、根岸一正、伊藤純男 | ||
8 | 1967年1月2日 | 母さんの贈りもの | |||
9 | 1月9日 | 春風立ちぬ | 柳井隆雄 | 長谷川明男 | |
10 | 1月16日 | 友情とスキヤキ | 生駒千里 | 梓英子 | |
11 | 1月23日 | 大きなおみやげ | 海野かつを | ||
12 | 1月30日 | あゝ、血は燃えている | 番匠義彰 | 工藤堅太郎 | |
13 | 2月6日 | アレ、どこへ | 柳井隆雄 石田守良 | ジャッキー吉川とブルーコメッツ[1]、川口知子、浦辺粂子、 柳沢真一、三谷幸子、大牧護良、徳光和夫 |
1973年版(テレビドラマ)
NHK総合テレビジョンの『銀河テレビ小説』(月曜日 - 金曜日 22:00 - 22:15)の時間帯で、1973年9月10日から同年10月5日まで放送された。全20回。
キャスト(1973年のテレビドラマ)
ほか
スタッフ(1973年のテレビドラマ)
注
参考文献
外部リンク
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