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日本の女優 ウィキペディアから
佐藤 玲(さとう りょう、1992年(平成4年)7月10日[1] - )は、日本の女優、プロデューサー[2]。本名同じ[3]。東京都出身[4][5]。
両親は離婚していて、シングルマザーの家庭に育つ[2]。母と弟と3人で暮らしてきた[2]。
小学校4年生のときに、親戚に全日本国民的美少女コンテストを勧めてもらって、よくわからないまま応募したが[6]、落選して悔しさを味わい、「何か武器を見つけたい」と15歳のときに劇団に所属[7]。中学3年より演劇集団アクト青山にて、大学2年からは蜷川幸雄主宰のさいたまネクスト・シアターにて3期生(現在は退団)として演技を学ぶ[3]。
2012年、蜷川演出の舞台『日の浦姫物語』で娘役に抜擢されデビュー[7]。蜷川作品の共演者から影響を受けて映像表現にも関心を抱き、テアトル・ド・ポッシュに履歴書を送り同事務所に所属する[4]。
坂本悠花里監督の映画『おばけ』(2014年)で初主演を務め、MOOSIC AWARDS 2014 女優賞を受賞[8][9]。映画『リュウグウノツカイ』(2014年)が第24回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭北海道知事賞を受賞。横山久美子監督の『色あせてカラフル』(2015年)で主演を務めた[10]。オーディションを経て出演した映画『少女』(2016年)では、演技力の高さに驚いた三島有紀子監督が佐藤の出演シーンを増やしたという[11]。
テレビドラマにも進出し、2015年7月期の『表参道高校合唱部!』(TBS)に準レギュラー出演、2016年7月期の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で初のレギュラー出演を果たす[12][13]。
2023年1月末、テアトル・ド・ポッシュを退所[14]。同年3月、R Plays Companyを設立[2][15]。初プロデュース作品『スターライドオーダー』(北野貴章)を上演する[2]。
弟がいる[2]。佐藤が9歳の時、母に舌癌が見つかり、それ以後転移などもあり21年以上の闘病生活を送り2023年3月に亡くなる[2]。2021年に96歳の老衰で亡くなった祖父は建築家だった[17][18]。
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