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ノサップ (列車)

北海道旅客鉄道が運行している快速列車 ウィキペディアから

ノサップ (列車)
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ノサップ」とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が根室本線釧路駅 - 根室駅間(通称・花咲線)で運行する快速列車である。なお、本稿では姉妹列車である「はなさき」についても記す。

概要 ノサップ はなさき, 概要 ...
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快速「はなさき」
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概要

1959年昭和34年)9月22日に運行を開始した釧路駅 - 根室駅間の準急(後に急行)「ノサップ[2]を起源に持つ列車である。1989年平成元年)5月1日に「ノサップ」が急行から快速列車に格下げされる形で運行を開始した[3]

当初は「ノサップ」の2往復体制だったが、1992年(平成4年)7月1日に1往復が「はなさき」に名称を変更し、昼間の下り列車と夜間の上り列車が「ノサップ」、早朝の下り列車と昼間の上り列車が「はなさき」として1往復ずつ運行された。

運行初期はヘッドマークが取り付けられ、「ノサップ」は根室半島納沙布岬、「はなさき」はハマナスの花をデザインしていた。

2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正で普通列車の本数削減が行われた影響で、夜間の上り「ノサップ」は廃止された。現在は「ノサップ」下り1本、「はなさき」1往復が運行されている[報道 1][報道 2]

列車名の由来

「ノサップ」は北海道根室半島の先端に位置する納沙布岬[2]、「はなさき」は根室本線釧路駅 - 根室駅間の愛称である「花咲線」が由来となっている。

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運行概況

2025年(令和7年)3月15日現在、昼間に下り列車が「ノサップ」、上り列車が「はなさき」として各1本運行されている。

停車駅

ノサップ

釧路駅東釧路駅武佐駅別保駅上尾幌駅厚岸駅茶内駅浜中駅厚床駅落石駅根室駅

はなさき

釧路駅 ← 厚岸駅 ← 茶内駅 ← 浜中駅 ← 厚床駅 ← 別当賀駅 ← 落石駅 ← 昆布盛駅西和田駅 ← 根室駅

2008年1月時点の停車駅

出典:交通新聞社「道内時刻表」2008年1月号P166・P167

「はなさき」は下り列車が釧路駅5時台発・上り列車が根室駅11時台発、「ノサップ」は下り列車が釧路駅11時台発・上り列車が根室駅21時台発の各1往復運転であった。 昼間の下り「ノサップ」と上り「はなさき」は釧路駅で札幌駅発着の特急「おおぞら」(下り1号・上り8号)と接続する。このほか、かつては早朝の下り「はなさき」と夜間の上り「ノサップ」が釧路駅で夜行特急「まりも」に接続していた。なお、「まりも」が根室駅まで延長運転していた際には、下り「はなさき」と上り「ノサップ」は運休し、その時間帯を快速「まりも」として運転した。

  • ( )の駅は下り列車のみ停車

ノサップ
釧路駅 - (東釧路駅) - (武佐駅) - (別保駅) - (上尾幌駅) - 厚岸駅 - 茶内駅 - 浜中駅 - 厚床駅 - 落石駅 - 根室駅

はなさき
釧路駅 - (東釧路駅) - 厚岸駅 - 茶内駅 - 浜中駅 - 厚床駅 - (落石駅) - 根室駅

使用車両

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沿革

急行「ノサップ」

快速「ノサップ」「はなさき」

  • 1989年(平成元年)5月1日:急行「ノサップ」を継承する形で快速「ノサップ」運行開始[3]。当初は2往復体制。
  • 1992年(平成4年)
    • 1月:「ノサップ」にヘッドマークが取り付けられる[5]
    • 7月1日:「ノサップ」1往復を「はなさき」に名称変更。
  • 2016年(平成28年)3月26日:花咲線の普通列車減便および本数削減に伴い、夜間の上り「ノサップ」廃止。「ノサップ」下り1本、「はなさき」1往復となる[報道 1][報道 2]。下り「はなさき」の厚床駅 - 根室駅間が各駅停車となる。
  • 2017年(平成29年)3月4日:上り「はなさき」の根室駅 - 別当賀駅間が各駅停車となる。
  • 2025年(令和7年)3月15日:下り「はなさき」が廃止となり、昼時間帯に下り「ノサップ」と上り「はなさき」が各1本ずつの運行となる。

当列車が登場する書籍

脚注

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参考文献

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