根室駅

北海道根室市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

根室駅map

根室駅(ねむろえき)は、北海道根室市光和町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の。根室本線の終着駅であり日本最東端の駅である[注釈 1]電報略号ネム事務管理コードは▲110454[1][2]

概要 根室駅, 所在地 ...
根室駅
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駅舎(2018年9月)
ねむろ
Nemuro
西和田 (10.2 km)
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所在地 北海道根室市光和町2丁目
北緯43度19分36.92秒 東経145度34分57.75秒
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線(花咲線)
キロ程 307.5 km(新得起点)
電報略号 ネム
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
176人/日
-2019年-
開業年月日 1921年大正10年)8月5日
備考
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概要 根室駅, 所属事業者 ...
根室駅
ねむろ
Nemuro
(2.6 km) 根室港
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 根室本線(貨物支線)
キロ程 0.0 km(根室起点)
開業年月日 1934年(昭和9年)8月12日
廃止年月日 1965年(昭和40年)10月1日
備考 根室駅構内に併合。
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歴史

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1978年の根室駅と周囲1 km範囲。右側の下が本線釧路方面で、右上隅に向かってカーブして行く貨物線の臨港線の軌道跡が2つの道路に転用されて残っている。その転用道路が変更する位置(大きな赤い屋根の建家右下隅付近)からは、かつて海軍根室第二飛行場へ向かう軍用貨物線が分岐していたが、駐車場になっていて軌道跡は無くなっている。
駅舎は大きな木造で、単式ホーム1面を有しており、駅裏は多数の仕分けもしくは留置線が分岐して、斜めに設けられた1本の通路線へ合流している。この通路線の一方は駅終端で本線から伸びる折り返し線へ合流する。もう一方は駅裏の整備車庫へ向い、途中に青い小さな保線車庫や、転車台を有する小さな機関区への入出庫線が分岐している。その内側にも留置線群の一番外から釧路側へ分岐して青い車庫へ向かう入出庫線がある。駅舎横の釧路側に一般貨物ホームと2本の引込み線、釧路側に向けて石炭のヤードと荷降線。駅裏には三角状のコンテナホームと折り返し線から分岐する2本の引込み線を有している。
なお、根室拓殖鉄道根室駅は、この写真の右上方向外側の有磯町に設けられていたため、直線距離でも800 m程離れていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

年表

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戦前の根室駅

駅名の由来

駅構造

単式ホーム1面1線を持つプレハブ構造の地上駅。ホームの北側に接して平屋の駅舎がある。構内の南側にはホームのない副本線が1線引かれており、機回しが可能である。

社員配置駅。みどりの窓口が設置されている。

管理駅として、姉別駅 - 西和田駅間の各駅を管理下に置いている。

1998年平成10年)10月31日までは側線群の南側にコンテナホームが設置されていた。また、駅周辺にある売炭所への専用線もあった。

駅弁

2024年(令和6年)ごろまでは、主な駅弁として下記を販売していた[14]

  • さんまそば
  • さんま丼

2018年平成30年)6月1日より、花咲線区間での「ご当地弁当」を楽しむ取り組みとして、根室駅を発着する一部列車(3本)で、ホームまで以下に記す駅弁を届けて販売するサービスを実施していた(いずれも事前予約制)[JR北 3]

利用状況

要約
視点

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

さらに見る 年度, 乗車人員(人) ...
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 530 [15]
1979年(昭和54年) 189,540 (517.9) [16]
1980年(昭和55年) 181,854 (498.2)
1981年(昭和56年) 166,121 (455.1)
1982年(昭和57年) 148,606 (407.1)
1983年(昭和58年) 134,844 (368.4)
1984年(昭和59年) 118,346 (324.2) [17]
1985年(昭和60年) 116,751 (319.9)
1986年(昭和61年) 114,811 (314.6)
1987年(昭和62年) 110,809 (302.8)
1988年(昭和63年) 112,135 (307.2)
1989年(平成元年) 105,061 (287.8) [18]
1990年(平成02年) 100,045 (274.1)
1991年(平成03年) 103,610 (283.1)
1992年(平成04年) 98,578 (270.1) 1日平均乗降客数548人[19]
1993年(平成05年) 90,155 (247.0)
1994年(平成06年) 87,235 (239.0) [20]
1995年(平成07年) 90,155 (246.3)
1996年(平成08年) 87,755 (240.4)
1997年(平成09年) 80,051 (219.3)
1998年(平成10年) 88,330 (242.0)
1999年(平成11年) 83,950 (229.5) [21]
2000年(平成12年) 83,950 (229.5)
2001年(平成13年) 74,460 (204.0) [22]
2002年(平成14年) 75,190 (206.0)
2003年(平成15年) 69,540 (190.0)
2004年(平成16年) 69,350 (190.0)
2005年(平成17年) 65,700 (180.0)
2006年(平成18年) 65,700 (180.0) [23]
2007年(平成19年) 62,050 (169.5)
2008年(平成20年) 62,450 (171.1)
2009年(平成21年) 59,650 (163.4)
2010年(平成22年) 57,850 (158.5)
2011年(平成23年) (58560.0) (160.0) [24] 年間乗降人員:117,120
2012年(平成24年) (55115.0) (151.0) 年間乗降人員:110,230
2013年(平成25年) (54020.0) (148.0) [25] 年間乗降人員:108,040
2014年(平成26年) (48910.0) (134.0) [26] 年間乗降人員:97,820
2015年(平成27年) (48312.0) (132.0) [27] 年間乗降人員:96,624
2016年(平成28年) (36500.0) (100.0) 62.6 [28][JR北 4] 年間乗降人員:73,000
2017年(平成29年) (39785.0) (109.0) 64.4 [29][JR北 5] 年間乗降人員:79,570
2018年(平成30年) (35770.0) (98.0) 62.0 [29][JR北 6] 年間乗降人員:71,540
2019年(令和元年) (32120.0) (87.8) 59.6 [30][JR北 7] 年間乗降人員:64,240
2020年(令和02年) 55.4 [JR北 8]
2021年(令和03年) 58.0 [JR北 9]
2022年(令和04年) 60.4 [JR北 10]
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駅周辺

根室市の代表駅。周辺は公共施設などの大半の施設が集積する。

公共施設・金融機関

商業施設

宿泊施設

  • 根室グランドホテル
  • ホテルニューねむろ
  • イーストハーバーホテル
  • ビジネスホテル三洋館
  • ホテルねむろ海陽亭(旧 大野屋旅館)
  • 民宿ときわ

その他

バス路線

根室市観光インフォメーションセンター1階の根室駅前ターミナルに発着。

根室交通バス(および共同運行会社)により、納沙布岬方面などの根室市内路線や中標津空港連絡バス釧路市方面および札幌市方面の都市間バスが発着する。発着路線は根室交通#路線バスを参照。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(花咲線)
普通
昆布盛駅 - *西和田駅 - **花咲駅 - **東根室駅 - 根室駅
*:一部の下り列車は西和田駅を通過する。
**:打消線は廃駅

脚注

関連項目

外部リンク

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