『月刊アフタヌーン』(げっかんアフタヌーン)は、講談社が発行する日本の月刊青年漫画雑誌。1986年創刊。毎月25日発売。略称は「アフタヌーン」など。
概要 月刊アフタヌーン, 愛称・略称 ...
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発売日は毎月25日。創刊は1986年12月25日発売1987年2月号。兄弟誌の『モーニング』の二軍のような存在としてスタートした。漫画家の育成のため、創刊時より四季賞を主催する。
看板作家であった藤島康介以外はほとんど無名の新人作家の作品を掲載したため、次第に質より量という誌面構成が強調された。1992年には1000ページを突破し、1997年のリニューアル号まで常時1000ページ台を維持、それまで最厚だった『月刊コロコロコミック』を上回る誌面の厚さを誇っていた。その際に岩明均による『寄生獣』がヒットし看板漫画の一つになる。
2003年からは、当時人気を得ていた『ああっ女神さまっ』のファンサービスの一環として、海洋堂とタイアップしたフィギュアや、オリジナルDVDソフトなどの豪華付録を付ける路線も模索した。
2004年頃から講談社の他誌で掲載されていた作品をそっくり移転させるなど、購買層拡大に向けさまざまな実験的な試みを行っている。これには、週刊少年マガジンで連載していた『ヴィンランド・サガ』などが挙げられる。
- 1986年 - 12月25日創刊(1987年2月号)。当時は中綴じの薄い雑誌であった。
- 1987年 - この年の8月号から翌年の6月号まで表紙イラストが連載作品から、当時『リリックス』を連載していた森雅之によるオリジナル作品となる。
- 1988年 - 『ああっ女神さまっ』連載開始(11月号 - 2014年6月号)。
- 1989年 - 『寄生獣』連載開始(1990年1月号 - 1995年2月号)。
- 1990年 - この年の2月号から8月号まで表紙イラストが連載作品から、イラストレーターの若泉さな絵による作品[2]となる。
- 1991年 - 平綴じとなる(1992年2月号)。まだ500ページに満たない時点で誌上にて「1000ページ越え」することを宣言。
- 1992年 - 1000ページ突破(1993年2月号)。以後4年半の間1000ページを維持する。
- 1994年 - 雑誌ロゴが筆文字に(8月号)。四季賞が現在の体制(ページ数無制限、うえやまとちら4人の審査員持ち回り)となる(9月号)。
- 1996年 - 創刊10周年を記念し『大合作』を制作(1997年2月号掲載)。
- 1997年 - 雑誌デザインをリニューアル(10月号)。ページ数も以後800-900ページ台になる。
- 1999年 - 『アフタヌーンシーズン増刊』を発刊(2002年休刊、全14号)。
- 2001年 - メディアミックス作品の掲載が始まる(『アベノ橋魔法☆商店街』9月号 - 2003年4月号)。
- 2003年 - 付録がつき始める。第1回「アフタヌーンKCまつり」(作家サイン会などの書店フェア)開催、以後毎年の恒例となる。
- 2005年 - 過去の四季賞入賞作品48本を収録した『アフタヌーン四季賞CHRONICLE』を制作(受注生産)。
- 2006年 - それまで本誌に掲載されていた四季賞入賞作品が付録冊子(「アフタヌーン四季賞PORTABLE」)に収録されるようになる(4月号)。創刊20周年を記念し、作家64名の色紙イラストを収録した小冊子(2007年2月号)や永井豪の描きおろし短編6本を収録した小冊子「豪ちゃんマガジン」(2007年3月号)が付録としてつけられた。
- 2007年 - リニューアル後初めて1000ページを突破(8月号)以後1000ページを維持。
- 2008年 - 『good!アフタヌーン』を隔月刊で発刊。
- 2012年 - 『good!アフタヌーン』月刊化。
- 2013年 - 11月25日発売の2014年1月号よりAmazonにて電子Kindle版を同時配信。
- 2014年 - 10月25日発売予定だった12月号が付録の不具合を理由として10月31日へ発売延期(付録は付かない)[3]。この号のみ、『別冊フレンド』(2014年11月号)増刊として扱われる。
- 2017年 - 四季賞秋のコンテストから、大賞まで佳作まで全ての受賞作を1週1作品ずつモアイにて公開[4]。
- 2021年 - 本誌編集部運営のWebマンガサイト「&Sofa」が11月22日より開始[5]。オリジナルの漫画やコラムが掲載される[5]。
- 2023年 - 8月号でKAT-TUNの中丸雄一が漫画家デビューを果たし、20数年ぶりに雑誌に重版がかかる[6]。
- 2024年 - 能登半島地震の義援金として、高松美咲とともに石川県に1000万円を寄付[7]。
太字は連載中の作品を示す(2024年7月25日現在)
1980年代 -
1987年-
- 幸福大通り(内山まもる/水谷龍二)2月号 ※『モーニング』より移籍
- Let it be!(たかもちげん)2月号 - 11号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- 失礼しまっす!(ヒロナカヤスシ/金山吉龍)2月号 - 4月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- 田舎刑事(湯浅ひとし)2月号-1989年5月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- 冒険!ヴィクトリア号!!(田中政志)2月号 - 11月号 ※『モーニングオープン増刊』より移籍
- ASUMI(三浦みつる)2月号-12月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- 開運セールスマン杉山等くん(倉田よしみ)3月号 - 7月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- なって頂戴大物に!(畠山耕太郎)2月号 - 1988年5月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- カンタリス(三山のぼる)2月号-7月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- どろくれもん(村尾ただよし)2月号-6月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- あの娘はインディアン・ペッパー!(工藤信介)2月号 - 4月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- マハラジャ日和(ユズキカズ)2月号 - 1988年5月号
- リリックス(森雅之)2月号 - 1989年5月号
- イシュメル=地球氷解事紀=(谷口ジロー) 3月号 - 1988年1月号 ※『モーニング』へ移籍
- 僕はムコ養子(夢野一子)5月号 - 1993年8月号
- LET IT ROLL(上條淳士)5月号 - 9月号
- 戦湯地帯(岩本義行)6月号 - 9月号
- TAXIドライバー(遊人/原案・梁石日)7月号 - 1988年4月号
- 兎〜うさぎ〜(高口里純)8月号 - 1988年8月号
- ぶたいぬ(さだやす圭)9月号 - 1988年4月号 ※『モーニングマグナム増刊』より移籍
- これから(倉田よしみ)10月号 - 1988年1月号
- おっ! 奥田くんだいじょうぶ(中田博雄)11月号-1989年1月号
- Poco Poco(獅子刀夕凪)12月号-1988年5月号
1988年-
- 天晴れ、桜田!(井浦秀夫)2月号 - 1990年4月号
- がんばれ! アニマルズ(滝直毅/小原英治)5月号 - 1989年1月号
- ホームタウン(小池利春)5月号 - 8月号
- momo太郎(内山まもる/ヒロナカヤスシ)5月号 - 1990年5月号
- つれづれなるがパンク(末田雄一郎)7月号 - 1989年3月号
- 東京不動産キッズ(杉本成三/上鹿渡健二)7月号 - 1989年3月号
- 永ちゃん(土田世紀)8月号 - 1989年5月号
- バサラ(舟崎克彦/くさのあきひろ)9月号 - 1989年6月号
- Golden Sports Times(クリタキョウ/モリトシアキ)10月号 - 1990年2月号
- ああっ女神さまっ(藤島康介)11月号 - 2014年6月号
- レンタル(山口芳宣)12月号 - 1989年5月号
1989年-
- 空を斬る(三田紀房)1月号 - 6月号
- SWEET DREAMS(山田玲司)2月号 - 7月号
- 車輪(どんいさな)3月号 - 11月号
- 無限館よ永遠に(前川つかさ)4月号 - 1990年1月号
- タックルBEAT(土田世紀)6月号 - 1990年1月号
- キャプテンアリス(岩尾奈美恵)6月号 - 1990年10月号
- 考える侍(山田芳裕)6月号 - 1990年6月号
- 天下御免なさい!(末田雄一郎)6月号 - 7月号
- 抱きしめてよ秀次郎(畠山耕太郎)7月号 - 11月号
- FLASH(田中政志)7月号 - 1990年10月号
- スエダ大学(末田雄一郎)8月号 - 1990年2月号
- ひよこさんチーム!(うごのみか)8月号 - 1990年4月号
- 8月の光(新井英樹)9月号 - 1990年7月号
- LIZA(かきざき和美)12月号 - 1991年4月号
2000年代 -
2000年-
- のぶみのえほん(のぶみ)1月号 - -2001年1月号
- クーの世界(小田ひで次)1月号 - 2001年1月号 ※2000年9月号からはタイトルが「クーの世界2」に変更。
- ぽちょむきん(北道正幸)2月号 - 2002年12月号
- 家族のそれから(ひぐちアサ)2月号 - 5月号
- ミルククローゼット(富沢ひとし)3月号 - 2001年10月号
- イハーブの生活(小路啓之)4月号 - 2002年3月号
- スマグラー(真鍋昌平)5月号 - 8月号
- ANGEL DOLL(都築和彦)8月号 - 10月号
- 女神調書(小原愼司)9月号 - 12月号
- 天の回廊(秋山晟)10月号 - 2001年10月号
- 茄子(黒田硫黄)11月号 - 2002年10月号
2001年-
2002年-
2003年-
2004年-
2005年-
2006年-
2007年-
2008年-
2009年-
2010年代 -
2010年-
2011年-
2012年-
- 勇者ヴォグ・ランバ(庄司創)1月号 - 2013年3月号
- 山口とう子が取り調べます。(中島守男)1月号 - 2013年6月号
- まじめな時間(清家雪子)2月号 - 10月号
- 天の血脈(安彦良和)3月号 - 2016年11月号
- リマスターズ!(みやざき明日香)3月号 - 2013年3月号
- こたつやみかん(秋山はる)5月号 - 2014年6月号 ※5月号 - 6月号前後編掲載を経て、2013年2月号より連載化
- カラー連載 GON-ゴン-(田中政志)5月号 - 2013年4月号 ※少ページのカラーイラスト。その後、2013年11月号にモノクロ・通常のコマ割り漫画形式の読切を掲載。
- 午後のお花屋さん(友沢マサオ)8月号 - 2013年2月号
- 宝石の国(市川春子)12月号 - 2024年6月号
2013年-
2014年-
2015年-
- あさはかな夢みし(瀧波ユカリ)1月号 - 2017年3月号
- 葬送のリミット(篠房六郎)5月号 - 2016年10月号
- ディザインズ(五十嵐大介)6月号 - 2019年5月号 ※隔月連載
- そろそろ家の話をしましょう。(西本英雄)7月号 - 2016年6月号
- カナリアたちの舟(高松美咲)8月号 - 2016年1月号 ※短期集中連載
- BLACK-BOX(髙橋ツトム)8月号 - 2019年5月号
- Vet's Egg(ほづみりや)9月号 - 2017年3月号 ※2014年10月号読切掲載作品の連載化
- 少女回路(横山キムチ)11月号[8] - 2018年2月号
2016年-
2017年-
2018年-
2019年-
2020年代 -
2020年-
2021年-
- Q、恋ってなんですか?(Fiok Lee)6月号 - 2022年4月号
- 魔王の帰還(嵐山のり/一穂ミチ)6月号 - 9月号
- アイの歌声を聴かせて(前田めぐむ/吉浦康裕)8月号 - 2022年9月号
- ビターエンドロール(佐倉旬)8月号 - 2022年12月号
- 天狗の台所(田中相)11月号 -
2022年-
2023年-
- 最果てのセレナード(ひの宙子)1月号 -
- クオーツの王国(BOMHAT)2月号 -
- 地獄のアシタ(ゆうち巳くみ)4月号 - 2024年6月号
- 冥冥冥色聖域(セキアユム)4月号 -
- 7人の眠り姫(FiokLee)5月号 -
- 山田君のざわめく時間(中丸雄一)8月号 - 2024年1月号 ※短期集中連載[9]
- ミライライフライ(雨田青)12月号 -
2024年-
ドラマ
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Webドラマ
作品 |
配信年 |
制作 |
備考 |
寄生獣(Web韓国ドラマ) |
2024年 |
Climax Studio WOW POINT |
|
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小説
- 勇午(赤名修、真刈信二) - 『勇午―交渉人 in ロシア&インディア』(真刈信二著、1999年、講談社アフタヌーンノベルス)
- 地雷震(髙橋ツトム) - 『D.O.A 地雷震』(新田隆男著、2000年、講談社ノベルス)
- ああっ女神さまっ(藤島康介) - 『ああっ女神さまっ 初終-First End-』(冬馬由美著、2006年、講談社アフタヌーンノベルス)
- 蟲師(漆原友紀) - 『小説 蟲師』(辻井南青紀著、2007年、講談社KCノベルス)※映画版のノベライズ
- 夢使い(植芝理一) - 『小説・夢使い』(小林靖子著、2007年、講談社KCノベルス)
- げんしけん(木尾士目) - 『小説 げんしけん』(飯田和敏著、2008年、講談社KCノベルス)
- 無限の住人(沙村広明) - 『無限の住人 忍獣異聞』(大迫純一著、2008年、講談社KCノベルス)
- ヨコハマ買い出し紀行(芦奈野ひとし) - 『小説ヨコハマ買い出し紀行 -見て、歩き、よろこぶ者-』(香月照葉著、2008年、講談社KCノベルス)
発行部数(2008年4月以前)
- 2004年(2003年9月 - 2004年8月):144,583部[10]
- 2005年(2004年9月 - 2005年8月):133,834部[10]
- 2006年(2005年9月 - 2006年8月):127,417部[10]
- 2007年(2006年9月 - 2007年8月):119,666部[10]
- 2008年(2007年10月 - 2008年9月):115,000部[10]
さらに見る 1〜3月, 4〜6月 ...
発行部数(2008年4月以降)(一般社団法人 日本雑誌協会)
| 1〜3月 | 4〜6月 | 7〜9月 | 10〜12月 |
2008年 |
| 114,000 部 | 114,334 部 | 117,667 部 |
2009年 |
112,667 部 | 106,334 部 | 105,000 部 | 105,000 部 |
2010年 |
104,334 部 | 102,000 部 | 100,000 部 | 100,000 部 |
2011年 |
98,000 部 | 95,000 部 | 91,667 部 | 91,667 部 |
2012年 |
90,000 部 | 89,000 部 | 87,000 部 | 87,000 部 |
2013年 |
87,000 部 | 85,000 部 | 85,000 部 | 87,000 部 |
2014年 |
85,000 部 | 85,000 部 | 84,500 部 | 83,367 部 |
2015年 |
75,607 部 | 75,310 部 | 74,444 部 | 74,110 部 |
2016年 |
73,843 部 | 72,310 部 | 69,310 部 | 65,000 部 |
2017年 |
65,000 部 | 65,000 部 | 63,000 部 | 63,000 部 |
2018年 |
62,333 部 | 60,333 部 | 53,333 部 | 51,000 部 |
2019年 |
49,000 部 | 44,167 部 | 42,700 部 | 41,500 部 |
2020年 |
37,800 部 | 34,267 部 | 33,380 部 | 32,000 部 |
2021年 |
30,467 部 | 30,200 部 | 29,333 部 | 28,333 部 |
2022年 |
27,000 部 | 26,500 部 | 26,333 部 | 25,633 部 |
2023年 |
24,733 部 | 26,633 部 | 27,700 部 | 25,200 部 |
2024年 |
23,667 部 | 22,800 部 | | |
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アフタヌーンKCは『月刊アフタヌーン』に掲載された作品を主に収録する漫画単行本レーベル。1987年5月18日創刊、新刊は毎月23日頃発売。
『幸福大通り』(水谷龍二、内山まもる)、『Let it be!』(たかもちげん)が最初に発行された。
コード番号は、アフタヌーンKC○○という形で表記され、背表紙上部や奥付などに載せられる。創刊時にKC1で始まるタイプとKC1001から始まるタイプの二種類が用意され、それぞれが発行順番で1,2,3…、1001,1002,1003…というように割り振られている。
関連レーベル
- ワイドKCアフタヌーン
- 汎用レーベルワイドKCのアフタヌーン版。A5判の単行本。
- アフタヌーンKCDX
- 汎用レーベルKCDX(KCデラックス)のアフタヌーン版。特装単行本。
アフタヌーンKCまつり
KCまつりに参加している各書店で、サイン会やプレゼントが行われる。
- 開催期間:2010年1月22日 - 2010年3月末
Webラジオ
KCまつりに関連して、「アフタヌーンKCまつり」公式サイト上でWebラジオが配信された。全6回。
- 概要
- タイトル:井上喜久子のアフタヌーンラジオ
- 配信期間:2010年1月18日 - 2010年3月25日
- 番組冒頭にはラジオドラマ+静止画(コミックスからの抜粋)による「コラボムービー」を配信する。
- パーソナリティ
- ゲスト
- 第1回(2010年1月18日配信):代永翼
- 第2回(2010年1月22日配信):伊藤かな恵
- コラボムービー:『地雷震』、『宙のまにまに』、『ハトのおよめさん』
- 出演:井上喜久子(『地雷震』飯田響也役)、伊藤かな恵(『宙のまにまに』明野美星役)、阿久津加菜(『ハトのおよめさん』ブッコ役)
- 第3回(2010年2月6日配信):生天目仁美
- 第4回(2010年2月27日配信):森谷里美、桑門そら、坂巻学
- 第5回(2010年3月6日配信):長沢美樹
- コラボムービー:『臨死!!江古田ちゃん』、『プーねこ』、『ヒストリエ』
- 出演:井上喜久子(『臨死!!江古田ちゃん』猛禽役ほか)、阿久津加菜(『プーねこ』書生くん役ほか)、長沢美樹(『臨死!!江古田ちゃん』江古田ちゃん役ほか)、吉田昌平(『月刊アフタヌーン』編集長、『臨死!!江古田ちゃん』ショークラブの客役ほか)
- 第6回(2010年3月25日配信):関智一、吉田昌平(『月刊アフタヌーン』編集長)
社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。
- アフタヌーン大辞典(月刊アフタヌーン2012年3月号付録)