コンコルド
かつて運航していたイギリス、フランスの超音速旅客機 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、超音速旅客機のコンコルドについて説明しています。その他の用法については「コンコルド (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
コンコルド(フランス語: Concorde)は、イギリスのBACやフランスのシュド・アビアシオンなどが共同で開発した超音速旅客機(英語: SST; supersonic transport)。コンコルドという名前は「調和」「協調」等を意味する[1]。1969年3月1日に試験飛行として初飛行後、1970年11月にマッハ2を超す速度を記録し、1975年に就航、1976年1月21日に運用が開始された。
コンコルド
定期国際航空路線に就航した唯一の超音速旅客機であった[2]が、元々燃費が悪く定員の少なさもあって収益性が低い機体であり、2000年に墜落事故が発生したことや、2001年のアメリカ同時多発テロ事件によって、航空需要全体が低迷する中での収益性の改善が望めなかったことなどから運航停止が決定され、2003年10月までに営業飛行を終了し、同年11月26日に退役した。