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京都府宇治市にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから
大久保駅(おおくぼえき)は、京都府宇治市広野町西裏にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号はB12[2]。
開業時は地上駅であったが、駅北側で交差する府道15号と平面交差しており、周辺で交通渋滞が頻発していたため1984年から1987年にかけて当駅前後の区間が立体交差化された[3]。それに伴い駅は約130メートル京都方に移設され、高架駅に切り替えられている[3]。
島式2面4線のホームを持つ、待避設備を備えた高架駅である[1]。ホーム有効長140m(6両分)[1]。改札口は1ヶ所のみ。東側に路線バス・タクシー乗場、自家用車駐車場を有す駅前広場を有し、西側は広い道路に面している。
地上時代の駅は府道15号線の南側に位置し、ホームの両端を踏切に挟まれており、5両編成までしか停車できなかった。高架化によってこの制約はなくなり、6両編成が停車できるようになった。
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[12]。
かつての久世郡の中心付近、現在の宇治市の南西部に位置する。当駅とは徒歩圏内にあるJR西日本奈良線新田駅の前後ではそれぞれの路線がX(エックス)字状に接近(両駅付近で約300m)しているほか、駅前から各方面へのバス路線(後述)が設定されている。
駅の西側に陸上自衛隊の駐屯地が広がっており、駅ホームからも見渡すことができる。また、さらに西側にはかって日産車体の工場があったが、閉鎖後も関連の企業や学校が引き続き立地している。東側は奈良街道(大和街道)に沿って市街化しており、大型複合施設、相応の規模を擁する複数のスーパーマーケットのほか、金融機関(銀行・生命保険の支店等)や複数のレンタカー店舗など、商業施設も立地している。ただし、スーパーマーケットに関しては2010年代から「イオン大久保店」、「イズミヤ大久保店」が立て続けに閉店したが、こちらは駅内に併設されている「ハーベス大久保店」、近隣にある「平和堂 100BAN店」が補っている。
なお、大久保駅前交通広場は2012年11月19日に供用を開始している[13]。
当駅から各方面に向かう路線バスが、京都京阪バスにより運行されている。
以前は駅東西側の路上にバス停が設置されていたが、2012年11月19日に大久保駅前交通広場が供用を開始し、バス停は同広場に移転した[14][15]。また、これに伴う再編により、交通広場至近にある大久保駅口・大久保の両バス停は廃止された。
かつては東京新宿行の夜行バス、関西国際空港行、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)行きもあった。
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