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日本のスポーツバラエティー番組 ウィキペディアから
筋肉番付シリーズ(きんにくばんづけシリーズ)は、TBS系列局で放送されていた『筋肉番付』(マッスルランキング / きんにくばんづけ)に端を発するTBS製作のスポーツバラエティ番組シリーズである。本項では、『筋肉番付』およびその流れを汲む後継番組『体育王国』(たいいくおうこく)と『黄金筋肉』(ゴールデンマッスル)について記す。
同系列局で季節ごとに放送されている関連特別番組『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』(さいきょうのおとこはだれだ!そうぜつきんにくバトル!!スポーツマンナンバーワンけっていせん)、『SASUKE』(サスケ)、『KUNOICHI』(クノイチ)については各記事を参照のこと。また、関連企画の『筋肉ミュージカル』についても詳細は単独記事を参照のこと。
筋肉番付 MUSCLE RANKING | |
---|---|
ジャンル | スポーツバラエティ番組 |
出演者 |
古舘伊知郎 峰竜太 神田うの 中山エミリ ほか |
製作 | |
制作 | Monster9 |
製作 | TBS |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
金曜深夜時代 | |
ナレーター | 松尾貴史 |
放送期間 | 1995年7月8日 - 1995年9月16日 |
放送時間 | 土曜 1:15 - 1:45 |
放送分 | 30分 |
土曜ゴールデンタイム時代(1998年3月まで) | |
ナレーター | 松尾貴史 |
放送期間 | 1995年10月14日 - 1998年3月14日 |
放送時間 | 土曜 19:00 - 20:00 |
放送分 | 60分 |
土曜ゴールデンタイム時代(1998年4月以降) | |
ナレーター | 垂木勉 |
放送期間 | 1998年4月11日 - 2002年5月4日 |
放送時間 | 土曜 19:00 - 19:56 |
放送分 | 56分 |
1995年7月8日(7月7日深夜)から2002年5月4日までテレビ山口以外の系列局で放送[注 1]。当初はテレビ高知もネットしていなかったが、途中から放送するようになった(2001年ごろより)[注 2]。放送開始から2か月間は金曜深夜(土曜未明)に放送の30分番組だったが、1995年秋の改編で土曜ゴールデンタイムへ移動し、同時に60分番組になった。タイトルロゴはバーベル型で、1996年あたりに表記を「筋肉番付」から「筋番付肉」に変更した。
番組には毎回プロのスポーツ選手や一般からの参加者たちが出場し、スポーツをもとにしたさまざまな競技で体力と技術の限界に挑戦していた[1]。内容は1995年4月からの『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』がベースで、ターゲットの全破壊などに成功すれば賞金を得られるシステムを採用した。それからは、新聞などに掲載される番組表や番組のオープニングで「今日、パーフェクト達成者が出る!!」と予告しておき、視聴者が結果をあらかじめ知っている状態で放送するという挑戦的な番組作りを行っていた。
ケイン・コスギの少林寺修行、大森晃(おさる)のムエタイ挑戦、松岡修造のテニス塾などのドキュメントも放送された。各競技でプロ選手が体力・技術の凄さを見せたり、一般参加者が運を味方にしたり、番組内競技が玩具化・ゲーム化されたりするなどした。
7年近くにわたって放送の人気番組となったものの、番組収録中に発生した出演者の事故[2]により、番組は安全対策のために2002年5月4日放送分をもって休止し、同時に同タイトルでの放送を終了した。休止期間中にはつなぎ番組として『CDTVゴールド』と『ザ!激闘!大家族!!』が放送されていた。
現在[いつ?]は、アメリカ合衆国のケーブル・ネットワークG4 TVにおいて "Unbeatable Banzuke" のタイトルで放送されている。司会は、神田瀧夢が「カトウ・ケイ」の名で務めている。アメリカでは日本での放送と異なり、「HAND WALK」や「SUPER RIDER」などの9エリア走破系競技のみを取り上げている。また、同局で "Ninja Warrior" と題して放送されている『SASUKE』と同様に、日本語音声のまま英語の字幕を付けて放送するという手法を採っている。
いずれも日本標準時。
この節の加筆が望まれています。 |
「ストラックアウト」「キックターゲット」など、賞金200万円の競技は「200万円ドリーム企画」としてひとくくりにされることが多い。体育王国、黄金筋肉(ゴールデンマッスル)でも登場した競技も記載する。
12個(原則)のボールを用いて9枚のパネル等を打ち抜いていく競技。持ち球が残りパネル枚数を下まわった時点でゲームオーバーとなる[注 7]。
コース上に置かれた9つの障害物をクリアしてゴールにたどり着く競技。後述のSASUKEもこの系統といえる。
2002年5月5日(日)19:40から21:30にかけ、横浜市青葉区のTBS緑山スタジオで障害物競技の新企画「力島」(ちからじま)の収録をしている最中、水路[注 74]を球[注 75]に乗って渡る「ロックバレー」なる種目で、京都大学の中国人留学生(19)がバランスを崩し、水路に転落。病院に搬送され、頚椎損傷と診断された。収録は続行され、傾斜15°の斜面[注 76]を転がり落ちてくる前出の球を受け止め、押し上げる「ロックアタック」で、東海大学の日本人学生(20)が球を受け止めきれず転倒、下敷きになった。日本人学生は一時、意識不明となり、救急搬送されたが、搬送時には両足がマヒした状態だった。TBSはこれを受け、5月24日に番組の打ち切りを正式に表明した。TBSは事故後、社内に点検チームを設置し、収録予定の24種目について安全確認作業を実施してきた。このうち3種目が「十分な安全対策が確認できるまで収録を控えることが望ましい」と判断した。
番組収録中の事故を理由に番組を打ち切ったのは、1993年6月にフジテレビ『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』の1コーナー「やるやらクエストII」の収録中に起きたセットからの転落事故によって死傷者が出て以来である。
2002年10月12日から2003年9月13日までテレビ山口以外の系列局で放送。『筋肉番付』の内容を引き継ぎつつ、安全対策をより強化させた後継番組である。最終回にはSASUKE2003・秋(第12回大会)とKUNOICHI2003(第3回大会)の事前特集が一挙に放送された。
2003年10月15日から2004年6月29日まで放送。再度のリニューアルを行い、放送時間も水曜20時台に変更。出演者もタッキー&翼の滝沢秀明や川平慈英など、それまでとは顔ぶれがガラリと変わっている。
番組開始から半年間は、『筋肉番付』時代や『体育王国』時代に行っていた競技を引き続き行っていたが、2004年4月に火曜21時台での放送になってからは、格闘技やタレントの海外修行にスポットを当てた内容で放送されていた。
順位 | 名前 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|
1位 | 竹田敏浩 | 28.82秒 | |
2位 | 長野誠 | 26.65秒 | 2度目の挑戦時の記録 |
3位 | 小林正明 | 25.43秒 | |
4位 | 池谷直樹 | 21.33秒 | |
5位 | 白鳥文平 | 20.66秒 | |
6位 | 佐藤学 | 13.27秒 | |
7位 | 亀山昌志 | 12.61秒 | |
8位 | 山田康司 | 12.36秒 | |
9位 | 清水秀明 | 11.59秒 | |
10位 | 秋山和彦 | 11.01秒 | |
11位 | なかやまきんに君 | 10.89秒 | |
12位 | 山田勝己 | 10.58秒 | 前文記述通り辞退 |
13位 | 斉木祥 | 4.28秒 | |
14位 | 北澤秀世 | 2.59秒 | |
15位 | 中田大輔 | 0.49秒 | 2度目の挑戦時の記録 |
16位 | 海野道明 | ロープクライム | |
16位 | 栗原利勝 | ロープクライム | |
16位 | 石野政男 | ロープクライム | |
16位 | 植木重悟 | ロープクライム | |
16位 | 宇治政喜 | ロープクライム | |
16位 | 池澤良四郎 | ロープクライム | |
16位 | 大浜論 | ロープクライム | |
16位 | 玉城義之 | ロープクライム | |
16位 | 海野和幸 | ロープクライム | |
16位 | 向後和保 | ロープクライム | |
26位 | 大林靖幸 | ターザンロープ | |
27位 | 川西隆由樹 | ターザンロープ | |
28位 | 山口康輔 | ターザンロープ | |
29位 | 伊藤誠 | ターザンロープ | |
30位 | 今井学 | ターザンロープ |
2004年7月に『黄金筋肉』が終了したことにより、筋肉番付シリーズはその歴史に幕を降ろしたが、このシリーズのコンセプトは、シリーズ末期に制作を手がけていたMonster9の制作による以下の番組へ引き継がれた。
Monster9は2012年に消滅したが、シリーズの流れを汲むスペシャル番組『SASUKE』は、TBSが直接制作に関与する形で2023年現在も継続している。また『SASUKE』の兄弟番組に当たる『KUNOICHI』が2009年10月7日放送回を最後に一旦終了となっていたが、2017年2月12日に約7年4ヶ月ぶりに放送された。
※ナレーターのテロップ表示は各競技の放送中に行い、エンディングのスタッフロールには表示していなかった。テロップは、「ナレーター」表記の下に担当者の名前を表示するタイプのもの(SASUKE、KUNOICHIも同様)。
2001年7月30日から8月1日の3日間にTBSの「夏休みアニメフェスタ」内で放送。筋肉番付のマスコットキャラクターである「金剛くん」を主役としたスポ根作品として制作された。全3話放送。後にバンダイビジュアルから本作を収録したVHSとDVDが発売されている。
話 | 放送日 | サブタイトル |
---|---|---|
1 | 2001年 7月30日 | 闇からの招待状! |
2 | 7月31日 | 勝利こそすべて!卑怯な手段 |
3 | 8月1日 | 最終決着!正しきアスリートとは |
2002年10月12日から2003年3月1日まで体育王国内で放送されていたCGスポーツアニメ。およそ5分間のコーナーで、物語を毎回小出しに見せていく方式。声優事務所のマウスプロモーションがこのコーナーに協力していた。初代主題歌は推定少女の「聖母主義」(マドンナプレイ)、初代エンディングテーマは同じく推定少女の「怒られない」 。二代目主題歌はCLickの「will」、二代目エンディングテーマはインストゥルメンタル曲だった。
第4話までは予定通り放送されたが終了告知の無いままコーナーは消滅し、第5話以降は番組内での放送は行われず、後にネット局の一部で第1話から第4話の再放送と共に単独番組として放送を再開。全10話の放送を行ったが、作中の物語やあらすじ自体は完全には完結しないまま番組は終了した。人類へのバイオテクノロジー・人間×アスリート×動物=への果てをテーマにしており、登場するキャラクターの中には、日産のカルロス・ゴーン前会長をモチーフにした科学博士や[注 80]、陸上競技系選手が中心でスポーツマンNO1で総合優勝し、ZONEでの特集が組まれてオリンピックで活躍した室伏広治を元にしたキャラクターや、動物と人間とのクローン選手など、スポーツマンNO1決定戦やSASUKEでより進化し続けていく人間の姿や、肉体の限界・運動能力や成績・記録等が様々な番組や企画・本アニメ問わずインフレ化していく時代へのアンチテーゼなど深いテーマがあるのも特徴。金剛くんの大冒険とは異なり映像ソフト化や配信は行われていない、ビデオソースが失われ、復旧できなかった。
話 | 放送日 | サブタイトル |
---|---|---|
1 | 2002年 10月12日 | チーター・ルイス (※改題後)チーター・ルイス・ジュニア |
2 | 10月19日 | エレファント・オオゼキ |
3 | 10月26日 | ベアーズ・ヒンギス |
4 | 11月9日 | イイズナ |
5 | 2003年 2月22日 | ダンディ・リンクス |
6 | アキレス・ケンタウロス | |
7 | マリア・リーマー | |
8 | 南極複合四種競技 | |
9 | 3月1日 | ゴウVSハンマー・ムロウ |
10 | 南極複合四種競技ファイナル |
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