横浜税関
神奈川県横浜市中区にある税関 ウィキペディアから
神奈川県横浜市中区にある税関 ウィキペディアから
横浜税関(よこはまぜいかん)は、日本の税関。神奈川県横浜市中区海岸通に主たる事務所を置く。
南東北および関東地方にある都県のうち、東京税関の管轄外である太平洋側の地域を管轄する。1953年(昭和28年)に東京税関を分離した。
1923年(大正12年)の関東大震災で庁舎が倒壊焼失し、帝都復興事業の一環として1934年(昭和9年)に完成した本関庁舎は緑青色のドームがシンボルで、「クイーンの塔」として親しまれている。神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜開港記念会館(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」の一つに数えられる。横浜市認定歴史的建造物(2001年度認定)。増築部施工には戸田建設が携わり、第46回BCS賞(2005年度)を受賞している。
当初高さ47mで計画されていた税関庁舎は、第22代税関長であった金子隆三の「日本の表玄関たる国際港横浜の税関の庁舎とするなら、高くすべき」との意見により4m高くされ、高さ51mの横浜税関庁舎が完成した[2]。完成当時は横浜で最も高い建物であった[3]。
氏名 | 出身校 | 在任期間 | 前職 | 後職 |
---|---|---|---|---|
秋山和美 | 一橋大学経済学部 | 2010年7月 - | 国土交通省大臣官房審議官(北海道局担当) | 大臣官房付 |
宗永健作 | 東京大学法学部 | 2011年6月 - | 内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官 内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付) 内閣官房地域活性化統合事務局長代理 内閣府地域活性化推進室長代理 内閣府地域自主戦略交付金業務室長代理 |
退官 |
大川浩 | 東京大学法学部 | 2012年8月 - | 関東信越国税局長 | 大臣官房付 内閣府規制改革推進室次長 |
八田斎 | 東京大学法学部 | 2013年7月 - | 預金保険機構財務部長 | 退官 |
大西一清 | 京都大学法学部 | 2014年7月 - | 大臣官房政策評価審議官 大臣官房審議官(大臣官房担当) |
退官 |
村中健一 | 大阪大学法学部 | 2015年7月 - | 名古屋国税局長 | 大臣官房付 |
長友哲次 | 東京大学経済学部 | 2016年6月 - | 農林漁業成長産業化支援機構取締役常務 | 退官 |
片山一夫 | 東京大学法学部 | 2017年7月 - | 関東信越国税不服審判所長 | 国税不服審判所次長 |
大鹿行宏 | 東京大学経済学部 | 2018年7月 - | 主計局次長(次席) | 会計センター所長 財務総合政策研究所長 |
中尾睦 | 東京大学法学部 | 2019年7月 - | 財務総合政策研究所副所長 | 内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付) 内閣官房TPP等政府対策本部国内調整統括官 |
富山一成 | 早稲田大学政経学部 | 2020年7月 - | 理財局次長(国有担当) | 日本政策金融公庫専務 |
源新英明 | 上智大学法学部 | 2022年6月 - | 名古屋税関長 | 東京税関長 |
松岡裕之 | 早稲田大学 | 2023年7月 - | 名古屋税関長 |
横浜税関本関1階にある展示スペース[4]。
密輸品の実物を展示している稀有な博物館。関港からの横浜港・横浜税関の歴史を綴る年表や貿易の変遷、麻薬や拳銃などの密輸の手口、知的財産を侵害した偽ブランド商品やワシントン条約に該当するはく製や標本等を、映像や実物展示により紹介している。分からないことは、説明スタッフに質問できる。
入場無料。土日祝も営業。ただし、年末年始、施設点検日は休館。
営業時間:10時~16時。
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