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札幌市豊平区にある地区 ウィキペディアから
この地区には豊平区の行政をつかさどる豊平区役所を始め札幌市営地下鉄南北線の平岸駅、南平岸駅があり、豊平区の中心的な地区となっている。
1871年5月、仙台藩重臣の水沢城主・留守氏(伊達氏一門)家中202名が、現在の岩手県奥州市水沢より入植して開拓が始まる。開拓使時代より平岸地区一帯はリンゴの生産がたいへん盛んであったが、1972年札幌オリンピックを境に急速に宅地化し、いまでは豊平区役所から国道36号までの中央分離帯に植えられているリンゴ並木を除き、その面影はほとんどない。
豊平区のキャラクター「こりん」が、リンゴ生産が盛んであったことを伝えている。
「ひらぎし」の地名は、アイヌ語のピラ・ケㇱ(崖の端)に由来する[3][4]。
中の島との境界を流れる精進川右岸には、高さ約10メートルの崖が南北800メートルほどにわたって続いているが、アイヌによって「崖の端」ないし「崖尻」と名づけられた地点がどこなのかは、アイヌ語研究者の山田秀三でも突き止められなかった[4]。都市開発の進行によって、一帯の様相が大きく変わっていたからである[4]。
2020年(令和2年)、札幌市の学芸員の古沢仁は、かつての精進川が崖の南端近くにある小さな滝のあたりで豊平川と合流していたことを踏まえ、この滝の周辺が「平岸の語源にあたる崖尻」という仮説を立てた[4]。
町丁 | 郵便番号 |
---|---|
平岸1条1丁目~23丁目 | 062-0931 |
平岸2条1丁目~18丁目 | 062-0932 |
平岸3条1丁目~18丁目 | 062-0933 |
平岸4条1丁目~18丁目 | 062-0934 |
平岸5条6丁目~14丁目、19丁目 | 062-0935 |
平岸6条9丁目~17丁目 | 062-0936 |
平岸7条12丁目~19丁目 | 062-0937 |
平岸8条12丁目~13丁目 | 062-0938 |
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