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北海道石狩郡当別町にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
太美駅(ふとみえき)は、北海道石狩郡当別町太美町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG12。電報略号はリミ[2]。事務管理コードは▲130204[3]。
駅の開設にあたり、所在する当別太(とうべつぶと)地区と、隣接する美登江(びとえ、現・ビトエ)地区から一字ずつ取って命名した合成地名である。当別太はアイヌ語の「トペップトゥ(topet-putu)」(当別川〔←沼・川〕の川口)に、美登江はアイヌ語の「ピトイ(pit-o-i」(小石・多い・ところ)に由来する[10]。
当初は同音の太海駅が千葉県に存在していたため、旧国名の「石狩」を冠したが[11]、2010年代に入って札沼線北海道医療大学駅以北の路線廃止(2020年)に関連し、当別町が「自治体名を石狩市と誤認している町外の方が多い」として、当駅と石狩当別駅の駅名から「石狩」の呼称を削除することをJR北海道と協議し[12]、2022年(令和4年)3月12日実施のダイヤ改正で隣にロイズタウン駅が開業するのに合わせ、改称された[JR北 1]。
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。もとは駅本屋側の下り本線が1番線、対向の上り本線が2番線であったが[2]、後年上り本線側を1番線に振りなおしている[JR北 9]。このほか、1番線の北海道医療大学方で分岐し、1番線ホームの途中まで伸びる保守用側線を有する[2][JR北 8]。2つのホームはホームの北海道医療大学方に設けられた跨線橋で結ばれているが、跨線橋は階段のみでエレベーター等の設備は設けられていない[2][JR北 8]。
当別駅管理の無人駅。駅舎は当別町がスウェーデン・レクサンド市と姉妹提携していること、周辺にスウェーデンヒルズと称する住宅地があることから、1990年(平成2年)の改築で中央に三角屋根の時計台をつけたスウェーデン風の建築とされており、外装材や窓枠はスウェーデンから輸入された[6]。駅舎内には待合設備のほか、自動券売機・自動改札機、トイレが設けられている。このほか駅舎の半分は当別町の施設となっており[6]、当初は町民センターや町出張所が入居[6]、その後はロイズコンフェクトの直営店「ロイズJR太美駅店」を経て、閉店後の2010年(平成22年)4月3日に当別町観光協会が運営する観光情報プラザ「FIKA」が設置されたが、2023年(令和5年)3月末で閉店し[新聞 4]、同年8月からは地元のイタリアンレストランが運営するカフェが入居している[13][14]。
また、駅本屋の反対側である1番線側にも改札口が設けられており、2022年(令和4年)の駅名改称に先立ちスロープや待合設備の新設が行われている[JR北 8][JR北 9]。
駅周辺は札幌から広がってきた住宅街があり、街ができているが少し離れると農村地帯になる。
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