名古屋市営バス御器所営業所
名古屋市営バスの営業所 ウィキペディアから
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名古屋市営バス御器所営業所(なごやしえいバスごきそえいぎょうしょ)は、愛知県名古屋市昭和区御器所通3丁目12にある名古屋市営バスの営業所である。最寄のバス停留所は御器所通であり、主に昭和区西部の路線を担当している。
名古屋市営バスで数少ない、幹線系統を担当しない営業所である。
地下鉄御器所駅の近くに位置するが、バスターミナルは存在しない。
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(2017年4月1日現在)
1984年の再編でそれまでの〔77〕(金山 - 檀渓通3 - 田代本通 - 本山 - 星ヶ丘)と〔79〕(池下 - 田代本通 - 檀渓通3 - 山下通 - 中根)が〔幹線4〕に取り込まれたときに新設された。
本系統は金山と八事日赤病院東にある妙見町との間を、桜山・石川橋経由で結ぶ路線である。旧番号は〔85〕。[本]は長い間金山 - 名古屋大学前(現:名古屋大学)という経路だったが、2004年の名城線全通により八事 - 名古屋大学で地下鉄と競合するため終点が妙見町へ変更された(同時に平日の半数を市立大学病院での折り返しに変更し、[支]とした)。地下鉄より所要時間がやや長い(乗り換え、待ち時間を含まず)ものの、地下鉄では新瑞橋経由(または上前津・御器所・八事経由など)で大回りとなる金山 - 八事日赤病院をショートカットで結んでいるため終点変更後も利用者は比較的多い。
[出入]は入庫が平日のみ、出庫は土休日のみ設定がある。入庫便は2003年の再編までは名古屋大学前発22時00分と22時30分という2便が運行されていた。また出庫便は始発の名古屋大学前行きとして毎日運行されていたが、2004年の再編から平日の始発のみ[本]が運行されることになった。なお、2003年までは金山行きの始発は出庫の関係で八事日赤病院発であった。営業係数が89であり(2017年度現在)当交通局では、数少ない黒字路線である。
[支]は市立大学病院への交通の利便を図るため2004年に新設されたが平日のみの運行である。市立大学病院では折り返しができないために滝子から脇道に入って先に市立大学病院から回り、[本]の経路に合流して金山に戻る。
平日日中は[本]と[支]が毎時2本ずつ、約15分間隔で交互に運行される。土休日は[本]のみ30-40分間隔で運行。名城線全通前の2004年までは[本]のみが日中毎時4本程度運行されており、朝夕などには金山 - 博物館という支線があった。
本系統は金山 - 桜山を走る他系統とは異なり副担当営業所が野並ではなく猪高になっている。
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | ||||||
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本 | 金山 | 東別院 | 東郊通二 | 御器所通 | 出口町 | 東郊通三 | 向田町 | 金山 | 左右回り(→が右回り) |
出 | 御器所通 | →→ | →のみ |
旧〔出入庫(金 - 御)〕→〔49〕。系統番号から分かるとおりもともとは金山送り込み用の出入庫系統であるが、出入庫系統にありがちな時間帯によるばらつきがなく、パターンダイヤで毎時1便のみが運行されているという系統であった。その後御器所営業所が一時閉鎖となり、[50イ](名古屋駅 - 東新町 - 御器所通 - 妙見町)が経路変更し山王通(名古屋市道山王線)を通らなくなったため、御器所通 - 妙見町の部分をくっつける形で妙見町まで延長され、系統番号を〔49〕と改め那古野営業所の担当に変更された。
1998年の再編で妙見町 - 御器所通を短縮、そして〔71〕(名古屋駅 - 博物館)が〔金山24〕(金山 - 浄心町)に変更されるため通らなくなる東別院前 - 御器所通を残すためにくっつけて金山 - 金山の循環系統に組み替えて〔金山13〕を名乗るが、2001年に公共施設関連系統の〔昭和区〕に変更された。その後、地域巡回バスの新設により再び一般系統化され〔金山26〕に変更された。
日中は〔昭和巡回〕と路線を共有しているのでそちらでの運転となる。
地域巡回バスの一つ。2004年の再編で〔中区〕の路線変更により新設された系統である。旧番号は〔中区〕→〔6〕。旧〔中区〕は公共施設関連系統で、市役所 - (大津通) - 古沢町 - 正木 - (本町通) - 市役所という両回りの循環系統であった。その後、名古屋駅始発に経路を変えて〔6〕を名乗ったが、左右両回りを1時間ごとに交代する運行形態であった。
1998年の再編で名城線と重複する大津通の運行を止め、栄 - 広小路本町 - 大須 - 正木 - 金山という経路に直し、系統番号を再び〔中区〕とし、車両も小型専用に変える。
2001年の再編からは本町通の運行をやめて伏見通(国道19号・国道22号)を迂回するようにルートを変更、またこの時に金山からさらに東別院前・鶴舞公園前・新栄町を経由して栄へ戻る両回り循環系統に再編成されたが2003年の再編で再び東半分(鶴舞公園前経由)を廃止し栄 - 金山という経路に変わる。さらに新洲崎橋や上前津に立ち寄るように変更された。
2024年3月の再編から、橘町大木戸~古渡町の経路が変更になり、金山行きの場合、橘町交差点を右折して松原2丁目と3丁目の間を堀川左岸沿いの道まで向かい、その後山王橋から山王通を経由して古渡町へ向かうという経路になった。
2010年の再編で全便がノンステップバス運行になっている。
起点 | 主な経由地 | 終点 | |||||||||||
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本 | 名古屋大学 | 八事日赤病院 | 杁中 | →→ | 広路小学校 | 御器所通 | 東郊通三 | 金山 | 東別院前 | 東郊通二 | 鶴舞公園 | 名大病院 | 御器所通 |
←← | 川原通 | ||||||||||||
地域巡回バスの一つ。〔昭和区〕(=〔金山26〕)をさらに名大病院や八事日赤病院へ寄るように変更した経路になっている。
八事日赤病院 - 御器所通は1998年の再編で廃止になった〔49〕(金山 - 東郊通3 - 出口町 - 御器所通 - 広路通1 - 杁中 - 妙見町)、さらに遡れば〔50〕の経路の一部であった区間であり、6年ぶりの復活である。2010年の再編で全便がノンステップバス運行になっている。
起点 | 主な経由地 | 終点 | 備考 | |||||||||||
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本 | 金山 | 高蔵 | 熱田プール | 神宮東公園 | 熱田伝馬町 | 神宮東門 | 旗屋町 | 船方 | 熱田西町 | 日比野 | 野立小学校 | 八熊通 | 金山 | 左右回り (→が右回り) |
地域巡回バスの一つ。概ね熱田区北部地域をカバーしている(南部地域は幹神宮1、幹神宮2などがカバー)。本系統は熱田区内で完結しておらず、八熊通付近で中川区を経由している(起終点の金山バスターミナルは中区にある)。
2014年の再編で熱田西町(新設)、船方を経由するルートに変更され、地下鉄西高蔵を経由しなくなった。
2017年6月23日より路線愛称が付けられ、交通局で考案されたものに名古屋市民を対象に投票した結果、「くるりん熱田」に決定した。
神宮前駅西口の再開発に伴う駅前広場の廃止による、神宮東門バスターミナルのターミナルとしての機能縮小に対応するため、2022年4月2日の再編より経路が変更となった。具体的には起終点を金山バスターミナルに変更し、金山南口経由を廃止。また船方から旗屋町経由で神宮東門に向かっていた経路を熱田伝馬町経由に変更して、神宮東門で折り返しをしなくてもいいような経路に変更している。[8]
2024年3月の再編から神宮東門付近の経路が再び変更となり、左回りの場合、2022年の再編以前のように旗屋町から神宮東門へ向かい、その後は東海通、伏見通を経由して旗屋町交差点から元の道へ戻る、即ち旗屋町~神宮東公園間で熱田神宮の周りを1周するという経路になった。
また、同再編で担当が鳴尾営業所から当営業所へ移管されている。
起点 | 主な経由地 | 終点 | |||
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出入庫(御.金) | 金山 | 高辻 | 滝子 | 桜山 | 御器所通 |
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
元々は日野自動車製の車両で統一されていたが、入札制の導入や営業所の再編により、現在では他メーカーの車両も多数配置されている。
配属されている車両は、以下のとおりである。ワンステップバス、ツーステップバスは配属されていない。
営業所敷地が狭いため、配置車両は少ない。
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