新瑞橋駅
愛知県名古屋市瑞穂区にある名古屋市交通局の駅 ウィキペディアから
愛知県名古屋市瑞穂区にある名古屋市交通局の駅 ウィキペディアから
新瑞橋駅(あらたまばしえき)は、愛知県名古屋市瑞穂区洲山町2丁目にある、名古屋市営地下鉄の駅である。アクセントカラーは名城線・桜通線共に朱色。
名城線、桜通線ともに島式1面2線ホームを持つ地下駅で、ともに可動式ホーム柵が設置されている。名城線ホームは15m車6両、桜通線ホームは20m車8両編成まで対応している。両線は地下で交差しておりその上部にコンコースがある構造をとっていることから、両線の乗り換えは一度コンコースに上がってから下ることとなる[WEB 5]。
かつては名城線(金山~神宮西~新瑞橋は4号線。金山以北栄方面には当時から直通)の終着駅で[1]、出入口は5つ(現在の1・4・5・6・8番出入口)だったが、1994年(平成6年)に今池から桜通線が当駅を経由して野並駅まで延伸した際に出入口が8つ(2・3・7番出入口を増設)に増加したほか、改札口も増設された(北改札口を増設)。さらに、10年後の2004年(平成16年)には名古屋大学駅から4号線が延伸し、2号線と合わせて名城線となり環状運転となった。なお、環状運転開始後も金山駅側に片渡り線(環状運転開始前~開始後2009年(平成21年)までは両渡り線であった)が残されており、2020年(令和2年)5月以降は定期列車では使用されていないが2005年(平成17年)に熱田区内で不発弾処理が行われて名城線が部分運休した際、右回り列車が一旦本線の金山駅側に引き上げた後、この渡り線を使用して左回り方向へ折り返したことがある。桜通線には渡り線や引き上げ線はなく、停留所に分類される(かつては桜通線にも今池方に両渡り線が存在した。撤去時期不明。)。
現在、2026年(令和8年)8月までの予定で2番及び4番出入口付近にコンコース~地上間の新たなエレベーター設置工事が行われており、北改札~西改札間の改札外通路が閉鎖されている。2・3番出入口から西改札及び東改札(名城線利用含む)へのアクセス、1・4番出入口及び5~8番出入口から北改札へのアクセスには、改札内通路を通るか、別の出入口を利用する必要がある。※逆も同様。[3]
交通エコポンのリーダーが設置されていた[WEB 6]。
コンコース外(改札外)には、信号機やパンタグラフ・台車など地下鉄に関連する機器類が展示されている[WEB 7]。
年度 | 名城線乗車人員(人) | 桜通線乗車人員(人) | 乗車人員合計(人) |
---|---|---|---|
2004年(平成16年) | 2,283,852[WEB 8] | 1,715,386[WEB 8] | 3,999,238 |
2005年(平成17年) | 2,476,884[WEB 8] | 1,459,718[WEB 8] | 3,936,602 |
2006年(平成18年) | 2,507,523[WEB 8] | 1,490,722[WEB 8] | 3,998,245 |
2007年(平成19年) | 2,563,282[WEB 8] | 1,448,263[WEB 8] | 4,011,545 |
2008年(平成20年) | 2,542,023[WEB 8] | 1,476,099[WEB 8] | 4,018,122 |
2009年(平成21年) | 2,576,331[WEB 9] | 1,518,565[WEB 9] | 4,094,896 |
2010年(平成22年) | 2,716,984[WEB 9] | 1,665,249[WEB 9] | 4,382,233 |
2011年(平成23年) | 2,727,497[WEB 9] | 1,782,176[WEB 9] | 4,509,673 |
2012年(平成24年) | 2,776,909[WEB 9] | 1,813,109[WEB 9] | 4,590,018 |
2013年(平成25年) | 2,786,458[WEB 9] | 1,829,111[WEB 9] | 4,583,656 |
2014年(平成26年) | 2,793,557[WEB 10] | 1,797,198[WEB 10] | 4,590,755 |
2015年(平成27年) | 2,820,589[WEB 10] | 1,862,614[WEB 10] | 4,683,203 |
2016年(平成28年) | 2,855,964[WEB 10] | 1,920,555[WEB 10] | 4,776,519 |
2017年(平成29年) | 2,937,596[WEB 10] | 2,009,479[WEB 10] | 4,947,075 |
2018年(平成30年) | 2,953,444[WEB 11] | 2,044,606[WEB 11] | 4,998,050 |
2019年(令和元年) | 2,885,306[WEB 12] | 2,033,527[WEB 12] | 4,918,833 |
※ 乗り換え人員は含まない。
近隣に、運動場や競技場などをもつ名古屋市瑞穂公園がある。また、金融機関や複合商業施設のほか、大手チェーンの飲食店や商業施設などが多く立地する。なお、当駅のあたりは平地(熱田台地)と丘陵地帯(八事丘陵)の境目となっており、駅すぐ東側の山崎川より東は標高が上がる[4]。
最寄りバス停は、新瑞橋である。1974年(昭和49年)の名城線開通と同時に開設されたバスターミナルより発着する。
名古屋市営バス(名古屋市交通局)およびジェイアール東海バスにより、以下の路線が運行されている。1994年(平成6年)に桜通線が野並駅(2011年(平成23年)に徳重駅)まで、2004年(平成16年)に4号線(この時に名城線へ改称)が名古屋大学駅から開通したことから路線数が減ったものの、引き続き当駅から天白区・緑区・南区などへの路線が多数運行されている。バスターミナルへは5・6番出入口が近く、エレベーターもある。エスカレーターは5番出入口にある。ターミナル内の乗り場は6ヶ所(うち3ヶ所は北側の県道沿い)、降車所は1ヶ所、ターミナル外の乗り場は3ヶ所ある。
かつては千種駅や大曽根駅まで運行されるバスや、妙見町行のバスや、地下鉄原行のバスも存在していたが、前2つは桜通線と完全に並行するため1994年(平成6年)に、妙見町行は名城線と完全に並行するために2004年(平成16年)にそれぞれ廃止となっている。地下鉄原行は桜通線と一部区間が並行するため2011年(平成23年)に廃止となり、現在は新瑞15として運行している。他には新瑞橋からの笠寺駅行やなごや港行や緑高校行や白土行なども存在していた。
バスターミナルの敷地は新瑞橋交差点で交わる二つの道路と斜めに流れる山崎川に挟まれた、三角形になっている。
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