株式会社ストリームメディアコーポレーション(英: Stream Media Corporation)は、東京都港区に本社を置く、総合エンターテインメント企業。
韓国の芸能プロダクション・SMエンタテインメントの日本法人・株式会社エスエム・エンタテインメント・ジャパンの子会社であり、アーティストマネジメント・CS放送・ファンクラブ運営・MD事業等を行っている。前身はミヅホ企画工業株式会社。
- 1971年(昭和46年)12月 - 建築企画・設計業務等を事業目的として前身の「ミヅホ企画工業株式会社」設立。本社は東京都港区。
- 1986年(昭和61年) - 本社を神奈川県横浜市に移転。
- 1998年(平成10年)4月 - ミヅホ企画工業株式会社株主から全株式を株式会社デジタルアドベンチャーの事業推進賛同者が引き受け、商号を「株式会社デジタルアドベンチャー」に変更。本社を東京都渋谷区に置き、後に東京都港区に移転。デジタルコンテンツ配信事業などを目的として事業開始。
- 2000年(平成12年)
- 2004年(平成16年)11月 - 「韓流Now!」の配信開始、韓流コンテンツ事業開始。
- 2005年(平成17年)4月 - 韓国テレビドラマ「悲しき恋歌」がフジテレビにて放送開始、ライツ事業開始。
- 2006年(平成18年)8月 - ソン・スンホン、キム・レウォンオフィシャルファンクラブがスタート、ファンクラブ事業開始。
- 2007年(平成19年)3月 - ソン・スンホンジャパンファンミーティング2007をさいたまスーパーアリーナにて開催、イベント事業が本格始動。
- 2008年(平成20年)8月 - eコマースサイト「bofi(現:DATVshopping)」の運営がスタート、物販事業が本格始動。
- 2009年(平成21年)
- 5月 - ビーオーエフインターナショナル株式会社と合併、マネジメント事業開始。
- 10月 - スカパー!にテレビ局「DATV」を開局、放送事業開始。
- 2011年(平成23年) - グループ事業再編により、株式会社キントーンジャパンを設立し、グラビア関連のデジタルコンテンツ配信事業を移管。グラビア以外のデジタルコンテンツ配信事業を株式会社アイロゴスに移管。
- 2013年(平成25年)5月 - デジタルコンテンツ配信事業を営むグループ会社を売却し、エンターテインメントに事業集約。
- 2014年(平成26年)
- 株式会社アイロゴス(旧:テレネット・ジェイアール株式会社)及び株式会社キントーンジャパン、株式会社ドラゴンコンテンツの全株式を売却。
- 7月 - KNTV株式会社へ資本参加し、グループ会社となる[1]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 1月 - スマホで視聴できるチャンネル「Kchan!韓流TV」開局、リニア配信開始[3]。
- 7月 - SMエンタテインメントグループの傘下となる。
- 2019年(平成31年)(令和元年)
- 1月 - 商号を「株式会社ストリームメディアコーポレーション」(以下「SMC」)に変更。
- 5月 - BSデジタル放送新規参入したが、落選。
- 2020年(令和2年)
- 5月 - SMエンタテインメント・ジャパンの新設分割会社である株式会社SMEJと合併契約を締結[4]。
- 8月 - 株式会社SMEJを吸収合併[4]。本合併に伴い、株式会社SMEJから承継した株式会社エブリシングジャパン及び株式会社Beyond Live Corporation(以下「BLC」)の2社を子会社化[5]。また、SMエンタテインメント所属アーティストの国内マネジメントを開始[6]。
- 2021年(令和3年)
- 3月 - 非連結子会社・株式会社DA Musicの清算結了[7]。
- 6月 - 非連結子会社・株式会社DA Music Publishingの清算結了[8]。
- 5月31日 - DATVの放送を終了[9]。
- 2022年(令和4年)6月 - 連結子会社・BLCの株式の一部を、同じSMエンタテインメントグループに属するDREAM MAKER ENTERTAINMENT LIMITEDに譲渡[10]。これによりBLC及び株式会社 Beyond Live Japan (孫会社) を連結子会社から除外[11]。
- 2023年(令和5年)3月 - 株式会社カカオが親会社・SMエンタテインメントの筆頭株主となったことにより、カカオグループ傘下となる[12]。
- 2024年(令和6年)5月 - 韓国のガールズグループ・TripleSの日本マネジメントを、SMCと僕が見たかった青空が所属する事務所・Ligareazが共同で担当することを発表[13]。
- 代表取締役社長 : 金 東佑
- 取締役 : 許 星振
- 取締役 : 山田 政彦
- 取締役 : 金 亨柱
- 取締役 (社外) : 金 紀彦
- 常勤監査役 : 大村 健夫
- 監査役 (社外) : 片岡 朋行
- 監査役 (社外) : 上田 浩之
事業内容は大きく分けて、「エンターテインメント事業」と「ライツ&メディア事業」の2つに分けられる。
エンターテインメント事業
- マネジメント事業
- SMエンタテインメント所属アーティストの日本国内マネジメントをメインに展開している。
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- ファンクラブ事業
- 日本公式ファンクラブ運営、公式グッズ販売およびファンミーティング開催などを行っている[15]。
- なおSMエンタテインメント所属アーティストの日本ファンクラブは、グループ会社である株式会社 SMEJ Plusが運営している。
- モバイル事業
- キャリア公式モバイルサイトの企画・運営を行っている[16]。
- MD事業
- 所属アーティスト関連グッズをはじめ、商品企画および販売を行っている[17]。
- グッズ制作・物販
- ECサイト「K1stshop」運営
ライツ&メディア事業
- 放送事業
- CS衛星放送局の韓国エンターテインメント総合チャンネル『KNTV』の運営。韓国地上波の大型ドラマを中心に、ニュース、K-POP、バラエティと最新のコンテンツを日本で放送している。また、音楽ライブやファンミーティングのオンラインイベントの生中継も実施している[18]。
- ライツ事業
- 韓国を中心にアジア圏のドラマ・バラエティ・映画等の映像作品の諸権利を取得して事業化(放送権販売・配給事業・DVD事業等)している[19]。
過去の子会社・関連会社
子会社
- 株式会社DA Music
- 株式会社DA Music Publishing
- 株式会社 Beyond Live Corporation[11]
- 株式会社 Beyond Live Japan[11]
ライツ&メディア部門
(2024年3月の事業計画書を参考[20])
出典
“ストリームメディアコーポレーション[4772:連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ 2022年6月16日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞]”. 日本経済新聞 電子版. 2024年9月24日閲覧。
“事業計画”. ストリームメディアコーポレーション. 2024年9月28日閲覧。