Wii Music
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『Wii Music』(ウィー・ミュージック)は、2008年10月16日に任天堂が開発・発売したWii専用ゲームソフト。アメリカでは同年10月20日、ヨーロッパでは同年11月14日に発売。
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ジャンル | 音楽ゲーム |
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対応機種 | Wii |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1 - 4人 |
メディア | Wii用12cm光ディスク |
発売日 |
2008年10月16日 2008年10月20日[1] 2008年11月1日 2008年11月13日 2008年11月14日 2009年12月10日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI: 3+ OFLC: G(General) |
デバイス |
Wiiリモコン ヌンチャク バランスWiiボード 対応 |
売上本数 |
42万本 286万本[2] |
その他 |
ニンテンドーWi-Fiコネクション対応 WiiConnect24対応 Mii対応 Touch! Generations |
概要
Wiiリモコンの特徴を生かして、66種類以上の楽器を実際の奏法に近い動きでプレイでき、楽器の演奏を疑似体験することで手軽に音楽を楽しめる。いわゆる音楽ゲームであって、リズム譜(一線譜)を表示させることも可能であるが、どのように操作してもゲーム側から音階が自動調整され音程を外すことがないため、プレイヤーが「間違わない」ようになっている。キャッチフレーズは「誰にでも音楽を奏でる感動を」。
楽曲はクラシック、童謡や民謡、ポピュラー音楽、任天堂のゲーム音楽などの52曲が収録されている。一曲のそれぞれのパートを演奏して編曲することができる他、多人数で同時に4パートまでのセッションが可能[3]。似顔絵チャンネルで作成したMiiに対応しており、登録したMiiを自分のプレイヤーとして使用することができる。演奏の内容はミュージッククリップとして記録され、他のプレイヤーとニンテンドーWi-Fiコネクションを通して共有することができる。
Wii専用ソフトの「Touch! Generations」シリーズの一つで、Wiiの発表時点でタイトルや構想は発表されていた。コンセプトを考案した宮本茂は「ゲームでも楽器でもないものを作ってしまった」[4]、「新しい楽器のようなもの」[5]と発言。ゲームの製作には戸高一生、永田権太、峰岸透、横田真人、長田潤也、渡邊貴宏、近藤浩治をはじめとした数多くの任天堂の音楽スタッフが携わっている[6][7]。
『Wii Sports』、『Wii Fit』に続くWii第3のキラーソフトとして期待されたが[8]、初週売り上げは約10万本[8]、累計売り上げも約40万本(2009年1月末時点)[9]と前述の2タイトルに比べて伸び悩み、ロングセラーソフトにはならなかった。岩田聡社長は本作に対して「面白さ、わかりやすさをうまく伝えることができなかった」[9]、「もし本作と『街へいこうよ どうぶつの森』が売れ続けていれば、2009年前半の失速も免れただろう」[10]と語っている。また、本作に対する評価は非常に大きく二分しているという[9][11]。
演奏できる楽器
ピアノ系
ギター系
トランペット系
フルート系
ヴァイオリン系
打楽器系
掛け声・鳴き声
その他
演奏できる楽曲
クラシック
スタンダード
- アメリカン・パトロール
- エンターテイナー
- キラキラ星
- ドレミの歌
- 大きな古時計
- ハッピー・バースディ・トゥ・ユー
- アルプス一万尺
- アーユースリーピング
- アヴィニオンの橋の上で
- 猫踏んじゃった
- オクラホマ・ミキサー
- いとしのクレメンタイン
- スカボロ・フェア
- 思い出
- ちょうちょ(ドイツ民謡)
- もみの木(ドイツ童謡)
- サントゥルセからビルバオへ(スペイン民謡)
- さくらさくら
- トロイカ
- ラ・バンバ
- 波濤を越えて
- ラ・クカラチャ(メキシコ民謡、日本語名「車にゆられて」)
ポピュラー
ゲーム
- ゼルダの伝説
- ミュートシティー
- スーパーマリオブラザーズ
- おいでよどうぶつの森
- けけブルース
- Wii Sports
- Wii Music
ミニゲーム
関連項目
- Wii Sports
- Wii Fit
- Wii Party
- ダイノジ - みんなのニンテンドーチャンネル内「体験!芸ーム人」に出演[12]
脚注
外部リンク
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