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日本のお笑いコンビ ウィキペディアから
2丁拳銃(にちょうけんじゅう)は、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ。愛称は「にちょけん」[1]。1993年6月結成。『M-1グランプリ2003』、『日清食品 THE MANZAI 2014』ファイナリスト。
2 | |
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メンバー |
小堀裕之 川谷修士 |
別名 | にちょけん |
結成年 | 1993年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 1994年 - |
出身 | NSC大阪校12期 |
出会い | NSC |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 |
漫才 コント |
ネタ作成者 |
小堀裕之 (修士や作家の場合もあり) |
過去の代表番組 |
2丁拳銃の拳(Gu) 2丁拳銃の箱入り娘 吉本超合金 まだまだこどもの時間 フジケン ろっくとぅざふゅーちゃー ロッケンロール |
同期 |
COWCOW 小籔千豊 浜本広晃(テンダラー)など |
公式サイト |
公式プロフィール ヘドロットン(2丁拳銃 小堀裕之)公式サイト |
受賞歴 | |
1997年 第18回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞 1997年 第27回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞 1997年 平成9年度NHK新人演芸大賞 演芸部門 大賞 1998年 第33回上方漫才大賞 新人奨励賞 |
NSC大阪校12期出身[2]で、1993年6月結成。コンビ名は2人ともファンであるTHE BLUE HEARTS『44口径』の歌詞が由来。後に『44口径』は舞台出演時の出囃子となる[26]。
デビューして間もなくは収入が乏しく、修士はたむらけんじや陣内智則といった先輩からの奢り、小堀は交際相手(のちの妻)やその他の女性からの奢りや借金でそれぞれ食い繋ぐ日々が続いた[27]。1997年から98年にかけ数々の賞を受賞することで[2]、自活できるようになる[27]。baseよしもとではアイドル的な人気を博し[28][29]、歌手・声優としても活動[2]。
baseよしもとの卒業生第1号として、2000年に東京進出。当時の修士は大阪に留まりたがっていたが、小堀の強い希望により東京へと活動拠点を移した[27]。それに伴って大阪で出演していた番組は全て降板となり[27]、東京のテレビでは「ひな壇」において自分たちを上手く印象付けられずメディア露出も減少し、「どん底」と振り返るような苦悶の時期を過ごす[30]。
2001年にルミネtheよしもとが開設され劇場の仕事が入るようになり[27]、また『M-1グランプリ』が創設されたため漫才での成功を目指した[30]。『M-1グランプリ』では2001年、2002年ともに準決勝敗退に終わり、自分たちは漫才のスキルに見合わない人気を大阪で得ていたのではないかと内省し[28]、ネタのクオリティ向上を志す[30]。その一環として、100分間ノンストップで漫才を演じ続ける単独ライブ「百式(「百分式漫才」の略)」を2002年から開催[31]。
2002年時点で結成10年目で、当時は出場資格の解釈が「結成10年目(結成9年)以内」だったため、『M-1グランプリ』決勝戦への道が途絶えた。ところが、翌年にその解釈が「結成10年(結成11年目)以内」に変更されたことで、2003年大会にも出場できるようになり、2度目のラストイヤーで決勝戦進出を決めた。8組目まで暫定3位だったが、敗者復活枠のアンタッチャブルに抜かれ、最終成績は4位となる[32][33]。
『M-1グランプリ』以後も『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』といったネタ番組や、各地の劇場でネタを演じてきた[29]。
賞レース用の短い漫才に集中するため、「百式」を3年休止して臨んだTHE MANZAIでは2012年から2014年まで認定漫才師となる[34][35][36]。2014年に決勝進出するも、Aグループ最下位に終わった[37]。
2015年以降はコントにも注力するようになり、一時は参加をやめていたキングオブコントにも2018年まで出場した[38][31]。
漫才と並行して、大阪時代に引き続き音楽活動を継続。「コムロきどり」では他の芸人に楽曲を提供し、アルバムのプロデュースを行った[39]。また小堀は2009年当時マッシュルームカットにしていたことから、斉藤和義の『ずっと好きだった』(2010年4月リリース)、『やさしくなりたい』(2011年11月リリース)のミュージックビデオにいずれもジョージ・ハリスン役で出演している[40][41]。
TVチャンピオン「芸能人弾き語り王選手権」[42]やフジテレビ「歌うま王座」に出場するなど[43]、音楽スキルを活かしてバラエティ番組に出演することもある。
2010年以降は、2丁拳銃名義での音楽活動は縮小。
音楽などの活動にかまけてネタのスキルアップを疎かにする「クズ芸人」であり、複数の愛人宅を渡り歩き家に帰らず楽器に浪費して妻子に生活費を十分に渡さない「ヘドロパパ」でもある小堀を、修士の妻である野々村や他の芸能人が説教するといった筋書きのリアリティショーへ出演する機会がある[44][45][46]。
ネタ作りは小堀が主導だが、修士や作家が作ることもある[47]。
代表的なネタとして、修士が出したクイズに小堀がちょうどいい解答を出すというフォーマットの「丁度ええ漫才」がある[31]。2008年11月頃に構想完成、2009年1月1日の『爆笑レッドカーペット』で初披露[48]。「あるあるネタ」のバリエーションではあるが、若干マニアックなものを入れてみるなどで変化をつけている[47]。
年 | 結果 | 備考 |
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2011年 | 2回戦敗退 | |
2012年 | 本戦サーキット敗退 | |
2013年 | 本戦サーキット敗退 | |
2014年 | 決勝大会敗退 | 本戦サーキット10位 |
年 | 結果 |
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2023年 | ノックアウトステージ16→8敗退[51] |
2024年 | 選考会敗退 |
他多数
『ヘドロパパのヨメイゲン』(2019年、小学館)(小堀)
単独ライブのDVD化に限る。
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