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『2時っチャオ!』(にじっチャオ!、ラテン文字表記:niji-ciao!)は、2006年10月2日から2009年3月26日までTBS系列で平日午後に放送されていた生活情報番組である。
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『ジャスト』終了後、再放送枠を経て、1年ぶりに『2時ピタッ!』を新設するも、2006年9月29日で終了させ、同局平日昼の時間帯で『(特)情報とってもインサイト』→『きょう発プラス!』で総合司会を務め、一定の視聴率改善で成果を上げたホンジャマカの恵俊彰を午後に迎え新番組としてスタートした。
恵など一部出演者に関しては、『きょう発プラス!』から引き続き出演した。
なお、本番組は全編ローカルセールス枠のため、フルネットする局が少なく、多くのローカル局ではドラマ・時代劇の再放送やテレビショッピング、若しくは夕方ワイド番組の放送枠確保のため、14:54までの飛び降りの編成を実施していた。
関東地区における開始以降の視聴率は、徐々に上昇を見せ、2007年上半期頃には『2時ピタッ!』時代の2倍以上となる平均5%台を記録していた[1]。2006年12月8日放送分で当時の過去最高となる6.8%を記録した。2009年3月24日に『ワールドベースボールクラシック 決勝 日本×韓国』直後に放送したこともあり、最高視聴率25.9%を記録した。
読売テレビ・日本テレビ系列『ザ・ワイド』終了を受け、2007年10月からは直接的な競合を避けてきた社会ニュースを積極的に扱うことが多くなり、番組のオープニングで社会ニュースを取り上げる機会が増える(後述も参照)。
月曜日の放送は基本的に生放送ではない。これは当時放送されていた『関口宏の東京フレンドパークII』の出演者でもあった恵が月曜午後の番組収録に参加するので、時間・スケジュールの兼ね合いから、生放送が物理的に不可能なためであった。こういった事情により、月曜日については基本的に当日放送の約2時間ほど前に撮って出し形式で事前収録していた。
事前収録でのニュースコーナーは、番組開始当初はTBSでは次番組の『TBSニュース』と同様に報道フロアから生放送していたが、途中からは報道フロアではなく通常のスタジオから生放送することが多かった。なお、事前収録の場合は総合司会からのニュースコーナーへの振りが無い。そして新聞コーナーについては、収録時に早刷りが確保されることもあり、収録となる場合でも休止とならないこともある。
なお、緊急時やむを得ず臨時ニュースを入れなければならない時は1コーナーの枠内をまるごと生放送に差し替えることで対応する場合もあった。
ただし、月曜日は必ずしも毎回事前収録されているわけではなく、直接の理由となっている『フレンドパークII』の収録がない日、恵が休暇などで本番組を休む場合などは(事前収録の理由がないことから)他曜日同様に生放送となっていた。
2008年3月までは飯星が火曜日・木曜日のコメンテーターを務めていたが、同年3月31日から日本テレビでも放送開始された読売テレビ制作『情報ライブ ミヤネ屋』のコメンテーター専念のため3月27日放送分を以って降板。同年4月から『ピンポン!』の火曜日コメンテーターとなった。なお、4月からはそれまで月曜日コメンテーターだった山口が火曜日に移動し、飯星の代替要員として羽野が新コメンテーターに就任した。
秒単位で記載しているコーナーは定刻、分単位で記載しているコーナーは目安時刻であることを指す。
※ ☆は日によって放送時間が変わる場合もあって、大きなニュースや特集がある時は各曜日のコーナーを放送しない場合もあった。
2008年9月11日放送分で、眞子内親王がジャニーズ事務所のアイドルグループのコンサートを観覧したとの報道がなされたが、そのような事実はなく、捏造された情報だった。宮内庁は、TBSに抗議を行い、担当記者が外された[2]。
2009年2月、千葉真一の金銭トラブルの取材で、当時38歳の女性リポーターが滋賀県大津市の女性から訴えられた。大津市の女性の言い分によると、取材相手がその家にいると思い女性宅を訪れた際に取材相手がいないのにもかかわらず玄関で何度も取材させるよう言い女性ともみ合いになり、女性の左手に1週間のけがをさせたというものだった。しかし、TBSとリポーター側は、法的書類で女性宅を関係宅と思い訪れはしたが、もみ合いになった事実はなく、女性が言う「警察に通報したが、リポーターは警察が到着する前に現場を立ち去った」という事実もないとした。滋賀県警は傷害などの疑いで女性リポーターを大津地方検察庁に書類送検したが[3]、同年12月28日までに、大津地検は、「嫌疑無し」として女性リポーターを不起訴処分とした。
※ ここでの時刻表記は、日本時間とする。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
第1部 平日 14:00 - 15:00 |
第2部 平日 15:00 - 15:53 | ||||
関東広域圏 | TBSテレビ(TBS) | TBS系列 | ◎ | ◎ | 【制作局】 |
岩手県 | IBC岩手放送(IBC) | ||||
山形県 | テレビユー山形(TUY) |
| |||
福島県 | テレビユー福島(TUF) |
| |||
静岡県 | 静岡放送(SBS) |
| |||
中京広域圏 | 中部日本放送(CBC) |
| |||
大分県 | 大分放送(OBS) |
| |||
沖縄県 | 琉球放送(RBC) | ||||
北海道 | 北海道放送(HBC) | ○ |
| ||
宮城県 | 東北放送(TBC) | × |
| ||
新潟県 | 新潟放送(BSN) | ||||
長野県 | 信越放送(SBC) |
| |||
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | ||||
石川県 | 北陸放送(MRO) |
| |||
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) |
| |||
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | ||||
岡山県・香川県 | 山陽放送(RSK) |
| |||
広島県 | 中国放送(RCC) |
| |||
山口県 | テレビ山口(tys) | ||||
高知県 | テレビ高知(KUTV) |
| |||
福岡県 | RKB毎日放送(RKB) | ||||
長崎県 | 長崎放送(NBC) | ||||
熊本県 | 熊本放送(RKK) | ||||
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | ||||
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) |
| |||
青森県 | 青森テレビ(ATV) | × |
| ||
山梨県 | テレビ山梨(UTY) | ||||
愛媛県 | あいテレビ(ITV) |
|
毎日放送は、自社制作番組『ちちんぷいぷい』を、長年平日の14:00 - 17:50で放送してきたため、長らく非ネット状態が続いた。その後、2008年10月6日放送分より14時台(第一部)のネット開始。これに伴い、『ちちんぷいぷい』は14:55からの放送となる。また、毎日放送では2005年3月末に『ジャスト』が“TBSの変”で終了して以来3年6ヶ月ぶりにTBS制作平日午後の情報番組が復活。毎日放送では恵と久保田が同局のマスコットキャラクターである「らいよんチャン」の着ぐるみと共演した番宣CMを9月下旬から放送した。毎日放送での放送初日は加勢大周が大麻所持容疑で逮捕された話題のVTRの後、スタジオに切り替わった際に挨拶をした後、恵が「今日から大阪・MBSをご覧の皆様にも『2時っチャオ!』をお送り致します」と大阪(関西地区)の視聴者に挨拶し、羽野が「(京都府の)宇治の実家でも見られるようになったのね」とコメントした。毎日放送では、14:53.55から「『2時っチャオ!』(番組ロゴ)<END> この後は、『ちちんぷいぷい』をお送りします」と表示した。しかし、2009年3月で番組自体が終了したためわずか半年のみの放送となり、且つ関西における視聴率は低迷した。
静岡放送は、前番組『2時ピタッ!』をネット開始3か月で打ち切って以降、2007年9月までの午後枠は2時間ドラマの再放送枠『ごごドラッ!』を編成していたが、本番組の関東での視聴率推移やその他の事情を鑑みて、2007年10月から新規ネットを開始し、最終回まで通販コーナーも含めて全編ネットとなっていた。
宮崎放送は、『ジャスト』が終了した2005年3月末から2008年3月28日まで平日14時台をドラマ再放送枠としていた。本番組終了に伴い金曜日を除いてドラマ再放送枠に戻った。
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