海田町町内循環コミュニティバス

この項目では、広島県安芸郡海田町のコミュニティバスについて説明しています。その他の用法については「ふれあいバス」をご覧ください。

海田町町内循環コミュニティバス（かいたちょうちょうないじゅんかんコミュニティバス）は、広島県安芸郡海田町が運行するコミュニティバス。愛称「ふれあいバス」^[1][2][3]。

海田町内循環バスの車両
過去の車両（日野・リエッセ）

2005年に実験運行を開始^[4]、2007年度より本格運行へ移行した^[5]。北ルートと南ルートの2路線を運行している^[2][3]。芸陽バス（広島営業所）に運行委託している^[2][3]。

沿革

• 2005年（平成17年）
  • 5月9日 - 平成17年度第1期実験運行開始。月・水・金・土・日曜日に運行^[4]。
  • 6月13日 - ルートを変更した上で、実験運行を継続（同年7月10日まで）^[4]。
  • 6月20日 - 海田町町内循環コミュニティバス検討委員会を設置^[6]。　
  • 12月1日 - 平成17年度第2期実験運行開始。畝橋北詰および栃木橋バス停を新設し、毎日運行に変更^[7]。
• 2006年（平成18年）
  • 2月4日 - 尾崎川バス停を新設し、実験運行を継続^[7]。
  • 4月1日 - 平成18年度実験運行開始^[8]。
  • 6月1日 - 三迫二丁目および旧山陽道を経由するルートに変更し、実験運行を継続^[8]。
  • 8月1日 - 東広島バイパスや大正町・南大正町を経由する、北コースと南コースに分けて実験運行を継続^[8]。
  • 11月10日 - 従来のルート（左回り・右回り）に戻し、実験運行を継続^[9]。
• 2007年（平成19年）
  • 4月1日 - 本格運行開始^[5]。これに伴い、バスの愛称公募と車内広告募集を開始^[10]。
  • 7月3日 - バスの愛称を「ふれあいバス」に決定^[11]。
• 2011年（平成23年）
  • 3月 - ひまわりプラザバス停を廃止し、海田西中学校北門前バス停を新設^[12]。
• 2017年（平成29年）
  • 3月4日 - ルート変更^[13]。
    • 三迫二丁目から三迫三丁目へ延伸し、三迫三丁目北・西中央橋・三迫三丁目の各バス停を新設。
    • 南本町公園前・南本町の各バス停を移設。
    • 幸保育所前バス停を南幸町バス停に名称変更。
• 2018年（平成30年）
  • 8月7日 - 平成30年7月豪雨により運行休止。
  • 8月14日 - 三迫地区道路被災に伴い暫定ルートで運行再開。三迫二丁目で折返し運行^[14]。
  • 10月6日 - 通常ルートで運行再開^[15]。
• 2019年（平成31年・令和元年）
  • 4月 - PASPYを導入^[16]。これにより、ICOCA等の交通系ICカード全国相互利用サービス対象の10種カードも利用可能となる。
  • 11月1日 - 運行を受託する芸陽バス瀬野川営業所が、芸陽バス広島営業所に名称変更^[17]。
• 2020年（令和2年）
  • 4月17日 - 緊急事態宣言^{[注釈 1]}に伴い海田総合公園全面閉園^[19]のため、海田総合公園バス停を経由せず運行。
  • 5月12日 - 海田総合公園（一部）開園のため、通常ルートで運行再開^[20]。
  • 12月1日 - ダイヤ改正により、運行ルート、運行日、運賃等を変更。
• 2023年（令和5年）9月18日 - 運行ルートを変更。これによる運行日・運行時刻、運賃等の変更はなし^[2]。
• 2025年（令和7年）
  • 3月28日^{[注釈 2]} - PASPYのサービス終了（予定）^[21]。
  • 3月31日^{[注釈 2]} - MOBIRY DAYSを導入（予定）^[21]。交通系ICカード全国相互利用サービスはICOCAの簡易型端末^{[注釈 3]}で引き続き利用可能（予定）^[23]。

運行内容

• 運行日は、月曜日 - 金曜日（祝日も運行）^[3]。
  • 土曜日・日曜日、年末年始（12月30日 - 1月3日）は運休^[3]。
• バスロケーションシステム「広島公共交通ナビ くるけん」^[24]に対応している^[2][3]。

運賃・乗車券類

• 運賃は均一制で、大人（中学生以上）150円、小学生80円^[3]。
  • 各種障害者手帳（身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳）の提示により、運賃半額となる^[3]。
  • 過去の運賃は、100円であった。^[いつ?]
• 北ルートと南ルートの乗り換えには乗継割引が適用され、降車時に乗務員から乗継券を受け取ることで、次のバスの乗車が無料となる^[3]。
• 運賃支払いには、PASPY（3月28日まで。3月31日からはMOBIRY DAYS）および交通系ICカード全国相互利用サービス対象の10種の交通系ICカードが利用可能^[3]。ただし「PASPY割引」、乗継割引は適用されない^[3]。
  • 北ルート専用車両（トヨタ・ハイエース）では、交通系ICカードのチャージはできない^[3]。
  • 南ルート専用車両（日産・シビリアン）では、交通系ICカードのチャージは千円札のみ対応^[3]。
• 定期乗車券・回数乗車券は発売していない^[3]。

路線

北ルート・南ルートの2路線があり、いずれもJR山陽本線海田市駅を起終点とする循環路線である^[3]。北ルートは山陽本線の北側を中心に運行し、南ルートは山陽本線の南側を運行して、駅と町内各地を結んでいる^[3]。両ルートとも右回り・左回りが運行される^[3]。

現行路線

南ルート

番号	バス停名
1	海田市駅南口
2	海田大正町
3	海田小学校前
4	曙町
5	海田中学校入口
6	町民センター前
7	海田東公民館前
8	寺迫会館前
9	金丸橋
10	東大橋
11	栃木橋
12	キャンプ場入口
13	海田総合公園
14	野球場前
12	キャンプ場入口
11	栃木橋
10	東大橋
15	東
16	東三迫橋
17	三迫二丁目
18	三迫三丁目北
19	西中央橋
20	三迫三丁目
19	西中央橋
18	三迫三丁目北
17	三迫二丁目
21	西自治会館前
22	三迫団地
23	海田南小学校入口
24	町立図書館入口
25	南幸町
26	南本町
27	南本町公園
28	福祉センター前
29	海田郵便局前
3	海田小学校前
2	海田大正町
1	海田市駅南口

北ルート

番号	バス停名
1	海田市駅南口
30	新町
31	真田会館前
32	海田保健センター前
33	海田町役場前
34	上市
35	成本
36	石原
37	畝一丁目
38	畝二丁目
39	砂走口
40	砂走会館前
41	国信公園前
42	国信二丁目
43	国信橋
7	海田東公民館前
6	町民センター前
5	海田中学校入口
4	曙町
44	尾崎川
45	ひまわりプラザ前
46	堀川町
1	海田市駅南口

過去の路線

下記のルートは、2020年12月1日のダイヤ改正前のものである。

○は、芸陽バスのバス停と同じ場所にあるバス停。

×は、芸陽バスのバス停と同じ場所にないバス停。

番号	バス停名	右回り	左回り	芸陽バスのバス停と同じ場所にあるか
1	海田市駅南口	↓	↑	○
2	駅北口	↓	↑	○
3	海田保健センター前	↓	↑	×
4	海田町役場前	↓	↑	○
5	上市	↓	↑	○
6	成本	↓	↑	○
7	石原	↓	↑	○
8	畝一丁目	↓	↑	○
9	畝二丁目	↓	↑	○
10	砂走口	↓	↑	○
11	砂走会館前	↓	↑	○
12	国信橋	↓	↑	○
13	海田東公民館前	↓	↑	×
14	町民センター前	↓	↑	○
15	寺迫会館前	↓	↑	×
16	金丸橋	↓	↑	×
17	東大橋	↓	↑	×
18	栃木橋	↓	↑	×
19	キャンプ場入口	↓	↑	×
20	海田総合公園	↓	↑	×
19	キャンプ場入口	↓	↑	×
18	栃木橋	↓	↑	×
17	東大橋	↓	↑	×
21	東	↓	↑	×
22	東三迫橋前	↓	↑	○
23	三迫二丁目	↓	↑	○
24	三迫三丁目北	↓	↑	×
25	西中央橋	↓	↑	×
26	三迫三丁目	↓	↑	×
25	西中央橋	↓	↑	×
24	三迫三丁目北	↓	↑	×
23	三迫二丁目	↓	↑	○
27	西自治会館前	↓	↑	○
28	三迫団地	↓	↑	×
29	海田南小学校入口	↓	↑	×
30	町立図書館入口	↓	↑	×
31	南幸町	↓	↑	○
32	南本町	↓	↑	×
33	南本町公園前	↓	↑	×
34	福祉センター前	↓	↑	×
35	郵便局前	↓	↑	○
36	尾崎川	↓	↑	×
37	海田西中学校北門前	↓	↑	×
38	堀川町	↓	↑	×
1	海田市駅南口	↓	↑	○

車両

• 現行車両
  • トヨタ・ハイエース - 北ルート専用車。1台、定員9名^[2]。
  • 日野・リエッセII - 南ルート専用車。1台、定員28名^[2]。
• 過去の車両
  • 日野・リエッセ