音楽関係のキャンペーン
2009年10月11日に大阪城野外音楽堂で開かれた毎日放送主催の音楽イベント「音晴(オンパレ)」では、総合司会(MC)を担当。同年9月28日から10月2日にかけて、同イベントの宣伝を目的に、『ちちんぷいぷい』へ連日エンディング間際に登場した。
「すごくおいしいうた」宣伝隊長
- 2010年1月には、『ちちんぷいぷい』の企画で、同番組初のCD「すごくおいしいうた」(ベストアルバム、同月20日発売)の宣伝隊長に就任。この頃から、同番組では「U.K.こと楠雄二朗」「くっすん」と呼ばれるようになった。
「未来の花束」宣伝隊員(幸せの黄色いジョーロ君2号)
2011年10月には、『ちちんぷいぷい』完全プロデュース第2弾CDとなる「未来の花束」(マキシシングル、11月2日発売)の宣伝隊の一人として、福島暢啓(毎日放送アナウンサー)とともに"幸せの黄色いジョーロ君"という宣伝用のキャラクターに扮した(1号は福島、2号がU.K.)。
「この街に生まれて/いつまでも変わらない」宣伝隊員(この街宣伝隊員)
2012年6月には、『ちちんぷいぷい』完全プロデュース第3弾CDとなる「この街に生まれて/いつまでも変わらない」(7月4日発売)のPRを目的に、大吉洋平・福島暢啓(いずれも毎日放送アナウンサー)・今別府直之(吉本新喜劇)と「この街宣伝隊」を結成。麦わら帽子・ランニングシャツ・半ズボンというスタイルで、関西各地を奔走した。
体操のお兄さん・くっすん
- 2010年7月から9月2日までの放送では、毎日放送60周年・同番組の放送10周年を記念した企画「ハッピーアワーたいそう」(同番組のオープニングでレギュラー出演者と一般参加の小学生が毎日放送本社1階で体操を披露するイベント)に、「体操のお兄さん・くっすん」として連日登場した。
- 2011年夏休み期間中の「ハッピーアワーたいそう」にも、「体操のお兄さん・くっすん」として連日登場。協賛しているセイバンの毎日放送限定CMにも体操のお兄さんとして出演。このときのクレジットは「くっすんこと楠雄二朗」。
「昔の人は偉かった」
- 菅笠を背負いながら日の出から日の入りまで10 - 20km程度の道を徒歩だけで移動したロケシリーズで、2010年10月から主に河田とのコンビで出演。2020年3月までは毎週木曜日、同年4月から1年間は毎週金曜日に放送されていた。当初は2 - 3ヶ月程度で終了することを見越していたが、結果として10年半の間に17本のシリーズ企画が放送されるなど、番組きっての人気企画と化した[4]。ちなみに、くっすんの菅笠には「く」、河田の菅笠には「河」の字を墨書。放送期間の途中からは、河田に宛てて書いた手紙を、シリーズが終わるたびに号泣しながら読み上げることが恒例になっていた。
- 「第三章」と「第五章」(2010年から2011年にかけて放送された第3・第5シリーズ)では西国三十三所の札所、「第十二章」(2014年5月から2015年2月まで放送された第12シリーズ)では潮岬(近畿地方の最南端)から経ヶ岬(近畿地方の最北端)までの約622km、「第十四章」(2015年1月から2年間放送された第14シリーズ)のロケでは百人一首の舞台、最後のシリーズであった「第十七章」(2019年4月から2年間放送された第17シリーズ)のロケでは東海道五十三次の宿場跡(総距離約600km)[5]を徒歩だけで完全に踏破。神社仏閣での修行を体験したことや、普段は公開されていない神社仏閣などの秘蔵品を特別に鑑賞することや、ロケ先ならではのグルメを堪能したことも多かった。
- ロケ中に股関節の痛みを訴える姿や、長距離や急な坂道・階段での徒歩移動に音を上げる姿や、河田に甘える姿を写した映像が頻繁に放送された影響で、視聴者には往々にして「ヘタレキャラ」と認識されていた。ロケ中に出会った一般人から叱咤激励を受けることも多かった[6]が、徒歩でのロケを途中で断念したのは初回だけで、2回目以降のロケでは予定のルートを必ず歩き切っている。
- 2015・2016年には、派生イベントの「昔の音は偉かった」(クラシックコンサート)で、河田と共に司会を担当[6]。2018年度に放送された「日本修行場めぐり」については、「ちちんぷいぷい 昔の人は偉かった 日本修行場めぐり」という番組公式ムックが、放送期間中の2018年9月にぴあから発売されている(ISBN 978-4835636191)。
- 2019年10月に放送された『ちちんぷいぷい おかげさまで20歳 ~やりたいことつめこんだらヤバイ10日間になりましたスペシャル~』では、大阪市城東区の諏訪神社境内で毎年秋に奉納される獅子舞の実演(大阪市指定の無形民俗文化財)に初めて挑戦。2019年の8月下旬から稽古を積んできた成果を5分間にわたって披露する模様が、10月17日に「ちゃプラステージ」(毎日放送本社M館1階のオープンスペース)からの公開生中継方式で放送された。
- 前述した「第十七章」では、河田がロケ中に「歴史ポイント」を紹介するたびに尺八を吹いていた。期間中の2020年3月までは放送日にスタジオへ登場していたが、同年4月に放送曜日を金曜日へ移動してからは、ロケVTRにのみ出演。2021年3月12日(金曜日)で番組とともに「昔の人は偉かった」の放送を終了することが決まったため、「第十七章」の最終回では、金曜日のスタジオへ最初で最後の出演を果たした[5]。