我儘ラキア(わがままラキア)は、日本の女性アイドルグループ。所属事務所はQOOLONG。レーベルはJapan Music System内のWW RECORDS。
プロデューサーの小山亮が、面識のあった小笠原矢宵と星熊南巫の2人に「アイドルユニットをやってみないか」と声を掛けたことがグループ結成の切っ掛けとなる。その後、小笠原と星熊の他にもう一人メンバーを入れようということになり、小笠原の知り合いだった海羽凛を誘い我儘ラキアを結成した[1]。
結成前の小笠原と星熊は、アイドルとは別のジャンル(小笠原は大阪でソロシンガー、星熊はバンドのギター・ボーカル)で活動をしていた。一方、海羽は元々アイドルに興味があり、ファンの一人としてライブを見に行ったりはしていたものの、芸能活動の経験はなかった。そのため、ユニットを結成した時点の3人は、皆ダンス経験が無く、海羽はそれに加えて、歌も未経験の状態であった[1]。
2016年6月17日にデビュー。「われがままに。自分らしく歌う。」をコンセプトに活動をしている[2]。グループ名である我儘ラキアの『我儘』には「自分が思うがまま、自分のやりたいがまま活動していこう」という意味合いが込められている。一方『ラキア』の部分には特に意味はなく、『ラキア』と聞いたら『我儘ラキア』と呼ばれるように造語としてつけたものである[3]。
2016年
- 6月17日 - 心斎橋VARONにて小笠原矢宵、星熊南巫、海羽凜で結成[2]。
- 9月3日 - 第1期7曲を、無料配信した[4]。
- 10月9日 - 小笠原が活動休業[5]。
- 11月21日 - 心斎橋VARONにて『我儘ラキア 1st ONE MAN LIVE』開催[6][7]。
- 12月17日 - 小笠原が脱退[8]。
2017年
- 6月4日 - 梅田クアトロにて1周年イベント『Odyssey –我儘ラキア 1st Anniversary-』[9]。
- 6月21日 - 相谷麗菜が加入[10]。
- 10月14日 - 心斎橋VARONにて『我儘ラキア2nd ワンマン-原点回帰-』開催[11]。
2018年
- 2月18日 - 我儘ラキア東名阪ツアー2018『桜が、咲く前に。』開催[12][13]。
- 4月6日 - 梅田Zeelaにて『Fest 〜Season.4〜』。川﨑怜奈が加入[14]。
- 6月17日 - 2周年イベント『我儘ラキア 2nd Anniversary Season』開催。
- 8月23日 - 前十字靭帯断裂の手術のため星熊が活動休止[15]。
- 10月29日 - 星熊が復帰[16]。
- 12月21日 - 心斎橋BIGCAT『我儘ラキア We'll Keep Raising The Flag』をもって、相谷が卒業[17][18]。
2019年
- 3月3日 - ワンマンライブ『Starting Over』開催[19]。
- 7月9日 - これまでに発表された全20曲(第1期楽曲、SEを含む)を、星熊、海羽、川﨑の3人体制で再レコーディングした、アルバム『StartingOver』を発売[20]。
- 7月20日 - 元RHYMEBERRYメンバーMIRIが加入[21][22]。
- 7月14日 - 『我儘ラキア Killboredom TOUR 2019』開催。
- 12月11日~13日 - 星熊南巫のソロ楽曲「crypot」、星熊とMIRIによるユニット『FLASHKiLL』の「the light」、我儘ラキアの「reflection」を連続リリース[23]。
2020年
- 2月29日 - バンドセットワンマンライブ『Don't fear a new day』をTSUTAYA O-WESTで開催。またこの公演内で、6月17日から初のバンドセットツアー『Killboredom TOUR 2020』を開催することを発表した[24][25]。
- 9月5日 - 初のバンドセットワンマンツアー『Killboredom TOUR 2020』の振替ツアーを大阪・BIG CATより開始。当初の予定では、6月17日に結成ライブを行った心斎橋VARONからスタートする予定だったが、 コロナ禍の影響で延期を余儀なくされていた[26]。
- 11月8日 - ワンマンツアー『Killboredom TOUR 2020』のツアーファイナル公演を東京・TSUTAYA O-EASTにて開催[27]。また、この公演の最中にMIRIが肩を脱臼(肩関節脱臼)しステージを離脱。病院へ緊急搬送された。そのため公演後に行われた特典会にMIRIは不参加となり、希望者には返金対応することが発表された[28]。
- 11月18日 - アルバム発売に先駆けて、Nob(MY FIRST STORY)がプロデュースした収録曲「SURVIVE」を配信で先行リリース[29]。
- 12月23日 - ミニアルバム『WAGAMAMARAKIA』を発売。楽曲プロデュースは、Nob(MY FIRST STORY)やKuboty(ex. TOTALFAT)、YD(CRYSTAL LAKE)、HIDEとAG(NOISEMAKER)らが手掛けている[30]。
2021年
- 4月2日 - ワンマンツアー『WAGAMAMARAKIA TOUR』を東京・下北沢SHELTERから開始[31][32]。
- 5月4日 - バックバンドのメンバーに体調不良者が出たため、同日に開催予定だった『WAGAMAMARAKIA TOUR』の鹿児島公演、5日の徳島公演、7日の広島公演、8日の静岡公演の4公演が6月に延期となる。
- 6月25日 - ワンマンツアー『WAGAMAMARAKIA TOUR』のファイナル公演を東京・USEN STUDIO COASTで開催[33]。
- 6月30日 - ミニアルバム『SUPERIORITY』を発売。収録楽曲のプロデュースは、Nob(MY FIRST STORY)、Kuboty(ex. TOTALFAT)、HIDEとAG(NOISEMAKER)らが務めた[34]。
2022年
- 4月20日 - 配信シングル「GR4VITY G4ME」をリリース[35]。
- 4月23日 - 対バンツアー『WAGAMAMARAKIA “W” TOUR 2022』を宮城・Rensaより開始[36]。
- 5月29日 - 対バンツアー『WAGAMAMARAKIA “W” TOUR 2022』のファイナル公演を東京・豊洲PITにて開催[37]。
- 6月29日 - ミニアルバム『ONYX』を発売[38]。
- 7月22日 - KYOTO MUSE公演を皮切りにワンマンツアー『WAGAMAMA RAKIA "ONYX TOUR" 1st Series』を開始[39]。
- 9月18日 - 台風の影響により、翌日に静岡で開催予定だった『WAGAMAMA RAKIA "ONYX TOUR" 1st Series』のファイナル公演を11月に延期することを発表。
- 10月26日 - 新しい学校のリーダーズとのツーマンライブ『JMS & ASOBISYSTEM pre. WITNESS』を東京キネマ倶楽部にて開催[40]。
2023年
- 6月26日 - 星熊南巫が自身のSNSで、指定難病であるIgA腎症に罹患したことを公表[41]。
- 8月1日 - 4ヶ月連続リリース企画の第1弾「IDOl」を配信シングルとしてリリース。
- 9月6日 - 4ヶ月連続リリース企画の第2弾「Vertex」を配信シングルとしてリリース[42]。
- 10月18日 - 4ヶ月連続リリース企画の第3弾「Re:Paint of the [Heart:Hurt]」を配信シングルとしてリリース[43]。
- 11月8日 - 4ヶ月連続リリース企画の第4弾「M」を配信シングルとしてリリース。
2024年
- 3月23日から6月16日 - 結成8周年ツアー『WR 8th ANNIVERSARY TOUR』を各メンバーの出身を含む全国10都市で開催[44]。また6月23日には、東京・Spotify O-EASTでツアーファイナル公演[45]を、7月5日には大阪・心斎橋VARONでツアーのアフターパーティーを開催した[44]。
旧メンバー
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名前 | 誕生日 | 出身地 | 備考 |
小笠原矢宵 おがさわら やよい |
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ソロ活動をしていたところ、プロデューサーの小山と知り合い加入に至った。2016年12月脱退。 |
相谷麗菜 あいたに れいな |
7月18日 |
奈良県 |
卒業後、相谷レイナ名義でソロ活動を行っている。2017年6月加入、2018年12月卒業。 |
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シングル
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# | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 順位 |
1st |
2017年4月29日 |
There is surely tomorrow |
QOLG-001 |
全3曲
- But, not alone.
- There is surely tomorrow
- Reboot with...「 」
|
— |
2nd |
2017年10月14日 |
Days |
QOLG-002 |
全3曲
- Days
- Precious Time
- My life is only once
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— |
3rd |
2018年2月12日 |
Trash? |
QOLG-003 |
全3曲
- Trash?
- I’ll never forget「 」
- There is surely tomorrow(再収録)
|
— |
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配信シングル
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# | 発売日 | タイトル | 品番 | 収録曲 |
1st |
2019年2月12日 |
We'll Keep Raising The Frag / Leaving |
QOLG-005 |
全3曲
- Declaration of war
- We'll Keep Raising The Frag
- Leaving
|
2nd |
2019年12月13日 |
reflection |
QOLG-006 |
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3rd |
2020年3月1日 |
rain |
QOLG-008 |
|
4th |
2020年9月30日 |
why? |
QOLG-009 |
全2曲
- Why?
- Don't fear a new day
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5th |
2022年4月20日 |
GR4VITY G4ME |
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6th |
2023年8月1日 |
IDOl |
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7th |
2023年9月6日 |
Vertex |
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8th |
2023年10月18日 |
Re:Paint of the [Heart:Hurt] |
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全1曲
- Re:Paint of the [Heart:Hurt]
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9th |
2023年11月8日 |
M |
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ミニアルバム
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# | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 順位 | 備考 |
初回盤 | 通常盤 | オリコン[47] | Billboard JAPAN Hot albums[48] |
1st |
2018年8月21日 |
There is a Reason |
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QOLG-004 |
全7曲
- The Beginning of the story
- There is surely tomorrow
- Reboot with...「 」
- I’ll never forget「 」
- Days
- The Reason
- cry pot(星熊南巫 from 我儘ラキア)
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— |
— |
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2nd |
2019年12月25日 |
the darkest before the dawn. |
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QOLG-007 |
全5曲
- ゼッタイカクメイ
- There is surely tomorrow
- Melody
- The Reason
- Days
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— |
— |
全曲アコースティック・バージョンで収録[49]。 |
3rd |
2020年12月23日 |
WAGAMAMARAKIA |
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WW-1001 |
全6曲
- SURVIVE
- Letting Go
- New World
- One
- Like The Stars
- Ambivalent
|
65位 |
57位 |
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4th |
2021年6月30日 |
SUPERIORITY |
|
WW-1003 |
全5曲
- JOKER
- FUTURES
- GIRLS
- FLASHBACKS
- JOURNEY
|
29位 |
31位 |
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5th |
2022年6月29日 |
ONYX |
WW-1008 |
WW-1009 |
全5曲
- GR4VITY G4ME
- Bite Off!!!!
- Devil’s Gimmick
- SWSW
- JINX
|
35位 |
51位 |
初回盤BDには2021年12月に行われた「SUPERIORITY TOUR」東京・Zepp Haneda公演の模様を全編収録[50]。 |
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アルバム
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# | 発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 順位 |
オリコン[47] | Billboard JAPAN Hot albums[48] |
1st |
2019年7月9日 |
StartingOver |
QARF-50522 |
全20曲
- Beginning of the story
- ゼッタイカクメイ
- PreciousTime
- My life is only once
- Sing with you
- Be light for you
- In the end
- To be continued
- But, not alone
- There is surely tomorrow
- Reboot with...「 」
- Days
- Declaration of war
- Trash?
- I'll never forget「 」
- The Reason
- Prayer
- We'll keep raising the flag
- Leaving
- Melody
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71位 |
— |
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未収録曲
- Blooom(相谷麗菜from我儘ラキア)
- プリズムの中で(相谷麗菜from我儘ラキア)
- アフターレイン
映像作品
- ライブBD
- ONYX TOUR 〜Final〜 at KT Zepp Yokohama(2022年12月18日)
- GAL SQUAD at Zepp Shinjuku (TOKYO)(2023年11月1日)
- WR 8th ANNIVERSARY TOUR-BITTER HAPPY-2024.06.23 Spotify O-EAST(2024年7月13日)
参加作品
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発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 |
2024年8月14日 |
月刊偶像 第五弾八月号「Start Select feat. 星熊南巫 (我儘ラキア)」 |
XSCL-94 |
星熊南巫がボーカルとして参加。楽曲は中村未来(Cö shu Nie)が手掛けている[51]。 |
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楽曲提供
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曲名 | アーティスト | 備考 |
電神讃歌(DENSHIN-SANKA) |
天月-あまつき- |
星熊南巫が作詞・作曲を担当。東映アニメーション グローバルIPプロジェクト『電殿神伝-DenDekaDen-』テーマソング[52]。 |
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ゲーム
- Arcaea(2022年7月7日) - void (Mournfinale)氏の楽曲「Testify」にて、メンバーの星熊南巫がボーカルとして出演。