国分駅 (鹿児島県)
鹿児島県霧島市国分中央にある九州旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
鹿児島県霧島市国分中央にある九州旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
国分駅(こくぶえき)は、鹿児島県霧島市国分中央三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。事務管コードは▲940519[4]。
1929年(昭和4年)以前は隣の隼人駅が国分駅を名乗り、かつてはこの駅から志布志駅方面に大隅線が伸びていた。鹿児島中央駅からの普通列車の大半及び特急「きりしま」の一部が当駅で折返す。このため、当駅より宮崎方面へ向かう普通列車の本数は9往復と激減する。
九州新幹線部分開業後の2007年3月17日までは鹿児島県内を運行する列車の終着時刻がもっとも遅くなっていたが、翌日の3月18日より鹿児島本線の川内駅にこの座を譲った[5] 。
当駅は霧島市の中心駅であるが1929年開業と比較的新しい。当駅の開業前は現在の隼人駅が国分駅を名乗っていたが、西国分駅をへて隼人駅に改名された。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅。このほかに側線が敷かれており、鉄筋コンクリート造の駅本屋を持つ。なお駅本屋側の単式ホームにはかつて大隅線の列車が発着していた切欠きホーム0番線の跡が残っている。改札口は東口にしかないが、自由通路を利用して西口駅前広場へ渡ることができる。
JR九州本体が営業を行う直営駅。みどりの窓口が設置されている[2]。改札業務は始発から終電の同駅終着まで行う。
当駅以南の区間(後述)でIC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)。ただし、普通の乗車券・定期券対応の自動改札機ではなく、ICカードの読み取り機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入できる。
タッチパネル式の自動券売機が1台設置されている。
日豊本線では鹿児島中央駅(鹿児島駅)を起点として当駅まで(竜ヶ水駅を除く)がSUGOCAの利用可能エリア(鹿児島エリア)となっている。当駅以東(霧島神宮駅より都城駅方面)へは利用できない。また、日豊本線では宮崎県の田野駅 - 佐土原駅間でもSUGOCAの利用が可能であるが、この区間は宮崎エリアで利用エリアが異なるため、この両エリアをまたがってSUGOCAを利用することはできない。
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は2,514人である[14]。鹿児島県内のJR九州の駅としては、鹿児島中央駅に続いて第2位。
近年の推移は以下の通り[15]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2000 | 2,131 | - | |
2001 | 2,139 | ||
2002 | 2,181 | ||
2003 | 2,187 | ||
2005 | 2,288 | ||
2006 | 2,348 | ||
2007 | 2,349 | 4,724 | |
2008 | 2,431 | 4,890 | |
2009 | 2,448 | 4,920 | |
2010 | 2,475 | 4,966 | |
2011 | 2,665 | 5,358 | |
2012 | 2,796 | 5,629 | |
2013 | 3,008 | 6,055 | |
2014 | 2,864 | 5,750 | |
2015 | 2,888 | 5,792 | |
2016 | 2,853 | ||
2017 | 2,976 | ||
2018 | 3,031 | ||
2019 | 2,998 | ||
2020 | 2,451 | ||
2021 | 2,422 | [16] | |
2022 | 2,451 | [14] |
駅周辺は霧島市の中心である。霧島市の誕生前は国分市の中心部であった。
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