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日本の作曲家、編曲家 ウィキペディアから
吉俣 良(よしまた りょう、1959年9月6日 - )は、日本の作曲家・編曲家・音楽プロデューサー。鹿児島県鹿児島市甲突町出身。横浜市立大学商学部卒業。血液型はO型。「Ryo」名義で作曲・編曲を行う事がある。
1959年に鹿児島市の老舗旅館の長男として生まれる。小学校時代よりピアノを習い、短大レベルで習う音楽理論も習得、テレビで流れる曲やドラマの曲を耳で聴いてすぐ弾けたという。鹿児島県立鹿児島中央高等学校に入学すると吹奏楽部へ入部、鹿児島県大会で優勝する[1]。
1977年に上京し横浜市立大学へ進学。音楽サークル「セカンド・ウィンド・ジャズ・オーケストラ」に所属する一方で、アルバイトでビアガーデンのバンド演奏をしている時にプロのミュージシャンと知り合い、大学2年生の頃より一緒にディスコバンドとして活動を開始[1]。美空ひばりのバックバンドのオーディションに合格したことを契機に、大学在学中より本格的にプロとして音楽活動を開始する。
1984年から1992年にかけてはキーボードプレイヤーとしてバンド「リボルバー」で活動する。また、レコーディングミュージシャン、アレンジャーとして様々なジャンルの音楽を手がける。
作曲家として1996年のフジテレビ系『おいしい関係』で初めてテレビドラマの音楽を手がけると、フジテレビ系『きらきらひかる』(1998年)で初めて全曲を担当[2]。その後もフジテレビ系『眠れる森』(1998年)、フジテレビ系『空から降る一億の星』(2002年)、フジテレビ系『Dr.コトー診療所』(2003年)、フジテレビ系『風のガーデン』(2008年)、『救命病棟24時(第4シリーズ)』(2009年)など人気テレビドラマの音楽を次々に手がけて、作曲家としての地位を確立する。
2003年にNHK連続テレビ小説『こころ』で初めてNHK朝ドラの音楽を担当すると、2008年にはNHK大河ドラマ『篤姫』で初めてNHK大河ドラマの音楽を担当。空前の“篤姫ブーム”の中で『「篤姫」オリジナルサウンドトラック』もNHK大河ドラマのオリジナルサウンドトラックとして異例の大ヒットを記録。出身地であり『篤姫』の舞台でもある鹿児島より「県知事特別表彰」を受け、また「薩摩大使」も委嘱される。2011年には『江〜姫たちの戦国〜』で再びNHK大河ドラマの音楽を担当することとなる。
また、『冷静と情熱のあいだ』(2001年)、『バッテリー』(2007年)、『引き出しの中のラブレター』(2009年)、『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年)、『県庁おもてなし課』2013年)などの映画の音楽も担当。『冷静と情熱のあいだ』の音楽は韓国で話題になるなど海外でも注目を集め、韓国SBSのドラマ『イルジメ〜一枝梅』(2008年)の音楽[3]や『KUTSUKAKE TOKIJIRO』ニューヨーク公演(2011年)の音楽を手掛けるなど、海外進出も果たしている。
近年ではテレビドラマや映画の音楽の作曲に加えて、aiko、ゆず、ORANGE RANGE、CHAGE and ASKA、熊木杏里などのアーティストのアレンジを担当するなど編曲家としても活動するほか、2008年には浜離宮朝日ホールにて初のソロコンサートを開催するなどソロアーティストとしての活動の場も広げている。
実弟は、郷里の南日本放送(本社所在地・鹿児島県鹿児島市、TBS系列)を中心に活躍中のローカルタレント、よし俣とよしげ。
「吉」の正確な表記は「」(「土」の下に「口」、つちよし)[4]だが、環境により正しく表記出来ないことが多いので、ほとんど「吉」(「士」の下に「口」)で通している。
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