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京都市左京区浄土寺真如町にある京都市営バスの出張所 ウィキペディアから
京都市営バス烏丸営業所錦林出張所(きょうとしえいバスきんりんしゅっちょうしょ)は、京都市左京区浄土寺真如町にある京都市営バス烏丸営業所の出張所である。かつては営業所であったが、1997年に烏丸営業所の支所、1999年に烏丸営業所の出張所に格下げとなった。
錦林出張所では、錦林車庫を経由する循環系統および均一系統を受け持つ。両所とも以前は左京区東部(修学院・岩倉)と市内中心部を結ぶ路線の一部も受け持っていたが、現在これらの系統は九条営業所に移管されている。錦林営業所の降格については、当時の交通局の財政事情の改善を目指して営業所の主屋より南側の土地全てを売却し、他の営業所規模に比較して降格したものである。縮小にともなって売却された土地は老人介護ホームが建っている。
7号系統は、錦林車庫前から銀閣寺道、百万遍、出町柳駅前、河原町丸太町、四条河原町、塩小路高倉を経由して京都駅前に至る全長7.9kmの路線である。主に、白川通、今出川通、河原町通、塩小路通を走行する。路線名は河原町線となっている。
当系統は、京都市電2号系統(京都駅前-河原町今出川-銀閣寺道-錦林車庫前-東天王町-西ノ京円町-西大路駅前)の代替機能を有していることもあり、早朝5時台から深夜23時台にわたって運行されている。2008年現在、均一系統の中では最も早くから営業運転している。かつて17号系統は京都駅八条口行き、特17号系統が京都駅前行きであり、当初の本数は双方ほぼ同じであったが、次第に特17号系統が主流となり八条口行きの17号系統は事実上廃止され、1982年以降の旧特17号系統の経路が現在の17号系統に差し替わった。しかし、同じく京都駅前を発着する京都バスの17系統と番号が重複しており観光客の混乱を招いていたため、2024年6月1日に7号系統に変更された[3]。
京都市内でも有数の繁華街である四条河原町を経由する。河原町通(河原町今出川 - 京都駅前)では同区間で平行する4号系統、205号系統を合わせると、5分間隔と高頻度・等間隔運行が確保されている。
平日・土曜日・休日とも、運転間隔は12-15分毎である。なお、早朝、深夜には、九条営業所で運行される便もある。 MN17号系統は、京都駅前24時発の深夜バスで、平日・土曜ダイヤ及び「コトキンライナー」運行日のみ運行されていた。
86号系統は、梅小路公園・京都鉄道博物館前と岡崎公園 動物園前を京都駅前、祇園経由で結ぶ路線である。路線新設は2012年3月14日で、京都水族館開園に伴い、水族館・東山ラインとして新設された。当初は京都駅前を経由せず、梅小路公園前から七条通・東山通を経由して三条京阪前に至る路線だった。[4]。2016年3月のダイヤ改正で京都駅前経由に変更され、同時に86号系統に系統番号が変更された。
2021年3月のダイヤ改正では、経路が重複している急行110号系統を統合し、岡崎公園 動物園前まで延伸した[5]。2024年6月のダイヤ改正では、復路の三条京阪前・四条河原町経由をやめ、往復ともに知恩院前を経由する経路に変更した。
2022年3月より京都市営バスと京都バス嵐山営業所で共同運行を行っている。
105号系統は、2024年6月1日のダイヤ改正に伴い新設された観光系統の一つである。 「楽洛 岡崎・銀閣寺ライン」の愛称が付けられ、土休日のみ運行している。[3]。
臨202号系統は、2011年4月に、東山区の小中学校を統合して設立された東山開睛館開校に伴い新設された路線である。旅客案内上は系統番号ではなく「臨」や「東山開睛館輸送」と表示される[2]。通学の小中学生の輸送を目的としているが、一般客の乗車も可能である。ただし、快速運転により観光客の利用の多い清水道を通過し、祇園は停車する便と通過する便があり、五条坂停留所は学校に近い五条通側に停車し、運行区間が短いなど、一般客の利用には不向きである。下校時に運行される「往路」は、学校の下校時間に合わせて曜日によってダイヤが変わる。平日のみ運行、土・日・祝日に加えて、学校の休日は運休となる。
203号系統は、錦林車庫前を起終点とし、白川通、丸太町通、東大路通、四条通、西大路通、今出川通を循環する路線である。路線名は四条・今出川循環線である。入庫のため、錦林車庫前止めの便も存在する。また、早朝の始発便として西大路四条始発、錦林車庫までの便(梅津営業所管轄)がある。京都市電12号系統(西大路四条-北野白梅町-烏丸今出川-錦林車庫前-烏丸丸太町-西ノ京円町)および20号系統(銀閣寺-熊野神社前-祇園-四条大宮-千本今出川-金閣寺-千本北大路)の代替機能を持っているが、四条大宮 - 西大路四条間はトロリーバスが運行していて、市電の線路が敷設されなかった区間を走る[注 1]。
四条通以北の旧市街地を東西に広く循環する路線である。そのため、高速鉄道のうち、JR嵯峨野線を除くJR線や近鉄京都線とは接続していないが、それ以外の地下鉄烏丸線(四条駅・今出川駅)、地下鉄東西線(東山駅・西大路御池駅)、阪急京都線(京都河原町駅・西院駅)、京阪本線・鴨東線(祇園四条駅・出町柳駅)、JR嵯峨野線(円町駅)と接続している。また、叡山電鉄叡山本線(出町柳駅)、京福電気鉄道嵐山本線(四条大宮駅・西大路三条駅)、京福電気鉄道北野線(北野白梅町駅)とも接続している。なお、嵯峨野線円町駅開業までは、京都市営バスの循環系統路線としては204号系統と並んで、JR西日本各線に全く接続していない路線であった。
また、上記の鉄道駅の他、知恩院、八坂神社、北野天満宮、京都御所、銀閣寺といった観光施設、四条通の繁華街を経由する。
当系統では、27号系統との無料乗り継ぎを2004年3月から2014年3月まで実行していた。これは、27号または203号系統に乗車し、乗継指定停留所である太子道、西大路御池、西大路三条、西大路四条において相互に乗り換える場合に乗継券を発行するというものであった。 なお、これに伴って27号系統は運転区間の見直しが行われている。
1981年の誕生以降、錦林営業所(錦林出張所)が運行している。
平日の昼間は1時間あたり5-6本、土曜・休日の昼間は1時間あたり5本の運行となっている。
現在は九条営業所が運行
錦林出張所時代には早朝・深夜時には四条烏丸折り返し便が存在していた。一時期梅津営業所に所属していた時期があったが、今の形になるまでは殆どが錦林営業所(のちに支所→出張所)の所轄路線だった。
現在は梅津営業所が運行
運行されていた区間
沿革
現在は烏丸営業所が運行
現在は洛西営業所が運行
現在は梅津営業所が運行
但し、早朝の一部の便は引き続き錦林出張所にて運行している。
西賀茂営業所を参照
204号系統のみ存続、烏丸営業所が運行
九条営業所を参照
経路
概要 循環2号系統(京都岡崎・都心循環バス)は、岡崎地域の回遊性向上を目的に、2015年9月19日に新設された路線である。「京都岡崎ループ」の愛称が付けられている。
沿革
停留所およびダイヤ 平日・土曜日・休日とも9時頃から18時頃まで、1時間に4本運行されていた。始発3便は岡崎公園動物園前始発、最終3便は岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前までである。運転手交代は動物園正門前で行う。
運転開始当初に四条河原町を経由するルートにできなかったことや、特殊なラッピングにより市バスと見られにくく一日乗車券の利用者が回避したことから、利用予測の半分程度の利用率に留まっており、交通局ではポスター等で利用を呼びかけたり、バス車体に「市バス」のステッカーを貼付するなどの対策を取っていた。2017年3月18日のダイヤ改正で四条河原町を経由するルートに変更した。
1976年3月の開設以降、シャーシは日野自動車製に統一されていたが、1986年3月の高野営業所廃止に伴い、三菱自動車(現・三菱ふそうトラック・バス)製の車両が転属となった。その関係で、日野自動車製の他に、少数ながら三菱自動車製の車両も新製配置されていた。1997年10月の支所(当時)格下げ時に再度日野自動車製に統一されたが、近年では一般競争入札の実施により国内4メーカーの車両が新製配置されている。格下げによる規模縮小で整備場が廃止されたため、通常の車両整備は烏丸営業所で行っている(過去には西賀茂営業所で整備を行なっていた時期もある)。
過去には、102号系統には専用の車両が在籍しており、特別な塗装となっていた。該当車両は以下のとおりであった。
2015年現在、烏丸営業所錦林出張所には以下の低公害バスが所属している。
過去の車両
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