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ドリフと女優の爆笑劇場(どりふとじょゆうのばくしょうげきじょう)は、テレビ朝日系列で放送された「水曜スペシャル」(1979年以降)で1977年から1987年まで放送されたコント番組。最初はタイトルが毎回変わり1978年から1979年はドリフ劇場、1979年から1981年までは「今夜は特別!!ドリフターズ!!」という番組タイトルであった。
番組は、タイトルの通りザ・ドリフターズ・レギュラーの森光子がゲストの女優とコントを繰り広げる構成であった。メインコーナー「ドリフの爆笑家族」では、長介一家と、ゲスト女優がそのお母さん役を演じていた。
主なパターンとしては、いかりや長介がお父さん、志村けんがおじいちゃん、加藤茶が息子の茶坊、仲本工事がお兄さん、高木ブーが娘のブー子の役であった。
最初のいかりや家のお母さん役を演じたのは、小山明子。その他、全員集合の第一回から続き[1]本番組に移植された「乙女の診察室」では、医師に扮したいかりやと看護師に扮したその他のメンバーが、受診に来た女優に対し珍問診をする。「夫婦百景」では志村と女優が夫婦の設定でコントを繰り広げる。
番組のきっかけは、1977年4月4日に放送した4回目のおめでとう!新入学だよドリフターズ(1974年 - 1979年)である。当初は「テレビ初挑戦!ドリフコントに女優男優」がサブタイトルとしてついているだけであったが1979年4月4日放送で「ドリフ劇場・女優シリーズ第7弾!!新入学だョ!!ドリフターズ」と銘打たれたため逆算すると1977年の上記放送が第1弾となる。なお男優は第1弾・第3弾のみであり、例外は元メンバーの荒井注と1982年7月7日に出演した柄本明のみである。第8弾からは今夜は特別!!ドリフターズ!!へとタイトルが変更される。その後も不定期で番組は続き1981年12月9日以降「ドリフと女優の爆笑劇場」としてタイトルが固定された。1984年から1987年は新作が1本 - 2本にとどまり大半が総集編であった。
ドリフ出演のバラエティ番組では彼らの歌唱による替え歌のテーマ曲が通例となっていたが、この番組のテーマ曲は「ドリフのズンドコ節」の替え歌であるものの、女性コーラスグループの歌唱となっていた。
最高視聴率は、1983年12月7日放送分の「~傑作集!!」が38%を記録した(「テレビ朝日開局60周年記念 年代別にすべて発表!! 番組視聴率ランキング」の1970年代視聴率ランキング 4位)。1984年2月1日には開局25周年を記念しザ・ドリフターズ!!爆笑コントだ!大行進女優まとめて名場面・大傑作というタイトルで1974年から10年間、約50本の出演番組の総集編が放送された。放送日程は不定期で1987年2月25日新作が通常放送された後3月18日に傑作選が放送されたりしている。なおこの次の1987年8月12日放送で、番組として事実上の最終回となった。2年後の1989年5月3日に傑作選が、1989年12月27日に水曜スーパーテレビ「年忘れドリフも女優も爆笑コント傑作集!!」としても放送された。
この他に数本の単発公開コントで構成されていた。
2004年3月24日(水)にザ・ドリフターズ結成40周年記念並びにテレビ朝日開局45周年記念特別番組として「ドリフと光子の爆笑!スペシャル」と題された、この番組を中心としたドリフ特集を組んだ番組が放送された。しかし、その直前の3月20日にいかりやが死去したことから、この特番が急遽追悼番組へと再構成されたうえで、「テレビ朝日開局45周年記念」の冠を外し「ザ・ドリフターズ結成40周年記念 ドリフと光子の爆笑!スペシャル」にタイトルを変更した。また、「この番組は3月11日に収録したものです」等のテロップを番組内で幾度出すようにし、いかりやが死去して間もない事を考慮しコントの台詞オチの一部を自主規制音で処理していた。
加藤・志村の進行の下でVTRを優香、さまぁ〜ず、小池栄子、松嶋尚美らのゲスト・スタジオで見る形式で、仲本、高木、森光子ほかはVTR出演をし、いかりや出演部分は「ドリフ大爆笑」(フジテレビ)の時に収録したものを流用していた。
2009年2月8日にテレビ朝日開局50周年記念特別番組「50時間テレビ」最終日の番組として放送された「あのシーンをもう一度!伝説の高視聴率超大ヒット人気番組ぜ〜んぶ見せます!スペシャル」内で、この番組の傑作コントの一部が放送。不定期ゆえに他のドリフ番組よりも知名度が低いにも関わらず、テレ朝を代表するバラエティ「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」「欽ちゃんのどこまでやるの!?」よりも時間を割いて放送された。
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