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日本の漫画作品、テレビアニメ番組 ウィキペディアから
『シドニアの騎士』(シドニアのきし)は、弐瓶勉による日本の漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて2009年6月号から2015年11月号まで連載[1]。英語表記は「Knights of Sidonia」。『シドニア』とも[2]。
シドニアの騎士 | |
---|---|
ジャンル | SFアクション |
漫画 | |
作者 | 弐瓶勉 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊アフタヌーン |
レーベル | アフタヌーンKC |
発表期間 | 2009年6月号 - 2015年11月号 |
巻数 | 全15巻 新装版:全7巻 |
アニメ:シドニアの騎士(第1期) シドニアの騎士 第九惑星戦役(第2期) | |
原作 | 弐瓶勉 |
監督 | 静野孔文(第1期) 瀬下寛之(第2期) |
シリーズ構成 | 村井さだゆき |
キャラクターデザイン | 森山佑樹 |
音楽 | 朝倉紀行 |
アニメーション制作 | ポリゴン・ピクチュアズ |
製作 | 東亜重工動画制作局、MBS |
放送局 | 第1期:毎日放送ほか 第2期:TBSテレビほか |
放送期間 | 第1期:2014年4月11日 - 6月27日 第2期:2015年4月11日 - 6月27日 |
話数 | 第1期:全12話 第2期:全12話 |
映画:劇場版 シドニアの騎士 | |
原作 | 弐瓶勉 |
監督 | 静野孔文 |
脚本 | 村井さだゆき |
キャラクターデザイン | 森山佑樹 |
音楽 | 朝倉紀行 |
制作 | ポリゴン・ピクチュアズ |
製作 | 東亜重工動画制作局 |
配給 | 東宝映像事業部 |
封切日 | 2015年3月6日 |
上映時間 | 133分 |
映画:シドニアの騎士 あいつむぐほし | |
原作 | 弐瓶勉 |
総監督 | 瀬下寛之 |
監督 | 吉平"Tady"直弘 |
脚本 | 村井さだゆき、山田哲弥 |
キャラクターデザイン | 森山佑樹、福士亮平 |
音楽 | 片山修志 |
制作 | ポリゴン・ピクチュアズ |
製作 | 東亜重工重力祭運営局 |
配給 | クロックワークス |
封切日 | 2021年6月4日 |
上映時間 | 110分 |
ラジオ:ラジオ シドニアの騎士 〜綾と綾音の秘密の光合成〜 | |
配信期間 | 2014年3月28日 - 2015年10月30日 |
配信サイト | 音泉 |
配信日 | 第1 - 14・34 - 46回:毎週金曜日 第15 - 33・47 - 55回:隔週金曜日 |
配信回数 | 全55回 |
パーソナリティ | 洲崎綾、佐倉綾音 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ・ラジオ |
アニメ版第一期が2014年4月から6月まで放送され[3]、第二期『第九惑星戦役』が2015年4月から6月まで放送された。
2015年に第39回講談社漫画賞・一般部門を[4]、2016年に第47回星雲賞コミック部門をそれぞれ受賞している[5]。
綿密な世界観設定、過剰な起伏を抑えた感情表現、複雑に入り組んだ巨大構造物、スターシステム的な名前など、作者の要素が継承されている[6]。
SF漫画であり、「ロボット」「ラブコメ要素」など新機軸を盛り込んだ王道的な構成。弐瓶を尊敬[7]する諫山創も「今までそんな引き出しは持っていらっしゃらないと思っていたのに、非常に質の高いラブコメ」「ラブコメ的日常と、それが明日なくなるかもしれない緊張感とのバランスが絶妙」と評する[8]。
世界の紹介が行われている。連載時は「あらすじ」の紹介があり、単行本では章の間に「設定メモ」が挿入され各話の扉では「シドニア百景」が設けられている。
作者の弐瓶にとって『BLAME!』(1997年 - 2003年)から約5年ぶりの『月刊アフタヌーン』での連載になる。
2013年10月発刊の単行本第11巻からはオビにマンガ家の赤松健が提唱・運用している同人マークを付けた[9][注 1]。
奇居子(ガウナ)と呼ばれる対話不能の宇宙生命体に地球を破壊され、僅かに生き延びた人間は、小惑星ほどもある世代宇宙船を建造して太陽系を脱出した。播種船(はしゅせん)シドニアはその一つで、地球に代わる惑星を求めて1000年もの長きにわたり宇宙を旅してきた。だが現在、シドニアはガウナが頻出する宙域に孤立し、存続が危ぶまれている。
配管が複雑に入り組み、誰も近づかないシドニアの基底部では、谷風長道(たにかぜ ながて)が祖父のヒロキと二人きりで、世間から隠れて暮らしていた。ヒロキは長道に対ガウナ兵器・衛人(もりと)の操縦を教え込み、衛人仮象訓練装置での長道の成績はいまやヒロキを上回っている。しかしあるときヒロキが死亡し、残された長道は遺言に背いて地上へと彷徨い出る。食料工場で米を盗んでいるところをシドニアの船員に見つかり、身柄を拘束された長道は、自分には船員としての登録記録が存在しないこと、ヒロキは17年前に死亡扱いになった人物であることを知らされる。そこに落合と名乗る男が現れ、長道を身元引受人となる、シドニア艦長・軍総司令の小林のもとへ連れていく。小林は長道に外の世界を見せ、シドニア存続のために力を貸してほしいと頼む。その申し出を受け入れた長道は、ただちに衛人操縦士訓練生に抜擢され、百年前の戦争で無名の撃墜王が搭乗した一七式衛人・継衛(つぐもり)を与えられる。時を同じくしてガウナの巣・大衆合船(しゅがふせん)が厳戒宙域に出現、小林はガウナとの戦争を宣言する。
特殊な生い立ちや上層部の特別扱い、光合成のできない人間特有の体臭が災いし、長道は他の訓練生から陰湿ないじめに遭う。星白閑(ほしじろしずか)と、中性の科戸瀬(しなとせ)イザナだけは長道に対等に接し、やがて良き友人となる。そして訓練生たちに宇宙空間を漂う氷塊の採掘任務が与えられる。非戦闘任務のはずだったが、ガウナが氷塊を突き破って出現、触手で継衛をはじきとばして長道に深手を負わせ、同期訓練生の山野を捕食する。さらにガウナは、意図は不明ながら山野を模倣し、人間のような形状に変化する。シドニア軍司令部は長道の救出を打ち切り、他の訓練生を退避させてガウナに重質量砲を発射する。しかし砲弾が直撃する直前、長道は不可解にも蘇生しガウナと交戦、シドニアへの生還を果たす。砲弾はガウナの肉・エナを大きくはぎ取るものの、本体には傷ひとつつけられず、ガウナはエナを再生してシドニアに接近する動きを見せる。百年前の第四次ガウナ防衛戦では、二体のガウナが船内に侵入したために総人口の99%が死亡している。同様の惨事を防ぐべく、司令部はシドニア屈指の正規操縦士の赤井、緑川、青井、百瀬に、ガウナ本体を唯一破壊できる槍・カビザシを与え、ガウナ討伐に赴かせるが、ガウナは討伐隊を返り討ちにし、重質量砲をも避け、シドニアに向けて突進する。シドニアは緊急回避機動を余儀なくされ、高Gによる居住区画の崩壊で数千名の犠牲者を出しながら、ガウナを紙一重でやり過ごす。しかしガウナの到来をわずかに先延ばしにしたにすぎない。司令部は守備隊総力で迎撃する態勢を整える一方で、訓練生の長道、星白、岐神海苔夫(くなとのりお)、仄焔(ほのかえん)の四名に、討伐隊が持ち出し、いまは宇宙を漂うカビザシ1本の回収を命じる。カビザシはシドニアに28本しかなく、補充も見込めないためだ。長道たちはカビザシを発見するが、ガウナにヘイグス粒子砲で狙撃される。星白の機体はヘイグス機関の損傷で爆発し、岐神と仄の機体も戦闘不能となる。長道は一人でガウナと対決、ヘイグス粒子砲の撃ち合いを制して、回収したカビザシでガウナの本体を貫く。そして帰還限界線の向こう側へ吹き飛ばされた星白を探すために、長道もまた帰還限界線を越え、消息を絶つ。長道は星白を発見するものの、継衛のヘイグス粒子はすでに尽きており、ともに宇宙を漂流する羽目になる。星白は長道の向こう見ずな行動を非難するが、生き延びるために力をあわせる中で、二人の距離は急速に縮んでいく。
二週間ののちに守備隊に救出され、シドニアに帰還した長道は、英雄のような扱いを受け、いじめも止まる。そして岐神、星白、仄焔とともに正規操縦士に任命され、前途は明るいかのように見えた。しかし長道は、密かに自身に嫉妬していた岐神の計略により、連結型ガウナの討伐で重大なミスを犯す。結果、仄焔は意識不明の重体となり、星白は機体ごとガウナに食われて死亡する。シドニアの人々は手のひらを返して長道を糾弾し、操縦士権限の凍結を叫ぶ。その最中、星白の機体を模倣した衛人型ガウナが三体同時に出現する。衛人隊がガウナに傷を負わせると、ガウナはシドニアの通信回線を通じて悲痛な叫び声を上げる。その声はまぎれもなく星白のものだった。操縦士まで模倣していたのだ。衛人隊は衛人型ガウナを二体撃破し、エナで再現された「操縦士」も一体回収する。しかし三体目のガウナ・紅天蛾(べにすずめ)は異常な戦闘能力を露わにし、衛人を次々と屠っていく。長道が戦闘に割って入り星白の名を叫ぶと、紅天蛾は攻撃を停止し、新たに出現した小衆合船・オカリナへ撤退する。回収された衛人型ガウナの操縦士・エナ星白は、外見は星白と瓜二つで、骨格や内臓も人間と変わらないことが判明する。人間だった頃の記憶さえ断片的にはあるらしく、長道の名を呼び、長道の姿を見て触手を伸ばすなど反応を示す。紅天蛾とオカリナの出現以降、ガウナは人間が考えたような複雑で高度な作戦でシドニアを攻撃するようになる。シドニアは、人工カビやガウナ本体貫通弾、弾体加速装置、新型衛人などの新兵器でこれに対抗する。繰り返される戦いの中で、長道は前大戦の撃墜王を彷彿とさせるエースパイロットへと成長していく。しかしシドニアにガウナ以外の脅威が迫っていることは、長道も、他の誰も知る由もなかった。百年前の戦争でシドニアを滅ぼしかけ、処刑されたとされるマッドサイエンティスト・科学者落合が、岐神開発次期当主の岐神海苔夫の意識と肉体を乗っ取って復活し、己の野望――究極の生命体の創造と転生――を成就するために暗躍を始めていたのだ。
外生研に標本として保管されているエナ星白は、長道と面会を重ねるにつれて人間らしい振る舞いが増え、長道もそれに入れ込むようになる。しかし、ひそかに外生研を傀儡にしていた岐神(科学者落合)の手回しにより、エナ星白は岐神開発に譲渡され、長道の前から姿を消す。しばらくの後、長道らがガウナとの戦いで窮地に陥ったとき、人型のガウナが突如出現、長道らを救う。岐神開発の新兵器・融合個体の白羽衣(しらうい)つむぎだった。岐神は、エナ星白の卵子に人工の人間の精子を受精させることで、人間とガウナの混血生物を作り出したのだ。つむぎは「人類存続のために力を尽くしてガウナと戦う」決意を表明するものの、ガウナを心底嫌悪するシドニアの人々はつむぎを拒絶し、罵声を浴びせる。長道はそんなつむぎを哀れに思い、イザナとともに彼女に手を差し伸べる。やがて、つむぎの決意が試される時がくる。小衆合船オカリナがシドニアに直接攻撃を仕掛けてきたのだ。オカリナは超高出力のヘイグス粒子砲を形成、シドニアを狙撃しようとする。命中すればシドニアは確実に消滅する。長道ら衛人隊の必死の抵抗にもかかわらず、オカリナはヘイグス粒子砲を発射するが、つむぎが射線上で身を呈してビームを屈折させる。ビームはシドニアを外れ、オカリナも撃破されるが、つむぎは深手を負う。つむぎに救われたシドニアの人々は、彼女に対する認識を改め、一日も早い回復を祈る。そして岐神の治療で一命を取り留め、復帰したつむぎは誰もから感謝され、仲間として迎え入れられる。対人コミュニケーション用の触手が配管を通って移動し、長道やイザナと同居することも黙認される。一方、つむぎが融合個体の有用性と安全性を証明したことで、二体目の融合個体の建造が始まろうとしていた。
戦勝気分に浸る間もなく、大衆合船が動き始める。大衆合船は、シドニアが植民を予定していたレム恒星系惑星セブンに侵攻、植民者の前哨基地を破壊する。小林は不死の船員会を粛清し、議会を停止した上で、大衆合船との決戦を独断で決定する。シドニアを巨大ガス惑星ナインの衛星軌道に突入させ、そこに橋頭保を築いて大衆合船を攻撃する計画だ。イザナが惑星ナインの偵察に派遣され、ガウナの待ち伏せに遭って消息を絶つ。イザナを救出するため、長道の高コスト実験機とつむぎはナインに突入するが、紅天蛾が彼らの前に立ちはだかる。
人工羊水と圧縮知育で急速に成長させた、クローン人間の姉妹。全員が衛人操縦士訓練生。見かけ上の年齢や知能は他の訓練生と同程度だが、実年齢は5歳ぐらい。クローンであるために全員が同じ容姿をしており、他人には区別がつかない。遺伝子改造もされているらしく、非常に高い身体能力を持っている。当初は11人姉妹であったが、後に11人が追加された。好きな食べ物はオムライス。クローン人間ならではの息を合わせた連携攻撃を得意とし、仄班としてチームを組む事も多い。 原作最終回では、姉妹(さらに人数が増えている模様)は惑星セブンに残る者と新シドニアで新たな旅に出る者に別れる。 アニメ・CDドラマでは全員の声を喜多村英梨が担当し、それぞれ僅かに変化をつけて演じている[注 3]。アニメ公式サイトでは「仄 姉妹」と表記されている。
模擬戦において上位を独占しシドニア最強と呼ばれたチームであったが、ガウナ討伐戦では敵の攻撃によって各操縦士の連携が全くとれなくなり、初陣で敢えなく全滅した。原作では、搭乗機はそれぞれのパーソナルカラーに塗装されている。
赤井班に次ぐ実力を持つ班。紅天蛾登場の頃から登場する。アニメでは機体にピンク色のラインが描かれている。
正式名称は「外宇宙生命体研究所」。
移民・戦闘用の世代宇宙船[注 9]。ガウナによって地球を失った人類の手でシドニアを含む約500隻が建造され、出航していった。多数の民間人を擁する移民船であるが、少なくともガウナの接近を許さないために多数の武装と艦載機が施された軍用艦でもあるため、最高責任者は艦長と呼ばれる。
シドニアに配備されている、人型の主力戦闘機の名称。シドニア出航後も開発が継続しているため、特徴は時代によって異なるが、開発時期の早い(古い)順に漢数字で「○○式」と加算されていくという命名規則は共通している。
基本的には単座であるが、一七式以降の操縦席の後部には1名が入るスペースが存在。非常時にはコックピットを展開して透明なパネルを引き出すことで、スペースの拡張と外光の取り入れが行える。通常は非与圧だが、内部を与圧して操縦士服を脱ぐことも可能。宇宙での運用が前提のためサバイバビリティが高く、長期間の漂流に備えて2か月分の酸素や水、レーション(ただし、シドニア人の光合成前提)、ろ過装置なども搭載されている。
主にヘイグス粒子をエネルギー源としたヘイグス機関で稼動しているが、一五式以前の機体にはヘイグス機関は搭載されていない。機体に貯蓄されたヘイグス粒子が無くなっても補助動力により生命維持等の各種機器を操作することが可能で、ヘイグス粒子捕集膜を展開して宇宙空間からの粒子収集も可能。ただしヘイグス機関を始動させる量を集めるには時間を要する。制動制御装置をはじめ、少なくとも一七式以降は準慣性制御装置を搭載している。
物語当初はガウナに対し通常武装でエナを引き剥がした後に「カビザシ」を用いて本体を破壊する格闘戦をとっていたが、後に人工カビの登場により、GCPDSを用いた遠距離戦でのガウナ撃破が可能となった。前腕部は接近戦用のカッター及び小型シールド(カッターの格納スペースを兼ねる)や高速速射砲、誘導飛翔体など多数の武装を収めたウェポンプラットホームとなっており、機体全体をカバーできる大型シールド(対ヘイグスコーティング済み)や弾体加速装置、後日開発された人工カビ製兵器や強制射出装置を装備するハードポイントともなっている。操縦士の操作で肘部分から脱着できるため、戦闘で前腕部を失った衛人へ提供することが可能。
作者へのインタビューでは、ネームが完成する前にバンダイから発売されていたガンダムエクシアの1/100スケールモデル等から取り出した白いパーツを部品として利用し、作画用の継衛を作成していた[17]。コトブキヤから販売された1/100モデルは作者が新たに描き起こした三面図をベースにしているため、足の長さなどが作画用とは若干異なる。
この節の加筆が望まれています。 |
シドニアでは公用語に日本語と一部表記に英語が用いられ、人名を始め、衣食住、商業施設や神社等の建築まで文化様式は近代の日本とほぼ同じであり、光合成や一部の生活回りを除いて暮らしに特段先進的な点はない。嗜好やサービスに小規模な経済活動があり、通貨(円)も流通する。歴代衛人のプラモデルが販売されるなど、模型好きの緑川纈は行き付けの模型店で購入して自室で組み立てたりしている。作者曰く、過去の地球に存在した食料品に加えてシドニア出航から千年分の様々な種類があるという。
漫画版の扉ページで毎回描かれるシドニアの風景。劇中にも同名の書籍が登場する。
制作を担当するポリゴン・ピクチュアズの設立30周年記念作品であり、日本のテレビアニメへの本格的な初参入でもある。
ポリゴン・ピクチュアズが得意とする3DCGが利用されているが、「アニメ感を強く出すため」として背景など一部に手書きが併用されており[49]、厳密にはフル3Dアニメではない。監督の静野孔文は、本作を「2Dを活かしつつ3Dを中心に制作した作品」「デジタルアニメーション」と定義している[49]。
日本のアニメ業界は放送当日の納品などスケジュールの遅延が常態化しているが、本作は放送2か月前に納品が完了するなど、海外基準の制作速度が確保されている[50]。
テレビアニメ | 劇場アニメ | |||
---|---|---|---|---|
第1期 | 第2期 | 第1作 | 第2作 | |
原作 構成協力(第2期) 総監修(第2作) |
弐瓶勉[10][64] | |||
総監督 | — | 瀬下寛之[64] | ||
監督 | 静野孔文[10] | 瀬下寛之 | 静野孔文 | 吉平 "Tady" 直弘[64] |
副監督 | 瀬下寛之[10] | 安藤裕章、吉平直弘 | 瀬下寛之 | — |
シリーズ構成 | 村井さだゆき[10] | |||
脚本 | #各話リスト参照 | 村井さだゆき[64] | ||
— | 山田哲弥[64] | |||
プロダクション デザイナー |
田中直哉[10][64] | |||
キャラクターデザイナー | 森山佑樹[10] | |||
— | 福士亮平 | |||
コンセプトアーティスト | 千賀智恵、川田英治 | |||
— | 泉谷かおり、須藤太一 | |||
グラフィックデザイナー | 長藤寛和、宮澤聖二、桑原竜也 | |||
アニメーション ディレクター |
こうじ | 永園玲仁 | 永園玲仁[64] | |
美術監督 | 西野隆世 | 芳野満雄 | 芳野満雄[64] | |
色彩設計 | 野地弘納 | 野地弘納[64] | ||
造形監督 アートディレクター (第2作) |
片塰満則[10] | |||
CGスーパーバイザー | 上本雅之[10][64] | |||
長崎高士 | 菅井進 | 長崎高士 | 石橋拓馬[64] | |
バトルアニマティクス | 大串映二[10] | |||
演出 | #各話リスト参照 | 安藤裕章 | ||
絵コンテ | — | 森田宏幸 | ||
編集 | 吉平直弘[注 18] | |||
— | 天内宏美[注 19] | 肥田文 | ||
音響監督 | 岩浪美和[10] | |||
音楽 | 朝倉紀行[10] | 片山修志[64] | ||
音楽制作 | スターチャイルドレコード | キングレコード[64] | ||
プロデューサー | 山崎慶彦、石丸健二、橋本龍 | |||
山中隆弘 | — | |||
制作プロデューサー | 鈴木和裕 | |||
— | 石井涼子 | |||
アニメーション制作 | ポリゴン・ピクチュアズ[10][64] | |||
製作 | 東亜重工動画制作局[10] | 東亜重工重力祭運営局[64] | ||
MBS | — | |||
配給 | — | 東宝映像事業部 | クロックワークス[64] |
話数 | サブタイトル | 脚本 | ストーリーボード | 演出 | |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
#01 | 初陣 | 村井さだゆき | 安藤裕章、大串映二 | 安藤裕章 | |
#02 | 星空 | 末田宜史、大串映二 | |||
#03 | 栄光 | 増井壮一 | |||
#04 | 選択 | 山田哲弥 | 亀井隆 | ||
#05 | 漂流 | 村越繁 | 安藤裕章 | ||
#06 | 敬礼 | 村井さだゆき | |||
#07 | 覚悟 | 村越繁 | 阿部記之 | ||
#08 | 不死 | 山田哲弥 | 森田宏幸 | ||
#09 | 眼差 | 村井さだゆき | 城所聖明 | ||
#10 | 決意 | 村越繁 | 安藤裕章 | ||
#11 | 衝突 | 山田哲弥 | 森田宏幸 | ||
#12 | 帰艦 | 村井さだゆき | |||
第2期 | |||||
#01 | 葛藤 | 村井さだゆき | 森田宏幸、大串映二 | 吉平直弘 | |
#02 | 能力 | 村越繁 | 安藤裕章 | ||
#03 | 針路 | 山田哲弥 | 吉平直弘 | ||
#04 | 激昂 | 安藤裕章、大串映二 | 安藤裕章 | ||
#05 | 願望 | 村越繁 | 福島宏之 | 吉平直弘 | |
#06 | 起動 | 村井さだゆき | 福島宏之、森田宏幸 | 安藤裕章 | |
#07 | 鳴動 | 森田宏幸 | 吉平直弘 | ||
#08 | 再会 | 村越繁 | 島津裕行、森田宏幸 | 安藤裕章 | |
#09 | 任務 | 福島宏之、吉川浩司 大串映二 | 吉平直弘 | ||
#10 | 進入 | 山田哲弥 | 吉川浩司、森田宏幸 大串映二 | 安藤裕章 | |
#11 | 邂逅 | 島津裕行、大串映二 | 吉平直弘 | ||
#12 | 決戦 | 村井さだゆき 村越繁 山田哲弥 | 森田宏幸、大串映二 福島宏之、安藤裕章 島津裕行、吉川浩司 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [67] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2014年4月11日 - 6月27日 | 金曜 1:49 - 2:19(木曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作局 / 字幕放送 |
2014年4月12日 - 6月28日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 字幕放送 |
土曜 2:37 - 3:07(金曜深夜) | CBCテレビ | 中京広域圏 | ||
2014年4月13日 - 6月29日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS放送 |
2014年4月22日 - 7月8日 | 火曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
2016年5月9日 - 5月25日 | 月曜 - 金曜 20:00 - 20:30 | アニマックス[68] | 日本全域 | BS/CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり |
2019年4月4日 - 6月20日 | 木曜 19:55 - 20:20 | NHK BS4K | 日本全域 | BS4K放送 / リピート放送あり |
2020年7月12日 - | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | エンディングパート編集 / 次回予告カット |
BS11 | 日本全域 | エンディングパート編集 / 次回予告カット | ||
2020年4月5日 - 4月22日 | 火曜‐金曜 1:50 - 2:20(月曜‐木曜深夜) | 北海道テレビ | 北海道 | 北海道テレビの公式配信サイト「北海道onデマンド」でも配信 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [67] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年4月11日 - 6月27日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | |
土曜 2:10 - 2:40(金曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作局 | |
土曜 2:37 - 3:07(金曜深夜) | CBCテレビ | 中京広域圏 | ||
2015年4月12日 - 6月28日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS放送 |
2015年4月23日 - 7月9日 | 木曜 23:30 - 金曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
2016年5月26日 - | 月曜 - 金曜 20:00 - 20:30 | アニマックス[71] | 日本全域 | BS/CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり |
2019年6月27日 - 9月19日 | 木曜 19:55 - 20:20 | NHK BS4K | 日本全域 | BS4K放送 / リピート放送あり |
2020年4月26日 - 5月13日 | 火曜‐金曜 1:50 - 2:20(月曜‐木曜深夜) | 北海道テレビ | 北海道 | 北海道テレビの公式配信サイト「北海道onデマンド」でも配信 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2015年4月12日 - 6月28日 | 日曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル | 見放題サービス利用者は全話見放題 |
GYAO! | 最新話1週間無料 | ||
2015年4月14日 - 6月30日 | 火曜 12:00 更新 | dアニメストア | 見放題サービス利用者は全話見放題 |
2015年4月15日 - 7月1日 | 水曜 23:30 - 木曜 0:00 | ニコニコ生放送 | タイムシフト予約対応 |
2015年4月16日 - 7月2日 | 木曜 0:00 更新(水曜深夜) | ニコニコチャンネル | 最新話1週間無料 |
2015年9月 - | 更新時間未定 | ネットフリックス | フルHD画質(1080p)による配信 |
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
第1期 | ||||
1 | 2014年5月28日 | 第1話 - 第2話 | KIXA-90429 | KIBA-2116 |
2 | 2014年6月25日 | 第3話 - 第4話 | KIXA-90430 | KIBA-2117 |
3 | 2014年7月23日 | 第5話 - 第6話 | KIXA-90431 | KIBA-2118 |
4 | 2014年8月27日 | 第7話 - 第8話 | KIXA-90432 | KIBA-2119 |
5 | 2014年9月24日 | 第9話 - 第10話 | KIXA-90433 | KIBA-2120 |
6 | 2014年10月22日 | 第11話 - 第12話 | KIXA-90434 | KIBA-2121 |
「劇場版 シドニアの騎士」 | ||||
1 | 2015年3月25日 | KIXA-493 | KIBA-2186 | |
第2期 | ||||
1 | 2015年4月29日 | 第1話 - 第2話 | KIXA-90511 | KIBA-2199 |
2 | 2015年5月27日 | 第3話 - 第4話 | KIXA-90512 | KIBA-2200 |
3 | 2015年6月24日 | 第5話 - 第6話 | KIXA-90513 | KIBA-2201 |
4 | 2015年7月22日 | 第7話 - 第8話 | KIXA-90514 | KIBA-2202 |
5 | 2015年8月26日 | 第9話 - 第10話 | KIXA-90515 | KIBA-2203 |
6 | 2015年10月14日 | 第11話 - 第12話 | KIXA-90516 | KIBA-2204 |
『ラジオ シドニアの騎士〜綾と綾音の秘密の光合成〜』のタイトルで2014年3月28日から2015年10月30日まで音泉にて配信された。第1回から第14回まで毎週金曜日更新、第15回から第33回まで隔週金曜日更新、第34回から第46回まで毎週金曜日更新、第47回から第55回まで隔週金曜日更新。
また、テレビアニメ第1期BD第5巻初回限定版の封入特典として、新規録り降ろしのWebラジオCD『綾と綾音の秘密の光合成 出張版』が付属[73]。また、テレビアニメ第2期BD第5巻初回限定版にも出張版CDが付属[74]。
メインパーソナリティは洲崎綾(星白閑/白羽衣つむぎ 役)、佐倉綾音(岐神海蘊 役)[75]。
東亜重工の整備士で、男性でも女性でもない金打(かねうち)ヨシは、衛人操縦士訓練生の少女・仄燧(ほのかすい)に弱みをにぎられ、自作の機械・拡張機能操作機を脅し取られる。それは「一八式衛人の機体制御システムに介入、リミッターを解除して機体性能を極限まで高める」という、違法かつ危険な代物だった。燧は拡張機能操作機を仮象訓練装置にひそかに持ち込み、目覚ましい成績を残す。そして実機の一八式衛人で宇宙に飛び出す日がやってくる。エースパイロット・弦打攻市(つるうちこういち)との模擬戦だ。しかしその最中、異形のガウナが出現、訓練用の兵器しか持たない燧の機体を捕食しようとする。絶体絶命の燧は、最後のあがきで拡張機能操作機を起動。全リミッターを解除した一八式衛人が宇宙を駆ける。
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