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1985年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから
キン肉マン 正義超人vs古代超人(キンにくマン せいぎちょうじんたいこだいちょうじん)は、ゆでたまごの漫画を原作とするアニメ『キン肉マン』の劇場版第3作。
1985年3月15日に東映まんがまつりで公開された。上映時間は45分。
キャッチコピーは「出たぞ!!宇宙を支配するスゴいやつ 8対8の大激突!」[2]。
観客動員数204万人[3][4]。時系列は「黄金のマスク編」の後だが、前作と異なり原作をベースとしていない完全オリジナルの展開となっている。監督が白土武から山吉康夫に交代したことから、「前2作と比べギャグの比重が大きいようだ」と評されている[5]。一方で山吉は「闘いを長くみせたら子どもにウケなかった。単純にキマらないと、あきちゃうんですよ」と評している[6]。
本作を含む「東映まんがまつり」では、「特別鑑賞券」の購入特典として「キントンゲーム」がプレゼントされた。これは「キン肉マン」・「バッファローマン」・「サタンキング」・「ストーンサタン」の紙人形を切り抜いて「とんとん相撲」の要領で遊ぶ物だった[7]。
なお前2作までの「東映マーク」(荒磯に波)のBGMは「波音」だったが、本作以降は風戸慎介作曲のオリジナルBGMが使用された。
黄金のマスク編にて悪魔将軍を撃破し、地球の正義を守りぬいたキン肉マン。正義超人協会や世界各国からの謝礼で恋人の二階堂マリや幼稚園児たちとともにイースター島の見物に来ていた。同じ頃、仲間の正義超人たちもそれぞれ思い思いに過ごしていた。しかしそこに地震が起き巨大な建造物が出現。キン肉マンらのもとに宇宙の悪の支配者サタンキングの部下・古代超人軍団が現れる。仲間の正義超人たちが奮闘するもののキン肉マンは子供たちが気になり苦戦していたが、バッファローマンの手により助けられる。辛くも古代超人軍団を撃破した正義超人たちだったが、サタンキングは子供たちをさらい、正義超人に再び戦いを挑む。
地球に正義超人が集まることを予想し、大昔より地球の古代の建造物に潜伏していた超人たち。悪魔六騎士は彼らの部下の部下でしかないという。ヒマラヤの中腹にあるサタンタワーを根城にしている。劇場版パンフレットに記載された組織図「悪魔超人界大系図」によると頂点がサタンキングであり、その配下に古代超人軍団、劇場版第2作『キン肉マン 大暴れ!正義超人』に登場したブラック軍団、さらにその下に第1作『キン肉マン』に登場した宇宙地下プロレス連盟、テレビスペシャル『キン肉マン 決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士』に登場した宇宙野武士軍団を配下としている[8]。
古代超人の名は作中呼称されていない。原作でも同じ名称が登場している[9]。
『とんがり帽子のメモル』のみTVブローアップ版で、他は全て劇場用新作。
いずれも東映ビデオより発売。
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