Remove ads
1985年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから
キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人(キンにくマン ぎゃくしゅう!うちゅうかくれちょうじん)は、ゆでたまご原作のアニメ『キン肉マン』の劇場版第4作。東映まんがまつりで1985年7月13日に公開された。上映時間は39分。
キャッチコピーは「宇宙支配者のうしろに姿なき謎のヤミ帝王がいた!!」。
観客動員数232万人[2][3]。原作の短編読み切り『ロビン・メモの巻』を基にして、膨らました作品である[4]。前作よりもギャグシーンがさらに増え、原作のように正義超人の弱点が書かれているとされる「ロビン・メモ」にもオチがあり、実際には正義超人たちは弱点ではなく、何より好きなもの(テリーマン曰く「好きで好きでたまらないことを弱点とも言う」とのこと)。時系列は夢の超人タッグ編終了後と明言されている。ジェロニモは本作が劇場版初登場となる。
本編・劇場版の敵キャラクターが強化再生されて[5]、登場しているのが特徴。田宮武は「舞台が宇宙なので、美術にも凝ってよりスケールアップした作品」と語っている[6]。監督の山吉康夫は前作が子供に受けなかったことの反省を踏まえ、「今回は少しでも釘付けにするためにおもちゃばこをひっくり返したみたいにしたんです。テンポがよくなって前回よりいいデキだったと思います」と評している[7]。
夏期に公開されたため、本編にてキン肉マンがテレビでロビンマスクのラグビーを応援するシーンでは浴衣を着ていたり、エンディングテーマに「キン肉マン音頭」が使用されている。
まんがまつりの後、公開を予定していた香港映画『香港発活劇エクスプレス 大福星』『嵩山少林寺』の二本立てへの興行不安があり[8]、この年東映は『夢千代日記』なども含めて興行が振るわず[8]、岡田茂東映社長が「何とか大台(興収10億円)に乗せろ」と指令を出し[8]、8月10日に公開された『大福星』『嵩山少林寺』の朝一回目を大半の劇場でまんがまつりに差し替えて10億円を超える大ヒットとなった[8]。
ハイドラ星に潜むハイドラキング率いるかくれ超人が、宇宙征服に邪魔な正義超人打倒に乗り出し、ロビンマスクを攫い、彼が仲間たちの弱点を書き記したロビン・メモまで奪う。エリザベス女王は大英の誇りたる彼を救出した者の望みを叶えると言い、それを抜きにしても友を救うべく、勇んでキン肉マンたち正義超人はハイドラ星に向かう。
ハイドラ星に隠れ、宇宙を悪のもとに支配せんと密かに狙う超人たち。劇場版で戦ってきた多くの悪の超人たちが敗れた後、ロビンマスクをさらい正義超人殲滅を狙う。
いずれも東映ビデオより発売。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.