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『らき☆すた 萌えドリル』(らきすた もえドリル)は、2005年12月1日に角川書店から発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。美水かがみの4コマ漫画作品『らき☆すた』を原作とするミニゲーム集。
本項では、2007年5月24日に発売された続編『真・らき☆すた 萌えドリル 〜旅立ち〜』(しんらきすたもえドリル たびだち)と、関連作品である携帯電話ゲームの『らき☆すた もばいる』についても解説する。
2005年12月1日に角川書店より発売。通常版に加えて、多数の特典がついた「DXパック」も発売された。パッケージデザインは『やわらかあたま塾』(任天堂)のパロディ。
特典物は、以下の通り。
詳細はらき☆すたの登場人物を参照。キャスティングは本作に先駆けて2005年8月24日にフロンティアワークスより発売された「ドラマCD らき☆すた」と同じ配役であり[1]、2007年4月から9月まで放送されたアニメ版とは異なっている。宮河ひなた・ひかげ姉妹は本作のためにデザインされたゲストキャラクターで、本作の発売時に「らっきー☆ちゃんねる」キャプテン(「らっきー☆ぱらだいす」二等兵を経て現在は「超らっきー☆ちゃんねる」キャプテン)の小神あきらは「ひたすら☆どりる」で特定条件を満たした時にシークレット扱いで出現する。
「どらま☆も〜ど」「ひたすら☆どりる」「ぎゃらり〜」の3種類のモードと通信対戦が選択可能。
2005年12月22日にフルコーラス版と、新曲『オトメ☆ゴコロ』(歌:小早川ゆたか、岩崎みなみ、パトリシア=マーティン)を収録した「『らき☆すた』vocal mini album」がフロンティアワークスより発売された。
角川書店より2007年5月24日に発売された。当初は4月26日発売予定だったが諸事情で延期された。前作同様、通常版に加えて多数の特典がついた「DXパック」も発売。パッケージデザインは『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』(任天堂)のパロディ。
また、今作はアニメ版の放送期間中に発売されたこともあり、cmでは「ゲームとアニメ、2つの声で2つの世界が楽しめる。」というセリフが登場した[2]。
日下部みさお・峰岸あやの・田村ひより・桜庭ひかるが初登場の他、前作ではシークレット扱いだったあきらがメインキャラクターに昇格した。
特典物は、以下の通り。
予約購入特典の恋愛アドベンチャー『らき☆すら -Lucky☆Star RAvish Romance-』は前作で宮河姉妹(後にこなたも参加)が作成した同人ゲームの試作版で「未完成品」という設定になっている(完成版は2008年1月24日に発売されたPlayStation 2用ソフト『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』で、本作は事実上の体験版となっている)。スタッフロールも、実制作会社のVRIDGEと製作・著作の角川書店以外は全て宮河姉妹とこなたの3名で占められている。こなたの「超プロデューサー」は『涼宮ハルヒの憂鬱』におけるハルヒの肩書き「超監督」のパロディである。
発売がアニメ放送開始後だが、出演声優は、前作及びフロンティアワークス版のドラマCDと同一である。本作で新たに登場するキャラクターの配役は以下の通り。
みさおとあやのは前作のOPにモブキャラクター扱いで登場していた。みさおは前作シナリオ中にも登場していた。
基本的に前作のゲームシステムを踏襲しているが、以下の点が変更されている。
ゲーム上のマップは「こなたの街」「アキバ」に分かれており、それぞれ以下の施設が用意されている。最初から全ての施設に入れる訳ではなく「どらまも〜ど」の進行度に応じてマップ上に新たな施設が登場する。
斜字は前作から引き続き採用されているドリル。「間違いさがし」など一部のドリルを除き、3段階の難易度が設定されている。
以下は真・萌えドリルオリジナルのミニゲームである。
ゲームを最初に起動した際と「どらまも〜ど」でアイテム「ドリル」を入手後にマップ上の赤いロードコーンをクリックするとプレイ可能になるミニゲーム。タイトル画面はRPG風でタイトルも『ドラゴンクエスト』のパロディであるが、ゲーム内容は『ミスタードリラー』(バンダイナムコゲームス)のパロディである。
最初に地上の掘削開始地点を決め、タッチペンで円を描きながらひたすら下に向かって掘削を続ける。こなたは左右にも移動可能で、下画面に表示されているカーソルか十字キーで向きを変えて横穴を掘り移動させる。また、地中には以下のアイテムが埋まっており、宝箱を開けるかドリルの耐久度が0になった時点でゲーム終了。 真のエンディングには特殊な方法でしか到達できない為、発売後しばらくはクリア不可能なゲームとされていた。
秋葉原のどこかに存在すると噂される「巫女祭壇」で、タッチペンを使用して参拝者のリクエストに応えながら巫女さんをタッチするミニゲーム。2007年7月に発売された『どきどき魔女神判!』(SNKプレイモア)のパロディで、パロディの元ネタであるゲームよりも先に登場するという極めて異例の事態となった。
DXパック予約購入特典「ごめんねマキシCD」に収録。なお、この「ごめんねマキシCD」の3トラック目は購入した店舗により収録内容が異なっている(盤面からの判別は不可能だが、CD裏面の穴の周囲に書かれている型番にて判別が可能である)。全部で3種類ある。
『らき☆すた もばいる』は美水かがみの4コマ漫画作品『らき☆すた』を原作とした、携帯電話専用ゲーム配信サイトである。
ブリッジが制作し、パナソニックグループのパナソニック ネットワークサービシズが運営を行っている[3]。2007年4月2日開設。
iモード専用として開設された携帯端末向けサイトで、このサイトでは『らき☆すた』のキャラクターを用いた脳トレゲームを配信している(ちなみに制作元のブリッジはニンテンドーDS用脳トレソフト『らき☆すた 萌えドリル』シリーズ(角川書店)を開発している)。
ゲームの内容としては、スタンダードな計算問題をはじめ、歴史、生物、四字熟語、金額当てなどさまざまな問題を出題、格闘ゲームの要素を入れた対戦形式をとっており、『らき☆すた』のキャラクターと対戦しながらゲームを進めていく。
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