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『どきどき魔女神判!』(どきどきまじょしんぱん)は、SNKプレイモアが2007年7月5日に発売したニンテンドーDS用ゲームソフト。略称は『どき魔女』。ジャンルはアドベンチャーゲーム。キャラクターデザインは藤ノ宮深森が担当。
発表当時の仮題は『どきどき魔女裁判!』だったが[1]、後にプロデューサーが「造語にしたい」と考え変更されている。
主人公・西村アクジを操って学校内や近所で情報を集めつつ、人間の振りをした魔女を探し出すアドベンチャーゲーム。魔女は外見上、普通の人間と見分けが付かないが、ドキドキすると体のどこかに紋章が浮かび上がる。魔女の疑いがある相手と戦闘を行い、戦闘に勝利すれば「魔女神判モード」へと移行。DS付属のタッチペンで相手の体をタッチしながら尋問を行い、体のどこかに浮かび上がる紋章をタッチすればミッションクリア。
DS用ソフトでこのような相手の体に触れることができるタイプのゲームソフトは既に他のゲーム(『きみのためなら死ねる』など)にも存在していたが、本作が初めて公開された「赤井まほに対しての魔女神判モード」のスクリーンショットは、あたかもアダルトゲームのように感じられるもので注目を集めた[要出典]。
かつて世界には魔女が住んでいたが、やがて魔女は姿を消し、人々は魔女の存在を徐々に忘れていった。
現代、ちょい悪少年・西村アクジは見習い天使・ルルと共に、人間界に住む魔女を探し出すという使命を大天使から与えられる。引き受けなければ礼拝や募金を義務付けられる「善人」にすると脅され、アクジは渋々引き受ける。
シナリオは全8話構成で、各シナリオごとに新たな魔女が登場する。アドベンチャーパートで証拠を集めつつイベントを進めていき、一定条件を満たせば容疑者と戦う「魔法バトルモード」に進むことができる。
アドベンチャーパートは午前・午後・放課後の3つの時間帯に分かれており、時間帯によって移動できる場所が変化する(最終話は「真夜中」のみで学校内しか移動できない)。移動できる場所は大きく分けて「学校」「住宅街」「商店街」の3つで、学校はさらに「グラウンド」や「正門前」などに分かれている。イベントが発生する場所はそのイベントに関連したキャラクターの顔のアイコンが表示され、何も無い場所には「!」のアイコンが表示される(ただし、「!」アイコンでもイベントが発生する場合がある)。
バトルでは契約した魔女の力を借りつつ、タッチペンを用いた操作で容疑者と戦う。相手の体力ゲージを0にすれば勝利となり、会話の後に「魔女神判モード」に移行する。自分の体力が0になるとゲームオーバー(コンティニュー可)。
魔女神判では「触る」や「見る」という動作をタッチペンで行い、マイクで「息を吹きかける」動作、相手に優しく微笑む「スマイル」、「証拠品」を見せることなどで相手をドキドキさせていく。ドキドキ度によって背景の色が青から赤へ変化し、ドキドキ度が一定値を超えると体のどこかに「魔女の印」が浮かび上がる。これを「触る」でタッチすればクリア。逆に相手を不愉快にさせて逃げられるとゲームオーバーとなる。
アドベンチャーパートでは逆パンダが100匹隠れており、これを見つけ出すことでエクストラエピソードなどの隠し要素が追加されていく。
本作は各キャラクターのイベントが用意されており、それぞれのキャラクターに「好感度」が設定されている。イベントの選択肢によって各キャラクターの好感度が変化し、それによってエンディングが変化するマルチエンディングとなっている。
エンディングはルルとノエルを除き各魔女ごとに2種類用意されており、その魔女の好感度と他の魔女の好感度によってどちらのエンディングになるかが決定する。
ルルとノエルはエンディングを見るために顔のアイコンが表示されない特定のイベントを全てこなさなければならず、しかも他の魔女の好感度を意図して下げなければならないというシビアなものになっている。
本編の後日談のような形で進められるおまけのシナリオ。
本編クリア後、1 - 10は逆パンダの捕獲数によって追加されていき、11 - 13はサバイバルの結果によって追加されていく。11 - 13は全てれんげ関連のものであり、れんげがSNKのゲームについて説明するという内容のものである。
体力が尽きるまで魔法バトルで戦い続け、何人倒せるかに挑戦する。本編クリア後、逆パンダを25匹以上捕獲していると追加される。魔女は本編と同じ順番で登場し、ノエルを倒した後は再びまほから戦いが始まる。本編とは違い最初からすべての魔女の力を使うことができる(相手と同じ魔女でも問題はない)。
好きな魔女を選び、自由に魔女神判を行える。本編クリア後、逆パンダを50匹以上捕獲していると追加される。証拠品を見せることができない以外は本編と同じ。
2010年11月17日、ハンゲームのパチンコDXで「ぱちんこ どきどき魔女神判!DX」のサービスを開始。初代がベースとなっているがマリア、あやめ、ゆーま、メリーは登場しない。大当たり用BGMはMOSAIC.WAVが担当している。
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